･:*+2017クリスマス（10）+*:･in トロギール ~古代ギリシアの街・古都トロギル ~

2017/12/19 - 2017/12/31

★クロアチア周辺1人旅13日間（個人旅行）★

【周遊国】※5カ国
トルコ→スロベニア→クロアチア→ボスニアヘルツェゴビナ→モンテネグロ

【周遊都市】※南下していくコース。
イスタンブール→ポストイナ →ブレッド→リュブリャナ→ザグレブ→プリトヴィッツェ→ザダル→シベニク→スプリット→トロギール →ドブロヴニク→メジュゴリエ→モスタル→ポチテリ→ペラスト→コトル→ブドヴァ

【宿泊】
イスタンブール1泊（0.5？）・・・AKGUN
リュブリャナ2泊・・・Guesthouse Stari Tišler
ザグレブ2泊・・・Apartments ABA Zagreb
ザダル1泊・・・Guest House Renata
スプリット2泊・・・Luxury Room Kokola
ドブロヴニク3泊・・・Apartments Lucic peline13
※周遊マップは↓↓↓

【飛行機】ターキッシュエアラインズ
行）成田→イスタンブール→リュブリャナ
帰）ドブロヴニク→イスタンブール→成田

【きっかけ】
年内にもう一度旅行がしたい→「クロアチアがいいよ」と立て続けに耳にする→どうせ冬にしか行けない→ならばクリスマスを楽しみたい→ツアーを検討→ザグレブに昼間数時間だったり（クリスマスなので夜見たい）ドブロヴニクに半日だったり…1人部屋追加料金が高かったり、希望の航空会社じゃなかったり…

そして極め付きは「12月1日から燃油サーチャージ2倍」（@_@)
もったいな過ぎるから11月中に自分で航空券を発券してしまった（ツアーより長く行って、かつ安く行ってやるっ！とやる気満々p(^_^)q）

【VSツアー】※同内容ツアーと比較
〈メリット〉
・だいたい8泊10日前後→11泊13日へ延長
・だいたい総額25万円→総額20万円へ減額
・だいたい1泊ずつ移動→ほぼ連泊で予約
・各都市数時間→昼も夜も両方観光
・航空会社未定→航空会社も便も選べる。
・事前座席指定不可→座席指定OK，変更もOK
・常に時間に追われる→好きな時間に起きて、自由にのんびり行動できる。写真も撮り放題！
・配給のようにあてがわれる食事→自分で選んでオーダーできる楽しみがある。
・イスタンブール観光付き！
〈デメリット〉
・スーツケースを持っての移動が大変。
・日本語での説明は一切ない。
・入場料等団体割引もなく、その都度別途支払う。

エリア トロギール(クロアチア)

【12月26日（火）】AM
スプリットからトロギール へショートトリップします(^-^)/

ずっとクロアチアを南下しながら、移動してきましたが、スプリット→トロギール は30分程と近いので、立ち寄らず、スプリットから足を延ばす事にしました。（シベニクのようにスーツケース預けたり…を考えると^^;）

ただこの日はクロアチアにとって特別な「聖ステファノの日」です☆彡
旅行前にバス時刻表を調べても、12月25，26日は運休ばかり(＞人＜;)

なので「トロギール には行けたら行こう！」と考え、「もし行けなかったら、ちょうど旅の半ばで、疲れもたまっている頃だろうし、スプリットでのんびり過ごそう」と思ってました。

【9：45】
10時発のバスがあったので、バスターミナルへ向かいました。「7番から乗ればいいよ！」とDavorが教えてくれたので、迷わずにすみました。（たぶん7番）

【10：00】
往復チケットを買って、バスに乗りました。乗客は意外といました（観光客ではなさそう）

「今日はバスの本数がうんと少ないので、早めに帰って来なきゃなぁ…」と思いました。

ずっとアドリア海沿いを南下してきましたが、今回は少し戻る形で、北上します。

クロアチアは右車線なので、北上するとこの写真のように、やや海沿いから離れます！反対車線分だけですが（笑）

30分程でトロギール へ到着しましたが、下車したのは、私一人でした。
帰りのバスの時刻を再確認すると、やはり12時50分を逃すと16時過ぎしかなかったので、乗り遅れないように気を付けなきゃ=3=3=3と、街へ向かいました。

【10：35】『北門』
まずは北門から旧市街へ入ります。

門の上には街の守護聖人「聖イヴァン・ウルスィニ」像が立っています。

トロギール は紀元前3世紀、ヴィス島からやってきた古代ギリシア人が築いた植民都市です。

東西500ｍ南北300ｍの小さな島で、島全体が旧市街です。1997年に世界遺産に登録された街です。

北門からメイン広場へ行き、海沿いをぐるっと時計回りに一周しました(^-^)

小さな島（街）なので、私が散策した場所も一目瞭然です！

「旅行記作成も楽勝だな」と思っていましたが、トロギール はガイドブックにも1，2ページしか載っておらず、全体的に情報量が少な過ぎて、調べる事に時間を費やしてしまいました…^^;

『聖ロブロ大聖堂』
13世紀の初めに建築が始まり、17世紀にようやく完成したトロギール を代表する建築物。

そのため、鐘楼の窓の様式が各階層ごとに異なっているそうです。

正面入口の彫刻は1240年頃、巨匠ラドヴァンが作ったロマネスク美術の傑作でアダムとイヴ像や獅子の像，聖書の物語などが描かれているそうです。

中へ入って行く人達の後に付いて入場しました。

人の流れに乗って入場したら、ちょうどミサが始まったところでした。

おそらく「聖ステファノの日」は終日クローズ，係の人もいなかったので、つい紛れ込んでしまいましたm(_ _)m

なんとなく出づらい雰囲気だったし、せっかくなので、最後までミサに参加させて頂きました。
「ハレルーヤ」とみなさんが歌ってたので、私も覚えて歌いました♪

「イヴァン・パヴァオ・トゥルギ広場」
聖ロヴロ大聖堂，時計塔，市庁舎などがあるトロギールのメイン広場です。

雲行きがあやしいので、先に海を見てきまーす。

聖ロヴロ大聖堂の入口のちょうど反対側です。
修繕中のようです。

「聖バルバラ教会」
古い教会がありました。左側がすぐ海なので、海風や湿気の影響で左側の老朽化が速かったのかなぁ？と感じました。

「市庁舎」
裏側から撮ってしまいましたが、かつては宮殿だったようです。

雲が厚く、今にも雨が降ってきそうな天気でしたが、それでも海がきれいなのは分かりました！

こちらもスプリット同様「エメラルドグリーン」の海です｡.:*☆

「チオヴォ橋」
橋を渡るとチオヴォ島という島のようです。天気がのよければ最高だと思います！

この辺りに、『聖ニコラ修道院』があるはずだけど、見落としてしまった(･_･;

トロギール のガイドブックには、
1.「聖ロヴロ大聖堂」
2.「カメルレンゴの砦」
3.「トロギール 博物館」
そして、たまに「聖ニコラ修道院」
が載っています。逆にこれしか載ってません^^;

で、この建物は何だろう？と地図から調べるとミルケッツという石窯ピザ屋さんなんですが、隣がそんな感じ？な気もするので、ビザ屋さんの隣のホテル？としておきます(^_^;)

分からないなら載せなくてもいいのだけど、この椰子も雰囲気出てるし、ネタも少ないし（笑）

『ドミニコ会修道院』
一応、ガイドブックを見ながら、散策してるので、載ってる所は周ったつもりでした。
この「ドミニコ会修道院」はガイドブックには地図表示しか載っていないので、おそらくこちらが「聖ニコラ修道院」と勘違いしてたんだと思います、私…(^^;

横の壁です。
この窓はドイツのニュルンベルクで見た窓と似ていてました（この先のドブロヴニクでも発見！）

こちらが、ドミニコ会修道院の正面入口のようです。年季が入ってますね(･･;)ヒビ割れ！？

入口には彫刻も薔薇窓もありますねσ^_^;
でも、もちろん閉まってます。
この日だけではなく、冬期はクローズかも！？

トロギール は11月~4月は閉店，閉館が多いので、5月~10月に来る事をオススメします！
（クロアチア全部、5月~10月のほうがオススメですが、特に）

「BL AUGUSTIN KAZOTIO」
1260，TOROGIR LUCERA &…
その下にはドミニカの…と続くので、ドミニコ会修道院創設者かな？と思いました。
（トロギール の情報はほんと少ないです^^;）

トロギール運河沿いを歩いて、島の先端まで進みます。
ちょうどスプリット空港へ着陸しようとしている飛行機が低空を飛んでいました。

『カメルレンゴの砦』
旧市街の南西，はずれにある堅固な要塞。15世紀のヴェネツィア支配時代に建てられ、オスマン帝国から街を守ると同時にヴェネツィア支配に反抗する住民から身を守る為にあった要塞。

「カナリーヤシ」
パイナップルみたいな椰子の木、大きい(*_*)

クロアチアの国旗。
結構風強いです=3=3=3

写真だけだと、静かな街のように思うかも知れませんが、「教会の鐘の音，飛行機の音，鳥の鳴き声，船の汽笛，風の音」わりと賑やかな街です。特に教会の鐘は頻繁に鳴り続けています♪

ぐるっと回ってみました！
上にあがれそうな所はなかったです(>_<)

犬の散歩中の方が「夏だけしか開いてないわよ」と教えてくれました。

という事で、島の反対側に行きます。ずいぶん古い要塞ですね(^^)

「ツーリストインフォメーション」
12月25，26日だけでなく、12月15~1月15日まで1ヶ月間のクローズ(°_°)
確かに観光客少なかったけど、長い。

※こちらは旧市街の外れなので、メイン広場の観光案内所は開いているかも知れません（12/26はクローズでした）

「聖マルコの塔」
カメルレンゴの反対側の島の先端にあります。陸の警戒用に整備された塔だそうです。

街の人達が入って行きました。
「中に入れるの？」と一瞬思いましたが、今日は聖なる「聖ステファノの日」
どう見ても現地の人達なので、もう付いて行くのは遠慮しました(^^;;

聖マルコの塔の前から、カメルレンゴの要塞を撮ってみました。

フォシャという狭い運河側です。アドリア海の反対側です。

島の中に可愛らしい幼稚園？がありました。
スプリット同様、世界遺産である旧市街の中で、一般の人々が普通の生活をしているようです。

「Crkva Sv.Mihovila」
日本のガイドブック等には載っていませんが、カトリック教会のようです。

その後、いろいろな路地を散策しましたが、とにかく人がいません…(>_<)

皆さん、どこへ行ってしまったのでしょう…

あとでDavorに聞いたのですが、「クロアチア人は12/25,26は家族と家の中で過ごすから、あまり外出しないんだよ、どうせ店も閉まってるしね」と言っていました。。。

路地を歩いてたら、教会が！
誰かがこっちを見てます(°▽°)

『The Church of St. Peter』
聖ペーター教会でOKかと思います。
なので、ペーターさんでしょうか？聖書を持ってますね。

他のクロアチアでは見られなかった彫刻なので、古代ギリシアの影響でしょうか？

「イヴァン・パヴァオ・トゥルギ広場」
雨に遭わず、広場まで戻ってきました。
夏はこの鐘楼にも登れるようです。
（冬期は日曜以外の午前中は登れるかも？）

『時計塔』
この時計の文字盤が素敵だなぁ…と直感的に感じ、トロギール に来ました！淡いみずいろのマーブル（おそらく大理石）が素敵でした☆

普段からシェル文字盤の時計が好きで使ってるので、引き寄せられました(^◇^;)

『聖セバスチャン教会』
時計塔の下部が教会だそうです。1477年にニコラ・フィレンティナッツによって建てられたそうです。

※見えづらいけど、入口上部の像がセバスチャンのようです！

【12：15】
ほとんどの店は閉まってたし、あまり時間もなかったので、広場で昼食を食べました。

メニューは「ソーセージとドーナツだけよ」と言われたので、2つ頼みました。ジャンク&ジャンクでした(･_･;

そしてやっぱりザグレブのホットドッグとは違い、普通のホットドッグでした。

再び、海沿いを通ってバスターミナルに向かいます。どうにか雨には遭わずに、観光できました。

天気がよければ、海もきれいで、素敵な場所だろうなぁ…と想像ができます。

夏に訪れた方の旅行記拝見したら、トロギールも花がきれいで、海も青く輝き、南国リゾートのようでした*･゜ﾟ･*:.｡

そう、冬は私の好きな『花』が咲いていなくて、ちょっとさみしいです(>_<)

【12：50】
せっかく往復チケットを購入したのに、「このバスでは使えない」と言われました(T_T)

こちらは市内バスのようで、沢山のバス停に停まりながらスプリットまで帰りました。
行）・・・長距離バスで30分
帰）・・・市内バスで1時間
↑こんな感じでした。

往復チケットを買うべきだったブレッド湖（旅行記３）では買わず、買わなくてよかったトロギール では買ってしまいました(>_<)

次の長距離バスは16時過ぎだったし、数百円だったので諦めて乗りました。

右上）市バスは景色が見れません。
右下）なので、前の方に移動しました。
左下）見た事もない位、長いバスでした！

【14：00】スプリット到着
到着したバス停も乗車時のバス停と違い「ここどこ？」と不安でしたが、GPSを見ながら、帰ったら、そんなに遠くありませんでした。

この広場でもバンド演奏など盛り上がっていました。

散策しながら歩いてたら、また中国人男子達にバッタリ会いました。
「ディオクレティアヌス宮殿へ行ったけどミサで入れなかった」と言っていたので、私も明日（12/27）行く事にしました。

「じゃあ、ドブロヴニクで(^^)／~~~」と別れたけど、結局その後は会えませんでした(;_;)

日本人はおろか、アジアの人すら見掛けないので、同じ「アジア」というだけで、親近感が湧く位でした。また、アジア人が少なくて目立つから、お互いすぐに気が付くのだろう、と感じました。。。

さて、この後、実際はスプリットからドブロヴニクへ移動し、ドブロヴニクからボスニアヘルツェゴビナのオプショナルツアーに参加するのですが、ややこしいので、次回の旅行記（11）はボスニアヘルツェゴビナです。

クロアチアの国境を越えるとガラッと雰囲気が変わるので、ご興味あれば、お時間がある時にでもご覧下さい(^-^)
https://4travel.jp/travelogue/11324868