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 北鎌倉にある円覚寺の頭塔黄梅院の山門の両側には寺紋が描かれた提灯が吊るされていて、正月元旦らしさを感じる。黄梅院は北条時宗の夫人・覚山尼が夫の追善のために華厳塔を建立した場所であるが、南北朝時代になった文和3年(1354年)に円覚寺15世夢窓国師の塔所が開創された。<br /> 後の応安元年(1368年)、室町幕府2代将軍足利義詮(よしあきら)の遺骨が分骨され、足利家の菩提所としての性格を帯びてくる。そして今も寺紋は足利家の家紋である。<br /> なお、この塔頭の下はいずれも北条家の三つ鱗の寺紋である。北条氏が滅びると次は足利氏が大旦那となって行くことが理解できる。<br />(表紙写真は観音堂の聖観音像)

北鎌倉円覚寺頭塔黄梅院-2018年元旦

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2018/01/01 - 2018/01/01

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 北鎌倉にある円覚寺の頭塔黄梅院の山門の両側には寺紋が描かれた提灯が吊るされていて、正月元旦らしさを感じる。黄梅院は北条時宗の夫人・覚山尼が夫の追善のために華厳塔を建立した場所であるが、南北朝時代になった文和3年(1354年)に円覚寺15世夢窓国師の塔所が開創された。
 後の応安元年(1368年)、室町幕府2代将軍足利義詮(よしあきら)の遺骨が分骨され、足利家の菩提所としての性格を帯びてくる。そして今も寺紋は足利家の家紋である。
 なお、この塔頭の下はいずれも北条家の三つ鱗の寺紋である。北条氏が滅びると次は足利氏が大旦那となって行くことが理解できる。
(表紙写真は観音堂の聖観音像)

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  • 黄梅院山門。

    黄梅院山門。

  • 「黄梅院」。

    「黄梅院」。

  • 庫裡。

    庫裡。

  • 庫裡。

    庫裡。

  • 黄梅院本堂。

    黄梅院本堂。

  • 黄梅院本堂。

    黄梅院本堂。

  • 蹲(つくばい)。

    蹲(つくばい)。

  • 六角石灯篭。

    六角石灯篭。

  • 観音堂。

    観音堂。

  • 観音堂の聖観音像。

    観音堂の聖観音像。

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