避暑地インドネシアへ～８月６日（月）、地震で崩れたのか元々なのか。がたがた道のウブドを歩く。～

2018/07/27 - 2018/08/12

８月６日（月）

バリ島のウブドに滞在中。
前日の夜からよく地震が起こり、私の部屋は無事だったが、バリ島各所ではいろいろ被害が出ていた模様。
ロンボク島が震度７強で、たくさんの死者が出たが、バリ島は昨晩で震度４．５くらい。
確かに揺れた時は驚いた。

この日はまったりとウブドの街を散策した。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。８月６日、朝８時です。

「Are you alive?」と言うお宿のスタッフの声で目が覚めました。
Are you alive?＝いきてる？
と言う意味。

私が寝落ちした後、結構何度か地震が発生していたみたい。
大体の方は外に避難しているのに、４号室のあなたは外に来なかった。
何かが落ちてきて、死んだんじゃないかって思っていたんだと言われた。

優しくされるのは３日ぶり。朝から泣きそうになった。

朝食はスイカジュースとコーヒーとバナナパンケーキ。
こちらのパンケーキは生地の中に直接フルーツを入れて焼くのね。

やっぱりバリ島もコーヒーは頂けない。
反吐みたいなもんが残る。
まずかった。

さて、９時、出かけましょう。１２時間以上爆睡したもんだから、体がまだ夢の中にいるような状態。
ゆっくり歩きましょう。
ウブドの裏通りに面している宿。
ほんとメインストリートもそうだけど、バリ島は道が細い。すれ違うのもやっと。

バリ島はヒンズー教。
いたるところにお寺やヒンズーの建物が点在している。

このようなコラボレーションカフェも多い。
なかなかオシャレな町。
同じ国だけど、ジャワ島とバリ島は全く違うな。違う国みたい。

ウブド王宮

ここが中心地。入場無料。ここの目の前に観光案内所がある。
この観光案内所はＪＩＣＡの協力でできたもの。
そのせいか知らんが、日本人の私は良くしてもらえた。
ＪＴＢが運営しているクラクラバスを紹介してくれた。
チケットも買える。
私はＶＥＬＴＲＡと言うサイトから３ＤＡＹＳ　ＰＡＳＳ券を購入した。

王宮近くの路地を歩くと、このようになっているところがあった。
なんかちょっとハリウッドみたい。

入場無料だからウブド王宮に入りましょうか。
１９０８年にオランダに征服されるまでは続いた王政時代には、政治・文化の中心だったと言う。

最後の王様が亡くなってからは、子孫と親族が暮らしている。

だから一部だけ公開と言う感じかな。

やはり住んでいるだけあって、丁寧に使用されているのか、ドアの保存状態が良い。

人が住まなくなった家ってすぐに古くなっていくじゃない。
やはり人は住まなきゃだめだよね。

舞台。
民族楽器がいっぱいあった。

王宮そのものは１６世紀からあるが、私が見たものは１９７８年にリフォームされたもの。
現地ではプリサレンと呼ばれている。

では、ちょっと街歩きしましょうか。
ほんと街中は歩きにくい。
昨日の地震のせいなのか、元々悪いのか知らんが、道がガタガタ。

１０分ほど歩くと右手に学校を発見。
インドネシアは７月が夏休みで８月から学校。
生徒さんは授業中だった。

目の前にはグラウンド。サッカーの授業かな。

こちらは行進の練習。８月１７日が独立記念日だそうで、そのための練習をしているようだ。

東南アジアに行ったら至る所にある、メイソウ。
日本語だから日本の会社のものだ、と思われているけど、これ中国の会社。

「ダイソーっぽくてユニクロ風味、それでいて無印良品」とよく言われるが、入ってみると確かにそんな感じ。

お店の前、宿の前など施設の前には必ずこのようなものが毎朝置かれる。

バリ島はヒンズー教。
魔除けみたいなもんらしい。施設の前において、ここから変な悪いものが入ってこないように、と言う思いが込められている。

さて、ウブドのメインストリートは雑貨店とコスメ、コーヒーなどの飲料、そして、この国でしか着用することができない衣服を扱った店しかない。
正直、ショッピングに興味のない人間は、時間を持て余す。
ウブドは１日の滞在で十分だな。

と言うことで、中心部のウブド王宮からゆっくり歩いて３０分で到着するモンキーフォレストで少し森林浴をすることにする。
モンキーフォレストは５００００ルピア。

この日の気温は２７度。本当に過ごしやすい。
避暑地と言う言葉がぴったり合う。
緑の多いウブド。ここは気持ちが良かった。

ちょっとした森林公園になっています。

猿は放し飼い。

ヒンズー教の建物と猿。

目も合う。


野放しなので、えさは上げるな、等の注意書きも多い。

この猿は運動神経が良かったな。

中にはヒンズー教の寺院もある。
基本的にヒンズーの寺院は、信者しか入れないことが多く、お祭りの時でない限り、門は閉まっている。

だから、隙間から撮影するしかない。

インドネシアは人間的には緩い人が多いけど、ものは大事にするようで、こちらもきれいに保存されていた。

さて、お昼。ここ数日まともなもんを食べていなかったら、まともなもんを胃袋に入れましょう。

外人さんがいっぱい集っていたカフェでランチ。
店内もきれい。
おしぼりまで付いてくる。
と言うことは税金も高そうだ。

チキンバーガーセット。
おいしいのだが、ジャガイモの素揚げで結構、腹が膨れた。
１３５０００ルピー。
なかなか強気の値段。

他の客はどんなもんを食べているのかな、と思って眺めていたらコーンフレークとか注文している人もいたのね。
コーンフレークは家で食べろや、と思ったよ。

さて、午後からもぶらぶら散歩をしましょう。

独立記念日も近いから、インドネシアの国旗も多くみられた。

こちらはウブド一番。
値段が書いていないからなかなか買いにくいけど、ドリームキャッチャーだけ買ったかな。
バリ島のドリームキャッチャーは非常に色彩が鮮やか。
提示された金額を断り半値を言って、そこからちょっと上げるのがコツかな。

買えんものもいっぱいあります。
バリ島はこればっかりだったな。
きっとヒンズーでは大事な省庁なんだろうけど、お土産としては駄目やな。

ちょっと雨が降ってきたから一度宿に戻り、洗濯物を取り込みましょう。

うん、やはり涼しいから全く乾かない。
宿の方にハンガーを貸してほしいとお願いし、部屋の中でファンを全開で回しながら乾燥させることにする。

現在２６度、日本３７度。地球温暖化、半端ない。

１時間ほど宿で休憩してからまた散歩。
ウブドはマッサージ店も多かったけど、必死に営業はかけてこない。
みんな携帯をいじりながら、談笑していたり遊んでいる。

働く意味、理解できているのかな。

こういう姿を客前で見せると、なおのこと客来ないよ。

ちょっとスーパーを拝見。

ジャワ島はイスラムの国だったから、なかなかお目見えしなかったアルコール。
バリ島は豊富にあります。

缶ジュースが安いんよ。
大塚製薬の工場がこちらにあるのかな。
ポカリスエット、日本円にして７０円やった。日本と同じサイズでだよ。

フルーツはどこの国も同じでカットされたものは高い。
こちらのスイカは種が白かったな。黒いスイカはなかった。

横には日本料理屋があった。
日本の板前さんがやっているのかな。
あまり海外に行って日本料理を食べようと言う気にならんよね。
旨い、印象がない。

夕方になってからの散歩はもっと気持ちが良い。
軽井沢にいるような感じ。

まぁ、軽井沢よりは、交通量が多いが。
道は歩きにくいな。
結構もたもたと道を直している人が多かった。
なんかね、人手も足りないんだろうけど、動きが遅い。
生徒指導したくなる。そんなに暑くないんだから早くやりなさいと。

メインストリートだけでなく、一歩路地を入ったところも、ヒンズーとコラボレーションした店が多いですよ。
なかなか面白い。

長閑だなぁ。

さて、歩き疲れました。夕飯にしましょう。

今日はここ。

地球の歩き方にも書かれていた店だが、確かにインドネシアで食べた店の中で、BEST３に入るんじゃないかなと思う店。おいしかったし、きれいだった。

頼んだのは、おしゃれな便に入ったミネラルウオーターと、空芯菜炒め、ソトアヤム。
空芯菜炒めが絶品。
１５５０００ルピア。
評判の良い店と言うのはよく分かる。ひっきりなしにお客さんが来ていた。

さて、腹も膨れたので帰宅しましょう。


夜のウブドもなかなか風情があります。
ささやかなライトアップだからでしょうね。

明日はウブド郊外ツアーです。