【５-2】モロッカンスタイルに憧れて、ざくっとモロッコ(*´∀`*)　カスパ街道とステキなホテル

2017/11/07 - 2017/11/08

この旅行記は、「【５-1】モロッカンスタイルに憧れて、ざくっとモロッコ(*´∀`*)　アトラス山脈を越えてサハラ砂漠でラクダに乗る」の
続きです。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11312900/

砂漠を後にした我々は、昔ながらの市場を見て、
カパス街道でプチトレッキングを楽しみながら
本日のホテル、カパスホテルでゆっくりまったりです。
モロッコドライブは最高です！

１１月０１日　２１：２０　千歳発　羽田行（JAL）
１１月０２日　０２：４５　羽田発　ロンドン着（JAL)
　　　　　　　０９：５５　ロンドン発　マラガ着（ＢA)
　 レンタカーでミハス・ロンダ（ロンダ泊）
１１月０３日　レンタカーでジブラルタル・アルへシラス
　　　　　　　船でセウタ　陸路でモロッコ　
　　　　　　　タクシーでシャウエン（シャウエン泊）
１１月０４日　終日シャウエン観光（シャウエン泊）
１１月０５日　シャウエンからバスでフェス（フェス泊）
１１月０６日　専用車でフェスからメルズーガへ（砂漠泊）
１１月０７日　砂漠からトドラ渓谷（バラの谷で宿泊）
１１月０８日　世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥに立ち寄りマラケッシュ
１１月０９日　マラケッシュ観光（マラケッシュ泊）
１１月１０日　午前中マラケッシュ　午後からパリへ（パリ泊）
１１月１１日　午前中パリ観光　午後からブリュッセル・ルーベン（ルーベン泊）
１１月１２日　午前中ルーベン観光　１９時の便でパリから日本へ帰国
１１月１３日　帰国

エリア ドラア谷周辺(モロッコ)

砂漠を後にした私達は、アズールという小さな村に向かいました。

モロッコでも少なくなってきた、地元人の本格的な市場を見ることが
できるらしい。

地元の市場ってわくわくしちゃう。

市場に潜入。

いらなくなったドラム缶で作った、大きなお皿は
ラクダのエサ入れなどに使うらしい。

日本と違い、リサイクル品を利用して作った商品が
多く並んでいるのがモロッコの市場の特徴です。

大量の靴が！

これもあるものを再利用して作った靴屋さんです。

モロッコの道は舗装されているところも少ないし、
砂漠の上とかも歩かないといけないので、底がしっかりした作りで
砂が入ってもすぐ出せる形状の靴がお勧めとか。

さて問題。これは何を利用して作ったものでしょうか？

映画のセットで使われそうな、地元民ばかりの市場です。

これはさすがに個人じゃ入りづらいな～。
日本人どころか、他の旅行者っぽい人もいないんだもの～。

モロッコでは服はオーダーメードで作ることが多いんだって。

ジュラバを作ったり、お直ししたり、なんでもしてくれるんですって。
日本でお直しすると、3週間待ちとかで
結構な値段取られるけどね。ここだったらスグにやってくれそう！

しかも、ミシンはなんと「トヨタ」

しかもなかなかの年代物とみました。

ここではカンカンと鉄をたたいています。
全部手作業なんです。

鉄を日で熱して、カンカンたたきます。

夏は暑くてつらいんだろうなぁ。

そしてできたのがこちら。

モロッコの窓とかにはめられている飾り戸です。
1メートルあたりの金額で売られているらしいです。

可愛いと思うけど、さすがに持って帰ることはできません。

カラフルな女性用のジュラバも売られています。

寝間着として楽そうだなー。

続いてハーブのお店へ。

モロッコでは、西洋の薬ではなくハーブで病気を治すことが多いそう。
あー、スリランカでもそうだったなぁ。

お店の中にはたくさんのハーブが！

これはタジンに使うハーブ。

タジンって、そんなにスパイシーな感じはしないけど
結構スパイス使ってるんですね。

スターウォーズに出てきそうな彼は、ここら辺ではハーブの第一人者として
有名なドクター。

胃にきくハーブ、やせるハーブ、アレルギーに効くハーブなど
次々と出して説明してくれた。

目に良いというアイライナーも私の目に引いてくれて、
そのアラブ的アイライナーが、思いのほか私に似合って
この日一日エキゾチックな日本人になるのだった。

あと、石みたいなのに水をつけて唇に塗ると、あら不思議。
紅くは発色して口紅代わりに使えるものなどもありました。

結局、夫に毛生え薬を購入。
すっかり乗り気で買ったものの、まだ使っていない夫（笑）

早く使ってくれーと切望する妻。

カラフルな絨毯なんかも売ってます。

こんだけ毎日見てると絨毯が欲しくなってしまうのが
アラビアンマジック★

ちょうど時期らしく、たくさんの種類のデーツも売っていました。

デーツとはナツメヤシのドライフルーツ。
栄養も豊富で、アラブではよく食べられているけど私は、このモサモサ感が
得意じゃない。

「絶対美味しいから」って一つ頂きましたが、
うーん、やっぱり好きじゃないな。。。

モロッコと言えばミントティー。

あらゆるところでミントが山積みにされ売っています。
このおじさん、ミントティーの実演中。

写真が好きらしく、「写真撮ってくれ」と色々ポーズを撮ってくれます。

美味しそうに飲んでるところ。

20枚くらい写真撮らされたよ！

周りのお店の人達も大うけでした。
エンターテイナーだなぁ。おじさん。

羊やヤギの市場。

こうやって新鮮なお肉が食卓に登場するんですねぇ。。。
ちなみに一頭あたり8000円くらいで取引されるらしい。

肉にもなるし、毛も使えるし、おそらく日本で買うよりは
安いんでしょうね。

飼う予定も、買う予定もないけどね。

映画のワンシーンのようですが、モロッコでは日常的な光景。

ロバに乗っての移動するおじ様たち。
市場にお買い物にやってきたようです。

ここはロバの駐車場！

お店の人や、お買い物する人はここにロバを停めて市場に行くのだそう。
なんてことなの！楽しすぎるんですけど！

この市場、相当楽しかったです。砂漠体験は、何となく想像できたけど
この市場は想定外すぎて、わくわくが止まらなかった。

素朴な市場を楽しんだ後は、カスバ街道に向けてドライブです。

目まぐるしく土の色が変わっていきます。
モロッコは地域地域で土の色が違います。

今日はここでランチらしい。

カスバ街道の手前にあるホテルのレストランを利用です。

今日のご飯もいつもと一緒。

サラダはモロッコサラダ、そしてケバブ。

チキンタジン。

さすがにモロッコ料理も飽きてきたよおおお。
だって毎日、昼も晩もタジンとケバブだけなんだものお。

食事の後は、モロッコのグランドキャニオンと呼ばれている
トドラ渓谷へ！まともに歩いたら結構な距離ということで、
モハメッド氏は私達を途中で下して、
先に車を停めて待っててくれるとのこと。

こういうところが本当に要領がよくて気が利くと、毎回感動しました。

ロッククライミングで有名なトドラ渓谷ですが、
川もとってもキレイなので、夏は現地の人達もここに訪れ
川遊びとバーベキューを楽しむそうです。

なのでお土産屋さんもたくさん！

カラフルな絨毯と渓谷のコンビネーションはインスタバ映えしそう！

ここで絨毯を買う人がいるのかは謎ですが。。。

崖と一体となった建物。

おそらく宿泊施設になってるんでしょうね。

川岸にポツンポツンと一人ずつ座りこんでる若い女性達がいて
何してるんだろう？と思ってみてたら
「写真を撮ってあげる」ってまとわりついてきた。

4度ほど断って、振り切ったものの
小柄で、腕もおれそうに細いし、お金に苦労してるのだろうと
「戻るときに写真お願いして、チップをあげようか」って夫決めて
さて声をかけようとしたとき。。見てはいけないものを見てしまった。

帰るしたくをしていた彼女が、今日の稼ぎを勘定しはじめた。

じゃらじゃらとたくさんのお金！！めっちゃ稼いでるんじゃん！（笑）

ちょっと興ざめでした。。。

流れる水は透き通っていて、とってもキレイ。

小魚がたくさん泳いでいました。
岸壁がフィルターとなって、こんなキレイな水になるんだろうな。

あともうホテルに行くだけです。

途中の景勝地で車を停めて記念撮影。
はげ山に、その山と同じ色の建物。

手前はオアシスでナツメヤシが青々と茂っています。
地球にこんな場所があるんだ～。

絶景でしょ？

こんなところにラクダが。

砂漠に行かなかった人がここでラクダに乗るのだとか。

えーーそんなのちょっと寂しい。

中年男ふたり。

夫もマホメット氏もおそらく同年代くらい。
なかなか気が合うようでした。

いつも私を置いてさっさと行ってしまう
ところも気が合うようでした。

薔薇の街に到着。

春にはバラが咲き乱れ、とってもキレイなんだって。
見てみたいな～。

今日のお宿はこちらにあります。

大きい道から、細い道に入りしばらく走った先のホテルです。
「Kasbah Ait Moussa」

今日は憧れのカスバホテルに滞在です。
しかもなんと今日は貸し切りらしい！

素敵！！

絨毯は、地元の人が着古した服を使って作ったもの。
テーブル、今朝市場で見たタンクを再利用して作ったラクダの餌箱を裏がしたもの。
ソファーはマットを重ねてクッションをおいただけ。

これだけなのに、とってもおしゃれ！
参考にさせていただきます！！

昔の建物なので、壁は土にヤシを塗り込んだもので作られています。

これが曲者。
アレルギー気味の私はくしゃみが止まらない。

ええー？こんなにステキなのに、くしゃみが止まらないなんて。

階段も中々ステキでしょ？m

屋上からは薔薇の街を見下ろせます。

ちょうどお祈りの時間だったらしく、あちらのモスク、こちらのモスクから
競いあうようにコーランの音が聞こえてきてとっても幻想的でした。

夕日も落ちて、ステキな時間。
コーランが止むと、とたんに静寂な空間になります。

お部屋のモロッカンランプもとっても素敵。

ここのランプが一番ステキだったなぁ。
私のお部屋にもほしいけど、前提として部屋は超暗闇になってしまうんでしょうね。

素敵だけど生活しづらいよ。。。

ベットルームは天蓋つきのお姫様ベット！！

ベッドに誘うポーズを夫にしてみた。

夫にいらんサービスだ、って言われた。

あー時間もたっぷりあるし、本当はワインが飲みたい。
でもこんな田舎ではワインも買えない。
やっぱりスペイン出国の際に一本くらい買っておくべきだったと激しく後悔。

仕方がなくお水でディナー。
前菜はモロッコスープ。

ちょっとすパスが効いてて美味しいスープだった。

しかし問題がコレ。今日もタジン。
しかも野菜が人参のみ！！

ビーフのスープが出ていて、味はとってもよかったのだけど
もうタジンは食べたくない病が発病。

ああーーーだめーー。味は美味しいのに(多分この度で一位二位を争うほどの
タジンだった)もう食べたくないー、となってしまい大方残してしまった。

しかもデザート。山盛りのザクロ。

モロッコは前菜はスープかモロッコサラダ、メインがケバブかタジン、
そしてデザートはざくろの組み合ばっかりで、
さすがに飽きてしまった。

準備してくれたマイクに悪いからと思って
無理して食べたら具合が悪くなってしまった。

やっとハネムーンらしい、ゆっくりできる夜だったにもかかわらず
胃のムカムカが消えず、早々に寝てしまった。。。

タジンの悪夢を見ながら。。。

ふと目覚めると、胃のムカムカは大分消えていて
時計を見るとまだ3時過ぎだった。

私がモゾモゾやってると、夫も目を覚ましたので
テラスに出て星の撮影会でもしようかということになり
厚着をしてテラスに出た。

今夜も月が出て明るいけど、星もそれなりにキレイ！

周りに何もないところなので、星がすごくキレイ。

ネットで星を撮る設定方法を調べながらでしたが
何とかキレイな北斗七星の写真を撮ることができました。
キレイなり～。

夫に、そこに立っててって言われて、じーっとしてた。
夫はライトを持って後ろで変な動きをしてる。

何かと思えば連写を利用して、ライトで字を書いてたみたい。
逆だけどね。

何回も試したけど、結局一番初めの字が逆な写真が一番キレイに
写ってるね。

じーっとしてるのめっちゃ寒かったです。

そしてまたもぞもぞと部屋に戻って、朝までぐっすり寝ました。

翌日の朝。
7時半くらいにもそもそ起き出して朝ごはん。
オムレツにたっくさんのパンと、
種類豊富なジャムや蜂蜜がでるのがモロッコ風。

体は太くなってるのに食は細くなってる私は
パンはちょっとしか食べられない。

お部屋の内装はアフリカ！！

ドアは木、そのもの！
押入れのドアはアフリカっぽくカラフルにペインティングされてます。

こっちは今回使わなかったもう一個のベッドルーム。

なかなか素敵な部屋でした。
ファミリーでも泊まれるような部屋の作りで、陽が差し込んでいい感じ！

屋根は葦を乾燥させたそのまんまのもの！
あちらこちらに葦が生えてたので有効活用だね。

でも、この部屋。私くしゃみが止まらない。
何かアレルギー物質が部屋の中を飛んでるっぽい。

可愛いけどこの家では暮らせないわ～。

ホテルにサヨナラして出発です。

バラの谷と言われてるだけあって、この街のタクシーは
ピンク色です。バラの咲く時期に来てみたいなぁ。

つづく