2018/09/16 - 2018/09/16
6位(同エリア45件中)
mistralさん
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前旅行記でヴェズレーの
サント・マドレーヌ・バジリカ聖堂の柱頭彫刻を
身廊の真ん中辺りまで撮影した写真を載せてきました。
この旅行記は
ミサの最中だったため、それ以上進むことは憚られたため、
一旦休憩した後の、途中からの柱頭彫刻を載せています。
その後、ソーリューへ移動する予定があり、いつまでも
長居をしているわけにはいきません。
また柱頭彫刻の写真ばかりではさすがに退屈ですので、
ヴェズレーは早々に切り上げて、ソーリューを途中から
載せる予定です。
いずれにしましても、柱頭彫刻の写真ばかりになるかと思い
ますので、適当に飛ばしてご覧ください。
(写真はソーリュー、サンタンドシュ・バジリカ聖堂内の
柱頭彫刻 Pastrale。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
9月16日、晴天に恵まれた日曜日
折からミサの最中でもあり、それ以上身廊内部を進むことは
憚られたため、一旦休憩して外にあるトイレへ行くことにした。
聖堂を出て右手に回り込みしばらく進むと木立の中にトイレ
があった。
実はそのトイレが手ごわかったのです。
内部は床が濡れていて、なんとなく温かい??
使用後、水を流そうとしてもレバーらしいものが見当たらない?
壁付けの手洗いには上部に3か所の水栓?状のものがある。
センサーで自動的に水が出て、手を移動すると別のセンサーが
働き、お湯が出る?それも手前斜めに出てきて、訳がわからず
やっと止まって一安心。
どうやら、多くの人が内部で格闘していたらしく、斜めに出る
お湯のせいで床がびしょびしょだった、ということがわかる。
トイレ洗浄の水はあきらめて、外へ出ようとドアを開けたら
自動的に流れることがわかった、という操作が難しいトイレ
だった。
写真はトイレを出て、再び聖堂に戻ろうとしているところ。 -
再度、サント・マドレーヌ・バジリカ聖堂の
平面プランに柱の番号を付けた画像を
載せます。 -
第2柱と第3柱の間
アーチの上部にあるメダイヨン
上部にあって良くわからないが
左手に教会を持っている。
周りには碑文があり、「今は煙で黒ずんでいるが、
再び美しくなるだろう」と書かれているそうだ。 -
第十六番目の柱、西側
「悪魔の戦い」
左側に見えているのが争いの種
をまく悪魔。
右に見えている悪魔は争っている。 -
第十六番目の柱、北側
「モーゼと黄金の子牛」
モーゼがシナイ山から十戒を授かり下りてくると
人々は偶像の黄金の子牛を祀っていた。
左側面のモーゼが棒を振り上げてこの偶像を打ち壊し
た時、子牛の口から一匹の悪魔が逃げ出そうとしている。 -
第十六番目の柱、東側
「ファラオの子を殺す天使」
ファラオがイスラエル人のエジプト脱出を拒んだため、
神はエジプト全土に十の災いをもたらした。
その一つが、すべてのエジプト人の初子を殺すというもの。
ファラオの子も例外ではなかった。
(左側は未完成のままのようだ。) -
?
-
第十七番目の柱、西側
「隠者聖パウロの埋葬」
聖パウロの霊に祈っている聖アントニウスと
埋葬する穴を掘っている二匹のライオン。 -
第十七番目の柱、東側
「サウル王を殺したアマレク人を処刑
させるダヴィデ」
左側はダヴィデ、中央には戦場で瀕死のサウル王に
頼まれて、王を殺したアマレク人、
右側は、そのアマレク人を殺すようダヴィデから
言いつかって、殺そうとしている若者。 -
「1946年平和十字軍 ドイツ人捕虜の十字架」
北側廊にはこのような説明板とともに木製の十字架が立って
いる。
平和十字軍によるヴェズレー巡礼は、1946年、マグダラの
マリアの祝日である7月22日に行われた。
平和への祈りを込めて、参加者はフランス国内からだけでなく
ヨーロッパ各地から、14本の十字架を背負って参加した。 -
その折、この十字軍のことを聞きつけた、近くで捕虜となって
いたドイツ兵数人が行列への参加を希望して、15番目の十字架
が実現したものだった。 -
第十八番目の柱、北側
「聖アントニウスの幻覚」
修道院制度の開祖とされる聖アントニウス。
砂漠での禁欲的な生活をしている間に
襲われた様々な幻覚を現している。
修道士を塔の上から引きずり落そうとしている
悪魔達。 -
第十八番目の柱、東側
「聖アントニウスの誘惑」
幻覚の中で、二匹の悪魔に責められる
聖アントニウス。 -
第十九番目の柱、左側の赤丸
「大天使ラファエルと悪魔アスモデウス」
善と悪との闘い -
第十九番目の柱、西側
「聖ペテロの解放」
福音を説いた為ヘロデ王に捕らえられた
聖ペテロを解放する天使。 -
内陣までやってきた。
-
周歩廊より扉口を見ている。
-
クリプトへと降りていった。
折りからミサが終わり、神父様と連れ立って
降りてきた参拝者の方、シスターに伴われた方々
などが入って来られたので、早々に退散した。 -
第九番目の柱、右側の赤丸
「十字架の光輪を崇める動物達」 -
第七番目の柱、西側
「天使と格闘するヤコブ」
イスラエル民族の祖ヤコブ、双子の兄エサウから
長子権を奪ったが、兄の仕返しを恐れて叔父ラバンの
家に身を寄せていた。
その後、和解の為、兄エサウに会いに行く途中、神の
使いと格闘する。格闘は夜が明けるとともに終わり、
神の使いはヤコブを祝福し、イスラエルという名を
授けた。 -
第七番目の柱、南側
「ヤコブを祝福するイサク」
子ヤギの皮を手につけ、毛深い兄のエサウに
なりすましているヤコブ。
盲目の父イサクは、それが兄のエサウだと思い込み
長子の特権を与えて祝福している。 -
第七番目の柱、東側
「聖ベネディクトに対する悪魔の誘惑」
祈りの為に洞窟に引きこもった聖ベネディクト。
女性を脅す左側の悪魔と
彼女を祝福する、右側の聖ベネディクト。
永遠の至福の象徴としてのヤシを指さす
聖ベネディクト。 -
第六番目の柱、西側
「聖マルタンと異教徒の樹」
フランスに4世紀、初めて福音を伝えた
聖サン・マルタン。
異教徒が崇拝する松の樹を倒すよう命じている。
彼の後ろでは、異教徒が樹に縄をかけて
聖マルタンの方に倒れるように引っ張っている。 -
第六番目の柱、南側
「ライオンの巣窟のダニエル」
ペルシャ王ダリウスに仕えていた、預言者
ダニエル。彼を陥れようとした人達によって
ライオンの巣窟に投げ込まれてしまうが
ライオンから危害を加えられることはなかった。 -
第六番目の柱、右側の赤丸
「世俗の音楽とみだらな悪魔」
左側は笛を吹く楽士
悪徳でゆがんだ悪魔は、髪は逆立ち
体には蛇が噛みついている。
右側の女性は、世俗的音楽で惑わされて
悪魔に撫でられている。
下にある毒の実をつけた植物が不気味。 -
第五番目の柱、西側
「四つの風」
寓意は未解明とのこと。
柱頭の周囲を飾る丸い模様も凝っているし
クルリと丸まったワラビのようなものは
風の擬人像二人の羽のようでもあるし
もともと柱頭飾りとしてのイオニア式スタイルを
引きずっているようにも思えてくる。 -
第五番目の柱、南側
「ダビデとライオン」
イスラエルの王となる、羊飼いのダビデが
ライオンの口を広げ、取り押さえている。
このあたりで、ほぼ一周したことになる。
付属の博物館へも行って、一部オリジナルの彫刻
も展示されているようなので、見たかったけれど
諦めることにした。 -
のんびりと一人でいつまでも、聖堂内部を
堪能しているわけにはいかず
多分、駐車場で発券していたティケットの
有効時間も近づいていると思ったので
外へ出て、大急ぎで聖堂裏手にあるテラスから
ブルゴーニュの大地を見渡した。 -
爽やかな風が吹き渡る時期に
晴天に恵まれたヴェズレーの丘に立てたことを
なんて幸運だったことかと想った。 -
テラスから再び聖堂に戻り
-
待っていたらしい二人とも合流して
大急ぎで車を停めたところまで
戻った。 -
村を出て
聖堂の立つ丘を見渡せる地から
最後の撮影。
いつの日か、再訪することが出来るのだろうか。 -
GPSにて、約1時間の距離のところにある小さな街
ソーリューまで設定。
途中で、昼食をとることにした。 -
どこまでも続く平原
-
こんな十字架、
巡礼道を歩いたときにも
街道で時々見かけて
ホット一息ついたことがあった。 -
延々と続く並木道。
-
ソーリューの街に入り
駐車場らしき所に車を停め
聖堂には裏手から正面に回っていった。
途中で放置されている像を見かけた。 -
サンタンドッシュ・バジリカ聖堂ファサード
306年、サンタンドッシュら3人の殉教者の為の
教会堂が建てられた。
6世紀、べネディクト会修道院となり、巡礼者が増加。
747年、カロリング朝風に教会堂が再建。
9.10世紀の戦争時、廃墟と化していたが
1119年、ロマネスク様式の教会堂として聖別された。 -
19世紀にかなりの修復をうけた
2つの塔は、南北異なる高さ。
鐘楼は1692年と1734年、雷の被害を
受けている。
聖堂前の広場の名前は、ロクロール博士広場
(Place du docteur Roclore)
広場には「カリスティの泉」がある。 -
ファサード入口は1789年フランス革命時
破壊され、後1869年改修された。
タンパン周りには3層のアーキヴォルト。 -
「栄光のキリスト」の周りを
四福音書記者(シンボル)が取り囲み、
その周りには天使が舞っている。 -
左側
獅子(マルコ)と
もしかしたら後ろに鷲(ヨハネ)が? -
右側
ルカ(雄牛)と
マタイ(天使)は? -
扉口右側の柱、上部
-
上記柱、部分
動物が覗いている。 -
上記柱、下部
-
扉口左側の柱、上部
-
上記柱、部分
-
上記柱、部分
-
上記柱、下部
-
ロマネスク時代には、内陣の周りを
周歩廊が取り囲み、更に放射状祭室もあり
全長70メートル(現在は42メートル)も
ある大きな聖堂だったようだ。 -
聖堂内部の柱頭彫刻の位置を示すため
平面プラン上に数字を付けました。
側廊の柱にも彫刻があるため、赤丸を
附けています。
54のロマネスク時代の柱頭彫刻の制作は
12世紀に遡るもの。
19世紀に修復されているようだ。 -
第二番目の柱、西側
「キリストの出現」または「我に触れるな」
右側面には天使が舞っている。
イエスが左下にひざまずくマリアに語りかけている場面。
ヨハネによる福音書20章11-18節
『わたしにすがりつくのはよしなさい。まだ父のもとへ上がっていないのだから。わたしの兄弟たちのところへ行って、こう言いなさい。<わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、わたしの神であり、あなたがたの神である方のところへわたしは上る』と。 -
第二番目の柱、 右側の赤丸
-
第三番目の柱、西側
「ユダの首吊り」
オータンでも見てきたお馴染みのテーマ。
「マタイによる福音書」27章3-5節
『そのころ、イエスを裏切ったユダは、イエスに有罪の判決が下ったのを知って後悔し、銀貨三十枚を祭司長たちや長老たちに返そうとして、<私は罪のない人の血を売り渡し、罪を犯しました>と言った。しかし彼らは、<我々の知ったことではない。お前の問題だ>と言った。そこで、ユダは銀貨を神殿に投げ込んで立ち去り、首を吊って死んだ。』 -
他の彫刻の人物、動物の眼は
点(丸い)状が多く、しかも見る角度によって
表情豊かに変化するものだが
ユダの眼はしっかりとした形で、その為
一層翳りがあるように感じる。 -
第三番目の柱、南側
「鷲」 -
第三番目の柱、東側
「グロテスクなアカンサス」
アカンサスと思うと、それぞれの葉先には
顔がついていて、ちょっとグロテスク!
コリント様式を完璧にもじってしまっている。 -
第三番目の柱、 右側の赤丸
Helianthe (ヒマワリ) -
第四番目の柱、西側
「聖家族のエジプトへの逃避」
マタイによる福音書2章13-23節
夢によるお告げは、ヨセフにも与えられました。
『起きて、子どもとその母親を連れて、エジプトに逃げ、わたしが告げるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが、この子を探し出して殺そうとしている。』
ヨセフは飛び起きました。そして、傍らで寝ているマリアを揺り起こし、急いで出発の用意をさせます。こうして、ヨセフとマリアは幼子イエス様を抱き、夜明けを待たずして、エジプトへと旅立っていったのです。 -
ロバをひくヨセフ、聖母マリアともに
真剣な眼差し。
ロバの顔はなんだかうれしげ。 -
第四番目の柱、南側
「闘鶏」
左は倒された鶏の持ち主
右は倒した鶏の持ち主。
それぞれの表情で勝敗がわかるけれど、
残念ながら鮮明に撮れていなかった。 -
第四番目の柱、 右側の赤丸
「怪物」
タイトルの割には表情はかわいらしい。
口元からのぞく歯、足先の様子などが
細かい。 -
第五番目の柱そば
「聖母子像」 -
第五番目の柱、西側
pastorale
「牧歌」
上部にいる目覚めたばかりの熊は
春の訪れを告げている。
左に角笛を吹く羊飼い、
そして動物たちがかわいらしい。
口から草を吐く人物も。 -
第十番目の柱そば
「聖ロクス像」
巡礼姿の聖ロクスは伝染病に対する
守護神とのこと。
ペスト患者を看護したため自身も感染。
腫瘍でただれた腿を出している。 -
パイプオルガン
-
この像はどこで?と探したが
多分、パイプオルガンを置いてある床
の下についていた装飾だった? -
第十番目の柱、北側
-
第十番目の柱、東側
-
第十番目の柱、 左側の赤丸
「射手座」 -
第九番目の柱、西側
Pet de l'ours
「クマ」
左右では人間がクマの尻尾をつかんでいる。 -
第九番目の柱、 左側の赤丸
feuillages
(こちらはアカンサス、そのもの) -
第八番目の柱、西側
「キリストの誘惑」
マタイによる福音書4章1-12節
『イエスは悪魔から誘惑を受けるため、〝霊”に導かれて荒れ野に行かれた』
悪魔は、空腹になられたイエスに、<神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ>と誘惑するのでした。 -
キリストと後ろの天使の表情が
素敵なのに、
一方、キリストを誘惑する悪魔は
なんだか可哀そうなくらいしわしわ。 -
第八番目の柱、北側
Penseur
(考える人)
間から覗いている人が。 -
第八番目の柱、東側
aulne (ハンノキ)の葉 -
-
第七番目の柱、西側
「預言者バラムとロバ」
モアブの王、バラクから、イスラエルの民を呪って欲しいとの依頼を受けたバラム。一旦は断るが、再度厚遇の扱いを受けて招聘され、使いの者たちと出かけていく。自分の栄誉と富を求めて行動したことから、その行くてを剣をもった天使が前進を阻止する。 -
右側面には剣を持った天使が行く手を遮っている。
ロバには天使が見えるがバラムには見えていない。
ロバは道から逸れたり、壁に身を押し付けたり、しゃがみこんだりするが、
そのたびにバラムは杖でロバを打つ。
右側にいる天使が少し見えている。 -
第七番目の柱、北側
-
第七番目の柱、東側
聖堂内にある柱頭彫刻の数は
それほど多くはないため
聖書から引用している箇所は
その部分を抜粋してみました。 -
内陣、主祭壇には
サン・タンドッシュの石棺があったようだ。
かつてはクリプトに置かれていたそうだ。
非公開のクリプト跡は、内陣の下
8世紀に遡るもので
アプス部分はロトンドの形式のようだ。
この聖堂内で見てきた柱頭彫刻類は
数は少ないにも関わらず、どれも粒ぞろいで
見上げていても、それほど首も痛くならず
堪能。 -
聖堂から外へ出た。
2階の窓から下を見下ろしているネコが
いたので、声をかけていたら
飼い主のおばあちゃまが、どれどれ?と
顔を見せてくださった。
聖堂前にこじんまりとしたスーパーを見つけ
夕食用に野菜やらハム、ワインなどを買い込んだ。
ディジョンのお宿に戻り
持参しているカップラーメン、レトルトのおかゆ
などと一緒に、三人でテーブルを囲んだ。
そんな食事も、時にはくつろげて楽しい。
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旅行記グループ
2018秋、パリ〜ディジョン〜ナンシー
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ナンシー
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この旅行記へのコメント (7)
-
- ちゃたろうさん 2020/10/26 15:51:35
- はじめまして
- はじめまして。ちゃたろうと申します。よろしくお願いいたします。
ヴェズレーのサント・マドレーヌ・バジリカ聖堂の身廊西側の6番目の柱頭装飾
を見ることが出来てうれしいです。「聖マルタンと異教徒の樹」というテーマです。
私は古代ザクセン人の神木であるイルミンズールが古いドイツの教会の装飾に使われて
いるのを知って少し調べていました。その経過で、この聖マルタンのことも知り調べていて、こちらにたどり着きました。
mistralさんの旅行記で、柱頭装飾が一つずつていねいにわかりやすく解説してあり
感謝しています^^そしてその知識の深さに驚いています!中世ロマネスク建築への
愛も感じます。ですから読者も疲れませんね。柱頭装飾はこうしてみると、ユーモラスだったりかわいかったりと意外な魅力も感じました。以前、国立西洋美術館で中世装飾写本を見ましたが、写本の挿絵がとても魅力的でした。それに通じる楽しさが柱頭装飾から感じられました。素晴らしい物を知ることが出来ました。ありがとうございました。
- mistralさん からの返信 2020/10/26 21:32:03
- RE: はじめまして
- ちゃたろうさん
はじめまして。
以前、旅行記を拝見した記憶がありますが、その折にはコメントも残さず
失礼致しました。
> ヴェズレーのサント・マドレーヌ・バジリカ聖堂の身廊西側の6番目の柱頭装飾
> を見ることが出来てうれしいです。「聖マルタンと異教徒の樹」というテーマです。
> 私は古代ザクセン人の神木であるイルミンズールが古いドイツの教会の装飾に使われて
> いるのを知って少し調べていました。その経過で、この聖マルタンのことも知り調べていて、こちらにたどり着きました。
ご覧頂いた柱頭彫刻に描かれた樹、が確かにお探しの神木だったのなら良かったの
ですが。
イルミンズールという神木が、教会内部の装飾に使われているんですね。
ちゃたろうさんの旅行記で、その樹について書かれているものがありましたら
お教えいただきたいと思います。
> mistralさんの旅行記で、柱頭装飾が一つずつていねいにわかりやすく解説してあり
> 感謝しています^^そしてその知識の深さに驚いています!中世ロマネスク建築への
> 愛も感じます。ですから読者も疲れませんね。柱頭装飾はこうしてみると、ユーモラスだったりかわいかったりと意外な魅力も感じました。以前、国立西洋美術館で中世装飾写本を見ましたが、写本の挿絵がとても魅力的でした。それに通じる楽しさが柱頭装飾から感じられました。素晴らしい物を知ることが出来ました。ありがとうございました。
私の方こそ、お褒めいただきまして恐縮しております。
巡礼道に興味を持った頃から、ロマネスク美術に関心を持ち、その出発地点の一つである
ヴェズレーにはいつの日か立ちたいと思っておりました。
また聖堂の柱頭彫刻について述べられたサイトをあちこち訪問してもいて
私も訪問した折には、一つ一つ写真を撮ってこようと決めておりました。
当日は天候にも恵まれ、聖堂内部は光にあふれていました。
冬とか雨天とか、状況によっては鮮明に撮れなかったかもしれません。
本当に幸運なことでした。
中世の写本は、本当に魅力的ですね。
今もロマネスク美術の講座を時折受講していますが、講師の先生が撮影された
写本とか柱頭彫刻など、たくさん見せていただける楽しいひと時です。
このコロナ禍で、海外には出ることが叶いませんが、せめて4トラのメンバーの方々の
旅行記を拝見して、目の保養をさせて頂いております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
mistral
- ちゃたろうさん からの返信 2020/10/27 10:04:22
- RE: RE: はじめまして
- mistralさん、こんにちは。
私はごく普通のツアーに参加しているだけなので中世の柱頭装飾があるような
教会は訪問したことがないのです。ただ古代ヨーロッパから中世への転換期の歴史
に関心がありまして、その時代の歴史に関する本を読んだりして知ったことや
疑問に思ったことを調べたりしています。
ですからmistralさんのように各地を旅行されて詳しい解説をつけてくださった
旅行記はとても勉強になります。キリスト教や教会建築なども美しい写真と解説で
知識が定着するなと実感しています。
今は海外に行かれませんが、皆様の旅行記を読んでいろいろな街を旅したい
と思っています。
>
> はじめまして。
> 以前、旅行記を拝見した記憶がありますが、その折にはコメントも残さず
> 失礼致しました。
>
> > ヴェズレーのサント・マドレーヌ・バジリカ聖堂の身廊西側の6番目の柱頭装飾
> > を見ることが出来てうれしいです。「聖マルタンと異教徒の樹」というテーマです。
> > 私は古代ザクセン人の神木であるイルミンズールが古いドイツの教会の装飾に使われて
> > いるのを知って少し調べていました。その経過で、この聖マルタンのことも知り調べていて、こちらにたどり着きました。
>
> ご覧頂いた柱頭彫刻に描かれた樹、が確かにお探しの神木だったのなら良かったの
> ですが。
> イルミンズールという神木が、教会内部の装飾に使われているんですね。
> ちゃたろうさんの旅行記で、その樹について書かれているものがありましたら
> お教えいただきたいと思います。
>
> > mistralさんの旅行記で、柱頭装飾が一つずつていねいにわかりやすく解説してあり
> > 感謝しています^^そしてその知識の深さに驚いています!中世ロマネスク建築への
> > 愛も感じます。ですから読者も疲れませんね。柱頭装飾はこうしてみると、ユーモラスだったりかわいかったりと意外な魅力も感じました。以前、国立西洋美術館で中世装飾写本を見ましたが、写本の挿絵がとても魅力的でした。それに通じる楽しさが柱頭装飾から感じられました。素晴らしい物を知ることが出来ました。ありがとうございました。
>
> 私の方こそ、お褒めいただきまして恐縮しております。
> 巡礼道に興味を持った頃から、ロマネスク美術に関心を持ち、その出発地点の一つである
> ヴェズレーにはいつの日か立ちたいと思っておりました。
> また聖堂の柱頭彫刻について述べられたサイトをあちこち訪問してもいて
> 私も訪問した折には、一つ一つ写真を撮ってこようと決めておりました。
>
> 当日は天候にも恵まれ、聖堂内部は光にあふれていました。
> 冬とか雨天とか、状況によっては鮮明に撮れなかったかもしれません。
> 本当に幸運なことでした。
>
> 中世の写本は、本当に魅力的ですね。
> 今もロマネスク美術の講座を時折受講していますが、講師の先生が撮影された
> 写本とか柱頭彫刻など、たくさん見せていただける楽しいひと時です。
>
> このコロナ禍で、海外には出ることが叶いませんが、せめて4トラのメンバーの方々の
> 旅行記を拝見して、目の保養をさせて頂いております。
> 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
>
> mistral
-
- スタリモストさん 2018/11/13 19:38:17
- 中世ロマネスク彫刻
- mistralさん
お久しぶりです。
中世ロマネスク彫刻を深く鑑賞されている姿勢は・・まさに研究者のように緻密であり誠実で、なおかつ彫刻に対する畏敬の気持ちが溢れていて敬服します。
私も・・アルルの滞在中に、サン=トロフィーム教会の回廊の柱に刻まれた彫刻の、素朴な造形に心打たれた記憶があります。
レポートの次編を楽しみしています。調べなおしも大変でしょうが、頑張って!。学術的にも価値ある旅行記だと思います。
スタリモスト
- mistralさん からの返信 2018/11/13 20:37:33
- Re: 中世ロマネスク彫刻
- スタリモストさん
こちらにもメッセージを頂きまして、有難うございました。
お褒めの言葉を頂きまして恐縮です。
4トラにも、他のサイトにも、ヴェズレーの柱頭彫刻を調べ、素晴らしい写真を載せておられる方々が多くおられ
ます。
そういうサイトを拝見しつつ、いつの日か、私も
訪問した折には、じっくり見てこようと決めておりました。
平面プランなども持参したりして、、、
ところが現地に行きましたら、そんな事はすっかり忘れて、
ただただひたすら上を見るだけでした。
一つ、やった事は、はじから順番に写真に収めた事ぐらいでしょうか。どうしてもシロウトの域からは出ませんね。
アルルのサン・トロフィーム教会の回廊にも、素朴な彫刻が残されていますね。
以前行った折には、さほどの注意を払わずさっと見ただけでしたが、、、
このようにして、再訪しなくてはいけない場所が
どんどん増えていきます。
スタリモストさんご夫妻も、ますますお元気で
旅を続けられますように。
mistral
-
- 川岸 町子さん 2018/11/13 15:12:02
- 悩んでしまう、、、
- mistral さん、こんにちは(^-^)
冒頭のトイレのお話、他人事ではないです(笑)
もし自分ならどうしていたでしょう?
お湯が出るので温かい事さえ、?かもしれません。
外国のトイレは少々恐怖な私です(*_*)
外国人を東京メトロ内のトイレに案内したとき、間違えて非常ベルを押され、大ごとなアナウンスが流れたました。
でも頻繁に起こるのか、係員さんは来られず。
トイレは進化してゆき便利になり、その半面、私には?が生まれてしまいます。
町子
- mistralさん からの返信 2018/11/13 20:17:23
- Re: 悩んでしまう、、、
- 町子さん
いつもありがとうございます。
旅行記の初めから、トイレでの騒動の話で(笑)
恐縮でした。
進化したトイレ?それとも、そんなこと、当たり前だった?
チョッピリ心配しながら書いたのでした。
町子さんも、同じように感じていただけたようで
安心致しました。
都会ではなく、ヴェズレーのような田舎の街で、いきなり
進化したトイレに出会ったため、一層驚いたのでした。
まだまだ、この後の旅は続くので、早く仕上げたいと
思いつつ、なかなかはかどりません。
次はブルゴーニュワインの生産地を訪れ、ちょっと
気分転換を致します。
どうぞよろしくお願い致します。
mistral
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旅行記グループ 2018秋、パリ〜ディジョン〜ナンシー
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