角館旅行記(ブログ) 一覧に戻る
前日、秋田には強い低気圧が通過し、大雨警報が出ていたのでかなり心配される中、マイルを利用しての土日での第14回東北旅行。1日目は雨のなか、新緑の角館を歩いてきました。さわやかな青もみじと武家屋敷の町並みは雨が似合うものでした。秋田市内も観光する予定でしたが、この日は移動距離が長く、JRの運休トラブルもあって角館だけになってしまいました。

さわやかな東北、新緑の角館を歩く

3いいね!

2018/05/19 - 2018/05/19

641位(同エリア789件中)

旅行記グループ 伝統の町並み

0

29

Tomo

Tomoさん

前日、秋田には強い低気圧が通過し、大雨警報が出ていたのでかなり心配される中、マイルを利用しての土日での第14回東北旅行。1日目は雨のなか、新緑の角館を歩いてきました。さわやかな青もみじと武家屋敷の町並みは雨が似合うものでした。秋田市内も観光する予定でしたが、この日は移動距離が長く、JRの運休トラブルもあって角館だけになってしまいました。

PR

  • 伊丹を8時に出る便に乗って着陸できるか心配でしたが、予定通り1時間15分で秋田空港につきました。すぐにエアポートライナーで角館武家屋敷へ向かいます。エアポートライナーは予約制ですが、空港から直接、観光地まで行けるのが嬉しいものです。<br />角館の春を彩るしだれ桜は、佐竹義隣・義明の時代に京都から持ち込まれたものだそうで、樹齢約300年を超える古木も多く、武家屋敷の町並みに咲く162本は天然記念物に指定されています。

    伊丹を8時に出る便に乗って着陸できるか心配でしたが、予定通り1時間15分で秋田空港につきました。すぐにエアポートライナーで角館武家屋敷へ向かいます。エアポートライナーは予約制ですが、空港から直接、観光地まで行けるのが嬉しいものです。
    角館の春を彩るしだれ桜は、佐竹義隣・義明の時代に京都から持ち込まれたものだそうで、樹齢約300年を超える古木も多く、武家屋敷の町並みに咲く162本は天然記念物に指定されています。

    角館の枝垂桜 花見

  • 深い木立と、重厚な屋敷構えが有名な角館の町並みは、1620年にこの地方を治めていた芦名義勝によって造られたもので、古城山から南に向けて道路を設けて造ったといいます。

    深い木立と、重厚な屋敷構えが有名な角館の町並みは、1620年にこの地方を治めていた芦名義勝によって造られたもので、古城山から南に向けて道路を設けて造ったといいます。

  • 石黒家の前から通りの南側を見ると、モミや楓が美しく、その中に青柳家の蔵が見えます。

    イチオシ

    石黒家の前から通りの南側を見ると、モミや楓が美しく、その中に青柳家の蔵が見えます。

  • 石黒家は佐竹北家の財政を担当する用人を勤めた家柄です。薬医門は1809年に造られたもので、これは角館の武家屋敷の中で最も古いそうです。

    イチオシ

    地図を見る

    石黒家は佐竹北家の財政を担当する用人を勤めた家柄です。薬医門は1809年に造られたもので、これは角館の武家屋敷の中で最も古いそうです。

    石黒家 名所・史跡

  • 石黒家は住居で現在も住んでいますが、母屋は座敷に上がって見学させてもらうことができます。武家屋敷の中で母屋を見学できるのはここだけです。

    石黒家は住居で現在も住んでいますが、母屋は座敷に上がって見学させてもらうことができます。武家屋敷の中で母屋を見学できるのはここだけです。

    石黒家 名所・史跡

  • 座敷では丁寧に屋敷のことを説明してもらうことができ、おもてなしの心が伝わっててきました。欄間の亀の透かし彫りが隣の部屋に映り込むという仕組みが面白いものでした。

    座敷では丁寧に屋敷のことを説明してもらうことができ、おもてなしの心が伝わっててきました。欄間の亀の透かし彫りが隣の部屋に映り込むという仕組みが面白いものでした。

    石黒家 名所・史跡

  • 薪から出た煙を逃がすための窓や、可動式の物干し竿など、生活の知恵が見られます。

    薪から出た煙を逃がすための窓や、可動式の物干し竿など、生活の知恵が見られます。

    石黒家 名所・史跡

  • 増田で見たような立派な内蔵も見られました。増築された蔵の方では、武具や甲冑、解体新書の挿図を描いた武士・小田野直武に関する古文書などが展示されており、こちらも見ておきたいものです。

    増田で見たような立派な内蔵も見られました。増築された蔵の方では、武具や甲冑、解体新書の挿図を描いた武士・小田野直武に関する古文書などが展示されており、こちらも見ておきたいものです。

    石黒家 名所・史跡

  • 次は青柳家へ。青柳家は3000坪の敷地を持ち、角館を代表する格式の高い武家屋敷です。もとは芦名氏譜代の侍でしたが、断絶後は佐竹氏の家臣となったそうです。

    イチオシ

    地図を見る

    次は青柳家へ。青柳家は3000坪の敷地を持ち、角館を代表する格式の高い武家屋敷です。もとは芦名氏譜代の侍でしたが、断絶後は佐竹氏の家臣となったそうです。

    青柳家 美術館・博物館

  • 寄棟茅葺屋根の母屋で、正玄関と脇玄関の2つがあり、身分によって使い分けていたそうです。母屋は200年前の建築で、厄除けの意味を込めた鬼板などが見られます。

    寄棟茅葺屋根の母屋で、正玄関と脇玄関の2つがあり、身分によって使い分けていたそうです。母屋は200年前の建築で、厄除けの意味を込めた鬼板などが見られます。

    青柳家 美術館・博物館

  • 武器蔵です。青柳家は重要文化財に指定された建築物で、内部も見応え十分です。

    武器蔵です。青柳家は重要文化財に指定された建築物で、内部も見応え十分です。

    青柳家 美術館・博物館

  • 武器蔵には青柳家に伝わる鎧・兜、刀などが展示されていました。

    武器蔵には青柳家に伝わる鎧・兜、刀などが展示されていました。

    青柳家 美術館・博物館

  • 敷地内には郷土館や武家道具館、幕末冩眞館、ハイカラ館があり、見どころは多く、<br />青柳家に伝わる道具、文献、アンティークなども見ることができます。

    敷地内には郷土館や武家道具館、幕末冩眞館、ハイカラ館があり、見どころは多く、
    青柳家に伝わる道具、文献、アンティークなども見ることができます。

    青柳家 美術館・博物館

  • 新緑がとても爽やかで、冷たい雨が降っていることもあり、この日は肌寒かったです。

    新緑がとても爽やかで、冷たい雨が降っていることもあり、この日は肌寒かったです。

  • 黒い壁に丸ポスト。珍しい光景ですが、非常に似合っています。

    黒い壁に丸ポスト。珍しい光景ですが、非常に似合っています。

  • 角館樺細工伝承館です。入口は武家屋敷の町並みに溶け込んでいますが、門をくぐると洋風の建物があります。<br />

    角館樺細工伝承館です。入口は武家屋敷の町並みに溶け込んでいますが、門をくぐると洋風の建物があります。

    角館樺細工伝承館 美術館・博物館

  • 樺細工は山桜の樹皮を細工して茶筒や硯箱を作るという、伝統工芸品です。館内には樺細工や、佐竹北家にまつわる資料も展示されています。<br />

    樺細工は山桜の樹皮を細工して茶筒や硯箱を作るという、伝統工芸品です。館内には樺細工や、佐竹北家にまつわる資料も展示されています。

    角館樺細工伝承館 美術館・博物館

  • 武家屋敷の通りには、歴史あるうどん・そばのお店があり、休憩で立ち寄るのに最適です。この先、電車に乗って長時間移動があるので、ここで昼食をとっておきます。

    武家屋敷の通りには、歴史あるうどん・そばのお店があり、休憩で立ち寄るのに最適です。この先、電車に乗って長時間移動があるので、ここで昼食をとっておきます。

    あごだし稲庭うどん 古泉洞 グルメ・レストラン

  • 古泉洞というお店で、秋田名物の稲庭うどんを注文。うどんで体を温めました。朝早く疲れていることもあり、梅の酸味が美味しく感じました。

    古泉洞というお店で、秋田名物の稲庭うどんを注文。うどんで体を温めました。朝早く疲れていることもあり、梅の酸味が美味しく感じました。

    あごだし稲庭うどん 古泉洞 グルメ・レストラン

  • 岩橋家です。芦名氏の家臣で、後に佐竹北家に仕えていたそうです。江戸時代に改造されていますが、間取りなどは典型的な形を残しています。

    岩橋家です。芦名氏の家臣で、後に佐竹北家に仕えていたそうです。江戸時代に改造されていますが、間取りなどは典型的な形を残しています。

    岩橋家 名所・史跡

  • 黒板塀にかかる青もみじ。大阪と比べて明らかに色が鮮やかです。

    黒板塀にかかる青もみじ。大阪と比べて明らかに色が鮮やかです。

    河原田家 名所・史跡

  • 河原田家の建物は明治時代に建てられたものですが、この屋敷の周辺が最も周囲の緑と石畳、薬医門が調和していると感じました。

    河原田家の建物は明治時代に建てられたものですが、この屋敷の周辺が最も周囲の緑と石畳、薬医門が調和していると感じました。

    河原田家 名所・史跡

  • JR角館駅の横に、秋田内陸線の角館駅があります。いつか乗ってみたい路線ですが、週末旅行でそれが叶うだろうか?

    JR角館駅の横に、秋田内陸線の角館駅があります。いつか乗ってみたい路線ですが、週末旅行でそれが叶うだろうか?

    角館駅

  • 駅前でお土産を買って、角館駅に行くと、田沢湖線の普通電車は運休、大雨の影響で秋田新幹線のみ運転されていました。こまち号は5分遅れで出発しましたが、その後は遅れることなく、電車は秋田まで快走。

    駅前でお土産を買って、角館駅に行くと、田沢湖線の普通電車は運休、大雨の影響で秋田新幹線のみ運転されていました。こまち号は5分遅れで出発しましたが、その後は遅れることなく、電車は秋田まで快走。

    角館駅

  • E6系新幹線のこまち号です。改札を出ると、奥羽線の途中区間が運休というアナウンス。。

    E6系新幹線のこまち号です。改札を出ると、奥羽線の途中区間が運休というアナウンス。。

    秋田駅

  • 秋田では市内を観光してから快速電車で弘前へ向かう予定だったのですが、前日の大雨の影響で、奥羽線の追分~八郎潟間がバス代行となっていたのです。駅員に聞いても、今後の運転について分からないと言われ、14:38の男鹿線の列車で追分まで急ぐことにしました。

    秋田では市内を観光してから快速電車で弘前へ向かう予定だったのですが、前日の大雨の影響で、奥羽線の追分~八郎潟間がバス代行となっていたのです。駅員に聞いても、今後の運転について分からないと言われ、14:38の男鹿線の列車で追分まで急ぐことにしました。

    秋田駅

  • 結局、秋田を出たのは15:10で、追分から代行バスで八郎潟に着いたのは16:10でした。八郎潟でも大雨で、その間は撮影どころではありませんでした。八郎潟では幸いにも青森行きの電車が連絡しており、その先、弘前まではスムーズに走りました。川部では予定していた五能線の列車にも乗り換えることができ、なんとか五所川原へ向かいます。

    結局、秋田を出たのは15:10で、追分から代行バスで八郎潟に着いたのは16:10でした。八郎潟でも大雨で、その間は撮影どころではありませんでした。八郎潟では幸いにも青森行きの電車が連絡しており、その先、弘前まではスムーズに走りました。川部では予定していた五能線の列車にも乗り換えることができ、なんとか五所川原へ向かいます。

    川部駅

  • 五所川原駅に着くと、大きな顔がお出迎え。ねぶたに使うものでしょう、それにしても凄い大きさです。

    五所川原駅に着くと、大きな顔がお出迎え。ねぶたに使うものでしょう、それにしても凄い大きさです。

    五所川原駅

  • 五所川原に着く頃はもう真っ暗。安心したためか一気に疲れが襲ってきたため、早々にホテルへ向かい、休むことにしました。<br />内容が少ない1日になってしまいましたが、天災のため、こればかりは仕方ありません。明日も天気によって行き先が変わりますが、おそらく津軽鉄道になるでしょう。

    五所川原に着く頃はもう真っ暗。安心したためか一気に疲れが襲ってきたため、早々にホテルへ向かい、休むことにしました。
    内容が少ない1日になってしまいましたが、天災のため、こればかりは仕方ありません。明日も天気によって行き先が変わりますが、おそらく津軽鉄道になるでしょう。

    五所川原駅

この旅行記のタグ

3いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP