2018/07/08 - 2018/07/08
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azuraさん
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又、京の夏の旅が始まりました。
今回も私にとって初めての場所があり
公開されるのを楽しみにしておりました。
冬に続き 明治維新150年、京のお屋敷
花街・島原の三つがテーマです。
今回は西側をまわる旅ですが
島原花街をメインに歩きます。
花街と言われると、遊郭をイメージされる
方もいらっしゃると思いますが
京都の花街は、芸者さんや舞妓さんの
いらっしゃる場所。
武士が、自分の出世ぶりを故郷から訪ねて
来た親に自慢できる、文化サロン的な場所
だそうです。
遊郭は男性しか行けませんが、花街は女性が
立ち入れる場所だったようです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
週末久々の京都へ行こうかと考え中と
同僚に言ったところ、期日の近い切符が
あるから使ってとの事。
株主さんなんだぁ。。
皆色々やってるんだね。。
恩恵にあずかり、ありがとうごさいます ♪ -
11:00ころ京都へ到着。次の予定を考えて
ランチにしておくのが良さそうかな。。と
三条駅近くのビーガンカフェへ。
ビーガンとは、ベジタリアンとも少し違う
動物性蛋白質を取らない料理みたい。。
高野豆腐で作られたハンバーグですが
美味しかったです ♪ -
三条駅から東西線で二条駅へ
JRに乗り換え一駅 -
島原花街へやって来ました。
江戸時代、元は本願寺の辺りにあったけど
お寺の周りが賑やか過ぎるというのも。。
ということで、強制的にこちらへ移動令が
でたそうです。 -
丁度、島原の乱が起こった頃に移って来た
ということで、本来の町名でなく
通称『島原』と呼ばれたそうです。
京都って、そんなとこ多いですよね。
例えば、『西陣』もそんな一つ。。 -
角屋(すみや)さん。
この格子が遊郭と間違われるそうですが
ここに女郎さんが座ったのではなく
町家建築の特徴だっただけだとか。。 -
中からですが、こちらが角屋の正玄関。
-
当時のお客は、このべんがら色の
壁つたいを右に入り -
先ずはここに刀を預け
-
その後、お店の方でお帰りになるまで
この箪笥にお預かりします。 -
京都見廻組の新撰組は、刀を預ける事なく
中に入れる為、後世になってこんな事
書かれる始末。。
お酒に酔って暴れたらアカンよ! -
現在のお客我々は、台所から上がらせて
もらいます。 -
ショーケース以外は撮影可能な一階。
ショーケース内には、「今迄のツケを払った
後は、一切支払わない!」と新撰組から
送りつけられた手紙など面白いものも
ありました。 -
西郷どんが、月照さんと薩摩へ逃げる際
ここへ立ち寄り、その時行水に使ったと
伝わる『たらい』 -
皆が触ったのかな。。
お腹だけ光ってる。^^ -
鳳凰が描かれた『松の間』
一階一番奥にあるこの館の顔的お座敷。 -
この松が部屋の名前の由来です。
100年前に火災で焼けた松の間は
再建されたものの、この部屋のみ重要文化財
から外されているそうです。 -
初代君。大正時代に枯れてしまった為
現在は、三本の松が代役中 -
庭を愛でる為、邪魔になる柱を取っ払った
つり天井だそうです。 -
曲がった柱が特徴のお茶室では
太夫が立てたお茶を頂いたそうです。
その奥には茅葺き屋根のお茶室が見えます。 -
松の間の奥は、厠かと思いましたが
お泊まり厳禁の揚屋さんならでは
酔い醒ましをする場所。
ここで、酔いを醒まさせ家に連れて
帰ったそうです。 -
特別公開中だった布袋さんは
-
琉球螺鈿に飾られた衝立に...
-
網代の間には
-
長谷川等雲による唐子図
すすけてまっくろの襖、ファインダー越し
の方がよく観えるって不思議です。 -
昔の冷蔵庫。
生鮮品はこのような半地下で保存されたん
ですね。 -
凝った装飾の灯籠
-
今では切り出せない鞍馬石をふんだんに
使った中庭 -
井戸の滑車は砥部焼きだそうです。
-
13:15から15名さま限定の二階ツアーへ。
写真撮影は禁止なので、写真はありませんが
三つ目が二階の『扇の間』です。
二階にお客をあげてもてなす、揚屋さんの
贅を凝らしたお部屋たちが楽しめます。 -
同じ島原花街にある輪違屋さんへ。
現在でもお二人の太夫がおられる現役の
お茶屋さんです。 -
近藤勇の書
-
切支丹灯籠
-
太夫がお客に宛てて書いた手紙の下書
-
庭を眺めるお座敷
-
やっぱり、ここも
-
柱のないつり天井。はね柱という技法で
屋根を支えているそうです。 -
以前は、『養花楼』という名で営業されてた
輪違屋さん。この書は総理大臣もされた
近衛文麿氏の書だそうです。 -
二階へは、百日紅の手摺を持って
-
二階の一番大きなお部屋が
この傘の襖があるお部屋です。
床の間には、松竹梅三種類の木で床柱が
設えられた贅沢なお座敷 -
他にも、実際の紅葉で型付をした紅葉の間
太夫の着物など、二階はお写真NGですが
見所いっぱいの輪違屋さんでした。 -
又JRで移動。花園駅から向かったのは
途中、兼好法師が住まれた庵や -
オムロン発祥の地などを通り
-
20分程歩きました。
旧邸御室 -
仁和寺と何か関係があるの?
なんて思っていましたが -
個人所有の隠れ家的な素敵な住まいです。
-
蔵には沢山の大人のおもちゃ
-
茶室を兼ねた素敵な座敷
-
主がパトロンを努めた、画家の作品
-
昭和を感じる水回り
-
庭には、合計15個の異なる灯籠が
置かれているそうです。 -
欄間は雄大なる富士山
-
そして、最大の見せ場は
-
圧巻のもみじ鏡。。
-
一日中でも眺めていたい...
-
贅沢な空間
-
鏡になっていたのは、欅の一枚板でできた机
-
お庭には茶室がのぞき
-
急な階段を上がってみると
-
風の通る広々とした茶室と
-
腰かけて頂く茶室が隣に
-
御室山を借景に
-
優雅にお茶を楽しめそうです。
-
こんなお風呂に入っていたら、どこにも
出掛けなくていいですね ♪ -
お茶が頂けるとの事なので
-
休憩することにしました。
-
お庭を眺めながら、贅沢なひととき。。
閉館時間までまったりしました。 -
嵐電の仁和寺駅を越えると
-
仁和寺が見えてきました。
-
本日はここをスルーして、市バスにのり
-
こちらへ とうちゃこ!
-
十年ぶり以上になる
-
京都の代名詞
-
いえ、ジャパンの代名詞かも。。
-
そうです、鹿苑寺
-
金閣!!
-
拝観終了時間間際だというのに
-
相変わらずの混み具合。。
-
素敵な杉戸が見えた
-
方丈の庭園
-
近付くと、眩いばかりの
-
舎利殿には
-
やはり黄金の鳳凰が。。
-
丁度雲の切れ間から陽が射してきました。
-
陸周の松を頂く、庭園に
-
足利義満ゆかりの手洗い
-
整然と並んだ、金閣寺垣
-
龍門の滝には、鯉魚石があり
-
階段を上った頂には、安民澤と
-
白蛇塚
-
義満公ゆかりの富士型蹲の前には
-
夕佳亭
-
不動堂まで来ると一筆書きでまわる
-
金閣寺拝観ルートも終わりです。
-
昨日までは、恐ろしい顔をみせていた
京都の川も -
平常を取り戻しつつあるようです。
来月には、東の京の夏の旅を企画中。
初めての場所も再びの場所もあり
とても楽しみにしています。
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