2018/06/24 - 2018/06/25
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旅人のくまさんさん
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石見銀山見学の紹介です。『龍源寺間歩』の坑道の中を見学することができました。石見銀山街歩きマップの『銀山ゾーン』の中には、間歩のほか、信仰を集めた山の神の神社、精錬所跡や、集落跡などが残されていました。
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イチオシ
『新坑道』に掲示してあった『石見銀山絵巻』の紹介の続きです。この絵には、『?鋪内之図(しきうちのず)』のタイトルがありました。間歩坑内作業の内、柄山負(からやまおい)と言われる捨石運びや、鉱石の運搬、坑内で用いる材木運びなどの図です。
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次の絵には、『⑥片立木留之図(かたたちぎとめのず)』のタイトルがありました。その内容は、?押木留之図:天井からの土砂留めの図、?堀子共鎖堀図:ノミによる鉱石堀の図、©水鋪水取之図:坑内の溜り水を竹ポンプで吸い上げる図、の3項目でした。
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次の図のタイトルは、『⑦留山師両立木留めいたす図(とめやましりょうたちきとめきいたすず)』です。図中の?石留之図では、石を掘り抜いてトンネル状の坑道を設える場面の紹介です。
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次の図のタイトルは、『⑧大水鋪角樋ニ而水引揚ル図(おおみずしきかくひにつきみずひきあげるず)』です。坑内の溜り水を、木製の角樋(ポンプ)を使って汲み上げる場面の紹介です。
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次の図のタイトルは、『⑨唐箕風箱之図(とうみかぜばこのず)』です。江戸時代の中頃から、唐箕を改良して、昼夜を問わず坑内に風を送ったと解説されていました。唐箕(とうみ)は、中国から伝わった道具で、箱形の胴につけた羽根車で風を起こし、その力を利用して籾殻(もみがら)やごみなどを吹き飛ばして、穀粒を選別する装置です。
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次の図のタイトルは、『⑩留木拵之図(とめぎしつらえのず)』です。坑口前の広場で行っていた、坑内の支柱を拵える作業の紹介です。
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次の図のタイトルは、『⑪四つ留役所ニ而御入用払之図(よつどめやくしょにつきごにゅうようはらいのず)』です。掘子達がその日のノルマを届け出て、賃金を貰い受ける場面の紹介です。
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次の図のタイトルは、『鉱石を掘る』です。堀子は、タガネを鋏で固定し、槌で叩いて鉱石を掘りました。その苦役の様子です。ここからは、タイトル番号はありませんでした。
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次の図のタイトルは、『鉱石を運ぶ』です。掘子が鉱石をカマスに入れて運ぶ様子です。暗闇の中で、サザエの殻に灯した明かりだけが頼りだったようです。
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次の図のタイトルは、『坑木を組む』です。落盤事故を防ぐために坑木を組む留山師(とめやまし)の仕事の紹介です。
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最後の図のタイトルは、『水をくむ』でした。坑内の排水作業は、鉱石を掘る以上に大変な仕事でした。竹や角樋、桶が排水作業に使われました。
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イチオシ
『龍源寺間歩』の出口光景です。新坑道の出口になります。間歩坑内が一方通行でなければ、出入口になるようです。
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『龍源寺間歩』の出口付近に設置してあった、『石見銀山世界遺産を守る森作り』と『NPO法人・緑と水の連絡会議』の紹介看板です。世界遺産の維持にとって重要な役割があるようです。
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『龍源寺間歩』の出口付近に展示してあった鉱石見本です。実際に手に持って、重さを確認することができました。
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イチオシ
同じく、『龍源寺間歩』の出口付近に展示してあった鉱石見本です。こちらの鉱石の方が、多くの金属を含むように見えますが、銀の含有量の多寡では参考にならないようです。
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屋根付きの小さな小屋の中に展示された、『唐箕(とうみ)』の展示のようです。今では、稲などの採り入れ作業の時に目にすることは少なくなりました。
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『(とちはただに)・昆布山谷(こぶやまだに)』のタイトルがあった説明看板の光景です。『佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)』に向かって右手が昆布山谷、現在地が栃畑谷と紹介されていました。栃畑谷では、灰吹炉跡が見付かっています。
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道の脇に置かれていた、『御帰り通路・龍源寺間歩入口』の表示があった道案内看板です。周りの草に覆われ始めていました。
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立ち並ぶのは、杉木立でしょうか、その中を縫って山道が続いていました。かつての精錬には、大量の木材を必要とし、再生産できる広葉樹の林が循環システムの構築に重要な役割を果たしたようです。
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『史跡・石見銀山遺跡・佐毘売山神社』の文字が刻まれた立派な石標の光景です。石見銀山地区にある『佐毘売山(さひめやま)神社は、世界遺産を構成する一部とされます。祭神は金山彦命です。
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『佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)』に続く石段の交易です。鉱山の守り神である金山彦命を祀る神社です。1434年頃、室町幕府将軍の命で建立され、当時鉱山を領有していた大内氏をはじめ、尼子氏や毛利氏など戦国大名たちから崇敬保護されました。今の建物は、1819年に再建されたものです。
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離れた場所からの撮影ですが、『佐毘売山神社・平成の大遷宮』と『平成27年~平成32年』の浄財寄付募集の期間が読み取れました。
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山道の脇に、草に覆われた石垣の姿がありました。銀山が隆盛を極めた時代の住居の痕跡のようでした。左手に見える道案内標識は、左手方面が龍源寺間歩、奥に向かって仙ノ山の方面でした。仙ノ山は、大森の町並みの南、銀山地区の東の標高537メートルの山です。
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密に丸太を打ち込み、頑丈そうな横木が廻らしてあった散策路脇の光景です。その先が崖地になっているようでした。
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『ハルジオン(春紫苑)』の花のようです。名前は、『春に咲く、シオン(紫苑)』の意味で、キク科ムカシヨモギ属の多年草です。北アメリカ原産の帰化植物で、『ヒメジョオン(姫女苑)』とよく似ています。春に咲くのがハルジオン、初夏から秋にかけて咲くのがヒメジョオンです。
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高く成長した杉木立の中に続く『龍源寺間歩』からの散策路の光景です。前方に、本堂との合流地点が見えてきたようです。
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『龍源寺間歩』の出口標識の光景です。この場所で、ブランティアガイドグループの別の方が待機されていました。『龍源寺間歩』と『出口』の文字が、日本語のほかに、英語、中国語と韓国語の3か国語で表示されていました。
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『カワラナデシコ(河原撫子)』か、あるいは『セキチク(石竹)』の花のようです。花の切れ込みが深いのが『カワラナデシコ(河原撫子)』とされますので、こちらは、『セキチク(石竹)』のようです。ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。
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ヒマラヤが原産の『ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)』の花の光景です。近縁種に白い花の『ツルソバ(蔓蕎麦)』があります。花も葉もソバ(蕎麦)に似ていることからの命名です。
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真っ赤な色で咲いていた、サルビアの光景です。ブラジル原産のは、シソ科アキギリ属の植物です。『ヒゴロモソウ(緋衣草)』の和名を持ちますが、ほとんど使われることはありません。『スカーレットセージ』の呼び名もある、セージの仲間です。
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