2018/03/14 - 2018/03/14
713位(同エリア6663件中)
tadさん
今回の京都の旅の三日目最終日は、午前中に長谷川等伯と久蔵の国宝障壁画を智積院で堪能した後、歩いて、まだ見たことのなかった方広寺と豊国神社に移動した。それから定番の国立博物館の入れ替わった展示品を鑑賞した。いい絵があった。
「国家安康」の家と康を切り離し、「君臣豊楽」で豊臣が君となることを隠していると徳川家康が難癖をつけ、豊臣家を滅亡させた(という説もある)あの有名な方広寺鐘銘事件の鐘だ。問題の表現に白い枠がつけてあるので、ズーム写真をとった。この鐘の高さは4.2m、重さ82.7tもあるという。重要文化財。(最後に関連するコメントあり。)
なお、この近辺にあった大仏は奈良のものよりも巨大であったそうだ。今は秀吉を祀る豊国神社が隣にあることで、唯一、雰囲気が伝わっているようだ。ただ、見物はすぐに終わり、隣接する京都国立博物館に移動した。写真をとらせないケチな博物館だが、シニアは無料で入れるので、入れ替わった展示を見たかったのだ。
一枚目は豊臣秀吉を祀る豊国神社の国宝唐門。西本願寺、大徳寺の唐門と並んで国宝三唐門に入るもの。
- 旅行の満足度
- 5.0
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これが隣にある方広寺の鐘。
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方広寺の鐘楼
方広寺 寺・神社・教会
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方広寺の鐘
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方広寺の鐘
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「国家安康」と「君臣豊楽」
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方広寺の鐘
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方広寺の鐘楼を見たので、隣の秀吉を祀る豊国神社に移動。すぐそばだ。
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豊国神社
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これが国宝の唐門
豊国神社 寺・神社・教会
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国宝の唐門
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説明版
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国宝の唐門
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国宝の唐門
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国宝の唐門
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豊国神社
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豊国神社を出て、隣にある京都国立博物館に行く。
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かつての方広寺の石垣はまだあちこちに残っているようだ。大仏殿と大仏の巨大さを感じるところ。
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国立博物館の本当は正門だったのだろうが、ここからは入館できない。
京都国立博物館 美術館・博物館
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入館
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国立博物館
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ひな祭りや豪商の蔵の展示。今回は絵画展示にいいものがあった。相阿弥や与謝蕪村の絵がよかった。そうそう狩野探幽が模写したものもあった。他には、仏像もいいものが展示してあった。
なにしろ、すべて撮影禁止なので、なにも紹介できないし、私もすぐに忘れるだろう。 -
で、国立博物館を後にする。今日もいい散歩になった。13000歩歩いている。普段は書斎かオーディオと楽器のある部屋で室内にばかりいるので、散歩もほとんどしない。旅に出ると、知らない街は歩くのが楽しいから、自然に歩ける。下関の近所は、散歩するにも新鮮さが足りない。天気がよくなれば、関門海峡を見に行くのだろうが。。。
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この旅行記へのコメント (2)
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- nichiさん 2018/03/21 15:31:29
- 一度自分の目で見てみたい「国家安康」「君臣豊楽」
- 方広寺鐘銘事件の鐘、自分の目で見てみたいです。
tadさんの旅行記を拝見して、1冊の本を思い出しました。
一昨年、新宿の紀伊国屋書店で「家康の言いがかりではなかった?――方広寺鐘銘事件」と言うPOPを見つけ、なんだろう?と思って 笠谷和比古作「関ヶ原合戦と大坂の陣」(吉川弘文館)と言う本を買って読んでみました。
ひとつの説として面白かったです。
- tadさん からの返信 2018/03/21 19:33:24
- Re: 一度自分の目で見てみたい「国家安康」「君臣豊楽」
- コメント有難うございます。
笠谷和比己氏は国際日本文化研究センターにいらした研究者ですね。歴史学者として信頼できる方だと思いますが、この辺りのテーマは私はあまり食指が動きません。毛利一族もちっとも尊敬できる対象ではないもので、関ケ原や大阪の陣あたりは、あまり関心が強くないのです。
このところ、京都に行く前後は、日本書紀と古事記を読んでいました。関心がもっと広がったらいいのですが。。どうも、私は武人よりも文人のほうに関心が強いようです。
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