2018/04/28 - 2018/04/30
109位(同エリア322件中)
群青さん
この旅行記のスケジュール
2018/04/29
この旅行記スケジュールを元に
2013年10月以来4年半ぶりに宮城三陸沿岸を旅してきました。
前回は時間的余裕が無くて回れなかったものの、ずっと気になっていた場所にも訪れることができ、また前回見た場所に関してはこの間の復興の様子の濃淡が如実に感じられて、ハンドルを握りつつ様々な感情が浮かんでは消えの旅でありました。
2018年の現在の姿を自分なりに書き記してみたいと思います。
2日目は気仙沼観光から開始。
気仙沼の新鮮な海の幸や土産物などを買い求めることと同時に、7年前のあの震災からこの街はどう立ち上がったかを知るべく訪れたのはこの場所。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
気仙沼 海の市。
リアスシャークミュージアムや氷の水族館、海産物や土産物処、そして食事処も併設された施設で、気仙沼観光でも中核的な場所のようです。シャークミュージアム 美術館・博物館
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震災に伴う津波によってこの場所は1階部分が水没したそうです。
朝9時なので閑散としているかと思いきや、早々と気仙沼観光を満喫している方が多く見受けられ・・・ -
まずは最初に2階にある「シャークミュージアム」へ。
元々は気仙沼を代表する”サメ”の紹介に特化した博物館として始まったらしいのですが、震災からの復興の過程で東日本大震災のアーカイブ昨日も兼ね備えた施設として再スタート。
「震災の記憶ゾーン」では震災復興シアター(長さ15分、各時間00分、20分、40分~)であの日の様子が映像で紹介されているほか、数々の写真がパネル展示されています。
また、「絆ゾーン」では数々の応援メッセージが紹介されていますし、「海と生きるゾーン」では気仙沼の海と港の現在を知ることができます。 -
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「シャークゾーン」では真っ先に迫力あるサメの展示がお出迎え(笑)
サメの生態についていろんな角度から展示されていて興味深いです。
特に目を惹いたのは、ある種のサメは交尾をすることとペニスを2つ有していること!
マジか・・・ -
2階部分の外に出ると鯉のぼりが泳いでいます。
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1階に戻り、海産物や土産物を買い求めた後、せっかくなので港の方まで散策することに。
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普段は活気溢れるであろう港も、休日の長閑な光景が広がっています。
震災後に作り直されたからか、真新しい一方でコンクリートに太陽が乱反射して、目を開けているのがキツイほど・・・ -
時計を見ると11時を回っていて・・・
案外ゆっくりと観光してしまってます(笑)
当初の予定ではも少し早い時間帯に次の目的地へ移動のはずでしたが、海の市の中の店に美味しそうなランチを食べられる店もあるので急遽予定変更。 -
リアスキッチンという店に入り、「旬のリアス丼」と命名された海鮮丼をいただくことに。
いくらの隣にさりげなく鱶鰭をほぐしたものが載っているのも気仙沼ならでは?!
少々いいお値段でしたが、価格に違わぬ美味しさで大満足。
食べている間にドンドン海の市は賑わってきて、店の外では順番待ちの行列も・・・
時間の予定も押していたので、食べ終わったら次の目的地へと向かいます。 -
国道45号線を南下。
未だ更地の場所が多いことに驚かされる一方で、この先を見据えてじっくりと復興工事を行っている様子も垣間見え、やはりそうしたことは実際に足を運んで自分の眼で見てみないとわからぬものだ!と改めて感じる次第。
次の目的地はここ。
無料駐車場に車を停めると案内看板が設置されていました。岩井崎 自然・景勝地
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遊歩道の更に海側には大きな岩が並べられているもののずれている光景が気になりました。
もしや、以前はこちらが遊歩道だったのかしら??? -
波路上(はじかみ)地域は気仙沼の中でも外洋と面しているため、津波被害は甚大だった場所。
国道45号線から岩井崎へと入って来る道中、どこもかしこも更地。
乾ききった土の上は何もない状態が目立ちましたが、こうして岩井崎から見てもその様子が実感できますね。 -
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奇妙な形の木、モニュメント、そして多くの人たちの姿。
早速近づいてみましょう! -
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「龍の松」
津波によって被害を受けた松の木の一部が奇跡的に残り、保存作業が施されたそうです。
まるで天に登る龍のような姿をしていることから「龍の松」と名付けられたのだとか。 -
岩井崎の潮吹岩。
時折、岩の割け間から勢いよく潮が吹きあがることから潮吹岩と呼ばれています。
これ、なかなかタイミングを掴むのが難しく、迫力ある潮吹きを撮影することが叶わなかったのですが(苦笑)・・・
なかなかの迫力でしたよ~! -
江戸時代の横綱、秀ノ山雷五郎の像。
階上地区(この辺りのエリア)出身で天保年間に活躍した彼の像は、7年前の大震災の津波にも押し流されることなく力強く立ち続けたのだとか・・・ -
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岩井崎灯台。
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岩井崎周辺の見学を終え、再び国道45号線方向へ。
途中、明らかに異様な建物があの日のままそっくり残された形で時が止まったまま建っていました。
気仙沼向洋高校。
震災時は津波が校舎4階の高さまで押し寄せ、大きな被害を受けたばかりか、校内には今も津波によってもたらされた車やがれきなどが取り残されていると聞きます。
震災遺構として保存が決まり、2019年度の一般公開に向けて整備が続いているようです。
数年後必ずまたこの地域を訪れて、その際は是非とも見学させていただきたいと思いつつ、気仙沼を後にしました。
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