2018SWイストラ半島その５～リエカの魚市場は活きがいい

2018/09/17 - 2018/09/17

２０１８年のシルバーウィークはイストラ半島へ。

その５は、クロアチア有数の港湾都市、リエカ。丘の上のトゥルサット城から街並みを一望してから、徒歩で市街を歩きました。昼食には新鮮なスカンピも。

・車窓から見えたリエカ駅と港、リエチナ川
・トゥルサット城からの眺め
・トゥルサット聖母教会
・国立劇場
・フルーツ市場と魚市場
・市庁舎と時計塔
・ローマ門と、紙造りのローラーで作った噴水
・カテドラルと斜塔
・街角の床屋
・昼食はマグロのタルタルとスカンピ
　
表紙写真は、閉店近くにもかかわらず活きのいい魚が並ぶ市場。

エリア リエカ(クロアチア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5

• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

滞在中のオパティアのホテルを出て、今日はリエカへ。

写真中央奥に見えているのがホテルです。

バスは１５分ほどでリエカへ。

車窓から見えたリエカ駅。

海側には港が広がっています。

魚市場の前を通り過ぎ・・・

リエカの名前の元となった、リエチナ川。大きい川っていう意味らしいです。

バスで丘の上へ。ここからは徒歩で。

トゥルサット聖母教会の塔が見えています。

トゥルサット城の門。

ここにも羽の生えたライオン像。ベネチア共和国の印です。

トゥルサット城の四角い塔。

高い城壁が続き、見張りの塔も建っています。

中に入ると、テラスからリエカの街が見渡せます。

こっちの塔は高いですね。

トゥルサット城はリエカの街の始まりとも言われ、中世にローマ時代の砦の上に城塞が築かれたそうです。

トルサット城 城・宮殿

その足元には神殿風の建物。この城の持ち主の家族の廟だったそうですが、今は中は空になっているようです。

高い塔の上から。

うーん、これは絶景！　リエチナ川、そして港がよく見えます。
左下の丸い部分がさっきいたところなので、ずいぶん高さがありますよね。

ただし、この塔の上には手すりがなく、身を乗り出すと下に落ちる造りです。高所恐怖症の方にはNGかな。

神殿の前にはバジリスクの像。いわゆるキメラです。
鶏の頭が印象的ですね。

高い塔の上、よく見るとおじさんが顔を出しています。でもその横の切り込みの部分、手すりがありません。下のぐるりと取り巻いている部分は腰よりも低い位置なんです。

トゥルサット聖母教会。その前にひざまずく、教皇ヨハネ・パウロ二世の像。

トルサット聖母教会 寺院・教会

教皇像を前から。

トゥルサット聖母教会の内部です。

この場所に、かつてナザレの聖母マリアの家が天使に運ばれて飛んできて、しばらくとどまり、その後イタリアのロレートに飛んでいったのだとか。

そういえば、メキシコでもそんなマリアの家を見ました。

丘を降りて、運河のそばにある、姉妹都市の川崎市から贈られた「友情」の泉を見学。

この建物は国立劇場。

国民的作曲家、イヴァン・ザイツの名前を冠した劇場です。

で、これがイヴァン・ザイツの像。

その奥のペパーミントグリーンの建物が市場です。

今が盛りのぶどう。おいしそうだなあ。　

市場 (リエカ) 市場

プラム？　カットして、中にしっかり実が詰まっている様子を見せているのかな。

わぁ、セミドライの白いちじく。手前にはベリーやザクロ！

野菜も新鮮そう。縮みキャベツにズッキーニ。

ベビーリーフ類もいろいろ。

この建物の中が魚市場。

入り口の横では、巨大なポルチーニも売っていました。

わぁ、新鮮そうなイワシ！

もうすぐ店じまいの１２時になるところで、魚の数はずいぶん減っていますが、それでも新鮮そうなお魚がたくさん。

ピカイチのお魚を買いたい人は、あさ７時には市場に行くんだそう。

タコやエビもありますね。

ムール貝も。

ブイヤベースとかにするのかな。色んな魚がまとめて量り売りになっています。

ああ、美味しそう！

魚市場の風景です。

街の散策を続けます。

リエカの市庁舎です。

時計塔のあるコルゾ通りの風景です。

ここコルゾ通りは、１８世紀まで城壁があったところ。現在ではカーニバルで有名な通りになっているとのこと。リエカのカーニバルは、リオやベネチアに次ぐ規模なんですって。

時計塔。その下は、かつての城壁にあった海の門です。

この門の中が旧市街。

門をくぐったところにある広場に、ローラー型の噴水がありました。

リエカはかつて、紙造りで有名だったそう。特にタバコの紙を作っていたとのことで、このローラーは紙をプレスするのに使われていたものです。

その先に、ローマ時代、４世紀の門が、２つの建物に挟まれるように残っていました。

さらに奥には、円形の教会が。
街の守護聖人が祀られた聖ヴィート大聖堂です。

この教会には、１３世紀に血を流したキリストの木像と、その血が保管されているのだとか。

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

正面の壁には、ナポレオン時代だったかな、打ち込まれた砲弾がそのまま残っていました。（写真、入り口の左、木が植わったポットの上、茶色い丸いものが砲弾です）

その先には、聖母マリア被昇天教会と鐘楼。教会は５世紀に遡るそうですが、当時のものは殆ど残っていないそう。

鐘楼は海側に傾いていて、斜塔と呼ばれています。

どうでしょう。傾いているかな？

第二次世界大戦の戦争記念碑。Liberation monumentです。

丘の上に、さっき登ったトゥルサット城が見えます。

あ、これは床屋さん！

昼食のレストランに到着。

シーフードのお店です。

クロアチアのビール。

前菜の、マグロのタルタル。

新鮮なスカンピ。
ハサミがないから、爪の中の肉を食べられなかったのが残念。

デザートはアップルパイ。

オパティアに戻ります。