台湾　台北に立ち寄りなし　ローカルグルメと老街を楽しむ（桃園、新竹、合興（内湾線）、北埔、鶯歌）　1/2

2018/06/08 - 2018/06/08

ここ２年くらい台北へは価格競争力のあるジェットスター利用ばかりでしたが、今回は初めてタイガーエアのお世話になります。
IT便は深夜発着でないのがメリット、価格も17,455円/往復とお手頃だったので。

行き先は迷いました。
当初は嘉儀から阿里山鉄道をと思いましたが、事前ネット予約出来ず断念。
そこから検討し直し、宿泊先は新竹、桃園としてそこを起点とする旅としました。
結果、初めて台北に全く立ち寄らない旅となりました。

今回も短期滞在でどちらかいえばマイナーな場所の訪問ばかりです。

■旅程
6/8 IT207 13:50-16:00　NGO→TPE
　空港→桃園駅　バス
　桃園駅→新竹駅　鉄道

6/9
　新竹駅→合興駅→竹東駅　鉄道
　竹東駅→北埔→六家駅　バス
　六家駅→桃園駅→鶯歌駅→桃園駅　鉄道

6/10 IT206 9:05-13:00　TPE→NGO

両替レート：10,000円＝2,641元

エリア 新竹(台湾)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: スクート
• 旅行の手配内容: 個別手配

平日昼過ぎのフライト。
時間を持て余し、早めにセントレア着。
スカイデッキをブラブラ。

その後はTSカードのラウンジへ。

そこで戸惑ってしまう。
おにぎりが置いていない。
カップ麺提供に変更されてました。
カップ麺はわざわざ受付へ申し出てもらう必要あり。

この変更の背景が何かあったんでしょうね。

桃園空港からの移動。

ＧＫ便だと台北行きバスかタクシーしか選択がないが、今回は選択肢がありうれしい。
ホテルは新竹駅近く。
通常はHSR桃園から新竹が一般的のようだが、各々HSR駅への移動を考慮すると得策でないような気がする。

バス停をウロウロしていると、ちょうど桃園駅行きが停まっていた。
706線で行きました。62元、40分くらい。

朝からラウンジでの小さいカップ麺しか食べてなかったので、まずは桃園駅前で食事を。
典型的な台湾の食堂。

鴨肉米粉（ビーフン）、青菜炒め、滷味（ルーウェイ）とこれまた典型的な料理を注文。

安定の安さ、味、短い調理時間。
まずこの手の食堂では、はずすことはないな。

それから台鉄で桃園から新竹へ。
やはり自強号は飛び込みでは指定席は取れないな。
無座で移動、111元、37分。

駅からパーシモンホテルへは徒歩移動。
入り口のパネルがラブホテルをイメージさせるが、その通りのホテル。

パーシモン ホテル (柿子紅快捷旅店) ホテル

新竹を選んだのは台北よりホテル物価が安いこと、これまで宿泊したことがない街だったため。
このホテルを選んだのは駅近く、安かったから。
部屋は広いが窓はない。

すでに日が暮れている。
荷物置いてすぐに新竹の街歩き開始。

まずは新竹のシンボル的な門、東門城。
大きなロータリーの真ん中にあります。

東門城 城・宮殿

影像博物館。
既に閉館しているが問題なし、この昭和感あるれる外観を見たいだけなので。

以下、ご参考。

その昔、日本統治時代に建設されたヨーロッパ風劇場「有楽館」が前身となっています。この「有楽館」、建設当時、その古代ローマとアラブ建築様式を融合させた優美な姿はさることながら、台湾初の冷房完備劇場として一躍話題をさらったのだとか。戦後、「有楽館」は「国民大戲院」と改名し、映画の上映のほか音楽会などのイベントが開催される場所となり、新竹市民の文化交流の広場となっていました。その後この場所が活用されることなく1991年から営業停止されて放置されていたところを、新竹市民の声に後押しされ「新竹市立影像博物館」としてリニューアルオープンすることになったのです

影像博物館 博物館・美術館・ギャラリー

新竹市政府行政大楼です。
市役所の庁舎ですかね。
これまたレトロ感と重厚感がある素晴らしい建屋です。

新竹市政府行政大楼 史跡・遺跡

その対面にある新竹市警察署。
いいですねえ。

警察署の斜め前にある消防署博物館。
古い消防車が展示されてます。

新竹市消防博物館 博物館・美術館・ギャラリー

それから東門市場へ。
日本統治時代の建物を使用しています。

夜なので飲食店以外は閉店。
市場全体が古いくていい感じ、空いた店舗を飲食店にリノべーションしたのがけっこうあります。

その辺りだけ人が溢れてます。
通路まで飲食エリアが侵食しております。
ここは鍋屋だったかな。

ここは海鮮料理屋だったと思います。

混んでいるのは、ローカル料理というよりタイ料理や寿司やラーメンとかの日本食店が多い。
台湾ローカルグルメを求めているのでここは散策のみ。

中正台夜市へ。

中正台夜市 市場

ここの飲食街はなぜか人通りなく寂しい。
ここも散策のみで移動します。

さて散策も十分で食事へ。

目的地は新竹都城隍廟。
城隍廟（じょうこうびょう）とは、城隍神を祭祀する為の廟所ですが、ここは屋台と共存してことが珍しいそうです。

以下、台北ナビよりご参考。
https://www.taipeinavi.com/miru/129/

新竹城隍廟 寺院・教会

下川裕治さんも訪問し記事にした阿城號米粉へ。
（「週末ちょっとディープな台湾旅」新竹ビーフン）

阿城號米粉 地元の料理

炒米粉、４０元。

著書では太くてプリプリとのことだったが、これは極細麺でどちらかといえばパサパサしている。
安いが量は少なく、味も薄く、具はもやしくらいでソースが少しかかっただけ。
これが新竹ビーフンか、、、微妙だな。

次へとハシゴ。

お店自体は古い施設だがとても古いが若い子（右の子、左の子はその友人）が回してる。
日本語のメニューをさっと差し出してくれたのでここに決めた。
貢丸湯というお店。

大きな鍋で美味しそう。
聞くとイカのつみれ汁とのこと。

５０元/杯。
非常に美味しい。

茹で豚肉。
これも50元。

ビールはコンビニで調達。

食べて飲んで、締めはマッサージへ。
この看板の通り上半身、足裏で600元/45分。

この旅でここだけ唯一の贅沢。
あとは質素でした。

翌朝、ホテルに長居したくないので、さっさとチェックアウト。
新竹は川が流れてます。
あまり綺麗ではない川ですが、景観はいい。

新竹駅舎も歴史的な建造物でいいですね。
台鉄の駅舎は次々とリニューアルされてるのでこれもどうなるか分かりませんね。

目的地は台鉄でなく、「台湾好行」でのバストリップ。

新竹駅 駅

バス停を探して反対側のバスステーションに行くが、台湾好行のバス停が見当たらない。人も歩いていないので聞くことも出来ない。
仕方なく駅舎に戻りインフォメーションセンターで問い合わせ。
すると、台湾好行は始発は新竹駅でなく、２駅戻っての「竹北駅」だと教えられる、、、。

完全に新竹駅だと思い込んでいた、、、。

六家駅まで行き、そこからバスに乗れとのアドバイスでしたが、計画を変更することにしました。
バスで北埔老街直行の計画でしたが、せっかく内湾線に乗るならもっと先まで行くことに。

内湾線に乗るのは今回で２回目。

前回も同じことを感じたが、他の平渓線や集集線と違ってローカル線感はなく、風景は普通の都市と変わらない。
竹東を過ぎたあたりから山の中を走ることになる。

終点である内湾は訪問済であることから、目的地は合興駅。
前回乗車時、たくさんの人が乗り降りしていたので気になってました。
合興駅自体は細いホームがあるだけの無人駅。

昔の駅舎跡かな？

合興駅 駅

線路を切り替えをするもの（と思われる）が残っている。

ホームを出ると鉄道車両が２両。

１つは喫茶店。

もう１つはお土産店。

旧線路跡に設置されている。

これも昔の駅舎なんでしょう。

中に入ると壁面一面に掛け時計が、、、。
意味は不明です。

制服の高校生（？）が記念撮影をしてたり、家族連れがいたりと、のんびりした場所です。

北海道の幸福駅と愛情と幸福で繋げてます。
両方の駅でハンコを取得すると記念品がもらえるようです、

道路の方に上がってみます。
駅近辺には特に見所はないと思われる。
合興駅にまつわる恋愛をネタに人が集まるようにした場所です。

陸橋からの線路。
一直線に伸びてますね。いい眺めです。

内湾からの折り返しに乗るため、30分間の滞在でしたがそれで十分でした。

台湾は何もないところを観光地にするのがうまいなと感じます。

この時刻表、、、。

このあと折り返し列車で竹東へ向かいます。

後編へ。