菜の花畑と新緑に輝くポーランドの世界遺産を巡る8日間【2】2日目：トルン

2018/04/27 - 2018/04/27

ポーランド８日間のツアーに参加しました。
今回は、スペイン旅行から久方ぶりに友人夫妻と一緒の
海外旅行でテンションが上がります！
しかも、なんと参加者は１２名！ラッキー！
（当初ポーランド航空利用でワルシャワ直行だったはずが、
オーバーブックによりスカンジナビア航空利用のコペンハーゲン
乗り換と、コースが若干変更になったためキャンセルが多かった。）

ワルシャワ旧市街でランチを取った後、バスで約210Km移動して、
【世界遺産】の町トルンへ向かいます。
トルンはコペルニクスの生まれた、赤煉瓦の重厚なゴシックの街並みが
続きます。トルンは戦火を免れたため、昔の街並みがそのまま残って
います。

エリア トルン(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ランチは旧市場広場に面したこの建物の地下にある
レストランでいただきます。

ランチョンマットが素敵です。

今回のツアー。ランチは軽めに・・ということで
「前菜とメインのみでデザートはつきません。」とのこと。
確かに、デザートはいらないかな。
（デザートまでついてると、途中での買い食い（？）は
なかなかつらいですよね～。）
前菜のサラダは美味しかったです。
（トラピックスのツアーは、生野菜のメニューが
多いのがプラス点です。）

メインはニシンの酢漬け。身が柔らかくて美味しかった
そうですよ。

お魚がダメな私はお肉をいただきましたm(__)m

ランチが終わって集合までちょっと時間があったので、
広場に出ていた絵画を振らりと見学に。
気に入った小さな絵があって、珍しく購入したと
思ったのに・・売ってる人がいない・・・(T_T)

さあ、バスでトルンに向けて約210kmのドライブです。
たった12人ですが、バスはいつも通りの大型バス。
一人2席使ってもまだ余裕です(^-^)
サッカーのスタジアム。なかなか素敵な外観です。

バスの車窓からの風景です。
バスはヴィスワ川に沿って進みます。

広大な耕作地が続きます。

緑が多い国だなあ～という印象です。
新緑が美しく輝いています。

キリスト教徒でも仏教徒でもない無信心な私ですが、
何故か教会の塔が好き！
バスの窓から遠くても、教会の塔が見えると、ついつい
シャッターを切ってしまいます。

ヤドリギがたくさんついている木。
鳥の巣みたいですね。

菜の花畑が一面に広がっています。
綺麗～！！

途中、コンビニのようなショップを併設している
ガソリンスタンドでの休憩をはさんで、
【世界遺産】の町、トルンに到着！
この川もヴィスワ川。

このヴィスワ川、かなりの暴れ川で、
昔はよく大洪水を起こしていたそうです。
このレンガの壁は、道路から少し坂を上った
ところにありましたが、何年にここまで水に浸かりました・・
という印があります。
いやいや、ちょっと大変じゃないですか～。

トルンの町の地図。
ヴィスワ川を利用した水上貿易で発達した
ハンザ同盟都市だそうです。
トルンはゴシック作りの建物が多いそうです。

町を囲む壁の向こうにレンガ造りの趣ある建物が見えます。

川沿いの駐車場からほど近い
「モナスター門」から旧市街に入ります。

モナスター門から旧市街を覗きます。

まずは、城壁に沿って左側に進みます。
あれ？奥の建物、なんか傾いて見えますけど・・・。

半地下・・ではなくて、元々は１階部分の窓だったのが、
洪水による地盤沈下でこんな風になってしまっているそうです。

もちろん建設当時から傾いていたわけではありません。
幾度にもおよぶヴィスワ川の氾濫で、地盤が削られて
傾いたそうです。壁にくっついて立とうとすると、
前につんのめりそうになります。

通り過ぎて、振り返ってみるとその傾きが
かなり急だとわかります。倒れないのか心配になりますね。

ここトルンでも、社会見学の子供たちが
沢山いました。

「長い間、コペルニクスの生家だと言われていた建物・・
だそうですが、実際は違いますよ～」って、現地ガイドさん。
（ドイツ（？）では、未だにこの建物がコペルニクスの生家と
言われているとか。）

実際のコペルニクスの生家はここ！
なんか協会のような立派な建物。
コペルニクスは銅を商う商人の息子として生まれた
そうです。裕福な家庭で生まれ育ったんですね。
尖頭型の窓枠とレンガ作りのゴシックの家です。

そしてここにも社会見学に訪れている大勢の
子供たちの姿がありました。

ゴシック様式の建物が多い中で目を引くのは
精霊協会。
この建物は19世紀建てられ、バロック様式の
プロテスタントの教会だそうです。

違う方向から尖塔部分をアップ。

旧市庁舎の近くに佇むロバ。
一見可愛いのですが、実は、作られた当初は
「罰のロバ」と呼ばれていたそうで、
罪人をロバに乗せさせて　足に重りをしばり　
罰を与えたそうです。背中に薄い出っ張りが
渡っているので、かなり痛そうです・・・。

旧市庁舎の建物が見えてきました。
コペルニクスの像がお出迎えしてくれているようです。

旧市庁舎の端に立っているコペルニクスの像。
ワルシャワでガイドさんに伺ったとおり、
立って訪れる人々を迎えています。

旧市庁舎の中庭に入ってみます。

ゲートの上にはトルンの象徴天使の像が。
手にカギを持っていますが、城門のカギだそうです。

旧市庁舎の中庭。

中庭から時計台を見上げます。

昔はこんな船を使って、ヴィスワ川を
行き来して貿易活動をしていたんですね。

旧市街広場

聖母マリア教会。
中にも入ってみます。

美しい主祭壇。

主祭壇をアップしてみます。

真ん中部分。天使がマリア様に受胎告知をしている
ところでしょうか。

パイプオルガン。

天井部分の模様も素敵です。
梁には成人の像が並んでします。

主祭壇の他にもいくつかの祭壇が設置されています。

背の高い、大きな素晴らしいステンドグラスが
並んでいます。

アップしてみます。

本当に、中世の街に迷い込んだような街並みです。

この建物も良い感じ。

バイオリン弾きの像ですが・・

周りには金色のカエルさんが口からお水を噴き出して
囲んでいます。
これは、昔トルンにカエルが大発生して人々が困っている時に
バイオリン弾きがバイオリンを弾きながら、大量のカエルを
退き連れ去ったという伝説に基づいているそうです。

この素晴らしいゴシックの建物の1階部分には
トルン名物のピエルニク（ジンジャーブレッド）の
老舗のショップがあり、かなり混雑しています。
もちろん私も購入しましたよ！

駐車場の近くに戻ってきました。

橋の上から。

この橋を渡っています。少し渋滞しています。

採光・・
虹？
薄っすらと虹のような光が見えます。

よーく見ると、太陽を中心に両端に見えていて・・
まあるく円を描いているような・・気のせい？

トルンの観光を終え、162km移動して、
今夜の宿泊地、ボズナンに向かいます。
夕日が綺麗です。

今夜のホテルはノボテルマルタ・・。
エッ？？
ツインじゃないの？ダブル・・う～ん・・。

今夜はレストランで夕食。
壁の絵はボズナンの街並みでしょうか。
素敵な絵ですね～。
明日が楽しみになります。

夕食はバイキング。
好きなものを取っていただきます。
パンがなかったので、パスタを取ったら、
後でテーブルにパンが回ってきました・・。
ワインは12ズウォティ・・だったかな。

明日は、ボズナンの街から観光が始まります。

https://4travel.jp/travelogue/11361653