2018/03/17 - 2018/03/24
99位(同エリア317件中)
ひよどりさん
2018年3月17~24日、青春18切符2枚を夫婦2人で使って、東京から岐阜県多治見に2泊、兵庫県姫路に3泊、愛知県名古屋に2泊、計7泊8日の旅をしてきました。
今回の旅行記は、4日目(1/2)、山陽本線三石駅下車、耐火煉瓦工場のある町並みを見て歩いた時の記録です。
-
三石駅 1
三石は、明治に入ると、近郊の山から産出する蝋石で、石板用の石筆の生産をしておりました。
石筆製造過程で発生する多量の蝋石の切り屑から、耐火煉瓦製造を開始し、やがて、学用筆記具の主流がノート・鉛筆に移行するのに伴って、主力商品も石筆から耐火煉瓦へと転換していきました。
写真は、三石駅ホームから吉永方面を撮影。
山肌が見えている所は、かつて蝋石が露天掘りされていた場所です。
現在は、坑道が蟻の巣状に掘られ、地下150m、総延長10km以上にもなるそうです。
(備前市三石、土橋鉱山株式会社HPを参考) -
三石駅 2
宿泊地、姫路 8:01発、山陽本線、三石 8:45着。
本日は、閑谷学校(吉永駅下車)に行く予定ですが、1駅手前の三石駅で途中下車、次の9:55発までの間、駅周辺を歩きます。
山陽本線は、この辺り盛土の上を走るので、ホームへの通路が地下道のように見えます。
-
ホシレンガ 1
改札を出て、駅前の山陽道を岡山方面に向かって進みます。
駅構内は、工事中だったのか、資材が置かれ、関係者が動き回っていたので、案内板も確かめず出発しました。
☆印の建物、ホシレンガ(株)の建物でしょうか?
はっきりとは、わからないのですが、この会社は、既に廃業しており、三石耐火煉瓦株式会社が引き継いでいるようです。 -
ホシレンガ 2
「☆☆ CORROSIST STAR- BRICK 59M」と刻印が押されたホシレンガ(株)の煉瓦。☆の数が多い程、質の良い製品になります。(最高品質は☆4つ)
耐火煉瓦は、蝋石から造られます。この白い煉瓦には、原材料の風合いが感じられます。 -
三石耐火煉瓦 1
TV番組「鉄腕ダッシュ」で反射炉の煉瓦を造った工場です。
右側には、明治27年頃に建てられた木造の事務所棟が見えます。 -
三石耐火煉瓦 2
事務所棟。 -
もう少し歩くと、道の角に、ユニークなデザインの建物が現れました。現在は無人のようです。
手前を曲がります。
角を曲がるのが、街歩きの楽しみです。 -
角を曲がって 1
左側(西側)の古い建物が気になります。 -
角を曲がって 2
煉瓦の部分は何に使われた空間でしょう?煙突が付いています。
地図では、鉄工所となっています。 -
角を曲がって 3
石製のベンチの様に見えるのは、何でしょう?隣の煉瓦の壁と一体になっています。
上部には煉瓦を積んだモルタルの跡が残り、刻印のある煉瓦が一つ、貼り付いていました。 -
角を曲がって 4
「チ」「三石耐火煉瓦株式会社」と読めます。 -
角を曲がって 5
建物の隣の空き地の向こうには、三石耐火煉瓦の開発棟が見えます。 -
角を曲がって 6
さらに、空き地の奥には、民家があり、その奥の山際に、工場が見えました。
先に進めそうですが、次の列車までと、時間が限られていますので、引き返します。 -
角を曲がって 7
道の東側は、煉瓦塀が続きます。 -
角を曲がって 8
-
角を曲がって 9
-
角を曲がって 10
この煉瓦塀が最高!途中下車した甲斐がありました。
近江八幡のヴォーリスの池田町洋館の不揃いな煉瓦を積んだ塀と出会って以来、不揃いな煉瓦塀に、殊の外惹かれます。
赤い煉瓦、黒っぽい煉瓦、白い煉瓦、大小様々積まれています。 -
三石耐火煉瓦 開発棟 1
メインストリートに戻ります。右側の門柱には、「三石耐火煉瓦株式会社 開発」とあります。
奥の方の建物が空き地から見えていたのでしょう。 -
三石耐火煉瓦 開発棟 2
門柱。凝った積み方をしています。 -
三石耐火煉瓦 開発棟 3
左側の門柱と建物。 -
三石耐火煉瓦 開発棟 4
「We love Bricks.」と記されたプレート。 -
三石耐火煉瓦 開発棟 5
敷地内には、ステンドグラスの窓をもつ建物もあります。 -
旧三和銀行三石出張所
蝋石鉱山、 煉瓦工場と、かつては働く人であふれかえっていたことでしょう。
賑やかだった頃の名残りのある建物もありました。 -
三石宿の面影 1
江戸時代、三石は、山陽道(西国街道)の宿場町。備前と播磨の国境に位置し、街道の要所でもありました。 -
三石宿の面影 2
さぞかし立派なお宅だったのでしょう。石塀が素晴らしいです。 -
三石宿の面影 2
平らな面が広い石だけを並べています。施主さんの美意識が伝わってきます。 -
三石の名所、四列穴門に行きたいのですが、場所がわかりません。列車の時刻もあったので、諦めて駅に戻ると、駅は、工事中の様子もなく(1時間前のあのごった返しは何でしょう?)、案内板に近づくことができました。
残念なことに、引き返さずもう少し進めば、四列穴門にたどり着けたのに・・・
-
岡山行きの車窓から見る三石の町
四列穴門は山陽本線盛土に掘られた三石製の煉瓦のトンネルです。見ることはできませんでしたが、上を走り抜けました。
次駅は、吉永。下車して閑谷学校に向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
中央本線 信濃境・奈良井 2018年3月 【1】
2018/03/17~
木曽・塩尻
-
多治見市モザイクタイルミュージアム 2018年3月【2】
2018/03/17~
多治見
-
渡辺地蔵堂と多治見修道院 2018年3月【3】
2018/03/17~
多治見
-
姫路城と船場城西 2018年3月【4】
2018/03/17~
姫路
-
三石、耐火煉瓦を造る町 2018年3月【5】
2018/03/17~
備前・日生
-
山水清閑、閑谷学校を訪ねて 2018年3月【6】
2018/03/17~
備前・日生
-
加古川駅から加古川日本毛織(ニッケ)社宅建築群へ 2018年3月【7】
2018/03/17~
加古川・播磨・高砂
-
加古川の近代洋風建物 2018年3月【8】
2018/03/17~
加古川・播磨・高砂
-
大垣散歩 2018年3月【9】
2018/03/17~
大垣
-
名古屋散歩(大須・四間道・他) 2018年3月【11】
2018/03/17~
名古屋
-
ノリタケの森 2018年3月【10】
2018/03/17~
名古屋
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
備前・日生(岡山) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2018年3月 奈良井・多治見・姫路・三石・閑谷学校・加古川・大垣・名古屋
0
28