2018/05/05 - 2018/05/05
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toroppeさん
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京都人なら一度は登る嵯峨野の奥にある愛宕山に登ってみました。
清滝のバス停まで市バスで向かい、そこから表参道を登って、全国の愛宕神社の総本社の愛宕神社に到着するまで約2時間30分。参拝したらランチタイム。
下りは、明智光秀が本能寺に向かう前に立ち寄り、おみくじを3回引いた逸話で有名な月輪神社まで約1時間、そこからさらに下り、清滝まで直接戻ると約1時間ですが、寄り道することに。
車も通れる道に合流するところから、橋の手前で右に入り川沿いに進み、連続する小さな滝を見ながら登って行くと空也の滝があります。滝の横には石仏もあって何とも雰囲気のある立派な滝でした。
往路 : 清滝バス停 - 2時間30分 - 愛宕神社
復路 : - 1時間 - 月輪寺 - 1時間15分 - 空也滝 -45 - 清滝
行程トータル : 5時間30分 (ランチタイム入れて6時間30分)
ちなみに、もうすぐ還暦の私とカミさんで歩いた時間です
若い人は走るように歩いてました
コンドロイチン不足の中高年は無理なく自分のペースで歩きましょう !!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
登山口に一番近い清滝バス停に向かうルートは色々ありますが、今回は嵐山公園(渡月橋の西側)のバス停から清滝行きの京都バスで向かいました
乗る人はほぼ全員デイパック担いで、愛宕山に登りに行く人です
歩く気満々の雰囲気が車内に漂っています -
市バス、京都バスは1回230円なので3回以上乗るなら、600円の一日券を最初の下車時にバスドライバーから買うのが良いです
2回目からは下車時に日付を見せるだけでOK -
清滝バス停で下車したら愛宕神社参詣登山道の看板の方に向かいます
上の道でも下の道でも同じ橋の麓に繋がっていますが、登山をスタートする前にトイレに行くなら、上の道を進みます
あとは神社に着くまでトイレはありません -
トイレ、駐車場の前を過ぎて橋のところから清流が見えます
ここの河原ではBBQを楽しむグループがたくさんありました
ちょっと、そっちに行きたい気分を抑えて歩き始めました清滝川 自然・景勝地
-
橋を渡ったところで分岐点になります
右に進むと月輪寺方向から登るルート
ただし、険しい山道が続きますので、どんな悪路でも気持ちのめげない健脚向きです
空也の滝だけ行く場合も、こちらから
通常は左の表参道から登ります
こちらも急な坂道ですが、昔の茶店、宿屋のあたりに休憩所が数カ所あります -
スタート直後から、ゴロも良くて、なかなか笑わしてくれます
40/40まで頑張ろう !!
と思って横の文字を読むと・・・救助の目安 ? ?
遭難することがあるのか
と、ちょっとドキドキ -
ネットで調べたら・・・昨年は5人も遭難してるやん
山 なめたら あきません -
リズムがつかめる前から、いきなり急な登り坂です
と思ったら
後ろ向きに下ってくる おばさん1人
なんか面白いモノを見かける登山となりました
先が楽しみだ!!
たぶん膝とかやられて、まっすぐ下ると痛いのでしょうね -
こういう丸太の階段の道などが続く結構な坂道です
麓からの標高差915mを2時間30分で登るので、まあまあ直線的
ヒマラヤのエベレスト街道も歩きましたが、一部はそれと劣らないくらいハードです
持ってるならクルブシまである登山靴の方が良いです
あと、サポーター機能のタイツと膝だけのサポーター、ストックは、あると登山後の疲れが全く違います
下山がこういう急なところは特にきついですから -
30丁目の茶店跡のある5合目までくると一旦休憩
ここまで約1時間 -
下を見ると、だいぶ登ってきた感があります
川沿いのあたりは嵐山
渡月橋も見えました
山からの景色はここからが一番バランが良いかもしれません -
こちらは優しい顔のお地蔵さん
怖そうな顔、悲しそうな顔、それぞれ違って面白い
だいたい丁ごとにあります -
分岐点で左に下ると水尾の里
愛宕神社には右に登って行きます -
台風か大雨の時かに倒れたのでしょうね
頭はジャンプしないとぶつからないので大丈夫です -
黒門が見えてきたら、もう少しで神社です
このあたりに41/40という案内板発見
40で終わらないって・・・どうよ -
こういう解説に目もくれず登る人も多いのですが・・・
せっかく来たのですから歴史にも興味を持てば良いのにねぇ
写真に撮っておいて後で読んでも良いし -
いよいよ愛宕神社への階段に到着
しかし、見上げてもそれらしき建物は見えないし
階段はまだ相当登る感じで・・・
疲れた足にはこたえますが最後の一踏ん張りです
下ってきた時に「まだ登らなあかんのかー」とやめそうになっている人たちがいたので、「もーちょっと、あと230段位登れば着きますよ」と励ましてあげたら・・・
「まだ、そんなあんのかー」と逆にショックだったようです -
噂の230段ほど登るとようやく門が現れました
右の下に御手洗があったのですが・・・気がつかないのか
ほとんどお清めをせずに登って行きます
日本人なら参拝のルールくらいは守ってほしいなぁ
ただし、水はタラタラしか出てないので口をゆすぐのは無理愛宕神社 寺・神社・教会
-
どこも古い由緒あるものは、何年かごとに修理などに莫大な費用がかかるので大変そうです
せめてお賽銭くらいは入れましょう -
参拝後に階段を下ると最後のところで左に行くと月輪寺という石標があります
登ってくるときは右に行くことになるので、右と書かれています
これは旧道なので実際には階段を下りきったところから左に進みます -
月輪寺に向かう前に13時過ぎから ランチタイム
神社下の参道の横にベンチなどがあります
ここからは杉があるので京都の町並みをよくは見られません -
参道は石灯籠があって好きな風景です
シャクナゲもピンクの可憐な花を咲かせていました
紅葉の頃も綺麗だろうと想像できます -
シャクナゲが社の佇まいに映えます
ここの隣にトイレがありますが、中国やネパール並みに薄汚れたトイレですから、女性はそれなりに覚悟は必要です
ECOトイレの方に入るおばさんが「紙はいらないみたいよ」とバカなことをおっしゃっていました
紙なしで、どうされたのでしょうか・・・
想像しないようにしましょう
飲み物の自販機もあります・・・ビールはないけど -
青紅葉とシャクナゲ、石灯籠の風景もいいです
-
山桜も満開
桜の木の下のベンチでおにぎりのランチタイムとしました
ちょっと虫が飛び回ってますが・・・気にしない気にしない -
愛宕神社の階段下から横に進むと、分岐点があり月輪寺経由で清滝方面に下る標識があります
ここから斜め下に下って行きました
月輪と書いて月の輪と読みますが、月輪熊がいる訳ではないと思います たぶん -
少し下ると眼下に京都市内が一望できる場所があります
ここが一番視界がひらけていました
が見える範囲は上りの五合目の方がよかったような -
さらに進むと大きな岩があります
こういうのは登ってみたくなりますね
向こう側に落ちると・・・結構大変な目に合いそうです
走らないようにしましょう -
大きな岩があちこちあって登山気分が盛り上がります
が、登りで結構足にきているので足元には注意が必要です -
あとは、ひたすら下ります
ドシン ドシンと歩くと膝をやられますので、一歩一歩ゆっくりと下りましょう -
地図によっては愛宕神社から30分と記載されているものもありますが、30分経過しても建物らしいものは全く現れません
道間違えてないよなぁー
遭難じゃないよなぁー
と不安がよぎりながら進むと約1時間で建物の屋根が見えてきましたが・・・
寺っぽくない
住職が住まれている家屋の屋根が見えていたようです女性の住職のお話が楽しい by toroppeさん月輪寺 寺・神社・教会
-
明智光秀が本能寺に向かう前に、おみくじを3回引いたと言われる場所です
私も1回200円のおみくじを引いてみました
昔ながらの焼き鳥の串のようなのを筒から引くと番号が書かれています
これを・・・どうするねん?
人の気配がなかったので・・・すみませ~ん と呼ぶとおばさんの声が
現れた 坊主頭の可愛いおばさんが住職でした
あとで、色々と丁寧に説明してもらいました -
番号の書いてある引き出しから、おみくじの書いた紙を出してくれました
「残念ながら 凶 ですねぇ 光秀さんも3回ひかはったんですよー」
ということで、もう一回引いてみた
「あら、こんなに沢山あるのに また 凶 ですわ 珍しい 」
って光秀も確か2回 凶 引いて3回目を引いたんだよなー
3回目に挑戦
「今度は大吉でしたわ 良かったねー 凶のおみくじはそこに結んで、大吉だけ持って帰ってください」
ということでそうしました
私が福知山出身なので、城主だった光秀がNHK大河ドラマの主役に決まったことで、ここにやって来たのだが・・・霊魂が乗り移ったのでしょうか
不思議な縁を感じる おみくじ となりました -
お寺の本堂に参拝して境内を通過したら下山再開
途中に中間地点の標識がありました
この下山ルートは、かなりの急坂が続くので、足や膝をやられて休憩している人が結構ありました -
山の斜面には山藤が満開でした
-
山道を下り切ると車が通れる道路に到着
月輪寺から約1時間かかりました
ここにかかる小さな橋の手前から右手に進みます -
空也滝へ
こんな小さな石標では見落とす人もあるかもしれませんね -
石段を登って行きますが
先が見えない
結構登るようです -
でも小さな滝が連続して
マイナスイオンなんてある訳ないのはわかっていても
なんとなくそんな雰囲気で いい感じ
単なる冷気が漂ってるだけでしょうけど -
石の門が現れて ボチボチかな感 が高まります
がこのあたりから人家の間には「マムシに注意」の看板が沢山あります
人があまり来ないように脅しの看板じゃない?
と言いながらも、ちょっとビビリながら進みました -
本当にこっちにあるのか ?
と思い始めたら 空也 の鳥居が現れました -
案内の石標から登ること約15分
滝が現れた瞬間
おーーー
なんか凄いなー
大きなカメラを持った写真好きな人だけが数名きていました -
雨が少ない日が続くと水量が少ないという情報をネットでみてましたが
なかなか迫力のある水量
横の岩には石仏も鎮座して霊験あらたかな雰囲気があります
次回は海パンできて滝に打たれてみようかな -
帰ろうかと振り返ると
マッターホルンのような形の岩が
おもわずナデナデしてしまいました -
滝から下って車の通れる道を下って行くと
結構な断層のみられる岩肌
削って割ったら化石でも出てくるかも
でもそんなことしたらバチも当たりそうです -
清滝に近づくと見事な杉林が続きます
-
途中の案内板
これ見ると高尾まで歩くのも良さそうかなと思いました
また紅葉の頃にでも訪れてみたい一帯でした -
空也滝から40分ほど下って清滝バス停着
復路はバスには乗らず、トンネルを歩いて愛宕念仏寺前、化野念仏寺前を下って嵯峨野のバス停に向かいました -
清涼寺の横の方に豆腐で有名な森嘉を発見
いつも並んでることが多いと聞いていましたが空いていたので購入して、近くのバス停から市バスで帰りました京都で豆腐といえばココ by toroppeさん嵯峨豆腐 森嘉 グルメ・レストラン
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京都府警作成の地図
真ん中の赤のルートは素人には無理です
たぶん遭難する人が出るパターンになるルートです
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