2018.07 立山黒部アルペンルート（14）関電トンネルトロリーバス　黒部ダム→信濃大町駅　

2018/07/14 - 2018/07/16

アルペンルート最後の乗り物、オオトリのトロリーバス。今年がラストイヤー。電気バス転換前の最後の頑張りをみせています。
2018/10/14投稿

エリア 大町(長野)

それでは黒部ダムから、トンネルに入って黒部ダム駅へ向かいましょう。

いつの間にやらこんな時間。この便に乗り遅れると予約した特急に乗れない！

レトロな感じの温度計。18度と涼しいです。

ラストランまであと137日

乗車前の行列の最後尾へ

トロリーバス54年運行してたのかー。
以前の旧型車は海外譲渡されたという話を聞いた覚えがあったのですが（ウィキペディアを見ると、初代の100系がメキシコシティへ譲渡されてたようですね）、300系の譲渡は流石にないかな？　

改札時間になり、ホームへ。

さすがの6台運行。

黒部ダム駅　駅名標

黒部ダム 名所・史跡

最後尾の6両目の最前列……のちょっと後ろでかぶりつき。何を言ってるのかよくわかんないですねｗ

駅員さんに見送られながら警笛を鳴らして順に出発出発！

トンネル断面は、立山トンネルトロリーバスに比べて大きいですね。これなら僕でも運転できるか？　（いや、無理だろ）

行き違い
信号所は結構黒部側に寄った場所にあるんですね。

来年電気バスになったら、信号機は鉄道仕様から道路で見かけるタイプに変わったりするんだろうか……なんて思っちゃいました。

関電トンネル電気バス 乗り物

関電トンネルトロリーバス

ハサイダーの名前の元となった破砕帯。

難工事の箇所も、トロリーバスであっという間に通過です。

途中分岐。さて、そろそろ扇沢ですかね……。

トンネル出て数十ｍが国内でも貴重なトロリーバスの地上区間。

扇沢に到着

前面

パット見た感じ高運転台っぽくて（多分地表ホームからみるとそう見えるだけで低運転台だと思う）、パノラミックウインドウ（？）という堂々たる顔つき

関電トンネル電気バス 乗り物

後ろから生えているチョンマゲ、じゃなくて終電ポールはトロバスの証。

今更ながら、歓迎していただきありがとうございます

ホームに停車中。順次回送で出発していきます。

ではさようなら～

走るバスがノンステップバスばかりになってきた現在において久しぶりに乗車したトロリーバスは、結構な高さのステップ三段でお年寄りには厳しいだろうなあと思わざるを得ませんでした。5年前はそんなこと思わなかったけど、あの頃は地元の京都市バス5系統なんか古いバスじゃんじゃん走ってたしなあ。

次に来るときは電気バスだろうなあ。きっとベースはよくあるノンステップバスでしょうから、乗りやすい車両になっていることでしょう。
味のある車両が消えゆくことに寂しさもあり、新しい車両、新しいシステムに興味もあり。
もっとも、実際に乗るのは来年よりもずっと後になると思うけど……。

これは工事で使ったトラックかなにか？
それとももしかして現役の架線保線やトンネル点検用の車両ですかね。

こっちの電車は点検中？

乗車してきた車両は、乗車ホームでした。すでに客扱い中？

最後に降車ホームを振り返り、アルペンルートにさようなら。

まあ次のアルピコ交通（バス）もアルペンルートの一部みたいなものですが。

さあ扇沢駅。
駅前は駐車場にバス停。

扇沢 自然・景勝地

扇沢駅のトロリーバスの展示
こちらには立派な顔はめ看板も。

展示もいくつかありましたが、ゆっくり見ている時間がない！

駆け下りるようにバス乗り場へ。

ここからはアルピコ交通。
1430発の扇沢線　信濃大町行きに。

立山黒部アルペンルート (長野側) 自然・景勝地

昨日から使ってきた乗車整理票はここまで。

ここからはかえり券の利用です。まだフリー区間内ですけどね。
まあさっきの乗車票も、このかえり券を見せて発券してもらっているのですが。

乗車券といえば、ここのバス硬券でしたっけ?　
5年前に来たとき、信濃大町から1000円以上の硬券を買ったことを思い出しました。
扇沢駅で降りるときに、記念でもらえないか聞いてみたものの駄目でして、運賃箱に吸い込まれていったのでした。

無事に乗車して出発。他にも長野行きもあったのかな？

出発してすぐはまだ山の中。

途中こんなバス停も。

大町温泉郷。
ここまで来るともう平地ですね。まあ大糸線沿線全体が山に囲まれているエリアですけど。

バスより黒部の山々。
もしかしたら反対の方角見てるかもしれないけど（笑）

田んぼ

30分ほど乗って、信濃大町駅に到着。

信濃大町駅 駅

さあこれであとはもう帰るだけですねえ。