2017 バルト三国をめぐる旅 ７　エストニアの学問の街、タルトゥ

2017/07/17 - 2017/07/25

2017年の夏休みは3年ぶりにヨーロッパ。バルト三国を南から北へ縦断して来ました。
6日目。ラトビアのリガからエストニアのタリンへの移動の途中、エストニア第2の都市タルトゥに寄り道。
観光地がコンパクトにまとまっていて、歩いて周るのにちょうど良い街でした。

[日程]
　7/17 成田→ヘルシンキ→カウナス
　7/18 カウナス→ビリュニス
　7/19 ビリュニス
　7/20 ビリュニス→シャウレイ→リガ
　7/21 リガ→バウスカ→リガ
★7/22 リガ→タルトゥ→タリン
　7/23 タリン→ヘルシンキ
　7/24 ヘルシンキ→
　7/25 →成田

エリア タルトゥ(エストニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

6日目。リガのバスターミナルからLUX EXPRESSのバスでエストニアのタルトゥへ。

ロシアのサンクトペテルブルグ行きのバスが色々と寄って行くようです。

シートが広めで快適。

全席にモニターが付いていて、日本語には対応してないけど、映画や音楽、ゲームが楽しめます。

リガを出発して2時間半ほどでようやくエストニアのヴァルガに入りました。
ここはラトビアとエストニアにまたがっている元々は1つの街だった所。ラトビア側はヴァルカというみたいです。
写真は国境の小川。

ヴァルガ駅で最初の停車。

ヴァルガからさらに1時間半ほどでタルトゥのバスターミナルに到着。

まずは、荷物を預けようと、バスターミナル内の荷物預かり所に行ってみたのですが、何とこの日と次の日のみ臨時休業･･･。

さすがにスーツケースを引いての観光はきついので、バスターミナルのチケットカウンターの人に聞いてみると、隣のホテルのフロントで預かってくれると教えてくれました。
で、早速、バスターミナルとなりのHOTEL DORPATへ。
フロントで聞いてみると、有料(料金忘れたけど、1個2ユーロ以下だったと思う)で預かってくれるとのこと。預けて身軽になったので、街歩きスタート。

Dorpat Hotel ホテル

まずは、トーメの丘にやってきました。
公園内に２つある橋のうち、天使の橋を発見。

天使の橋 悪魔の橋 建造物

観光の前に腹ごしらえ。
丘の下にある「プスィロフ ケルデル(Pussirohu Kelder)」というレストランに入りました。

プスィロフ ケルデル その他の料理

ここは昔の火薬庫を利用したレストランで、店内はレンガ造りで広々としていました。

食べたのはポークシュニッツェルと、肉団子のスープ。
付け合わせの芋が多かったので、2人でちょうどよい量でした。

食後、再びトーメの丘を散策。

悪魔の橋も発見。
黒いから悪魔なのだろうか…。

大聖堂(トームキリク)に到着。

大聖堂は16世紀の宗教改革で廃墟となってしまったようで、外壁と塔の一部しか残っていませんでした。

大聖堂の東側の建物はタルトゥ大学歴史博物館になっています。
トームキリクとの共通入場券を購入し、まずは博物館に入ってみました。

館内には大学で人の冒険や実験の展示がありました。

どこ出身かを世界地図に貼れるボード。
日本からも多く来ているようで、付箋を貼るスペースがありませんでした。

2階にある「White Hall」。イベントや結婚式なんかに使われるようです。
ちょうど、結婚式が行われた後だったようで、大聖堂の外には参列者っぽい人たちがいました。

タルトゥ大学博物館 (大聖堂) 博物館・美術館・ギャラリー

上のほうの階にある図書館の展示。
古い本がたくさん。

さらに上の階には子供向けの展示スペース。
ちょっとした実験みたいな展示や、子どもを遊ばせるスペースなんかもありました。

大学博物館から出て、トームキリクのほうへ入場。

大聖堂の塔 建造物

階段を上って塔の上へ。
途中、階段が途切れていて、木でできた橋を渡りました。少し怖かった…。

現在は建物の真ん中が屋根がなく吹き抜けになっています。
ステージと座席が設置されていたので、コンサートなんかが行われているのかも。

丘の上なので、タルトゥ市街が一望できました。

トームキリクから出て、再び丘の散策。
トームキリクの向かいにある建物は裁判所のようです。

解剖博物館。

旧天文台に到着。

旧天文台 建造物

天文台の建物の横にあった世界遺産プレート。
ここは「シュトルーヴェの測地弧」という10か国にまたがって登録されている世界遺産のうちの1つ。

シュトルーヴェが行った、子午線弧長の三角測量のために設置された三角点群の１つです。

1階には望遠鏡や計測器などが展示されていました。

シュトルーベの家計図。
日本のと違って、古い世代が下から描かれていました。
真ん中下のほうの写真が大きいのが観測をしたシュトルーベ。

最上階の天文台にある望遠鏡。
かなり大きい！

トーメの丘から下りて、ラエコヤ広場にやって来ました。
市庁舎と、その前にあるキスの噴水。
実際に噴水前でキスしてる人たちなんかもいました。

タルトゥ観光案内所 散歩・街歩き

リュートゥリ通りにはオープンカフェがいっぱい。

聖ヨハネ教会。
塔がかなり高い。
バスの時間が近づいてきたので、中には入らず、バスターミナルへ戻りました。

聖ヨハネ (ヤーニ)教会 寺院・教会

タルトゥ大学。
創立1632年のかなりの伝統校。
ギリシャの神殿っぽい外観。

タルトゥ大学 史跡・遺跡

再びラエコヤ広場に戻ってきました。
結構広いです。

ラエコヤ広場 広場・公園

広場にあるバークレイの家。かなり傾いています。
中はタルトゥ美術館。

どれくらい傾いてるのか中に入ってみたかったな。

タルトゥ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

市場の横に立っていた豚の像。
どんな由来があるんだろう？

荷物を預かってもらっていたホテルに寄ってからバスターミナルに戻ってきました。
これからタリンに向かいます。