2018/01/25 - 2018/01/25
692位(同エリア1088件中)
Yasuさん
1975年から43年にわたり、地球を125周相当の500万km以上を走り抜いた189系M50編成。
残念ながら、老朽化には勝てず、2018年1月25日に営業運転から引退となりました。
廃車、解体される長野総合車両センターへの道中に最後のお客様を乗せる団体専用列車が設定され、そのツアーに参加することができました。
碓氷峠を登り、中央線に転属してからは「特急あずさ」「特急かいじ」として活躍。
晩年は「ホリデー快速富士山」として活躍しました。
ラストランツアー参加後は、初乗車となる長野電鉄に乗車し、湯田中渋温泉で一泊しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- その他
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今日は平日ですが、有休を取っているのでこれから長野へ向かいます。
豊田駅 駅
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豊田駅1番線ホームの柵には豊田車両センターにやって来る車両の紹介パネルが貼ってありました。
こちらは189系。
この日をもって、M50編成が長野へ向けて二度と戻らない旅路に出ます。
M51とM52の2編成は3月まで残りますが、その後は引退予定です。豊田駅 駅
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こちらはE257系。
「あずさ」「かいじ」の特急として毎日運行しています。
そのほか、平日の「中央ライナー」「青梅ライナー」にも使われています。豊田駅 駅
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昨年12月23日から営業運転を開始したE353系。
一部の「スーパーあずさ」で使われています。
2018年のダイヤ改正で残りのE351系を置き換えます。豊田駅 駅
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こちらは211系です。
115系スカ色、長野色に代わる車両として房総方面から転属してきました。
所属は長野総合車両センターですが、毎日立川までやって来るほか、JR東海の中津川駅や飯田駅まで足を延ばす列車もあります。豊田駅 駅
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189系とほぼ同時期に引退となったE351系です。
既に長野総合車両センターで解体が始まっている編成もいます。
何回か乗ったことがありますが、完全引退までにまだ乗れるチャンスはあるかな?豊田駅 駅
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中央快速線の主力、E233系です。
10両固定編成と6両+4両の分割可能編成があって、分割可能編成は八高線の箱根ヶ崎や高麗川、富士急行線の河口湖まで乗り入れることができます。豊田駅 駅
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少し早いですが、ホームにやって来ました。
直接長野方面に向かうのかと思いきや、この日は上りホーム3番線から出発となります。豊田駅 駅
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これまで所属していた豊田車両センターから189系M50編成が入線してきました。
正面の幕は「団体」でした。豊田駅 駅
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最後尾からも1枚撮影。
豊田駅 駅
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窓には「M-50」の表示があります。
豊田駅 駅
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乗車した車両は3号車でした。
車番は「モハ188-20」でした。豊田駅 駅
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43年間走り続けてきて車体には痛々しい錆が浮いていました。
豊田駅 駅
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一旦進行方向と逆向きで立川方面に向かい、日野駅手前の中線に入りました。
ここで停車するのは貨物列車などの一部列車のみ。
旅客列車が停車することはほぼないです。 -
隣をE233系が走り抜けていきました。
今日でM50編成とはお別れですが、何か言葉を交わしたのでしょうか。。 -
10分ぐらい待機してから、ようやく長野方面に向けて動き出しました。
乗車しているのは3号車、「モハ188-20」です。 -
本日の189系M50編成のラストランの切符類です。
・乗車券
・指定席券
・バウチャー券(お茶、お弁当、乗車証明書と引き換える)
189系M50編成が写っているカードがありますが、
これは3号車に乗車していた鉄道ファンの方から頂きました。 -
ラストラングッズのチラシが配られました。
基本的に1種類につき1つまでの購入となりますが、在庫があれば2巡目で買うことができます。 -
お弁当とお茶が配られました。
特製の包み紙がかけられた幕の内弁当です。 -
中身はこちら。
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唯一のドア扱い駅、甲府駅です。
ここからツアーに参加することもできます。甲府駅 駅
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長野に向けて雪景色の中を進んでいきます。
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東京に比べ雪の量も多いです。
窓は開かないので分かりませんが、寒いと思います(^^;) -
ようやくグッズ販売のワゴンがやってきました。
欲しかった記念プレートを購入します。 -
裏面は、このラストランの出発点である「豊田駅」と終着点の「長野駅」が書かれています。
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自分が乗車している3号車の車番の定規も購入しました。
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松本駅に到着しました。
中央線の特急「スーパーあずさ」(臨時便除く)と南小谷まで運転する「あずさ」以外はこの駅で新宿方面に折り返します。
隣のホームには211系長野色の回送列車が止まっていました。松本駅 駅
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豊田駅を出て約4時間。
189系M50編成の営業運転は長野駅で終了となります。
43年間、本当にお疲れ様でした!長野駅 (JR東日本) 駅
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下車間際にテーブルを撮影。
これだけでも歴史を感じます。 -
方向幕は「団体」でした。
長野駅 (JR東日本) 駅
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6号車のサボには記念プレートが差し込まれていました。
誰かが購入したものなのか分かりませんが、このまま長野総合車両センターに行ってしまいました。。長野駅 (JR東日本) 駅
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隣には、しなの鉄道の115系が停車中。
足回りの雪が凄いです。長野駅 (JR東日本) 駅
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飯山線色に復刻されたキハ110系。
車体には「VOITURE AMITIE'」とレタリングがされています。
フランス語で「友情の列車」という意味があるそうです。長野駅 (JR東日本) 駅
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飯山線色と通常のキハ110系の連結部分。
長野駅 (JR東日本) 駅
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いよいよその時がやって来ました。
長野総合車両センターに向け、タイフォンを長く鳴らして出発です。長野駅 (JR東日本) 駅
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ホームに集まったファンに見送られ、最期の地である長野総合車両センターに向けて旅立っていきました。
43年間、お疲れ様。ありがとう!長野駅 (JR東日本) 駅
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189系をお見送りした後は、宿泊先の湯田中へ向けて長野電鉄に初乗車します。
長野駅 (長野電鉄) 駅
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乗るのは、2段目に表示されている「A特急 湯田中行き」です。
長野電鉄の速達列車は、特急ですが、A特急は日中運転される停車駅が少ない特急。
B特急は朝夕ラッシュ時に運転される停車駅が多い特急です。
15:37発はA特急の最終となり、これ以降はB特急となります。長野駅 (長野電鉄) 駅
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15:37発のA特急は「ゆけむり」という名前がついています。
乗車位置で書かれている車両ですが、ピンときた方もいるかもしれません。長野駅 (長野電鉄) 駅
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「ゆけむり」の入線まで時間があります。
隣のホームには元東急8500系が入線してきました。
塗色は東急時代と変わっていません。
元東急と書きましたが、田園都市線や大井町線ではまだ現役です。長野駅 (長野電鉄) 駅
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「ゆけむり」が入線してきました。
元小田急10000系HiSEです。
小田急時代は乗ったことがありませんでした。
ハイデッカー車両であることが災いし、バリアフリー法の関係で小田急線での運用を終了して、長野電鉄に譲渡されました。長野駅 (長野電鉄) 駅
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長野駅を出発して、最初の停車駅である権堂駅を出ると地上に出ます。
外は一面銀世界でした。 -
この写真で分かるように、実は展望席の一番前に座ることができました。
自由席なので、並べば座れる確率は高いです。
この橋は、長野市と須坂市の間の千曲川に架かる鉄道道路供用橋の村山橋です。
右側が国道406号線です。 -
村山橋を渡ると村山駅です。
この駅で長野行きと行き違いをします。村山駅 駅
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須坂駅には車両基地が隣接しています。
車庫にはもう1編成の「ゆけむり」が休んでいました。須坂駅 駅
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須坂駅構内には、元日比谷線の3000系に復元された車両が留置されていました。
通称マッコウクジラと鉄道ファンの間では呼ばれています。須坂駅 駅
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かなり雪が降ったようです。
レールの間のバラストが見えません。須坂駅 駅
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須坂駅では長野行きA特急と行き違いをします。
元JR253系成田エクスプレスの車両です。
「スノーモンキー」という愛称がつけられています。須坂駅 駅
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小布施駅には長野電鉄オリジナルの2000系が静態保存されています。
車内にも入ることができます。
長野電鉄を支えてきた名車両です。小布施駅 駅
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信濃竹原駅で信州中野行きと行き違いをします。
信州中野から湯田中間は、勾配が厳しく元営団地下鉄3000系である3500系のみが運用されています。
元東急の8500系は勾配区間用の抑速ブレーキがないため、須坂や信州中野で折り返しとなり、湯田中には入線できません。信濃竹原駅 駅
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本日の目的地である湯田中駅に到着です。
夕方ということで、ホテルや旅館の送迎車が多く止まっていました。
ここからバスやタクシーで地獄谷野猿公苑にも行くことができます。湯田中駅 駅
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宿泊先まで歩こうかと思いましたが、雪で足元も良くないので、湯田中駅からタクシーに乗りました。
本日は「山崎屋旅館」で1泊します。
※外観を取り忘れてしまったので、もらってきたパンフレットの写真です湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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「楓」という部屋が今宵の部屋です。
湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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和室8畳の部屋ですが、来る時間に合わせて部屋を暖かくしてくれていました。
コタツに入るのは久しぶりです。湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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結露していて見えませんが、川沿いの部屋です。
川の音が聞こえます。湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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部屋は2階にありますが、お風呂は1階にあります。
湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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湯気で見にくいですが、お風呂はこのような感じです。
この日は男性客が自分以外にもう1人しかいないので、ほぼ貸切状態で入浴できました。湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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一人旅の時は朝食のみのプランにするのですが、
今日は2食付きのプランにしました。
家庭的な料理が並びました。湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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茶碗蒸し風のゆで卵です。
下にはカレー風味のあんが入っていました。湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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えのき茸と椎茸、しめじの和え物です。
湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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ホタテ、しめじの牛肉巻き、玉ねぎの焼き物です。
湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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里芋らしき食感でした。
上には蕎麦の実がかかっています。湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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天然の岩魚塩焼きです。
臭みもなく、美味しかったです。湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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信州サーモンと岩魚の刺身です。
湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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揚げたての天ぷらがやって来ました。
塩でいただきます。湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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最後は手打ちそばとデザートのリンゴが来て終了です。
湯田中温泉 山崎屋旅館 <長野県下高井郡> 宿・ホテル
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