ポーランドとスロバキア13日間の旅④　中世都市トルン

2018/08/04 - 2018/08/04

早朝グダンスクから、運賃が一人わずか１３zt（400円くらい）のFlix　Bus（旧・ポルスキーバス）でトルンに向かいます。

コペルニクスの生まれた町トルンは、第二次世界大戦でも戦災被害に合うことがなかったので、中世の美しい街並みが今なお残り、世界遺産になっています。ポズナニに移動する途中のほんのひとときですが、街歩きを楽しみました。

(旅程）　☆がこの旅行記
8/１（水）　成田エアポートレストハウスに前泊

8/２（木）　10:15　成田発　ポーランド航空80便
　　　　　(ここから、現地時間　－７時間）
　　　　　　14:25　ワルシャワ着
　　　　　　16:35　ワルシャワ発　ポーランド航空3815便
　　　　　　17:35　グダニスク着
　　　　　予約してあったタクシーで市内ホテルへ。(グダニスク泊）
8/３　(金)　朝食後、マリア教会など中心部散策
　　　　　　11:37　グダニスク中央駅発　
　　　　　　12:35　マリボルグ駅着
　　　　　マリボルグ城見学
　　　　　　15:04　マリボルグ発
　　　　　　　　　　グダニスク中央駅着
　　　　　グダニスク市内散策　(グダニスク泊）
☆8/４　(土)　5:35　グダニスクバスターミナル発　
　　　　　　7:45　トルン　バスターミナル着
　　　　　トルン旧市街散策
　　　　　11:40　トルンマイアスト駅発
　　　　　13:45　ポズナニ駅着
　　　　　ポズナニ旧市街散策　(ポズナニ泊）
8/５　(日）7:24　ポズナニ発
　　　　　　9:36　ブロツワフ着
　　　　　ブロツワフ旧市街散策　（ブロツワフ泊）
8/６　(月）6:34　ブロツワフ発
　　　　　　7:47　ヴァウブジフマイアスト駅着
　　　　　　7:56　ヴァウブジフマイアスト発　8番バス
　　　　　　8:23　クションシュ城　着
　　　　　　10:40　クションシュ城　発8番バス
　　　　　　途中、ミニバスに乗り換え
　　　　　　11:45　シフィドニッツェ　ﾊﾞｽターミナル着
　　　　　シフィドニッッェ自由教会など市内散策
　　　　　　14:38　シフィドニッツェ駅　発
　　　　　　15:16　ヤボル駅着
　　　　　ヤボル自由教会見学
　　　　　　16:50　ヤボル発　ミニバス　ブロツワフ行
　　　　　　17:45　ブロツワフ　着　　　(ブロツワフ泊）
8/7　(火)　　5:53　ブロツワフ　発
　　　　　　　9:28　ワルシャワ　着
　　　　　　ワルシャワ中央駅からヴィラノヴスカﾊﾞｽターミナルへ移動
　　　　　　10:30　ワルシャワヴィラノヴスカﾊﾞｽターミナル発
　　　　　　13:20　ルブリンバスターミナル　着
　　　　　　13:50　ルブリンバスターミナル　発　ザモシチ行ミニバス
　　　　　　15:20　ザモシチﾊﾞｽターミナル　着　タクシーで旧市街へ
　　　　　　ザモシチ旧市街地区散策
　　　　　　17:35　ザモシチﾊﾞｽターミナル　発
　　　　　　18:50　ルブリンバスターミナル　着　(ルブリン　泊）
8/８　(水）　朝食後旧市街散策
　　　　　　10:00　ルブリン城　三位一体礼拝堂見学(予約）
　　　　　　ドミニコ教会修道院、ルブリン大聖堂など見学
　　　　　　16:30　ルブリンバスターミナル発　ミニバス
　　　　　　20:40　タルノフバスターミナル着
　　　　　　タルノフ旧市街散策と夕食　　　　（タルノフ　泊）
8/9　(木）　8:08　タルノフ駅発　　
　　　　　　9:12　クラクフ駅着
　　　　　　クラクフ旧市街、ｶｼﾞﾐｴｼｭ地区散策　（クラクフ　泊）
8/10（金）　6:00　ホテル発　チャーターした専用車でスロバキアへ
　　　　　　9:00　スピシュカ・ソボタ　着
　　　　　　10:00　レボチャ　着
　　　　　　12:00　スピシュカ・キャピトーラを経てスピシュ城
　　　　　　14:20　スピシュ城　発
　　　　　　15:00　プレショフ　着
　　　　　　16:45　バルデヨフ　着
　　　　　　20:30　クラクフ帰着　　　　　（クラクフ　泊）
8/11（土）　8:02　クラクフ駅発
　　　　　　8:24　ヴィエリチカ駅着
　　　　　　8:55　岩塩坑ポーランド語コースで見学（予約済）
　　　　　　10:56　岩塩坑発304番バスでクラクフ中心部へ
　　　　　　クラクフ市内着後、昼食、散策　
　　　　　　16:00　ホテルで荷物ピックアップ
　　　　　　17:02　クラクフ中央駅発　空港行電車
　　　　　　17:30　空港着　チェックイン
　　　　　　21:10　クラクフ　発　ポーランド航空3922便
　　　　　　22:10　ワルシャワ　着　　　　（ワルシャワ　泊）
8/12（日）　7:58　空港前発175番バスでワルシャワ中心部へ
　　　　　　旧市街散策
　　　　　　10:42　旧市街発　175番バスで空港へ
　　　　　　12:00　空港にてチェックイン
　　　　　　15:10　ワルシャワ　発　ポーランド航空79便
　　　　　　（これ以降　日本時間　+7時間）
8/13（月）　8:45　成田空港　着

エリア トルン(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: LOTポーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

4:45にタクシーのお迎えをホテルに依頼しました。
早朝の道路はすいていて5時過ぎにグダニスクバスターミナルに着きます。

バスターミナルはグダニスク中央駅のすぐ横にあります。

画面中央に写るのが中央駅。

赤い車体でおなじみだったポルスキーバスがこの3月からFlix　Busになりました。
（旅行計画中の3月のある日に、お気に入りに登録のポルスキーバスのページに行くと、「Flix Bus」の写真がでかでかと出てびっくり。）

本日はこれで移動します。

名称は変わっても、グダンスク→トルン１３ｚｔとお財布に優しいのは変わりません。

この日のチケットは、日本出発前にネットで予約済。

一番乗りかなと思ったバス停に、わたくしたちより先にいたのはイタリアからのお兄さん。朝の挨拶とともに少しおしゃべり。

いざ、バスが来ると先着順なんて言葉などなく、列もなく右から左から乗客が集まります。イタリアのお兄さん視線が合ったら苦笑い。

１３ztの車内はこんな感じ。7割くらいの乗車率なので圧迫感はありません。

2時間半ぐらいなら、バスのほうが楽ですね。特にスーツケースがある時は。

うとうとしているうちに、予定より早く１５分ほどで、７時４０分にトルンのバスターミナル到着。

バスターミナルは旧市街の北のはずれ。

スーツケースを預けて、中心部に向かって歩きましょう。

聖ヤコブ教会

下から見上げます。
窓の装飾が素敵。

中世の趣を残しています。

レンガが見事なヤコブ教会でした。

ヤコブ教会から少し歩くと新市街広場。

今日は土曜日。青空マーケットが始まるようです。

すでに並べ終えたお店も。

これから並べるお店も。

本好きにはたまらない光景。

広場に面した家の屋根、「目玉」がついていてドイツ風。

以前は市庁舎。

聖三位一体教会。

面白いモニュメント。

ガチョウを抱えたおばさん、あらあら卵が一つ落ちちゃうよ！

あちらでは、別のモニュメントの前で記念撮影中。

モデルに選ばれたのはこのご婦人でした。

こんな子もいます。

旧市街のはずれにある、チュートン騎士団の城跡。

今は改修工事中で一部しか見られませんでした。

ヴィスワ川べりにでてきました。

本来なら、川の向こうにあるトルン本駅で列車を降り、この川の対岸にあるビューポイントから旧市街を眺めるとそれはそれは美しいそうです。

元気があれば、あの橋の真ん中あたりまで渡ってみて旧市街を眺めようかなどと話していたのですが、連日の暑さなどで参っていて、その気になれず、まあいいか・・と旧市街のほうに戻ります。

ヨハネパウロ二世の像。

慕われているのでしょう。あちこちでお目にかかります。

聖ヨハネ大聖堂。9時からここの塔に登ることができます。

塔の上からヴィスワ川。

聖母マリア教会のほうかな？

真ん中あたりまで行ってみようかといったものの、あきらめた橋。

ポーランド第二位の大きさという鐘。

内部も拝見。

天井が美しい。

レンガに絵が描いてある祭壇。

人物と対比するといかに大きな祭壇かわかりやすいかと・・。

ステンドグラス。
美しい窓辺の装飾。

聖ヨハネ大聖堂を出て歩き出しますと
ここはコペルニカ通り。

・・・ということは？

コペルニクスの生家

時間が早かったので、外観のみ。

コペルニクスの生家のすぐそばにあるのは、ピエルニク博物館。

体験コースもあるようですが、開館は１０時から。

旧市庁舎。
この辺りはとても賑やかです。

旧市街広場にそびえたつのは、コペルニクスさんの銅像。

市庁舎の中庭に入ってみます。

建物に絡まる緑は蔦かしら？

何やら、日本的な展覧会開催中の様子。

右が聖母マリア教会。
左の白っぽいのが聖霊教会。

聖母マリア教会の天井

聖母マリア教会のフレスコ画

聖母マリア教会のステンドグラス。

旧市街広場から少しわき道を入ると、スープが手軽に食べられるお店があるので、行ってみます。

朝食が早朝だったので、早めのお昼ご飯、スープを頂きます。

BAR Malgoska。おなじみミルクバーです。
旧市街広場の近く、カフェテリア方式なので観光の合間にはもってこい。

ジューレック(左)とビーツのスープ。
ポーランドは本当にスープのおいしい国ですね。

エネルギー補給して元気になって、駅を目指します。
窓に天使が腰かけている素敵な建物。

ホテルB&B　トルン。

バスターミナルの近くのこのホテルで荷物を預かってもらいました。
以前、ドイツで利用したホテルチェーンです。

トルンのinfoは１０時からなので、事前にいくつかのホテルで荷物を預かってもらえないかメールでお願いしたところ、快諾してくれました。

駆け足でたどった（オレンジ色のラインが足跡）トルンの街。

薄緑色でマークしたﾊﾞｽターミナルからスタート、
白でマークしたTorun Miasto駅から列車に乗ります。

荷物をピックアップして、スーツケースを引きずり、トルンマイアスト駅へ。

平らな道でしたが、結構しんどかったな。

電車のチケットはPKPのサイトで事前購入済です。

購入時に送られてきた添付ファイルをプリントアウトすればOK。

覚悟はしていましたが、小さな駅。
ホームまでのエスカレーターもエレベーターもありません。

大きなスーツケースを持って、階段を見上げていたら、地元のおじさんが、運んであげるよと手助けしてくださいました。ありがたいこと。お言葉に甘えます。

11時40分発の列車は遅れていて、なかなか来ません。

乗車券を事前購入して座席も確保できておいてよかった。

久しぶりに乗る、コンパートメント式の列車は満員。しかも暑いこと暑いこと。
スーツケースは、網棚に持ち上げられる大きさではなく、コンパートメント内に持ち込むのも無理。通路にそっと置かせてもらいます。

「荷物置き場がないんだねえ！」と向かいに座る学生風のお姉さんに夫が話しかけたら、
「ここはポーランドよ。」とクールなお答え。

以来、「ここはポーランド！」
何かある度、どちらからともなくこの一言が飛び出すことになります。

13:45ほぼ定刻通り、ポズナニ中央駅到着。
混雑して暑いコンパートメントからやっと解放されました。

今夜のホテルも旧市街広場に面したところ。楽しみ楽しみ。
では、タクシーでホテルへ！