2017/12/30 - 2017/12/30
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2017年12月26日-2018年1月6日
いつか行かねば!と思っていたスリランカ&南インド。この年末年始の休みにようやく行くことができました。年越しは憧れのヌワラエリアで!
旅程はざっくり以下の通り。
成田→SIN&BOMトランジット→アヌダーラプラ→ダンブッラ&シギリヤ→ポロンナルワ→ヌワラエリヤ→キャンディ→コロンボ→チェンナイ→KL→成田
★
12月30日
スリランカ中部の街、ダンブッラに2泊。
その中日にポロンナルワへと日帰り旅行へ行きました。片道2時間と聞いていましたが、実際は往復とももう少し短い時間だった。ここでもスリランカの交通事情の良さを感じます。
11世紀のアヌダーラプラ朝は、南インドのチョーラ王朝の侵攻を受け、都をアヌダーラプラからここポロンナルワへと移します。ここでシンハラ族の王朝は繁栄を極め、たくさんのスリランカ仏教美術の作品が残されることとなりました。
それらの貴重な仏教遺跡を眺めつつ、お詣りにきたスリランカ家族にお弁当を振る舞っていただくという予想外のイベントも発生!
こういう交流はまさに旅の醍醐味。楽しい1日旅行となりました^_^。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ヒッチハイク 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
PR
-
12月30日 8:00
おはようございます。まずはダンブッラの宿で朝食をmgmg。トーストに卵に果物とコンチネンタルブレックファーストな様相で珍しかった。 -
食後はダンブッラの中心部、時計台近くのバス乗り場へ。ここからポロンナルワ行きのバスを捕まえることに。
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10時ごろ、ポロンナルワ行きのバスに乗車。ポロンナルワーと叫んでると誰かが教えてくれるシステムだ。98スリランカルピー。
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バス車内ではパン売りの人も乗ってて面白い。そのまま出ていったけど。
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チケットを手にして、東側にある遺跡エリアへ。右手側の林に囲まれたエリアがそうです。
5~6kmにもわたる広大なエリアなので、内部ではレンタサイクルやトゥクトゥクを使って移動するのが一般的です。 -
今回のバスはこんなデコバス!信心深いスリランカらしくブッダのデコとは恐れ入る…笑
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15分ほど走って道の分岐点にある売店で小休憩。トイレを済ませ水などを買い、さらにバスは進む。
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11:45
約2時間弱でポロンナルワの街へ。聞いていた移動時間よりも全然短くてびっくり。スリランカの交通の便、かなり良いです!古代都市ポロンナルワ 史跡・遺跡
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街のメインストリートにあった謎像。ライオンといるのから推察するに偉い人だろうな。
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バス停から南に行くとあるラウンダバウト。道間違えてしもた…中心部から南側には何もないので、まずはバス停から西へ進みましょう。
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するとのどかな風景とツーリスト向けのレストランや小ホテルがあるのでさらに進みます。
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観光バスが何台も止まっているのが見える方へ進むと、その先にはポロンナルワ博物館があります。
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ポロンナルワ博物館。
内部はシンハラ王朝の出土品や遺跡の解説などがあり、見応えがあります。
遺跡の詳しい総合サイトはこちら
http://www.archaeology.gov.lk/ポロンナルワ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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チケットセンターも兼ねており、遺跡エリアに入るためにはここでチケットを買う必要があります。しかし25ドルは高い…!そして博物館内部は撮影禁止。
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その前にローカルの売店でヴァダとサモサを買う。すでにお昼近いし。
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サモサの中身。玉ねぎに草にカレーリーフの味付け。美味しい。歩きながらパクパク食べるにはちょうど良い。
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遺跡エリアの入り口に到着。ここでチケットチェックあり。
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まずは南側にある宮殿跡や沐浴場跡を見学。たくさんの人が集まってました。
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遺跡は保存状態が良いものと、ほぼ壊れているものがありました。
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かつての宮殿跡。天井はすでに崩落し、壁の一部のみが残されています。
宮殿跡 史跡・遺跡
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この南のエリアから北側に歩き、遺跡の第一のメインとも言えるクワドラングルへ。しかし暑い!こまめに水分を摂りましょう。
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途中にはお猿さんたちがたむろってました。なんとものどか。
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そして犬たちも無防備な様で転がっていた。スリランカでは珍しくない光景だけど、しかし平和すぎるな。
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歩いて5分ほどでクワドラングルへ到着。四方形という意味を持つこの場所は、四方形の城壁の中に11もの建物が立ち、12世紀当時のシンハラ朝の宗教的中心地だったそうだ。
仏教遺跡なのだけど、シヴァ神やヴィシュヌ神の寺院があるながら面白い。クワドラングル 史跡・遺跡
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仏像も複数安置されていますが、どれも像を背にした写真撮影は禁止されているので注意。上座部仏教らしいな。
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ヴァタダーゲと呼ばれる仏歯を納めていた伽藍。元々は木製の屋根がついていたらしい。入り口足元にはムーンストーンあり。
ワタダーゲ 史跡・遺跡
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向かい側にあるヘタダーゲと呼ばれる遺跡。ヘタ=60という意味があるため、60日で建設されたのではないかとの説がある。ここにも入り口にムーンストーンあり。ありがたやー。
http://amazinglanka.com/wp/hetadage/ -
ムーンストーン。アヌダーラプラのものと異なり、、現在も使われているのが良いですね。柵で囲まれてると気後れしちゃうので…
アヌダーラプラのムーンストーンとは異なり、ここには牛が彫られていません。ポロンナルワに都がうつされた10世紀にはインドからヒンドゥー教の考えが伝播し、牛は神聖な動物だとみなされるようになったからです。 -
遺跡一帯にも犬がいて和む。しかも人懐こいの!平和やー。
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少しずつ北にすすみます。まだまだ遺跡がたくさん続く。
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サットマハル・プラサーダという仏舎利塔様の建物。ピラミッドにも見える。
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ガル・ポタ=石の本
12世紀末の王が記したと言われ、大きな石にシンハラ語で王の系統性や正統性を示す文章が書かれているとのこと。 -
遺跡にはこういったライオンの装飾が見られ、中世からシンハラのシンボルとしてライオンが用いられてきたことがわかります。
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第2のメイン遺跡、ガル・ヴィハーラまでは距離があったのでトゥクトゥクを利用。300ルピーほどでバビュンと。思ったよりも距離があったので、トゥクトゥクの利用をオススメ。
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喉が乾いたので駐車場売店でキングココナツジュースを。1ドルの激安プライスに日本まで持って帰りたくなる。
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ガル・ヴィハーラの近くは遺跡内で最も賑わっている場所で、たくさんの人がお参りに来ていた。
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ガル・ヴィハーラの仏像に近づくと旗が立ち賑やかな雰囲気に。近くに来たら靴を脱いで仏前へ。
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ガル・ヴィハーラの仏像たち。
手前にはブッダ坐像と立像があり。立像は弟子のアーナンダとも言われているが、はっきりとは分かっていないそうだ。ガル ヴィハーラ 史跡・遺跡
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ブッダ涅槃像。スリランカには涅槃像がたくさんあるけれど、ここのはひときわ巨大!全身が写りません…
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像前にはお供えの花。これもスリランカではよく見られる光景で心が洗われます。
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近くの岩山からガル・ヴィハーラを見守る学生さんたち。後で分かるのですが、修学旅行で学生さん達が何組も訪れていたのでした。
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続いてガルヴィハーラの南にあったキリ・ヴィハーラへ。白いストゥーパはアヌダーラプラでもお馴染みの仏教遺跡だ。
キリ ヴィハーラ 寺院・教会
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キリ=牛乳という意味の通り、真っ白なストゥーパ。ここも裸足で近くまで行けます。大きさはアヌダーラプラの勝ち。
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ここも入り口がムーンストーン。動物たちの彫刻がどこかかわいい。
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キリ・ヴィハーラか散策を終えて売店のあるエリアに戻ってくると、1組のスリランカ人家族から声をかけられる。ゴール出身の彼らはバスを借りて親族一同でここまでお参りにやってきたとのこと。その数20人!ひえええ…。叔父様が頑張って運転してるんだそうだ。すごい。
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ちょうどお昼を食べるんだけど、あなたもどう?と嬉しいお誘い!一も二もなく首を縦に振ってニッコリ。
地面にドーンと炊飯器や鍋が丸ごと置かれてビックリ。これがランカスタイルのピクニック弁当か…。これは毎朝女性陣が20人分作ってるんだそうだ。これまたすごい。 -
本日の献立…
スリランカの短粒米、パリップ(豆カレー)、辛めのアチャール、野菜の炒め物的な料理
すべてベジ料理で構成。この家のポリシーか、はたまた複数の家庭集団だからなのかもしれません。レストラン料理に比べて辛く、これがスリランカ家庭の味だ。もちろん手食で完食。 -
一同ペロリと平らげ、お礼に折り紙でいくつか作品を作って折り方を教えてあげた。1人の小さい子にあげたら、それを見ていたもう1人の小さい子が"僕も欲しいよ~!"と泣き始めるハプニングも!もう一枚別のものを折って渡すと泣き止む。カワエエ。
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さてそろそろお別れの時がやってきた。
明日にはゴールまで帰るとのこと、気をつけて~!と互いの旅の無事を祈ってサヨナラ。
こういう出会いがあるから旅はやめられませーん!(≧∀≦) -
この後は北の遺跡・ティヴァンカ壁画を見に行こうと、約2kmの道を30分歩く覚悟で進み始めたところ、一台のバスが止まる。はて?
ドアが開くと運転手さんが一言。
"北の遺跡は遠いからバスに乗っていきな!"
わー、先ほどのお弁当に続き、嬉しすぎるお申し出(≧∀≦)
ありがたく乗せてもらうと、乗客がワーキャー言い出した。聞けば大学のスクールトリップだとのこと。やはり年末年始は旅行シーズンなのね。 -
そんなこんなで北の遺跡に楽々到着★
駐車場には車の上にお猿さんが…こんなところにまでいるとは。 -
ポロンナルワ最北端の遺跡、ティヴァンカの壁画。保護された建物内には800年前のレリーフがあり。残念ながら写真撮影不可。
ティワンカ ピリマゲ寺院 (北院) 寺院・教会
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外観。かなり大きな建物だけど、なんの目的で建てられたのかイマイチ不明。
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遺跡散策はこれにて終了。駐車場にいたトゥクトゥクに頼んでポロンナルワのバス停まで行ってもらう。300ルピーの良心的プライス。
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15時
バス停にはダンブッラ行きのバスがちょうど止まっており、そのまま乗車。102ルピーと行きと値段がほんの少しだけど違う謎…。 -
車内ではMTVのスリランカ版番組がガンガン流れててなかなか興味深かった。
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16:30
あっという間にダンブッラ着。行きとは違い休憩がなかった分、1時間半という短時間で着いてしまった。 -
思いのほか時間が余ったので、ダンブッラの町をブラブラしながら宿に帰ることに。途中にあった謎看板。宗教家か政治家かなー。
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Cargills…カルギリスという大手チェーンのスーパーマーケット。スリランカ人の日常生活を見るべく中へ。
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目を引いたのが豆や塩などといった食品の計り売り。そして激安。
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米類の量り売りもあり、こちらはコロンボのお店でお土産として購入しました。これまた激安、特に赤米など日本で入手不可能なものが狙い目!
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ココナツも1つ50円の激安プライスよ…日本に箱のまま持って帰りたいorz
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スリランカで欠かせないコラ=青菜の類。ちょっと萎びてるのは気のせいかしら…
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ココナツパウダー。溶かすとココナツミルクになるスグレモノ。でもこれは新大久保のナスコに全く同じ品が置いてあるからランカで買わなくても大丈夫。
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これらは新大久保で買えるけどちょっとお高い品々。これも後ほどコロンボで購入しました。
ココナツトリクル=ココナツ蜜、キトゥルパニ=孔雀椰子の蜜 -
さらに昨日ローカル売店で買い求めたミーキリ=水牛ヨーグルトも置いてあった!これまた持って帰りたいが無理や…
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ひとしきりスーパー物色をしたところで暗くなる前に帰宅。ダンブッラもポロンナルワに負けず劣らずのどか。
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この日は宿のご主人のご好意で、タダで家庭料理のお裾分けをしてもらう。わーい!お昼に続き家庭料理だ!
パリップ、レディフィンガー、いんげんのキラタ(ココナツミルク煮)、ピーマンの炒め物、バナナ。やっぱりスリランカは家庭料理がイチバン!(≧∀≦)
スリランカ人の好意をシャワーのように浴びた、本当に恵まれた1日でした。なんていい日なんだ! -
12月31日 8時
2017年最後の日、これからキャンディ経由で一気にヌワラエリヤへと移動。いい思い出がたくさんできて感無量なダンブッラを名残惜しくも後にする。ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡
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宿の前を通るキャンディ行きのミニバスに乗車。エアコンバスで300ルピーのお高めプライス、まずはキャンディへ向かい、そこから乗り換えてヌワラエリヤを目指します。
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