2018年初夏、建仁寺両足院の苔庭と菊乃井本店

2018/06/03 - 2018/06/03

2018年梅雨入り前に、半夏生の庭が特別公開されている両足院へ。両足院の苔庭は新幹線のグリーン車においてある「ひととき」という雑誌にも特集されていました。

さらに、菊乃井本店での水無月の懐石。鱧、穴子、鮎、すっぽんと、初夏の味覚を楽しみました。

・両足院の庭
　　閼伽井庭、方丈前庭、半夏生の庭と唐門前庭
・ホテルセレスティン
・菊乃井本店
　　蛍籠の八寸、鱧のお造り、穴子のひろうす、琵琶湖の鮎、すっぽん冷製、自家製水無月など

表紙写真は、特別公開の両足院、唐門前庭。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

建仁寺の塔頭の一つ、両足院。半夏生の庭が特別公開されているということで行ってみました。建物の中は撮影禁止ですが、お庭はOK。

まずは中庭。閼伽井庭です。

両足院 寺・神社・教会

本堂から見た方丈前庭。苔がすごいですね。

右手に見えているのは唐門です。

こちらは半夏生の庭。池泉回遊式庭園になっています。

敷石の左手に見える、薄い緑の植物が半夏生です。

池のほとりにも半夏生。房状の小さな花が咲く開花期には、葉っぱの一部が白く半分だけお化粧したように見えるので「半化粧」と呼ばれています。

特別公開のほかに、さらに５００円払って見られるのが、唐門前庭。

新幹線内の「ひととき」に載っていたのはこちらですね。
ひし形の敷石と苔の対比が美しいです。

白い砂と淡い緑の苔、そして濃い緑の松。

方丈前庭の苔をアップで。

築山の向こうから見た本堂です。

クチナシの花がいい香り。

半夏生の庭からみた本堂。美しい庭ですね。

奥には茶室が２つ。本当は５００円でお茶をいただけるはずだったのですが、時間が遅くいただけませんでした。残念。

お茶室の中。

もう一つのお茶室。右端にお薄のセットが見えています。

一旦、ホテルに引き返して着替えます。

ザ・セレスティン京都祇園のフロントにいる猫ちゃん（の置物）。

ホテル ザ セレスティン京都祇園 宿・ホテル

菊乃井本店へ。

お軸は鮎の絵。

菊乃井 本店 グルメ・レストラン

お部屋から見た庭。

水無月のお献立。

まずは香煎茶から。

八寸は蛍籠に入って。

中は、枇杷玉子やシンコの南蛮漬けなどなど。

中居さんが、焼く前の鮎を見せにいらっしゃいました。

元気いっぱい。

猪口は長芋羹。見るからに涼しそうです。

高瀬舟をかたどったお皿には・・・

お造り。明石の鯛と伊勢海老です。

もうひとつ、二種類の鱧。落としと焼霜。

今日の一番はこれだったなあ。

穴子ひろうすの木の芽餡。爽やかな風味が暑さを吹き飛ばしてくれました。

鮎は最後のひと手間をお部屋で。

一匹ずつ焼いて、出してくださいます。火の通り方が抜群ですね。

蓼酢にはオリーブオイルとミントが入っているそうです。

冷やし鉢。賀茂なすとアワビ。これもおいしい！

中猪口はすっぽんの冷製。

そして締めのうなぎご飯。止椀は新玉ねぎのすり流しです。

水物。メロンやチェリー、マンゴーも入っています。

自家製の水無月。

お薄をいただいて。

満足のひとときでした。

新幹線に乗る前に大階段。
季節の花の光のショー。紫陽花です。

さあ、帰りましょう。

京都駅ビル大階段 グラフィカルイルミネーションPlus イルミネーション