【3】モロッカンスタイルに憧れて、ざくっとモロッコ(*´∀`*)　やっとモロッコ　青い魔法の世界　シャウエン

2017/11/03 - 2017/11/05

この旅行記は「２-2】モロッカンスタイルに憧れて、ざくっとモロッコ(*´∀`*) こんなとこに英国領？ジブラルタルと、スペインからモロッコへの入国体験談」の続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11298982

モロッカン紳士に助けられて、何とかシャウエンに到着した我々。
さっそく青の魔法にかかってしまうのでした。

１１月０１日　２１：２０　千歳発　羽田行（JAL）
１１月０２日　０２：４５　羽田発　ロンドン着（JAL)
　　　　　　　０９：５５　ロンドン発　マラガ着（ＢA)
　 レンタカーでミハス・ロンダ（ロンダ泊）
１１月０３日　レンタカーでジブラルタル・アルへシラス
　　　　　　　船でセウタ　陸路でモロッコ　
　　　　　　　タクシーでシャウエン（シャウエン泊）
１１月０４日　終日シャウエン観光（シャウエン泊）
１１月０５日　シャウエンからバスでフェス（フェス泊）
１１月０６日　専用車でフェスからメルズーガへ（砂漠泊）
１１月０７日　砂漠からトドラ渓谷（バラの谷で宿泊）
１１月０８日　世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥに立ち寄りマラケッシュ
１１月０９日　マラケッシュ観光（マラケッシュ泊）
１１月１０日　午前中マラケッシュ　午後からパリへ（パリ泊）
１１月１１日　午前中パリ観光　午後からブリュッセル・ルーベン（ルーベン泊）
１１月１２日　午前中ルーベン観光　１９時の便でパリから日本へ帰国
１１月１３日　帰国

エリア シャウエン(モロッコ)

クタクタになって、ホテルパラドールにチェックイン。
一応「シャウエン随一の高級ホテル」と言わているだけあって
wi-fiも使えるし、スタッフもみんな良い人です。

夜遅く到着する予定だったので、スーツケース引きずって
迷子になりたくなかったので、大きな広場に面してる
このホテルをチョイスしました。

日本人の宿泊者も多いからか、受付の女性に「ありがとうございます」
って片言で言われて、ちょっとテンションアップ↑↑

確かに毎晩日本のツアー客を見かけたので、シャウエンはやっぱり
日本人に人気なんだね。

お部屋はこんななかんじー。シャウエンらしく部屋のインテリアも
ブルーを基調としていて、いい感じ♪

ただ部屋はちゃっちーです。廊下の音はもちろん、
ロビーの音も筒抜けです。
次の日の夜はロビーでサッカー鑑賞会をしていたので
寝るまでうるさかったです。
ただ宿泊代も一泊6000円くらいなので、コスパはよいです。

さーて、お待ちかね、モロッコ料理第一弾を食べなくては！
もう21時と夜遅いし、お酒も飲みたいのでホテルのレストランで
頂くことにします。

モロッコはイスラム圏なのでお酒を飲める場所が限られてます。
特にシャウエンは田舎なので、お酒を飲めるレストランは2件しかないみたい。
その１つがここホテル・パラドールなんです。

モロッコワインを頼んでみましたー
まーまー美味しいです。ちょっと深みがないかな～。

料理はコースしかなくて、前菜とメインとデザートを選びます。
前菜は私がミックスサラダ、夫がスープです。

スープははじめ「何この味？？」って思ったけど
慣れてくると癖になる味です。

メインは、ケバブとチキンタジン♪

どっちも美味しい（＾＾＊）　チキンタジンはレモンソースなんです。
これがチキンにマッチしてめっちゃ美味しい。
あ～モロッコ、食文化高いわ～

と感動したのは始めの3日間くらい。4日目からはすっかりタジンに
飽きてしまうのですがそれはまた別の旅行記で（笑）

食事もさることながら、ここのレストランのウェイターさんが
めっちゃイケメンで面白い。

モロッコ、あやしい人ばかりだと思っていたのに（ごめんなさい。。。）
民度も意外に高い！！

しかし、このウェイターさん、その後も私達に会うたびに挨拶してくれるのは
嬉しいんだけど、会うたびに「ニーハオー」って声かけてくるの（笑）

私達も訂正しないで「ニーハオー」って挨拶返してたのも悪いんだけど（笑）

お腹いっぱい食べて就寝です～。

朝起きるとシャウエンは雨。

「雨だから早起きしなくてもいっか」という免罪符を手に入れたので
もう一回ベットに入ることに。

シトシト降る雨音を聞きながらの、旅行中に二度寝するのは
何よりも幸せな事だわ～。

まったり～。

11時くらいになるとさすがにお腹が空いてきたので
ごそごそ起きだして食事に行くことに。

メディナの真ん中にある「Restaurant Populaire Bab Ssour」に来ました。

施設名：Restaurant Populaire Bab Ssour
住所：Rue Elkharrazin No5, Chefchaouen 91000, Morocco

１１：３０と若干早い時間の入店だったので、お店は空いていましたが
この30分後には満席になりました。超人気店みたいです！

お店の外だけでなく中の壁もブルーに塗られていて
シャウエン感満載です!

雨が降ったりやんだりしていて、
ここでも雨音も聞きながらまったり～です。

日ごろ時間に追われる旅をしがちですが、こういうまったり旅もいいな～。

前菜はモロッカンサラダをシェア。

モロッカンサラダとは、トマト、玉ねぎ、パプリカなどをチョップして
ビネガーとオリーブオイルで混ぜたモロッコ式サラダ。
どこのレストランに行っても出てくるので、
旅行中はお通じの調子がよかったです。

日本でも簡単に作れそうだけど、野菜チョップするのが面倒でね。。。。

私のメインはケフタジン。
ラム肉のミートボールをぐつぐつのトマトスープで煮込み、卵を落としたもの。

これは間違いなく美味しい～。美味しくないはずがない～。

日本でも作ってみようと思ったけど、ラムのひき肉が手に入らないので
自分でラム肉をチョップしないといけないのが面倒で断念です。。。

私の家の近くにケフタジンがあるレストランを知ってるので
今度食べにいくこととします。

夫はラム肉のタジン。

私はラム王国の北海道民ですが、ラムのおいしさに関してはモロッコに
軍配があがります。全く臭みがなiいのに、
肉のうまみがあるラム肉で、ほろほろっと
優しくお口の中でくずれていって・・・・
いくらでも食べられちゃいそう。

モロッコの羊は放牧されていて、ミントやらローズマリーやら
自然のハーブを食べてるからこんなにおいしいんだって。

生きてるうちに脱臭されてるってことね。

付け合わせのパンは、毎食どっさりでてくるパッサパッサのうまみが全くない
パン。私は「雑巾パン」と呼んでいた。

悪口書いてるみたいですけど、これがモロッコだと不思議においしいんです。
日本にあっても絶対食べないけどね。

食後にミントティーとコーヒーと、小さなモロッコ菓子をオーダー。
まったりステキな時間～。

と思っていたら隣の席に中国の方が。。。。。
しかもご夫婦×3組＋娘さん一人＝計7人も！！
大人しくしてる訳がありません。
当然のごとくキャッキャキャッキャ大騒ぎで、まったり感は皆無になりました。

あーー、もー、うるさい！！イライラする！！
でも本人たちはすっごく楽しそう。
親戚関係なのかな～。家族がこんなに仲良いって羨ましい気もする。。

そんな感じで時には白い目、時には羨望の眼差しで見ていた
私達に気づいたのか、気づいていないのか
中国人のおじさまに「写真を撮ってください」って頼まれた。

サービス精神満載の夫は中国語で「イー　アール　サン」って中国語で
「１２３」って合図して写真を撮ってあげました。

そしたらご家族みんなえニコニコして「アリガトウ」って。

ちょっとかわいかった～。

あ～この人達うるさいけど、悪気はないんだろうな～。
ま、悪気ない方がたちが悪いって言うけども、
心から意地悪な人より数倍マシな気もする～。

一昔前の日本人も、海外でマナー悪いって言われたんだから
ちょっとは多めに見てあげよう、って反省しました。

ちょっとだけね。

ここのお店のオーナーは日本語が話せると、口コミには書いてたけど
この日は不在。対応してくれた男性も、フランス語でだけど
すごく親切に接してくれた。
今のところモロッコに悪い人はいない気がする。

お会計するところに置かれてあった、ガラス張りの冷蔵庫には
日本の物がたくさん入っていたので
オーナーが親日家なことに間違いはないみたい～。

お腹もいっぱいになったところで青の街に迷い込む。

途中の屋台で、豆好きの夫が豆を購入。

観光客向けの屋台ではないのか、全く商売っ気が無いおっちゃんが
レトロな秤で重さを計って新聞紙で作った袋にいれてくれた。

こちらは民族衣装のジュバラ。

シャウエンの男の人はこのジュバラを着てる人が多かった～。
青い街によく似合う。

グレーのジュバラを着ている人はネズミ男
黒のジュバラを着ている人は黒魔導士
白のジュバラを着ている人は白魔導士

とっても神秘的に見える（除くネズミ男）

おお、ここは

カラフルなプランタンがプランタが青に映えて
フォトジェニックではありませんか～

道が青くないのがおいしい！

ちょうど門から出られたので、やることをやってしまいましょうと、
まず来たのはこちら。

simカード屋さん！

が、閉まってる・・・モロッコではお昼休みがしっかりあるんだもんね。
14時半からじゃないと開かないみたいなのであきらめた。。。

仕方ないので、明日乗るシャウエンからフェス行きのバスチケットを
買いにバスターミナルに。。と思ったらここでどしゃぶりの雨（涙）

山の天気は変わりやすいの～。

一時ホテルに避難～。ホテルに戻るまでの坂道で
ちょうどよくSIMカードを取り扱いしているお店を発見したので、
雨宿りかねて来店。

SIMカードは一枚３０ＤＨだって。安いなり～。
しかしお店の女性、英語が話せないし、操作方法もよく分かっていなくて
なかなか開通しない～。私のI PAD に関しては電話機能がないから
完全にお手上げ状態。夫のI PHONEもつながらない。

ここで普段は温厚な夫が突然切れたｗ
英語で「i phon　なんて世界で一番有名な機種なのに設定できないって
どういうことなの。何とかしてくれ」って女性に詰め寄った。

英語が分からないはずの、お店の店員さんも、
このときばかりは夫言ってることが分かったらしく、
困った顔して「フランス語表示に切り替えてくれ」って。

また夫が店員さんにかみつきそうだったので、
「オッケー、ホテルで自分たちで何とかしてみるわ。メルシー」
って言って夫を無理やり店の外に連れ出した～。

日本のドコモとかauの店舗に入ったって、英語話せる人なんていないじゃん。
たまに、え？ここ？ってところで怒り出す
彼の沸点がどこにあるのか私にはわかりませ～ん。

途中タイル張りのきれいなホテルを発見。「ホテル　マドリッド」
やっぱりタイル張りって可愛いわ～。

この後ホテルに戻り、すっかりべしょべしょになった服を干して
温かい服に着替えて、今度はレインコートもしっかり着て、傘ももって
さ～出発♪

バスステーションは新市街にあり、旧市街からは
１．５キロくらい離れてます。

ホテルからバスステーションまでは下り坂だったので平気だったけど
帰りは結構な上り坂になります～。

帰りは何が何でもタクシーを死守しなくては！

ガランとしたこの建物がシャウエンのバスターミナル。
ここから各都市への長距離バスが出ています。

結構な広さのバスターミナルですが、ほとんど使われていないようで
チケットブースが二つ、キオスクが二つあっただけで
お手洗いやATMはありません。
事前にお金の準備とトイレを済ませてから来てください～。

っていうかトイレくらい用意してくださ～い。

国営バスのＣＴＭのチケットブースです。
シャウエンーフェスは人気路線のため当日だと購入が難しいので
前日に買いにきました。

本当は下記オフィシャルＨＰからも購入できるはずなんですけど、
何回やっても、カードを変えても決済できず、
こりゃダメだと仕方なく現地購入することにしたのです。
一体どんな人がＨＰで決済できてるんだろう。。。謎は深まるばかり。
http://www.ctm.ma/en

しかし案の定、シャウエン-フェスのバスは満席。
こりゃー、グランドタクシーチャーターしかないか・・・
と諦めたその時、すごく優秀な受付の男の子が
「タンジェからフェス行きのチケットならまだ空席があるから、
１１５ＤＨになっちゃうけど、それでもいい？」って
提案してくれたんです！

どうやら、同じ便でもタンジェーフェスの席とシャウエン-フェスの席が
決まっているらしい。なので、タンジェーーフェスのチケットを
買って、シャウエンから乗ればOKらしい。

全然OK!!　３０ＤＨの追加くらい全く問題なし。
グランドタクシーなんて捕まえたら2万くらい取られそうだもの～。
ということで感謝しんがら購入。

優秀なお兄ちゃんありがとう。君は私達の救世主だ。

ちなみにシャウエンーフェスのバス時刻は
10:45
13:15
15:15
18:00
です。一日4便しかないんです～。

ちなみにＣＴＭの他にも違うバス会社が運航しております。

こちらは空席があるっぽいんだけど、
ボロボロのバスで、すし詰め状態の席だと
口コミを見たので、利用する気はさらさらなし。

こちらの時刻表も載せておきます。

バスチケットが取れてすっかり安心した私達。

こちらの怪しい白タクみたいなのでホテルに戻ります。
４０ＤＨ。
うっかり値切るのを忘れて乗ってしまったけど、
その分運転手さんはご機嫌だったし、車はスズキだったし
「日本の車は最高だ」って言ってくれたので

まーよしとしよー。

ちなみに相場は２０ＤＨらしい。

ホテルの近くのカフェに来ました。

お目当てはこれ、「アボカドのパフェ！」

日本でアボカドなんてスイーツにしないから、どんなんだろと思ったけど
これがなかなか、クリーミーで美味しい。

中にはバナナがごろごろ入っていて、アボカドとベストカップル！
これはこの先も毎日食べましょっと思ってたけど
シャウエン以外では出会えなかった～。

アボカド好き、かつ甘い物に目がない方にはお勧めです★

ホテルパラドールに向かって、左側にあるカフェです。

カラフルな窓がとってもかわいい。

ツボです。

雨も止んだのでホテルに戻らず散策を続けます。

お店の前にあったこのお店、昼間は開いてなかったけど
カラフルで可愛いわぁ。

カラフルな塗料も売ってました。

これで街中を青くしているのね、ステキ！

道も家の壁も全部青い。

シャウエン楽しい♪

そこに気になるお店が。

素敵なジュラバが店先に展示してあったので
「これ素敵じゃない？」って夫と話してたら
店先にいたおじいちゃまが「店の中で試着してみる？」って。

お店の中にはジュラバだけじゃなくてラグなども多数置かれてあった。

店主にジュラバを着せてもらっている夫。

私と店主が「めっちゃ似合う！」ってほめたたえたので
すっかりその気になって、ジュラバを着てピースサインをする夫。

青の魔法にかかった夫は、どのみちジュラバを買うつもりだったので
店主が親切なこのお店で購入。500ＤＨなり。
刺繍が結構細かくて、全部手作業で作ってることを考えたら
適正価格だな、と思い値切ることなく購入。

店主が「ここまっすぐ進むと滝があるから行っておいで」って
送り出してくれたので滝の方に行ってみることにしました。

メルシー、ムッシュウ。

お買い物してウキウキで、青の街を再度散策です。

素敵な絵が飾られているブティックを発見。
青の家の壁に、青の家の絵が。
うわー、ステキだなぁーって思ったけど
さすがにこの大きな絵を持って帰れないので、このお店はスルー。

モロッコのおうちは、ドアがおしゃれなんです。

しかもお部屋の中もタイル張り～。ステキ～。
おうちの中を拝見してみたいわぁ。。。

吸い込まれそうなこちらの青の先は
民家らしく中に入るのは遠慮しました。

こんなに観光客が街の中うようよしてたら
村の人も落ち着かないだろうな～。

すてきなタイル張り＋ステキなドアのコンボ。

シャウエンの家の戸は半開きの所が多いんでしょ。

織物の道具が置いてある～と思ったらそこはラグ屋さんでした。

ここでお店の店主（これまたいい人）とお話をして、
ラグ（３００ＤＨ）とテーブルクロス（８０ＤＨ）を購入。

モロッコ、お買い物が安くてどんどん買っちゃいます（笑）

これがテーブルクロス。

肌ざわりがよくて質がよいです。
端っこについたボンボンもアクセントになっていて可愛い。

こちらラグ。

小さいお店なのに、すごい種類のラグがあったけど
一目ぼれでこちらをゲット！

ここのお店の人、初めはもっとモコモコしているラグを一押ししてきて
「こうやってたためば、スーツケースに余裕で入るよ」っ
て言ってたくせに私がこっちに興味を示したとたん、
「こっちの方がたためばスッキリだよ。
こっちはちょっとかさばるからね」ってさっさとたたみだした。

どの口でそれを言う～。手のひらを裏返したように（笑）

でも最後に小さなお土産をくれた。

テクテク滝の方に向かっていくと、モロッコランプが素敵なお店に出会いました。

事前のリサーチによるとモロッコの各都市で物の売り方が違うみたい。
マラケッシュは値札なしで、値段を聞くとぶっかけてくる
フェスは値札が張られているけど、
そもそもその値段が高めに設定してある
シャウエンは値札なしだけど、適正価格で売ってくれるし
お店の人もしつこくない、とのこと。

そりゃー、シャウエンで買うのが一番でしょ★と
できるだけシャウエンでお買い物をする予定だったんです。

値段云々じゃなく、鴨られてる感がとってもイヤなので。

店内の壁には隙間がないくらい金・銀・銅細工が飾られていました。

白いジュラバを着て、おしゃれなニット帽をかぶってるナイスガイが
商品を色々見せてくれました。

もともと買うつもりだったトレーは１つ２００ＤＨだって。
思ったより高くない。
しかも記念にお盆の裏側に名前と日付を掘ってくれるって。

買うしかないでしょ～。値切らず購入。

購入したモロッカントレー。

これをサイドテーブルの上に置いたりして
モロッカンテーブルとして使う予定です。

部屋の中が一気にモロッコ風になるのに間違いない。

こちらは時計！５００ＤＨ。ちょっと高いかな～と思ったけど
日本ではなかなな無いデザインかなと思いまして。　

写真では分からないけど、ガラス張りになっていて、なかなかしっかりした造りです。これは現在一人で暮らしてる夫の部屋に飾られてますが
一気にモロッコ風・・にはならず、残念な感じで飾られてます。

こちらがこのお店の職人さん。っていうかここはこの人のお店らしく、
ナイスガイは、私が商品の値段を聞くと一回一回この人に確認してました。
ナイスガイは写真の右上に写ってるケースの中に入っている
シルバーアクセサリーを作ってる人らしい。

自分のアクセサリーを売りつける訳でもなく。ナイスガイすぎる。
しかも最後に、ナイスガイが作ったファティマの手をデザインした
ネックレストップをプレゼントしてくれました。

楽しい買い物でした～。

ランプ屋さんを出てすぐに、小さな滝がありました。

ここは地元の主婦たちの社交場、
洗濯しながら亭主の悪口でも言い合うのでしょう。

モロッコではカフェは男性がたむろする場所で、
女性はこのような洗濯場か、交代でおうちを訪問して一緒に料理を作ったり、
ハマムなどが交流の場所になってるみたい。

でも、王様が代わって、女性への教育もしっかりするようになったし
女性の社会進出も進んできていて、マラケッシュでは女の人が一人で
カフェでお茶している姿も見られるようになってきたとのこと。

天然水でオレンジを冷やしてるけど、
何個かオレンジが川に流れだしていて
アヒルさんが、ガーガーいいながらそれを食べてる
光景が何ともシュールでした。

オレンジ美味しそうー！

ってことでオレンジジュースをシェア。

その場で10個くらいオレンジを使って、どんどんしぼってくれます。
贅沢だな～。これで５ＤＨ。

日本だと800円くらいとる？千疋屋だったら1500円コースじゃない？

高台まで上がってきて、シャウエンの街を見下ろします。絶景！

あれー、でも。遠くから見ると町全体がまっさおって訳でもないんですね～。
メディナに迷いこむとあんなに青いのに。

こいつ。この猫。くせもの。

にゃーって呼んだら「にゃーーー」って駆け寄ってきたけど
そのまま私のまたを通って去っていった。

普通そこ通るか？

坂の途中に青くもなくキレイでもない扉が。

どこに続くんでしょ？

「何とかは高い所が好き」って言うことわざがあるけど、
旦那はどんどん上の方まで上がっていく。

こっからも十分、シャウエン全体が見渡せてますけど～
と論破して、ここら辺で座ってゆっくりシャウエンの町並を堪能。

レンズを望遠に変えて撮ってパシャリ。

こうやって見ると、キチンと自分の家を青く塗ってない
裏切り者がどの家か一目瞭然だわぁ。

高台に向かう途中で、おばあちゃんがお金を頂戴って言われて、
ずーっと気になってました。
事前にコインをポケットに入れおいて、帰りも同じ場所におばあちゃんが
いたので２０ＤＨをそっと渡した。

おばあちゃん、すっごい喜んでくれて私達が見えなくなるまで
ずーーーっと手を振ってくれた。

きちんとした身なりをしていたので、おうちはあるんだと思うけど
ちょっと心配になるよね。

下に降りてまた青の迷路に迷いこむ。

シャウエンは猫の街なんだけど、子猫もすっごい多い。
日本で子猫を見ることなんてある？

札幌では大人の猫ですら外で見かけないけど。

村の人に大事にされてるんだろうな～。

子猫ちゃんの写真を撮って、楽しい気持ちになってたのに、
突然可愛くない女の子2人組に襲撃された。

一人の女の子が私のところにすり寄ってきて、
私の肩掛けポーチをツンツンってつっついてくるではないか。
「ノー」って言ったら
「ノン？」「ノン？」って更に突っついてくる。

ちょうど人通りが無い道だったので、恐くなってその場を離れようとしても
ついてくるし（怒）、もう一人の女の子は旦那のリュックにちょっかいをかけた
らしく、右の外ポケットに入れてあった折り畳みの傘がポトリと落ちた。
えーー？ちょっと悪質すぎない？

ここは私の秘密兵器。ずうずうしい中国人も追い払うくらいの、
恐くて迫力あるアノ顔をしてやるしかないか。
と思った瞬間、彼女たちのパパらしき人がやってきて追い払ってくれた。
もー、きちんとしつけてください。あなたの
ちっとも可愛くないこの子供達！

夫は「よく考えたらあの子たち構って欲しかっただけなんだろうな」って
人の好いこと言ってたけど、私は絶対お金目当てだから！
あのく○ガキ！ちっとも可愛くないわい。と、心の中で悪態つきました。

楽しい気分が飛んで行って、すっかり気分悪くなったよ！ぷんぷん！

たくさん買い物もして（旦那の）両手もふさがっちゃったので
そろそろホテルに戻りまーす。

人が多くて、写真を撮るのにも気を遣うので
（モロッコの人は写真に写るのが嫌いみたい）
明日の朝、ゆっくり町並み散策することにしましょ。

大量のタジン。

これはこれから使うやつなのか？捨てる奴なのか？
謎である。

シャウエンその２に続きます。