2018/03/27 - 2018/03/27
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ドクターキムルさん
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鶴岡八幡宮の参道にある段葛は平成28年(2016年)3月31日に再整備されていたが、植え替えられた後の染井吉野の花は見たことがなかった。約460mに渡って約250本の桜並木があったのを約180本に減らし、躑躅(ツツジ)を撤去してすっきりとした。
鶴岡八幡宮によると再整備の目的は以下の3点となっている。
1.参道としての神厳、及び史跡としての風致・遺構等の保全を図る。
2.参拝者及び一般通行車両等の安全確保を図る。
3.参拝者に親しまれる美しい桜並木の景観の恢復(かいふく)・育成を図る。
真っ直ぐ伸びた染井吉野が移植されて2年が経ち、桜並木の桜の花としてはまだまだ見られるほどではないが、平日の夕方の薄暮にも関わらず観光客は多く、あちこちでスマホで桜並木の桜を撮っている人がいる。
真っ直ぐ伸びた桜を植えるのなら、染井吉野ではなく、紅枝垂れ桜が、あるいは、紅白の枝垂れ桜でも植えた方が優雅さがあり、インスタ映えするので注目されたであろう。しかし、枝垂れ桜では1.が引っかかるのであろうか?少なくても3.にはより合致すると思うのだが。まあ、段葛整備検討委員会(八幡会長)が再整備後の姿をデザインしたことは間違いないが、そのメンバーが神奈川県文化財協会会長(会長)や鎌倉市教委学芸員、東京農大教授、防大准教授、日大教授の5人では、年寄りばかりで現在の「インスタ映え」が観光地に客を呼ぶ魅力となることなど想像できなかったことだろう。委員会には驚くべきことに鶴岡八幡宮からは委員が出ておらず、また、鎌倉観光協会などの名前が無いことが悔やまれる。まあ、全てが鶴岡八幡宮ではなく、鎌倉市主導で行われたのであろうから、素晴らしい出来を期待する方が所詮は無理というものだ。
(表紙写真は段葛の二の鳥居)
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