2017/11/07 - 2017/11/18
44位(同エリア248件中)
りちおさん
この旅行記は、「【5-2】モロッカンスタイルに憧れて、ざくっとモロッコ(*´∀`*) カスパ街道とステキなホテル」の
続きです。
アルコールなしの生活も3日目。アルコールで刺激を受けられない分
お買い物に情熱を向けようと思うのが人のサガというもの。
マラケッシュに向かうまでの道は、モロッコで有名な
ローズウォーターとアロガンオイルの産地がそれぞれあるので
安く買えるはず??
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我々が泊まったカスパホテルは、バラの谷。
何て素敵な名前なのん。
でもいまは薔薇の季節じゃないからね。
それなら薔薇の加工品が欲しい!
ローズウォーターなんかが作られているらしい。ぜひ欲しい!
ローズウォーターとは、バラの花びらを贅沢に使い、
煮込まれた水の蒸気をあつめたもの。化粧水として使うのが主ですが
目にもよいらしく、目にかけてもよし、お菓子に入れて
香り付けとしても使える優れもの。
もちろん私は買う気満々!
そこでマホメット氏が工場を併設したお店に連れていってくれました。
お店もローズ色で可愛いじゃないか。 -
店内はバラ製品でいっぱい!
しっ・・・しかし、これが結構たまげる値段。
ローズウォーターが普通に2200円くらいします。
ぞれじゃあ日本で買うのと同じやんけ!
じゃあ無難に石鹸・・・と思ったら
ちゃっちい箱にはいったちゃったいい石鹸が一個800円!!
ロクシタン買えるやんけ!
原産地で買ったら安く手に入ると思ったのは大間違い。
ここはモロッコ値段ではなかったのです。。 -
でもマホメッド氏の顔も立てなきゃと、このローズウォーターを
義母と義妹と私に一本づつご購入。
その効能は?
ローズウォーターだけじゃうるおいが足りないんですよね(笑)
おまけに小さな石鹸をプレゼントしてくれたのだけれど、
帰国してあけてみたら、それは無残にも砕け散っていました(涙) -
ローズウォーターは、青色の瓶に入ってることが多いですね。
現在使用中ですが、やっぱりこれ一本じゃ
潤いが足りない。
口も大きくて、ガバって出すぎてしまうのが悩み。 -
バラの谷から車で2時間くらい。
映画のロケ地で有名な「アイト・ベン・ハッドゥ 」へ。
「グラディエーター」の撮影地です。
気を抜いて軽装で出てしまったけど
駐車場からカスバまでは、結構な坂道を下り
さらにカスバを上がらないといけないので
しっかり帽子をかぶってリュックを持って出ればよかった。
ペットボトルの水を手で持たなきゃいけないのがうざかったです。。
そしてこの川を渡らないといけない(><)
一応、石が置いてあって、その上を歩けるようにはなっているけど・・
ウンチの私には頗る険しい道(笑)
そしてレディーファーストを知らない、ガイド氏と旦那氏は
私を置いてさっさと行ってしまいました。 -
先住人のベルべ人はアラブ人支配から逃れるため、
険しいアトラス山脈を越えてここにカスバと呼ばれる要塞を
気づいたのが7世紀ごろ。
今では何組かのご家族しか住んでないそう。 -
この木組みに、牛のうんちと土と、葦を混ぜたものを詰めて
固めて作ったレンガが作られたんです。
地道な作業で、これだけの大きいカスバができたなんて!
昔の人ってすごいですよね。 -
これは当時の鍵!
組み合わせがあったときだけ開く仕組みとか。鍵の原点ですね。 -
アイト・ベン・ハッドゥで撮影が行われた写真が飾られた部屋がありました。
これにつられて中に入ると・・・ -
ここで撮影された映画名のリスト。
知ってるものから古すぎてさすがに知らないものまで! -
あぶり絵の実演を強制的に見る羽目になります。
白い紙をバーナーであぶると、アイト・ベン・ハッドゥを背にした
ラクダの絵が浮き上がってきます。
この絵が中々哀愁を帯びていてよい感じなのですが、
何せ高い。一枚1200円。
もう絶対価格設定間違ってる~。600円くらいだったら
noと言えない日本人は買ってしまいそうなもんですが
なにせ1200円。
お茶を濁しながらその場を退散いたしました。。。
ごめんよう。。ー -
結構な上り坂をどんどん上がっていきます。
ここは今でも人が住んでるおうち。
家には必ず、動物用の部屋も用意されていて
ロバやら鶏やらヤギやらと共存するのが普通らしいです。
えー、楽しそう! -
モロッコ絨毯を売っているお店もあります。
しかし全く商売っ気なく、お店の姉ちゃん3人組は
ぺちゃくちゃ話に夢中で、お客さんが来ても知らんぷり。
あー、もうー、私が代わって営業に出たいくらい!
何枚か売ってあげるからマージンちょうだいな。 -
結構な坂道をだいぶ上がってきました。
日差しもきつくて結構ヘトヘトです。
あーーもう歩けない!
川を挟んで向こう側が新市街。
こちら側は旧市街で、住んでる家族は何組かだけ。 -
ドームみたいのもあったけど、今思えばこれなんだったんだろう。
疲れすぎて気にもならなかったけど。
例えこれがクレオパトラの墓だよって言われたとしても
歩いて見にいく気には到底ならないくらいのヘトヘトぶり。 -
映画のロケ現場にしか見えないこの集落。
昔はたくさんの人たちで賑わってたんだろうなぁ。
日本みたいに夜這いとかあったのかなぁ。
なんて、歴史に思いを馳せてみたけど、もうこれ以上は歩きたくない。 -
男二人は私を置いて上まで行ってしまった。
旦那から「こっちみてみ」って上からラインきたけど気づかないフリしてやった。
ちなみにてっぺんにある建物は昔の銀行。
大切なお金を預かるので一番上に建てたんだって。
でもやっぱり映画のセットにしか見えません。 -
そろそろ食事だって。川が見えるとこと、カスバが見えるレストラン
どっとちがいい?って聞かれて
カスバが見えるレストランに決めた。
だってどうせ、タジンかケバブしかチョイスは無いからね。。
土産物屋さんを超えて下に降りていき
駐車場近くのレストランレストランに。 -
そしたらこの絶景!!!
カスバ全体が見える素敵なレストラでした。
しかしそこには、sexアンドcityをひっぱりまくったまま歳をとったような
テンションの高い50代くらいの女性二人がいて、
タブレットでガンガン音楽を流して、スパスパタバコを吸ってる。
いくら西洋人でも、痛い。イタすぎる。。。
ジロジロ見てしまったので、女性の一人に
「あと一曲で消すからまってて」と言われてしまった。
「オッケー」と笑顔で応えてしまう、ああ、悲しいサガの日本人。 -
ほら。こんな感じでカスバを目の前に見ながら食事ができるんですよ。
素敵でしょ!!
前菜のチョイスもこれしかありません。
もちろんモロッカンサラダ。
おいしいんだけどね。 -
またタジンかー、と思って頼んだケフタンジ。
これが神!!!
スパイスが効いたソースが絶妙でうまいっ!!
半熟の卵に絡んでうまい! -
主人が頼んだチキンタジン。
これもどうせいつもと同じタジン。。。
と思ってたら大間違い。
ソースが絶妙でうまいっ!!
タジンなんてどこで食べてもそこそこの味だと思ってたけど。
ここのレストランは最高に美味しいタジン!
フランス人じゃないけど、やっぱりソースが決めて!
なんでしょうね。 -
デザートはザクロじゃなかったらこちらのチョイスもありです。
オレンジにシナモンかけただけのもの。
これが結構イケる。
あーー始めてモロッコ料理で満足したよ! -
屋上から見たカスバ。
最後の見納めです。
これでこのツアーのハイライトも終わり、あとはマラケッシュへと向かうだけです。 -
アトラス山脈ごえは道が悪くて、車酔いするって知ってたので
酔い止めを常備してたのに、なぜかこの日だけスーツケースに入れてしまったのか見当たらない。
今日のために酔い止めの薬買ってきたのにね。
意味ねー。
だって道がこんなもん。 -
「モロッコはこれからの国だから」とマホメッド氏。
このアトラス山脈越えの道も広げられる工事が盛んに行われてました。
日本だったら、どーんとトンネルを作っちゃうけど、
モロッコのはその技術がないのか、山質が難しいのか。
トンネル作ってあげたいなー。
このアトラス山脈越えが、もっと楽になれば
日本からの旅行者も増えるに違いないもの。 -
このアトラス山脈を越える途中に「アルガンオイル」の製造販売所が
あるんです。
what is アルガンオイル?
アルガンオイルとは、モロッコでしか自生しないといわれている
アルガンツリーの実から抽出したオイル。
肌にも髪にも使える、さらさらなのにしっとり保湿してくれるオイルなんです。
モロッコにしか自生しないといわれているアルガンツリー。
是非とも見たいと思ったのですが、
なぜかここには生えてないんだって。
アルガンツリーがないのに、製造販売ってどういうこと??
まーとりあえず中に潜入してみましょう。 -
だるそうにおしゃべりしていた女性達が、私たちが来店したことに気づくと
そそくさと、殻を剥いて実を出して、核を取り出したり
臼を回してオイルを抽出する作業を始めた。
ここでは全て手作業でオイルを製造していて、純度100%の
アルガンオイルが買うことができるという。
わくわく!!女性はこの手の物に弱いですよね。 -
しっ、しかし!すごい小さい入物に入ってるにも関わらず150DHから。
1700円もするの?
ええーーふつうに高いっ!!
そのくらい出せば日本でも買えるけどー。
しかも残念なことに、容器がちゃっちくってね。
本当に、そんないいものなの??って疑いたくなっちゃう。 -
こちらはアロガンオイルより、保湿力が高いと言われているサボテンオイル。
近年、セレブの間で流行ってるらしいです。
興味津々丸だったけど、小さいので4000円、大きいのだと9000円。
貴重な品物と分かっているけど、
こんなちゃっちい容器に入ってる化粧品に、そんな高いお金
支払えません!
希少価値の高い物らしいけど。。
うーん、って悩んでしまうお値段ね。 -
アルガンオイルの石鹸も700DH。
どんな高級石鹸やねん。
しかもやっぱり石鹸の箱はボロボロです。
ぐるぐる店内を回る私に同じくぐるぐる回って擦り寄ってくる
マダム店員。
あー、でも欲しいの無い!これなら日本で買う!!
と心を決めた瞬間。
なんと普段買い物なんてしない夫が「小さいサイズのアロガンオイル日本と、
食用アロガンオイルをおかんとえり(旦那の妹)に買う」
って。ふえぇぇー。男の買い物だな。
それはあなたのお小遣いでお願いします。
ということで、無事お店を出られたのでした。 -
アトラス山脈を越えて、マラケッシュのリヤドについたのは
17時くらい。マホメッド氏はこの足で、フェスに戻り
翌日一日だけ休んで、またこのアトラス山脈越えをするらしい。
めっちゃ大変じゃないですか。
なので、こなれてる風を気取って、最後に握手をするふりをして
チップを握らせた。
頑張って、日本とモロッコのかけ橋となってね。
さて、ツアーが終わってまた二人っきりになってしまった。
マラケッシュを楽しみますか。
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