2018/03/21 - 2018/03/21
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ケロケロマニアさん
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本旅行記では、2018年春の北海道東日本パス旅の最終日の様子を綴らせて頂きます。
前々日の北海道新幹線乗り回し旅、前日の札沼線旅と、対照的な二つの旅を終えた後、今度は北を目指すことにしました。
ただ、目的は何もなく、5時間以上かかる鈍行列車に揺られつつ、適当に考えることにします。
お天気は最高。今まで相性のあまり良くなかった利尻富士も、この日はその秀麗な姿を存分に楽しませてくれました。
(表紙:宗谷本線上の鉄路から、真正面に望める利尻富士。この区間は長くはないので、貴重です。さて、どこでしょうか?)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今季の北海道東日本パス最終日旅程の朝となりました。
おうちの前の雪山。
とても3月21日とは思えない程巨大に残っています…(-_-;)。 -
駅に向かう途中に眺める雪原。(雪のない時期はごく普通の畑。)
光と影のコントラストを朝から楽しませて頂きました(^_^;)。 -
国道40号の様子。
この日はようやく、道路上が完全に乾いたアスファルト路面になりました。 -
和寒駅前の雪山。
町の観光案内板は、まだまだ雪没状態です…。
この時期にこの高さまであるのも異常だわ…。 -
しかしお天気は最高ですね。
これなら、宗谷本線も止まることはないでしょう。
ただ、逆にお天気が良過ぎて、融雪が一気に進んで鉄路水没のため運休、なんてことも、この時期の宗谷本線沿いでは時々起こることなので、寧ろそっちが心配。
あまり、気温が上がらないで欲しいな…。 -
下りに乗車の際は、跨線橋を渡らずに済むのが便利。
ただ、ちょっと撮影のタイミングが遅れた…(-_-;)。 -
春休み期間でもあり、祝日(春分の日)でもあり…。
朝一の下りは、士別や名寄の高校に通う学生さん達で行列が出来るのが常ですが、この日は空いていました。和寒駅 駅
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この日の朝一便は、2両編成で運行されていました。
勿論、後ろの40ちゃんは名寄切り離しなので、前方の54ちゃんに乗りましょうね。
いつも普通に乗車している汽車ですが、根室本線が止ったままの現状を踏まえると、かなり長距離の部類に入るでしょうね…。 -
駅舎が和寒と似た風情の、隣町剣淵の駅舎。
和寒は丸屋根ですが、剣淵は尖った三角屋根ですね。
和寒は南瓜やキャベツをイメージした丸屋根、剣淵は”剣”のように尖った三角屋根、と覚えておくと良いでしょう(;'∀')。剣淵駅 駅
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稚内までの長旅となりますので、和寒のセコマにて、これだけの食材を購入しました。尚、ドリンク代は節約のため、おうちからコーヒーを沸かしてきました。
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士別に到着。
言わずと知れた、サフォーク羊さんの町ですね。士別駅 駅
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普段の朝一汽車は、車内が学生さんで混雑しているので、あまり落ち着いて、名寄までの各駅を眺めることに躊躇してしまいますが、この日は空いていたので、久し振りに各駅を撮影していきましょうね。
士別のすぐ隣は、こちらの下士別駅。
”下”の方が北にあるのは、天塩川沿いの地名としての名残でしょうか?下士別駅 駅
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続いては、地元民はよく”名寄”と聞き間違える多寄駅。
多寄駅 駅
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そして、味わい深い待合所が今なお残っている瑞穂駅。
元名古屋市民的には、かつて3月に毎年観戦に出かけていた名古屋国際女子マラソンのことを思い出します。(当時は瑞穂陸上競技場発着のコースでしたが、現在はナゴヤドーム発着のコースに、名称もウィメンズマラソンになりましたけど…。)
佐々木七恵、カトリン・ドーレ、カーラ・ビュースケンス、趙友鳳・山下佐知子とか、優勝シーンを眺めたなあ~、ああ、懐かしい…。自分が名古屋を離れてからは、高橋尚子や野口みずき等、地元の有名ランナーも数多く走るようになって、一気にメジャー感が増しましたが、黎明期の名古屋国際女子マラソンは、凄くひっそりとした雰囲気で大会が運営されていたことを懐かしく思い出します。
てか、道北の瑞穂駅で、そんなことを思い出している人はまずいないでしょうけど…(;・∀・)。瑞穂駅 駅
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続いては風連駅。
ここに来る度、「南極物語」に登場していた、一匹狼的なワイルドな風情の、”風連のクマ”というワンちゃんのことを思い出してしまいますね。
旧風連町は、現在は名寄市へと編入されてしまいました…。風連駅 駅
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名寄の一つ手前が、東風連駅。
ここは高校の最寄り駅でもあるので、この朝一便では多くの学生さん達が下車します。名寄高校駅 駅
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でも、この日はやはり少なかったですね。
学校に向かう数名の学生さん達の歩む方向の背後に見えるのが、名寄市民の憩いの山、ピヤシリ山ですね。日本一のパウダースノーを謳うスキー場があることでも有名でしょうか。 -
名寄に到着。ここで切り離しとなります。
後方の40ちゃんはこの子でした。 -
54ちゃんと40ちゃんの”異色カップル(?)”もここでお別れ。
名寄駅 駅
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しげしげと作業を見つめます。
あんまり見てると、作業やり辛いかしら…。 -
では、旅を続けましょう。
名寄駅前の雪山はこんな感じ。
大きいとみるか、小さいとみるか…。 -
途中の数駅は、さらに空いた車内での朝食中だったため、撮影は中止。
食べ終わった頃に南美深に到着。南美深駅 駅
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美深駅に到着。
何やら、運転手さんと運賃支払いの件で揉めているお客さんが一人…。美深駅 駅
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次いで、初野駅。
ここはまだ乗降したことがないなあ~。初野駅 駅
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紋穂内駅。
ここは、美深の道の駅に行く際にお世話になる駅です。駅から歩くと、結構距離はありますが…。
鰐皮みたいになっている外観が味わい深い…。紋穂内駅 駅
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音威子府が近づいてくると、豪雪の度合いが増してきたようですね。
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恩根内駅。
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列車交換の名所として知られる、豊清水駅。
豊清水駅 駅
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ここでは、上りの「サロベツ2号」を見送っておきましょうね。
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さいなら~。
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続いて天塩川温泉駅。
普通列車の減便で、ここへの日帰り入浴も不便になってしまいました。天塩川温泉駅 駅
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この辺りの雪の量はやっぱり凄いですね…。
2018年の冬、全国的には和寒の西隣、幌加内町の豪雪が報道を賑わせておりましたが、宗谷本線沿線では、この辺りの豪雪が一番でした…。 -
次は、昨年の早春サイクリングでお世話になった…。
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咲来駅ですね。
咲来駅 駅
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駅出発後は後方に移動して、名残りのショットを。
ホームで撮影している方もいますね( ´∀` )。 -
で、音威子府の市街地へ。
雪山の高さが、やっぱり違いますね。
こりゃ、和寒程度で騒いでいたら、音威子府村民の方には笑われ&怒られそうだわ…(^^;)。 -
二日前に眺めた道南はもう完全に春の装いでしたが、やはりここは道北ですね。
同じ島内でも、この時期の差はとても大きく感じられます。
特に2018年は酷かったような…。音威子府駅 駅
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この汽車の音威子府での停車時間は長くありませんが、3分ほどを利用して外に出てみましょう。
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跨線橋の上からパチリして、急いで戻ります。
この時期の足元はスリップ注意ですよ('◇')ゞ。 -
この辺りでの車内の様子。
やはり同じ18きっぷ&北海道東日本パスシーズンでも、夏と比較するとお客さんは少ないように感じますね。 -
そりゃ、こんな雪の状態じゃ、いつ止まるか不安ですしね…。
天候を選んで足を運べるのは、準地元民の強みでもあります。 -
本当は、”読書列車”の予定で乗り込んでいたのですが、この年の雪の様子はとても美しくもあって、思わず見入ってしまう箇所が多かったです。
暫くは天塩川沿いに走行し続けます。 -
北海道命名之地記念碑の最寄り駅でもある筬島駅。
3月下旬を迎えても尚、駅舎は雪山で覆われて全貌を拝むことが出来ません。筬島駅 駅
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恥ずかしがり屋さん(?)の筬島駅、さいなら~。
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ここまで来ると、今も尚、完全に冬の景色ですね…。
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しかし、文章で表現するのは難しいですが、この水面の柔らかい雰囲気に、遅々とした春を感じる、というのも事実です。
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また、デカい雪山が現れたと思ったら…。
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佐久駅に到着。
以前はどこかのタイムスケジュールでここにて待ち合わせ時間があって、駅構内の展示品を民俗資料館のように楽しむことが出来たものですが、今となっては、下車してしまわないと、それは無理になってしまいました…。佐久駅 駅
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ここで、地元の方が一人下車されました。
佐久と天塩中川の間には、かつて琴平駅というのが存在しましたが、JR発足後間もなくの1990年に廃止となっています。
しかし、この駅名標には次駅の天塩中川が上貼り状態で残されている、ということは、この駅名標は1990年頃から生き長らえている、ということなのかな? -
そして、数年前に立派な駅舎に改装された天塩中川駅に到着。
天塩中川駅 駅
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ここの駅付近の積雪も凄い量ですね!
駅名標や名所案内板の半分以上が絶賛雪没中…。 -
角度を変えて…。
雪山で、裏のお家などは屋根の一部しか見えない状態です。 -
続いて、歌内駅。
歌内駅 駅
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どうでも良いけど、これを書いている途中、○ッポン放送のナイター(讀賣VS阪神)をradikoで聴いていたら、クイズ・トリプルチャンスの第一問の答えが(坂本勇人は第一打席でヒットを)打たない、で確定。
そりゃ、一応応募するけど、これで当たったら、歌内駅サマサマだわな。
何のこっちゃ…。 -
次いでやって来たのは問寒別。
行政区的には、ここからが幌延町域、ということで、つまり宗谷総合振興局管内、ということになります。
幌延は以前は留萌管内でしたが、支庁→総合振興局の変更の際に、宗谷管轄へと変更になった町でもあります。空知から上川に変更された幌加内のことも思い出しますね…。問寒別駅 駅
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因みに、駅舎自体も数年前に塗り直されましたね…。
どうせなら、もっと派手なデザインにすれば、良かったのになぁ~(;´Д`)。 -
現在の幌延町は、”秘境駅の町”としても絶賛売り出し中。
この駅も、某人気番組、珍○○に登場したことがありましたね。
物置のような待合室と小さな片面板張りホームだけの駅、ここも2017年3月のリストラ候補に挙がった駅でしたが、何とか町の努力によって、駅が生き長らえています。豊浦の小幌もそうですが、町の情熱が駅を守る側面もありますよね。いつまでも頑張って欲しい駅の一つです。糠南駅 駅
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この風情がまたたまらない!
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間もなく、天塩川との景観ともお別れです。
この辺りはまだまだ雪原ばかりで、とても川が流れている状態には見えません。 -
そして宗谷らしい、丘陵の景観が始まるようになった頃…。
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長い宗谷本線沿線上で唯一のトンネル(下平トンネル)に入ります。
これだけの長い路線でありながら、トンネルが殆どない、というのも、車窓が存分に楽しめる宗谷本線の魅力です。
因みにこのトンネルとても、本来はなかったのですが、災害の頻発のために新線が設けられて、1960年台に掘られたものですので、それまでは、宗谷本線上には全くトンネルがなかった、ということになりますね。 -
トンネルさん、さいなら~。
(またカエルりも通るけど…。) -
そして、宗谷本線上を代表する立派な駅舎が残る、雄信内駅へ。
この辺りもまだ豪雪地帯が続きますが、そんな過酷な環境下でこのような立派な木造駅舎が残されているのは、本当に奇跡的なことだと思います。しっかりと建てられたお陰なのでしょうね。 -
これだけの立派な駅舎が現存しながら、現時点での特に平日における乗車人員平均は0.0人とのこと…。なんか、勿体ないですよね…。
今度は、雄信内駅に長期滞在、という旅も楽しそう。
現行スケジュールでは、本日乗車してきた朝一の汽車は1010着ですが、折り返しの上り列車は、1207発なので、2時間ちょっとの駅滞在が楽しめそう。その後天塩川温泉でも立ち寄って、晩の音威子府発の汽車で和寒に戻る、というのが一日行程となりそうです。 -
続いて、安牛駅。
この駅も雪山に阻まれて、貨車駅舎が見辛い状態です。
またどうでも良いことだけど、個人的には、当初、安馬と呼ばれ、後に横綱まで昇進したものの、不祥事で引退に追い込まれた日馬富士関のことを思い出してしまう…。
因みに、”安い牛”とは言っても、元はアイヌ語起源。アイヌ語の「ヤシウシイ(yas-us-i)」、(網で)魚をすくう・いつもする・所、に由来するとのこと(Wikipediaより)。安牛駅 駅
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この辺りから、進行方向左手には、遂に利尻富士が望めるようになります。
これだけ美しい白い利尻を車窓から眺められたのは初めてかも~! -
そして、南幌延駅へ。
ここも上述の糠南駅や、後述の下沼駅と共に、2016年夏の報道で、廃止候補に挙げられた駅の一つでした。
ホームから美しい利尻富士が望める駅でもありますし、ここも逆風に負けずに、いつまでも頑張って欲しい駅の一つです。南幌延駅 駅
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暫くは、美し過ぎる利尻富士の景観に釘付け…。
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そんな頃に、上幌延駅に到着。
2016年春に、”白滝三兄弟”が一気に消滅してしまいましたが、道北の雄(?)として、南幌延・上幌延・幌延の”幌延三兄弟”には、いつまでも頑張って欲しいものです。
下幌延駅とか、北幌延駅とかがないのが、また逆に味わい深かったりする…。上幌延駅 駅
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ここまで来ると、海も近くなってくるせいか、積雪量としては寧ろ少なくなってくるように感じますね。
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後方車窓から、上幌延駅を見送った後、急いで前方車窓に移動し…。
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この区間で鉄路の真正面に望める利尻富士を激写。それが表紙の写真でもあります。
最後に若干カーブするところ辺りまで、正面に威風堂々と聳える利尻富士の姿を堪能することが出来ました。
こんな真っ白な利尻富士を望めるのは、勿論冬~春の季節に限られますが、この時期は好天に恵まれる確率も低いので、本当に貴重なシーンでした。遥々やって来た甲斐があったわ~(;^ω^)。 -
利尻富士をこれでもかっ、と見続けた後…。
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正面には、幌延駅の接近標識と跨線橋が見えてきました。
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で、幌延駅に到着。
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この汽車に乗ると、現行スケジュールでは音威子府よりも寧ろ幌延で停車時間が長い(20分以上)ので、ここではゆっくりと駅周辺を見物しましょうね。
幌延駅 駅
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まずは○テ・アングルで一枚。
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駅構内の様子。
名寄以北では、これだけ”近代的な”駅は暫く見られません。 -
昨年は北海道179市町村巡り旅でお世話になった沿岸バス。
道内のバス会社の中では、個人的には一番好きな会社でもあるので、また鉄道旅と絡めて、日本海側の旅も楽しまないとね…。 -
駅前では、皆さん記念撮影。
青空がとても美しいですね。駅入口付近は、雪もすっかりと解けていました。 -
まあ、ここでは近くのスーパーまで買い物に出かけますが…。
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時間的にはまだ午前中ですので、流石に”イエローシール商品”は見つけられませんでした。贅沢をして、定価販売の海苔弁当を購入(298円)。
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最北の風景を堪能しながら、少々早めのお昼ご飯としましょうね。
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次は下沼駅。
上述の通り、ここもリストラ候補に挙げられた駅の一つですが、幌延町の尽力によって、何とか生き長らえている、という現状です。
そういや、私が今も尚使っている20年以上前の地図には、隣に南下沼駅なんてのも載っていますね。この駅の廃止は2006年3月のことでしたので、それからも12年の歳月が経過したことになります。下沼駅 駅
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この辺りから眺める利尻富士。
ますます大きく望めるようになって、離島であることを忘れてしまいそうな距離感です。 -
で、豊富駅に到着。
稚内・南稚内・幌延と並び、宗谷管内を代表する巨大駅(?)の一つです。
観光客的には、温泉の最寄駅としても有名でしょうね。
ここでは、上り普通列車との列車交換のための数分の停車があります。豊富駅 駅
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跨線橋内部の様子。
おや?工事中のようですね…。 -
なので、汽車がちょっと撮り辛い。
工事中の通路を挟んで、窓越しにパチリ。 -
豊富駅前にはこんな子も。救援車とのことですが、この時期はまだ冬籠り中でいらっしゃいました。
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豊富駅からは意外と距離がある豊富温泉。
独特の泉質が病みつきになる、道北の名湯ですよね。
留萌方面から、バスで来ることも可能ですので、またそのうち行かないとな~。 -
豊富温泉やサロベツ原野への入口駅、ということで、ここの駅構内には観光案内所も併設されていますね。時間はありませんでしたが、取り敢えずパンフ類だけ頂いていくことにしました。
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で、無事、上り列車との列車交換を終えて、後方車窓から跨線橋と共に見送ります。
さいなら~。 -
で、頂いたパンフを眺めながら、本日の行程を決めることにしましょう。
おおっ、日本最北の無人駅、抜海駅のことが載っているではないか!
お天気も良いことですから、本日はここで下車し、稚内方面まで歩いてみることにこの時点で決めました! -
相変わらず美しい、利尻の眺め。
でも、こんなけ綺麗に望めたら望めたで、そろそろ飽きてきた、というのは贅沢って怒られるか…。 -
続いては徳満駅。
ここも数年前、自転車を携行してきて、サロベツ展望台まで向かった旅のことを思い出します。徳満駅 駅
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で、接近標識を確認した上で…。
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豊富町域の最北端、兜沼駅に到着です。
兜沼駅 駅
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この辺りまで来ると、逆に利尻が近過ぎて、手前の山に景観が遮られがちになりますね。
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そしていよいよ、稚内市域の勇知駅へ。
ここも最近、塗り替えたようですね。勇知駅 駅
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稚内市域に入ると、いよいよ、最北の鉄路、的な風情が強くなってきますねぇ~。
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で、列車交換可能駅でありながら、現行スケジュールでは、定期列車としては一切の列車交換が行われなくなってしまった、日本最北の無人駅、抜海に到着です。
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7時前に和寒を出発してから約5時間。どうもお世話になりました!
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さいならぁ~。
抜海駅 駅
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と思っていたら、なかなか出発しないぞ???
交換列車もないのに、何故か長時間停車していますね…。
これも昔の名残なのか??? -
宗谷丘陵を背景に、乗車してきたキハちゃんをお見送り。
カエルりは別の子かもしれないけれど、また宜しくお願いしま~す。 -
では、念願だった抜海駅の駅探訪から始めましょう。
まずは名所案内。
こちらもシンプルな内容ですねぇ~。 -
後続の下り「宗谷」もお見送りしていこうか悩みましたが、この時点ではまだ稚内まで歩くつもりでいたので(じゃ、結局歩かんかったんかいっ?)、30分以上の時間ロスはちょっと心配。
ということで、一応、対岸に渡って、ホームの遠景のみを撮っておきましょう。 -
旭川駅から抜海駅までの営業キロは丁度245キロ。
JR北海道地方交通線の運賃表を参照すると、旭川からここまでは5070円ですが、南稚内や稚内まで行ってしまうと、ワンランク上のカテゴリー(5400円)となってしまうみたいですね。
まあ、フリー切符利用だから、関係ないけど…。 -
抜けるような青空に恵まれたので、案外騙されがちですが、駅舎入口に設置されていた温度計を確認すると…。
5度位しかありませんね。こりゃ、海沿いは相当寒いかも…。 -
駅舎内の様子。
ここは「南極物語」を始め、最近では、吉永小百合主演の「北の桜守」の舞台ともなりましたので、映画ファンにも注目度が高い駅ですね。 -
という訳で、記念に一筆。
今確認すると、”これから稚内まで歩きま~す”なんて、無責任なこと書いてますね…(;´Д`)。 -
かつての駅の様子の写真なども貴重な展示ですねぇ~。
-
そして、ここはもう一つ、小泉今日子主演のドラマ「少女に何が起ったか」のロケ地としても有名になりましたよね。世代的にはこっちの印象の方が強いかな…。
キョンキョンと賀来千香子のバトル、ドロドロ感が半端なかったなぁ~。 -
現在の抜海駅の発車時刻表。
今では上り4本、下り3本のみ。2016年春のダイヤ改正以降、更に寂しくなってしまいました…。 -
抜海駅を走るSLの様子、なんてのも、今では考えられない光景です。
-
こんな木枠を見ていると、ちょっとした洋館に迷い込んだかのような錯覚にも陥りますね。現役の”明治村”的な?
-
見慣れたプラスチック製の緑椅子の隣には、こんなソファーも置かれています。
長時間座って過ごすには良さそうですね。 -
では、名残り惜しいですが、”稚内に向けて”歩き始めましょう。
-
駅前通りの様子。
まだ、冬道状態が続いていました。
気温・路温は低そうです…。 -
最後に、抜海駅の外観を撮影して出発です。
本当は一冊の旅行記で終わらせようと思いましたが、旅行記4冊で終わらせるのも、一日本人的には縁起の悪さも感じますし、また写真が200枚以上になってしまうのも見辛いかと思いますので、ここで旅行記を一旦終了させて頂くことにします。
最後までご閲覧下さった方、どうも有難うございました。次で本旅に関する旅行記は最終となりますので、またお時間がございましたら、続編にもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
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