2017/01/24 - 2017/10/10
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ケロケロマニアさん
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2017年に長々と記させて頂いた、トドックスタンプラリー北海道179市町村制覇を目指しての旅ですが、前作を以て、無事制覇を達成することができました。
ただ、旅行記としては、括弧書きで訪問した順番を記し始めたのは7月以降の旅程において、でしたので、本旅行記では、最初の段階の、まだトドックスタンプラリーの各市町村の写真を撮っていなかった時期を含めて、総集編として最後にこの旅を振り返り、締め括らせて頂きたいと思います。
尚、本旅行記に関しましては、総集編という内容の都合上、マッピングに関しては一切省略させて頂きましたことを予めお詫び申し上げます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 レンタカー ANAグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩 バイク AIR DO スターフライヤー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずは、この旅における月別の市町村スタンプ獲得状況をグラフにさせて頂きました。
表紙でも画像をUPさせて頂きましたが、最初に滝川の市立図書館でスタンプを押したのは2017年1月24日のことでした。
この時は、翌日に新十津川で開催される札沼線に関するJRの住民説明会に参加することが目的でしたので、まさか、このスタンプラリーにその後どっぷりはまってしまうとは思っておりませんでした。
それを示すかのように、1月~6月にかけては、このような低空飛行が続き、むしろこの時期は、6月に訪問したロシア旅に向けての準備に力点を置いておりましたので、スタンプラリー旅程としては、殆ど数を稼ぐことができませんでした。
一応、各旅行記には示せなかった1~6月の市町村別スタンプ獲得状況は以下の通りです。
1/24滝川(1)、1/25新十津川(2)、2/22当別(3)・月形(4)・浦臼(5)、4/1千歳(6)、4/8七飯(7)・長万部(8)・倶知安(9)、4/9旭川(10)・中富良野(11)・上富良野(12)、4/10愛別(13)・美瑛(14)、4/11音威子府(15)・美深(16)、4/14札幌(17)、4/15仁木(18)・余市(19)・小樽(20)・恵庭(21)、4/26剣淵(22)、5/4当麻(23)・東川(24)、5/13鷹栖(25)、5/18長沼(26)・由仁(27)・南幌(28)、5/19石狩(29)・北広島(30)、5/24妹背牛(31)
32市町村目以降は、7月以降の旅行記を御参照頂けましたら幸いです。
今思えば、一番日が長くて行動時間が長く確保できる6月にスタンプを一つも稼げなかった、ということが、その後の慌ただしい旅程、当初目指していた、公共交通機関&自転車利用のみによる全市町村制覇、を果たせなかったことに繋がってしまい、この点はちょっと後悔しています…。
6月末時点で、スタンプゲット市町村は僅か31市町村、その後の3か月半で一気に148市町村稼いだことになりますが、もう少し月格差を少なく、斑なく巡ることができれば、もっと、スタンプラリー目的のみ、という市町村を減らすことが出来たのではないかと思っています。 -
さて、今回の北海道179市町村巡りに関しては、完全にスタンプラリーの側面に固執したために、少し胡散臭い立ち寄り状況がありました。
と申しますのも、一昔前までの北海道(平成の大合併以前、という意味で)では、212市町村、という数に馴染みの方が多いかと思いますが、今回は179市町村の範疇でのスタンプラリーでしたので、旧市町村域に注目してみた場合、実は、全く立ち寄っていない町村も幾つかありました。
このグラフはそれを示すものです。
212→179の変更に際しては、旧町村カテゴリーにおいて、40の町村に影響がありましたが、そのうち25町村は既存の市町への編入、残り15町村に関しては、近隣町村との合併により新たな名前の町が誕生した、という内訳になります。
具体的には、前者に関しては、
戸井町・恵山町・椴法華村・南茅部町→函館市
砂原町→森町
熊石町→八雲町
大滝村→伊達市
厚田村・浜益村→石狩市
北村・栗沢町→岩見沢市
門別町→日高町
忠類村→幕別町
音別町・阿寒町→釧路市
端野町・常呂町・留辺蘂町→北見市
上湧別町→湧別町
生田原町・丸瀬布町・白滝村→遠軽町
歌登町→枝幸町
朝日町→士別市
風連町→名寄市
後者に関しては、
上磯町・大野町→北斗市
大成町・北檜山町・瀬棚町→せたな町
虻田町・洞爺村→洞爺湖町
追分町・早来町→安平町
鵡川町・穂別町→むかわ町
静内町・三石町→新ひだか町
東藻琴村・女満別町→大空町
という内訳となります。
この旧40町村のうち、実に17の町村は未訪問、6町は通過のみで終わってしまった、ということになりますね。
スタンプラリーが終わりましたので、今後はこれらの旧町村域にも立ち寄る旅を続けていきたいと思います。 -
続いては、各市町村に至る際の交通手段について。
基本的には、その市町村域にどの交通手段を用いて達したか、で分類しています。
尚、市町村域に最初に立ち入った際の交通手段と、スタンプ設置場所に到達した際の交通手段が異なる場合は、数の少ない航空機・船に関しては最優先で、比較的多いバス・鉄道・自転車に関しては、自転車を最優先にカウントさせて頂きました。(尚、鉄道やバス利用の際、最寄駅・最寄りバス停からスタンプ設置場所までは徒歩、となるのが基本ですが、その場合は、それぞれ鉄道・バスでカウントしました。)
鉄道が一番多くて54か所ですが、その殆どは青春18きっぷや北海道東日本パス利用ですね…。本当はもっと普通運賃などを利用して鉄道を優先的に応援したいところですが、やはりお財布の都合上、それは断念せざるを得ませんでした。
バスに関しては45か所。エリア別にお得なフリー切符を利用したので、利用頻度の割には多くの市町村数を稼ぐことができました。留萌管内の「萌えっこフリーきっぷ」や、道南の「千年北海道手形」・「函館旅するパスポート(は鉄道も利用可)」・道央の「ぐらんぶるしりべしフリーきっぷ」等は、どれも使い勝手が良く、コスパも良好なので、是非、多くの方に利用して頂きたいフリー切符です。
自転車に関しては、個人的に最も拘りがある交通手段ですが、やはり40代半ばのおっさんにとっては、体力的にきつい部分もあり、結局50か所と控えめな数に終わりました。割合的にはマイチャリを輪行して、というパターンが多かったですが、スタンプラリー目的として、新得・倶知安・名寄、散策目的でも上士幌や興部でレンタサイクルを利用し、それぞれ個性ある自転車をお借りすることができました。その一方で、黒松内の”30分輪行”や蘭越の暗闇15キロサイクリング等の苦労も多かった分、この旅においては、一番個人的な充足感のある交通手段です。
船(4か所)に関しては、利尻→礼文、礼文→稚内、江差→奥尻、奥尻→瀬棚と計4回利用しましたが、観光最盛期の利礼航路、そして新造船が就航したばかりの奥尻航路など、それぞれ思い出に残る旅路となりました。
航空機(2か所)に関しては、今回の旅においては、旭川→利尻、帯広→中標津の移動にて、何れも怪しげなUA(ユナイテッド航空)の5000マイル乗り継ぎ特典航空券を利用して計7区間利用しましたが、その途上ではプチ東京・大阪見物や、千葉での野球観戦など、ちょっと北海道を脱出しての旅程もあり、北海道179市町村巡り旅におけるちょっとした”息抜き”旅程としても楽しむことができました。
そして、個人的には最も利用したくなかった自動車、ですが、結局今回は時間的なスケジュールの都合上、3回もレンタカーを使用してしまいました。スタンプ獲得市町村数にして24か所、割合にして13.4%が自動車利用となりました。
根室管内の5市町は全て、あと釧路・十勝・日高・オホーツク・宗谷の幾つかの市町村が車での立ち寄りとなりましたが、やはり特に地割が広々としている道東地域における機動力は凄いですね。恐らく、車だけで巡っていたら、このスタンプラリーももっと簡単に達成できたのでしょうが、逆にそれだと、価値は半減してしまいますよね…。まあ、次善目標として、車の利用は20%以下に抑えたい、と設定しておりましたので、それは達成できて良かったです。 -
ここからは各振興局別の思い出について記させて頂きたいと思います。
このグラフは、現在の北海道にある14の総合振興局・振興局別の市町村数を示していますが、スタンプラリー旅程としては、その数が一番重要でした。
エリアとしては広い道東、特に根室や釧路に関しては、それぞれの市町村の地割がとても大きくて、市町村数を稼ぐのは大変。という訳で、お車の力を最大限に利用させて頂いた振興局でした。十勝やオホーツクは広い上に市町村が多い、上川や空知、後志などは広さはそれ程でもない割には、市町村数が多い、こうした振興局に関しては、なかなか効率の良いルートが組めずに、何度も足を運ぶことになりました。
逆に、留萌や渡島・檜山等は、地割もコンパクトで、公共交通機関利用でも、一度の旅で一気に各市町村を訪問できたので、効率という意味では良かったと思います。
以下では、そんな各振興局別の思い出を順に記させて頂きたいと思います。
(尚、正確には9つの総合振興局(胆振・渡島・オホーツク・上川・釧路・後志・宗谷・空知・十勝)と5つの振興局(石狩・根室・日高・檜山・留萌)に分類されますが、煩雑になりますので、以降、本旅行記上では振興局という呼称で統一させて頂きます。) -
五十音順にまずは石狩振興局から。
石狩に関しては、札幌を始めとして、8つの市町村のうち6つ(札幌・石狩・江別・北広島・恵庭・千歳)が市、町(当別)と村(新篠津)という内訳で、基本的にどこも交通の便が良い(新篠津・石狩は鉄道が通じていませんが、町域のすぐ近くを札沼線や函館本線が通っています。)ので、スタンプラリー旅程としては楽な振興局でした。
この振興局に関しては、日頃から頻繁に訪れていますし、これからも無意識に立ち入ることも多い所だと思いますので、逆にスタンプラリー旅程としての思い出は、他振興局と比較すると相対的に少ないですが、ここでは北広島のことを記しておきたいと思います。
JR北広島駅から徒歩20分位の所にあった「知新の駅・エコミュージアムセンター」という施設が、この町のスタンプ設置場所でしたが、ここのスタッフの方がとても詳細に北広島の方を解説して下さり、とても勉強になりました。
北広島といえば、新千歳空港と札幌との間にある町ですので、観光で北海道にいらした方の殆どが通過経験のある町だと思いますが、実際に降りて付近を散策された、という経験をお持ちの方は案外少ないのではないでしょうか?
北海道では稀有な、列車本数が多くて途中下車してもすぐに後続列車がやって来る、という恵まれた環境にある町でもありますので、新千歳経由で北海道にいらした際は、札幌の行き帰りの途中で、是非立ち寄ってみて下さい。 -
続いては胆振振興局。
ここには11の市町(村はなし。4つ(苫小牧・室蘭・伊達・登別)の市と7つ(豊浦・洞爺湖・壮瞥・白老・安平・厚真・むかわ)の町から成ります)があり、室蘭・白鳥大橋の夜景や、苫小牧・朝のウトナイ湖の幻想的な景観、登別・わかさいも本舗での試飲&試食、洞爺湖サイクリング等、様々な思い出が蘇ってきますが、ここでは敢えて、現在では振興局内唯一の無鉄道町となっている壮瞥町の道の駅のことを挙げておきたいと思います。
壮瞥町は洞爺湖の南東側に位置する町で、昭和新山を含めた有珠山の景観がとても印象に残っていますが、この山は勿論、言わずと知れた火山で、定期的に噴火を繰り返しています。前回の噴火は2000年のことでしたが、あれから17年が経過し、大体20~30年位の周期で定期的に噴火を繰り返している山だけに、そろそろ次の噴火が気になってくる時期でもあります。
ここの有珠山関連の展示は、過去の噴火の様子なども写真で詳細に示されていて、とても勉強になります。個人的には数年前に訪れた洞爺湖温泉側の関連施設や、噴火で寸断されてしまった元国道跡の遺構などと合わせて、災害の意味を考える意味でも、多くの方に立ち寄って学んで頂きたいと思っている施設です。 -
続いては渡島振興局。
ここに関しては、道南ということで、檜山とともに和寒からは立地的にお一番遠い振興局なので、頻繁に足を運ぶ、という訳にはいきませんでした。
スタンプラリー旅程としては、”失敗が許されない”振興局、ということもあり、各市町のスタンプ設置場所の営業時間や休館日などを事前に綿密に調べた上で、檜山を含めて二つのフリー切符を使用して、効率的に巡ることを最優先に旅程を組みました。
渡島は2市(函館・北斗)9町(長万部・八雲・森・鹿部・七飯・木古内・知内・福島・松前)(村はなし)の11市町から成りますが、事前の汽車旅で先に押していた長万部と七飯以外は、8月下旬の一度の旅で、一気に巡りました。この旅においては、前半は雨に見舞われましたが、後半は晴天に恵まれて、特に千年北海道手形で巡った南部のバス旅、美しい海の景観が心に残っています。
ただ、ここで、画像として取り上げさせて頂くのは、現在は北斗市域の旧上磯町域、茂辺地地区に最近生まれた、「北斗星広場」のことです。2016年に開業した北海道新幹線関連で、賑わいを見せていた陰で、ひっそりとJRが切り捨てた旧江差線の木古内~五稜郭間が、道南いさりび鉄道として生まれ変わりました。この沿線の茂辺地駅傍に、青函トンネル開業後、寝台列車として札幌と東京を繋いできた「北斗星」の車両が置かれた広場が誕生しました。
東京の方の”宿泊施設”としての「北斗星」は結構有名になっているかと思いますが、是非、北海道側の「北斗星」遺構としてのこちらの広場にも、多くの方に足を運んで頂きたいと思っています。 -
続いてはオホーツク振興局。
ここは道内でも十勝に次ぐ面積を誇る巨大な振興局で、市町村数も3市(北見・網走・紋別)14町(雄武・興部・滝上・遠軽・湧別・佐呂間・置戸・訓子府・津別・大空・小清水・斜里・清里・美幌)1村(西興部)の総勢18市町村を含んでいます。
広くて沢山の市町村がある振興局だけに、やはりスタンプラリー旅程としても苦労が多かったです。最終的には時間が間に合わなくなって、車で訪問してしまった市町村が7つありましたが、寒いイメージの強いオホーツク管内とは裏腹に、今回の旅路ではずっと天気に恵まれたので、あまり辛かった、という記憶はありません。ただ、この振興局内での持ち込み自転車旅程の斜里~小清水間、小清水の道の駅の閉館時間に間に合わせるために、暗闇の中を大激走したことが、一番の辛かった思い出です。
そんな中で、この振興局内での一枚、といえば、やはり私的には計呂地交通公園を挙げることになります。
名前も可愛くてカエルさんぽくって素敵ですが、ここは泊まることもできるんですよね。今回の旅路においては、後に二つの列車泊が控えていた上、レンタカー旅程であったこともあって、宿泊することができなかったのがとても心残りでした…。 -
続いては上川振興局。
私の居住地である和寒町もここに含まれますが、エビフライのような形をした縦長の振興局内には、沢山の市町村があり、数としては空知に次ぐ23市町村(4市(旭川・富良野・士別・名寄)、17町(中川・美深・幌加内・下川・剣淵・和寒・鷹栖・比布・愛別・当麻・上川・東川・東神楽・美瑛・上富良野・中富良野・南富良野)、2村(音威子府・占冠))があります。
この振興局に関しては、地元ということもあって、一気に回ったという市町村は少なく、仕事の合間に時間を見つけて、少しずつ巡ったという感じでした。やはり地元ですので、自転車で廻った町も多かったです。
スタンプラリー旅程においても、この振興局内で沢山の思い出がありますが、やはり地元ということもあって、いつでも行けるという安心感や、既に行ったことあるという既視感から、案外雑に巡ってしまったという反省もあります。
そんな中で、上川振興局内での一枚、を選ぶとすれば、元々の空知から”移籍”した幌加内のことを挙げておきたいと思います。そもそも、この移籍においても、地勢的に旭川・士別・名寄という上川の3市に隣接しているということもあり、将来的などこかの市への編入を視野に入れて、という事情があったようですが、全国的にはそばで有名、そして、鉄道マニア的には旧深名線関連の遺構が多く残された、”日本一人口密度の低い”、”日本最低気温を記録した”この町がどこかに編入されてしまうのは、とても勿体ないことだと思っています。
和寒の隣町でもある幌加内町。深名線はなくなってしまいましたが、JR北海道バス路線として残されていますので、深川や名寄を起点に、お蕎麦目的以外にも、多くの方に立ち寄って頂きたい町です。 -
続いては、釧路振興局。
この振興局は、広さの割には市町村数は少なく、8つしかありませんが、交通の便が悪い箇所にスタンプが設置されている所が多くて、案外苦労した印象がある振興局です。
1市(釧路市)6町(弟子屈・標茶・浜中・厚岸・白糠・釧路町)1村(鶴居)から構成されていますが、うち弟子屈・標茶・浜中・厚岸に関してはレンタカーで巡ってしまいました。
この振興局内で、一番思い出に残っているのは、管内唯一の村である鶴居村でしょうか。釧路といえば、やはり最大の観光地である釧路湿原は外せませんが、意外と”裏街道”的な鶴居側からご覧になる機会は少ないのではないかなと思います。しかし、ここには沢山の湿原展望スポットがありますし、タンチョウヅルの繁殖に成功し、世界に名を轟かせたサンクチュアリもあり、もっと注目されても良い、釧路振興局が誇る”村”だと思います。
私の訪問時にはお天気に恵まれたこともあり、快適なサイクリングを楽しむことができましたが、やはりタンチョウヅルの名所としては冬が良いので、また季節を違えて訪問したいと思った村でした。 -
続いては、後志振興局。
ここは面積は然程でもない割には、細かな地割がされていて、市町村数としては20を数え、空知・上川に次ぐ道内3番目に多い振興局となっています。
1市(小樽)13町(余市・仁木・倶知安・共和・積丹・古平・京極・喜茂別・ニセコ・蘭越・黒松内・岩内・寿都)、6村(神恵内・泊・赤井川・留寿都・真狩・島牧)から構成されていますが、特に注目すべきは村の数。179市町村体制の現在の北海道内には全部で15の村しかありません(北方領土内の6村を除く)が、そのうち6つ、率にして40%がこの振興局内に集中しています。
地元の和寒から近い上川・空知に関しては、頻繁に通うことができる利便性がある一方で、ここは札幌の更に向こう、しかも鉄道のある市町村が少なくて、スタンプラリー旅程としては、恐らく一番苦労した振興局だと思います。
黒松内での慌ただしいバス&鉄道の1時間弱輪行や、蘭越の暗闇サイクリング等、特に苦労したシーンに関して思い出してしまいますが、旅行記ネタとしては面白くありませんので、やはり、個人的に後志管内で一番好きな市町村である島牧について述べさせて頂きたいと思います。
後志の最西端に位置する島牧。恐らく、北海道のリピーターの方でもなかなかご訪問された経験をお持ちの方は少ない村だと思います。正直、車がないととても不便な立地ですが、何よりもここは海の迫力が素晴らしいです。外界に直結した荒々しい海の景観は、特に厳しい冬に眺めると良いのですが、吹雪が凄まじい場所でもありますので、この季節は物見遊山感覚では訪問しない方が良いですね。
あと個人的にお勧めなのは、道南が誇る名峰、狩場山ですね。クマさんも多く生息しているだけに、なかなか怖くて登れない、という話もよく耳にしますが、私が約20年前に登った時の感覚では、登山道も整備されていて、案外登り易い山に感じました。麓にある賀老の滝も素晴らしい滝なので、是非、多くの方にもっとこの村の魅力を感じて頂きたいと思っています。 -
続いては宗谷振興局。
言わずと知れた最北の振興局ですが、観光客的な流れとしては、利尻・礼文と稚内に集中していて、宗谷の東部を訪れたご経験をお持ちの方は案外少ないのではないでしょうか。
1市(稚内)8町(利尻・利尻富士・礼文・豊富・幌延・浜頓別・中頓別・枝幸)、1村(猿払)の10市町村から構成される振興局ですが、ここで取り上げさせて頂くのは猿払村です。
私は丁度、猿払の夏祭りに合わせて訪問しましたが、祭りの期間中は会場のキャンプ場が祭りのステージに使用されるため使えない、ということで、臨時のキャンプ場のスペースを無料で使用させて頂きました。その夜には花火大会もあって、テントの中から眺めた花火がこの夏の唯一の花火大会となりました。実はその翌日も連泊して、この年のスペシャルゲスト、八代亜紀の歌謡ショーでも見ていこうか、と画策していたのですが、翌日は生憎の雨模様、ということで、彼女に♪雨雨降れ降れ、もーとぉー降れ~とか歌われて、豪雨に見舞われてもたまらないので、結局ショーの見物は諦めて、本降りにならないうちに出発してしまいました。
猿払といえば、この画像でも取り上げさせて頂いたインディギルカ号の慰霊碑も設置されています。和歌山の方のトルコ船難破事故の方は、近年映画化もされて有名になりましたが、この旧ソ連時代、しかも戦時中の事故、ということもあって、この事故に関しては、色々な政治的思惑も絡んで、何か闇に包まれたまま、という印象があります。一ロシアマニアとしては、是非当地を訪れて、当時の猿払村民とソ連人達との、政治的な壁を越えた心温まる交流に思いを馳せて頂きたいものです。
その他にも、猿払村には鬼志別を中心として、旧天北線関連の鉄道遺構も残されています。鉄道マニアの方には、こうした歴史を瞑想しながら、当地を彷徨われる旅、というのもお勧めしたいです。 -
続いては空知振興局。
ここも後志と同様、面積的にはそれ程大きくもありませんが、幌加内の上川移転があっても尚、24市町と道内一の数を誇る振興局です。
10市(深川・滝川・砂川・美唄・岩見沢・三笠・夕張・赤平・歌志内・芦別)、14町(長沼・由仁・南幌・栗山・奈井江・上砂川・沼田・秩父別・北竜・雨竜・妹背牛・月形・浦臼・新十津川)から構成され、村が一つもない、というのは後志とは対照的ですね。市の数がこれだけ多い振興局も他にはありません。
空知で取り上げさせて頂くのは、勿論、このスタンプラリーに本格的に参加するきっかけを作ってくれた新十津川町です。画像では敢えて、新十津川駅ではなく、下徳富駅にやって来た、新十津川行きの始発兼最終汽車の様子を…。
これを記しているのは2017年12月23日のことですが、その前日、当別を含めた札沼線沿線四町の協議会が開かれ、どうやら、存続を優先的に考えつつ、観光振興やより地元に相応しい交通手段を模索する会が発足することが決定したようですね。安易なバス移管の容認にはならないようで、まずはホッとしていますが、まだまだ予断を許さない状況は続いています。
自分自身、この11か月前の冬の新十津川旅を振り返りながら、また急いで札沼線に乗りに行かないと、と思っています。勿論、”思い出作り”ではなく、”存続に向けた戦いの場”として…。地元の方が存続に向けての熱意を見せて下さる以上、私は徹底的に札沼線を応援していきます! -
続いては十勝振興局。
面積では道内最高を誇る振興局で、かつ市町村数も19あって、広さと数とを兼ね備えている、という意味で、なかなか手強い振興局でした。
1市(帯広)、16町(新得・鹿追・上士幌・士幌・音更・清水・芽室・幕別・池田・浦幌・豊頃・大樹・広尾・本別・足寄・陸別)、2村(中札内・更別)から構成されていますが、道外から観光でいらっしゃる方の殆どは、十勝=帯広のイメージで、その他の町村を散策された経験をお持ちの方は少ないように感じます。
しかし、十勝ほど各市町村の個性があふれ、北海道らしい景観が随所に楽しめる振興局はないように思いますね。それだけに、この項で何を取り上げるか非常に迷ってしまい、客観的な基準でチョイスすることが出来ませんでしたので、敢えてこのネタで…。
十勝の中西部、帯広に隣接する芽室町は、最近では、矢後という関取(残念ながら、2017年秋場所、九州場所と連続7勝8敗で負け越してしまい、来場所は十両に残れるかどうか微妙ですが…)の出身地として有名になっていますね。
スタンプラリー旅程において、この町のスタンプは、新嵐山荘という、市街地からは8キロ位離れた所にある国民宿舎内に設置されていましたので、芽室駅までチャリを持ち込んで、晴天に恵まれた中、サイクリングを楽しみました。無事スタンプをゲット後、カエル道すがら、こちらのお店を見つけて、ソフトクリームを頂きましたが、流石に、滅多に観光客は来ない立地のお店だけに、私を見るなり色々と興味を持たれて、話が弾んでしまい、最後にはクッキーまで頂いてしまいました。
こうしてテンションが思い切り上がってしまって、ウキウキ気分でチャリを漕いでいたら、頂いたクッキーを弾みで落としてしまったのを拾う際に思いっきり転倒…。顔や手足の数か所を擦り?いてしまいました。
幸い大怪我には至らず、その後の旅程に支障をきたすことはありませんでしたが、やはりこのような時こそ、気を引き締めて自転車を漕がないと、と思った一事故となりました。この先もきっと、この町を通過する度にこの日のことを思い出すんだろうなぁ~。 -
続いては根室振興局。
この振興局は5つ(1市(根室)4町(中標津・標津・別海・羅臼))の市町しかなく、数的には最小の振興局ですが、各市町の面積は広くて、公共交通機関利用で巡るには最もハードルの高さを感じる振興局でした。
という言い訳の下で、結局5つの市町を1泊二日のレンタカー旅程で巡ってしまい、14振興局中唯一、全ての市町村(根室管内には村はありませんが…)を自動車で巡ってしまった、という、スタンプラリー旅程としては、個人的に最も敗北感を感じている振興局でもあります。
当初は中標津空港まで自転車を運んで巡る予定でしたが、その前の旅で自転車が壊れてしまい、もう修復の余地がない状態でしたので、思い切って新しいチャリを購入することにしたのですが、買おうとして立ち寄った千歳のお店で、安い折り畳みチャリが見つからなかったので、この旅においては、結局チャリ利用を諦めて、レンタカーで巡る展開となってしまいました。
車で巡った景色って、やはり運転手としてはあまり覚えていないものなんですよね…。そんな中で一番心に残っているのは、やはり北方領土のこと。
羅臼の国後展望塔から眺めた国後の島影を見ながら、今後の日露関係の好転を願わずにはいられませんでした。6月のロシア旅を通じても、またこの一連のスタンプラリー旅程においても、特に極東ロシア人と北海道人との共通性を感じてまいりましたが、やはり今北海道が仲良くすべき外国は、花札だか麻雀だか知らない(トランプか…)大統領が暴走し、阿保みたいに車車と騒いでいる某国ではなく、今尚鉄道を愛する国民が多いロシアだと思います。
私は日本人ですので、勿論、”不法占拠”的な現在の北方領土の状態を決して認めてはいませんが、時も流れて、現在当地に居住するロシア人の方々には何の罪もないですし、そこが本来日本の領土だ、と言われても、容易には納得できないことでしょう。
現在の国境意識からは、かつての”日露雑居状態”へと戻ることは無理でしょうが、そもそも国境って何だろう、なんて、ここで国後を眺めている間、ずっと思っていました。2017年には、中標津から空路で北方領土墓参なんてことも実現し、更にはビザの簡素化など、ますます日露間の距離は狭まりつつあります。勿論、歴史的経緯から、特に年配の方(私の祖父母もそうでした)にはロシア嫌いな日本人が多いですが、やはりこれからは、こうした歴史に縛られない日露の若い世代が、お互いに相手を認め合って、良好な関係を築いていく時代が到来することを願って止みません…。 -
続いては日高振興局。
この振興局は市も村もない、町だけで構成された振興局です。
7町(えりも・様似・浦河・新ひだか・新冠・日高・平取)がありますが、スタンプラリー旅程として一番思い出に残っているのは平取町です。
長らくの間、災害を理由に運休したままの日高本線沿いに各町が並ぶ日高管内ですが、最南部のえりもと共に、復旧したとしても無鉄道状態のままなのが平取町ですが、かつてはここに富内線という路線が通じていました。振内という地区には同名の駅があって、ここには現在でも列車宿として利用できるライダーハウスがあり、今回の旅ではここへの宿泊も考えたのですが、後の旅程の都合上、先を急ぐことに…。しかし、急ぎの旅、というのは何かしらのイレギュラーが起こりがちなもので、この旅において、老体に鞭打って使用してきた長年の相棒であった折り畳みチャリが完全にダメになってしまい、平取のスタンプ設置場所には開館時間内に到達することができませんでした。
こうして、宿も何も確保していない平取の市街地で一夜を明かすことになったのですが、到着後しばらく開いていたバス待合所に荷物をデポして近くを散策した後戻ってみると、その待合所がオートロックで施錠されてしまい、翌朝まで荷物を取り出せない状況に…。
幾ら8月とはいえ、やはり夜間はそれなりに冷え込む中、寝袋も何もない状況での夜明かしは、それはそれは大変でした。その辺のベンチで横になって、寒さに耐えられなくなると近くのコンビニに足を運んで、ホットコーヒーやらカップ麺やらを購入して暖を取る、みたいなことを繰り返し、最終的には、公言できないような場所で何とか寒風を凌ぎながら夜明けを待つ、みたいな一夜となってしまいました…。
北海道ではこうしたオートロックの場所が少ない分、逆に注意が必要だなと改めて勉強になった一夜でした。しかし、何でもかんでもセキュリティ重視の時代、なんだか昭和を愛する者としては、ちょっと寂しい気持ちにもなった一夜でした…。 -
続いては檜山振興局。
振興局の規模としては、一番小さい所かもしれませんね。
しかも、熊石町が八雲町に編入されてから、檜山は北と南で分断され、更には離島の奥尻がありますので、何となくバラバラな印象を受けてしまう振興局です…。
市や村がなく、7町(今金・せたな・奥尻・江差・厚沢部・乙部・上ノ国)から成る構成は、奇しくも上記の日高と全く同じですね。
この振興局は、2014年の江差線廃止によって、道内で唯一、完全に鉄道を失ってしまった振興局となってしまいました。という訳で、旧江差線の遺構の画像をUPしようかとも思ったのですが、やはり私見としては、もっと前向きな画像で檜山の魅力を綴りたいと思いましたので、ここでは敢えて、今回のスタンプラリーでは唯一の連泊となった江差・かもめ島のことを取り上げさせて頂きます。
個人的には、江差といえばかもめ島と思っているほど、好きなところなのですが、今回の旅ではお天気に恵まれたこともあって、ここのキャンプ場にテントを張って、2泊3日の旅程で、函館バスのフリー切符、「千年北海道手形」を利用して、渡島・檜山管内の各町を巡りました。
ロケーション的に海に面しているのが西側となりますので、ここは何といっても夕焼けの風景が素晴らしい、しかもこのキャンプ場は無料で利用できるので、個人的には稚内=防波堤ドーム、と同じ位愛用している、”ワイルド系(?)宿”となっています。
北海道の短い夏、思いっきり満喫したい方には、絶対にお勧めなかもめ島キャンプ場。ただ、ちょっと登らなくてはなりませんので、行くまでがちょっと大変かもしれません。でもそれだけに敬遠するキャンパーが多いので、静かな一夜が過ごせる、という魅力もあるキャンプ場です。
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振興局別の思い出を綴ってきましたが、いよいよ最後となりました。留萌振興局です。
幌延が宗谷に移籍してから、現在は1市(留萌)6町(天塩・遠別・羽幌・苫前・小平・増毛)1村(初山別)の8市町村から構成される振興局です。
この振興局内では、何といっても現在の179市町村体制の中で、一番新しく無鉄道の町になってしまった増毛町のことを取り上げざるを得ません。
2016年の留萌本線の一部区間廃止により、留萌~増毛間の日本海を見ながらののんびり鉄道旅は過去へと葬り去られることになってしまいました。正直、私は世代的には、国鉄時代末期の”大粛清時代”を体験しておらず、自身の乗車経験がある路線での廃線、という意味では、道内では深名線・池北線(ふるさと銀河鉄道)・江差線しかありませんし、勿論、これらの三路線跡も探訪しておりますが、一番新しい乗車経験のある廃線跡地、という意味で、2017年夏に見た増毛の光景を忘れることはできません。
僅か2年前の5月には、増毛ノロッコ号に乗車し、暫く部分運休していた区間の再開に喜んでいたのに…。
こんな悲しい体験は、ホント、これを最後にして欲しいのです。だからこそ、札沼線始め、JR北海道が廃線に追い込もうとしている道内の各路線に対してはエールを送り続けるのです…。 -
さて、ここまでは、今回のスタンプラリー旅程における各振興局の思い出の一枚、という形で綴って参りましたが、結局14の振興局中、5つの振興局において、鉄道ネタを取り上げてしまうことになってしまいました。
それだけ、私の北海道の鉄道に対する思いは強く、やはりこの旅を通じて、皆様に一番アピールしたいことは、北海道の鉄道のことでもありますので、ここから暫くは、今回の旅を通じて見てきた現役の鉄道および”鉄道の墓場”のことについて綴っていきたいと思います。
まずはこちらのグラフを。
これは2017年時点における各振興局別の鉄道有無市町村数内訳を示しています。尚、ここでいう鉄道とは、いわゆる観光鉄道は除外し、通常の営業路線としての鉄道の有無のことですので、例えば、陸別町のりくべつ鉄道などはその数から除外しています。更に、渡島の福島・知内の両町に関しては、町内に現役の駅は現存していませんが、鉄路は通じている、という意味で、鉄道のある町としてカウントしています。
総数としては、179市町村中、鉄道が現存しているのは102市町村、現存していないのは77市町村、という内訳になります。
今回のスタンプラリーではせっかく全市町村を訪問しましたので、ここからしばらくは、それぞれの振興局における鉄道の現存するところと現存していないところとの印象に残る風景を、画像を通じて紹介させていただきたいと思います。 -
石狩の鉄道事情。
この振興局は鉄道有りが6つ、無しが2つという内訳です。
有るところに関しても、殆どはなくなる可能性がない、という、現状の北海道内では稀有の”優等生”ですが、そんな振興局内でも、一部、廃止の可能性がある区間があります。
それがそう、この札沼線の北海道医療大学以北の区間ですね。
当別町自体は、勿論この駅以南にも路線がありますので、鉄道のない町に転落することは当面ないでしょうが、札沼線の存続に向けて、是非当別町も”うちには関係ない”でなく、月形・浦臼・新十津川と連携して、熱い戦いを続けて欲しいものです。 -
石狩振興局内には、二つの鉄道のない市村が存在します。
海側の石狩市は、現在では旧厚田村・浜益村を編入して、かなり縦長の市域を有するようになりました(留萌管内の増毛町が隣町、というのもちょっと驚きです)が、鉄道には恵まれない市です。ただ、札幌の手稲区や北区の新琴似付近までは市域から近く、それらの地域の駅までもバス便が充実していて、あまり鉄道がないという不便さを感じない市だと思いますね。
因みに、現在の道内には35の市がありますが、市として見た場合、鉄道が現存しない市というのは案外少なく、石狩の他には歌志内・三笠・紋別位ですね。これらの市にはかつては鉄道がありましたので、馬車鉄道を除いては、一度も鉄道が敷設されたことのない、稀有な町といえるでしょう。(ただ、この石狩市(かつては町)域に、石狩鉄道や石狩モノレールを敷設しようと議論された時代があります。札幌のベッドタウンとして現在も発展し続ける石狩市ですが、モータリゼーションの波が押し寄せ、現在では完全に車社会の町、といえるでしょう。)
もう一つ、石狩管内で無鉄道なのが新篠津村ですが、ここは沿線としては、村域のすぐ近くを札沼線が通じています。石狩金沢駅とかは道路を挟んだすぐ向かいから新篠津村域だったりしますので、是非、新篠津村にも札沼線の存続運動に参加して頂きたいなあと、個人的には思っています…。でも、鉄道に目が向いている村民でも、殆どは岩見沢の上幌向とかに向かうんでしょうけどね…。 -
続いては胆振の鉄道事情。
市町(村)別に見た場合、胆振の鉄道事情はとても優秀で、11市町のうち、鉄道が現存していないのは内陸の壮瞥町のみ(まあ、旧大滝村域も無鉄道なのですが、現在は飛び地で伊達市に編入されましたし、同じく旧洞爺村域も無鉄道なのですが、虻田町との統合で、”鉄道あり”の洞爺湖町に生まれ変わった、という事情もあります。)
しかし、駅に関しては存続が危ぶまれている所がありますね。その代表が、全国一有名な秘境駅といっても過言ではない、豊浦町の小幌駅です。駅や鉄道で町おこしをと力を入れている典型の一つである豊浦町には、本当に頑張ってもらいたいですね。最近は、マスコミ報道などでも取り上げられることが多くなり、ダイヤ的には不便になった一方で、乗降される方は増えているなと、この駅に停車する汽車に乗車する度に感じます。札沼線沿線にも、似たような秘境駅がありますし、まず札沼線の存続運動に向けては、豊浦町や幌延町といった、”鉄道推し”の町の取り組みについて、学んでいくことも重要だと思いますね。 -
現在の地割では、胆振管内で唯一の無鉄道町となってしまったのが、洞爺湖岸にある壮瞥町です。まあ、隣の旧洞爺村も同じような立地でしたが、合併により、市町村扱いとしては”鉄道のある”町(村)になりましたので、壮瞥町の思いも複雑なのかもしれませんね。
ここにもかつて鉄道が通じていました。それが胆振線です。今回の旅路においては、町内でこんな標柱も見つけました。
旧胆振線の代表的な経由地だった壮瞥が、現在では胆振唯一の無鉄道町になってしまった、というのもちょっと皮肉ですね…。 -
続いては渡島の鉄道事情。
上述のグラフにおいては、11市町中10市町が鉄道のある市町(村)になります。内訳としては、奇しくも上述の胆振と全く同じですが、グラフの説明でも記させて頂いた通り、現状では知内・福島に関しては、鉄路があるのに駅がない、という、変な事態に陥っています。駅を含めた鉄道有りの町に関しても、まあ、新幹線でそれなりに賑わっている北斗や木古内を除いては、ちょっと危ない状況もありますね。
特に心配なのは砂原支線上にしか鉄道のない鹿部町。町域にある唯一の駅である鹿部駅も、鹿部の市街地からは遠くて、汽車の本数も少ない現状。今回の旅ではそれが心配で、朝の乗客動向を眺めていました。すると、結構、車で駅まで送迎された高校生達で、朝の駅構内は賑わいを見せていて、やはり高校生達にとっては、大切な路線なのだなと思いました。札沼線の存続運動の際、月形町が理由の一つに挙げているのが月形高校への通学需要ですが、同じようなことが砂原支線存続に向けては重要な理由として挙げられるでしょう…。 -
さて、現状の渡島管内において、唯一の無鉄道町となっているのが、北海道最南端の町としても知られる松前町です。ご存知の通り、大和民族としての北海道の歴史を考える上で、早くから内地との繋がりが強くて、幕藩体制に組み込まれていた稀有な北海道の町でもあるのですが、かつての”北海道(蝦夷地)の中心地”が、現在では渡島唯一の無鉄道町になってしまっている、というのは本当に寂しいことです。
そんな松前にも、かつては文字通り松前線という国鉄路線が通じていました。現在でも旧松前駅前広場跡には、寂れた観光案内所跡&旧案内図跡と共に、このような石碑が残されています。石碑自体はお花に囲まれて美しい風情でしたが、この花壇を整備されている方は、どんな思いで毎日この碑を見つめているのかなと、悲しい気持ちになったことを思い出します。 -
続いてはオホーツクの鉄道事情。
2017年現在、鉄道有が8市町、鉄道無が10市町村と、鉄道のないところが数的に上回ってしまっています。
廃止された鉄道路線の多さとしては、道内屈指の”鉄道負け組”振興局、と言わざるを得ません…。”本線”を冠した路線(名寄本線)が廃止に追い込まれた事例は、今のところここだけですし、それ以外にも湧網線、興浜南線、渚滑線、相生線など、沢山の味のあるローカル線が消えていきました…。
そんな中、釧網本線と共に、管内に残されている現存路線が石北本線です。しかし、この本線に関しても、2016年の上白滝・旧白滝・下白滝・金華駅廃止事件を筆頭に、決して安泰な前途は保障されていません。沢山の駅があった旧白滝村域における唯一の生き残りとなった白滝駅傍には、こちらの石北本線開通記念の石碑がひっそりと建てられています。これが過去の遺物となってしまわないよう、今後の石北本線に幸あれ、と願わずにはいられません…。 -
オホーツク管内で一番最近無鉄道の町に転落してしまったのが、十勝境界に近い訓子府町と置戸町ですね。ここには2006年までふるさと銀河線(旧地北線)が通じていました。廃線が新しいだけに、現役時代のことを知っているだけに、個人的には、増毛や江差、幌加内等と同じ寂しい気持ちで眺めてしまう、”無鉄道町の新入り”でもあるのです。それぞれの町の中心駅である旧訓子府駅や旧置戸駅等は、まだまだ一応バスターミナルとしての存在感を見せていましたが、それ以外のローカル駅に関しては、このような碑がひっそりと建てられている(まだ碑があるだけましなのか…)のみで、こうした”墓場”を眺めているだけで、涙が溢れてきました…。本当にもう、こういう光景は見たくないです…。
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続いては上川の鉄道事情。
居住地だけに、やはり鉄道事情に関しても贔屓目で見てしまいますが、実際、この振興局に関しては、鉄道有が18市町村、鉄道無しが5町と、現状の北海道内においては、かなり優秀な方だと思います。
しかし、その存続状況に関しては、決して安泰とはいえません。2016年のJR北海道発表では、名寄以北の宗谷本線がリストラ候補に挙げられてしまいましたし、名寄以南や観光客で賑わう富良野線、そしてオホーツクの項でも挙げさせて頂いた石北本線だって、決して安堵できる状況にはありません。
昨今のJR北海道の切り捨てに関しては、路線廃止と共に駅の廃止もよく槍玉に上がりますが、私が住む和寒町域内においても、三浦綾子の小説でも有名になったこの駅がリストラ候補に挙げられてしまい、町民としても正直びっくりしました。管内では比較的人口が多い旭川~名寄間でも、このような駅があることを全国の鉄道ファンの方にも是非知って頂きたい、JR北海道の惨状です…。 -
上川の無鉄道町は5つしかありませんし、うち3つは北海道第二の都市である旭川近郊のベットタウン的な町(鷹栖・東神楽・東川)なので、これらの町に関しては、あまり鉄道がないことの悲壮感が漂っていません。そういう意味では、石狩管内の石狩市や新篠津村と似たような状況なのかもしれませんね。その一方で、上川の無鉄道町としての悲壮感を一手に担っているといえるのが、空知から移籍した幌加内町とほぼ同緯度で上川の北東部に位置する下川町です。
今回の旅路においては、どちらの町も大々的に取り上げさせて頂きましたが、現在でも沢山の深名線関連の遺構が見られる幌加内も、名寄本線として平成元年まで現役の鉄路を有していた下川にしても、比較的廃止が新しいだけに、より心が痛みます。それぞれの町の詳細に関しては、今回の旅の該当の旅行記を参照頂けましたら嬉しく思います。(幌加内:パート1、下川:パート21) -
続いては釧路振興局の鉄道事情。
この振興局に関しては、8つのうち7つの市町に鉄道が現存しています。釧路以西はまだ安泰なのかもしれませんが、釧路以東の根室本線(花咲線)と釧網本線に関しては、やはり予断を許さない状況下にあると言わざるを得ません。
先日の発表で、花咲線は上下分離方式での運用が模索されている、ということでしたが、やはりこれも、JR北海道側から見れば、”体の良い切り捨て”の範疇でしょうね…。ここがなくなってしまうと、日本最東端の鉄道といった観点からも劇的に変化してしまいますので、どんな形でも良いから、とにかく存続の道を歩んで欲しいものです。 -
現状の釧路管内で、唯一の無鉄道となっているのが、管内唯一の村でもある鶴居村です。上述の釧路管内の思い出項でも取り上げさせて頂いた鶴居村ですが、かつてはここにも軽便鉄道が存在していました。鶴居村の市街地にある郷土博物館的な施設では、この時代の懐かしい写真や、実際に使用されていたレールの一部の展示などが見られますので、是非、この村の鉄道の歴史についても、多くの方に感じて頂きたいです。
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続いては後志の鉄道事情。
20の市町村がある後志ですが、鉄道が現存している市町は8つ(小樽・余市・仁木・共和・倶知安・ニセコ・蘭越・黒松内)しかありません。路線としても函館本線の通称”山線”区間のみで、特に2016年のダイヤ改正以降、便数も減って倶知安~長万部(は渡島だけど…)間の移動はとても不便になりました。
そんな事情から、特にスタンプラリー旅程としては黒松内や蘭越で非常に苦労したことは上述の通りですが、まずは”命あっての物種”ですので、とにかくどんな形でも良いから、山線の維持に奔走してもらいたいものです。JR北海道はこの沿線に札幌延伸を目指す北海道新幹線を建設しようとしていますが、後世の笑い者とならないよう、延伸凍結の英断に期待したいところです。
尚、山線に関しては、2000年の時もそうでしたが、定期的に噴火を繰り返して遮断される可能性がある有珠山を有する室蘭本線(海線)の代替ルートとしても重要ですので、”火事がなくても待機しなければならない”消防署員と同じように、災害がなくても路線は維持しておかなくてはならない、お財布勘定以上の存在価値があることも付け加えておかなければなりません。勿論、地元の足としては全く貢献度のない新幹線では、代替の鉄路とはならないのです…。 -
元から鉄路がなかった積丹半島などは、そもそも現状の無鉄道町村としての悲壮感はないのですが、やはり後志の無鉄道町村で注目しておきたいのは、旧胆振線沿線でしょうね。胆振線、という名前を冠してはいましたが、その沿線の多くは後志管内を占めていて、かつては喜茂別や京極なども鉄道のある町でした…。
今回のスタンプラリー旅程においては、慌ただしいサイクリング旅程でこれらの町を訪れたため、具体的な胆振線の遺構を訪ね歩くことは出来ませんでしたが、札幌の大都市圏にも近く、北海道内としては再開発の波が押し寄せやすく、相対的なレベルで鉄路遺構が残されにくい環境にある後志ですので、逆に現存する鉄路に関しては、絶対に守らなくてはならない”動態遺産”だと思っています。 -
続いては宗谷の鉄道事情。
市町村別に見た場合、この振興局は離島に3つの町を配しているという意味で、鉄道有の市町数が割合として少なくなってしまうのは仕方ないことかもしれませんが、そういう意味では、留萌から宗谷に移管した、鉄道有の町、幌延の存在は大きいかもしれませんね。現在では3つの市町(稚内・豊富・幌延)が有鉄道、7つの町村(利尻・利尻富士・礼文・浜頓別・中頓別・枝幸・猿払)が無鉄道という内訳になっています。
勿論ここは、日本最北の鉄道を有する振興局。数年前に近代化してしまった稚内は、風情としてはちょっと味わいがなくなってしまいましたが、鉄路そのものがなくなってしまわないよう、今後も一宗谷本線沿線住民(まあ、正確には上川住民ですが…(;^ω^))として、優先的に応援していこうと思っています。特に、町内の各駅を秘境駅として売り出そうと頑張っている幌延町の取り組みには敬意を表したいですね。皆さんも是非、日本最北の旅を鉄道で楽しんでみて下さいね! -
離島の3町は地理的に仕方がありませんが、宗谷の東部は、北海道内でも有数の”鉄道の墓場”といえる地域だと思います。
ここにはかつて、天北線が通じていましたが、この路線がもし現存していたなら、宗谷は離島以外は全ての市町村に鉄道があった振興局だったのです…。
北海道でも有数の人口過疎地だけあって、廃線後も多くの遺構が残されている旧天北線沿線。あまり褒められることではないですが、”鉄道の墓場”としてのフィールドを感じるのには、道内でも屈指のエリアといえるかと思いますので、多くの方に”負の遺産”としてここを訪れて頂き、現存する鉄路の意義を考えて頂くきっかけとなれば、と願っています。
また、別に私はこの沿線町村を敵に回す意図はありません。寧ろ、こうした”負の遺産”を売りにした町おこしをもっと積極的に行って欲しいと願っています。歴史的には、実は宗谷本線よりも天北線の方が鉄路として優遇された時代があります。そんな歴史を浜頓別・中頓別・猿払・枝幸(は興浜北線)などで感じて頂ければ嬉しく思います。 -
続いては空知の鉄道事情。
市町(村)数として道内一を誇る空知振興局ですが、鉄道の現存する市町数は17と、上川には逆転されて道内二位の数となります。空知は元々、炭鉱で栄えた町が多くて、管内にはその輸送を目的に敷設された短距離路線が数多く存在していました。しかし、岩見沢近郊の万字線や幌内線、そして滝川近郊の上砂川支線や歌志内線など、炭鉱の閉山と歩調を合わせるかのように歴史的使命を終えて、廃線へと追い込まれていきました。
そんな中、最後まで残されていた夕張支線。しかしここも間もなくその歴史に幕を下ろそうとしています。”攻めの廃線”と、マスコミにはある意味評価された夕張の選択肢は正しかったのでしょうか?その答えは、廃線後になってみないと解りませんが、謙虚に”歴史に学ぶ”とすれば、私には悲観的な回答しか思い浮かんできません…。今から廃止決定を撤回することは出来ないものでしょうか…。
尚、石勝線は勿論現役ですので、支線の廃止後も、夕張市自体が無鉄道の町に転落する訳ではないことを、夕張の名誉のため、最後に付け加えさせて頂きたいと思います。 -
空知には2017年時点では7つの無鉄道市町(歌志内・三笠・上砂川・南幌・長沼・雨竜・北竜)しかありませんが、冷静に考えてみると、留萌本線上の2町(秩父別・沼田)と、札沼線上の3町(新十津川・浦臼・月形)は、下手をすれば無鉄道の町に転落しかねない状況下にあることを忘れてはなりません。
現時点で既に無鉄道の町に関しては、かつては沼田まで通じていた札沼線沿線2町(雨竜・北竜)や、上述の”石炭鉄道”を有していた歌志内・三笠・上砂川の3市町と、”石狩市”型の無鉄道町である長沼・南幌の2町とは、明らかに温度差がありますね。
今回の旅路においては、旧歌志内線跡のサイクリングロードを走行したり、上砂川支線跡を探訪したり、この”鉄道の墓場”達も多く訪れましたが、特に旧上砂川駅は、倉本聰氏のドラマでは「悲別駅」として登場しました。その後に本当の”悲しい別れ”の時が訪れるとは、何という歴史の皮肉なのでしょうか…。 -
続いては十勝の鉄道事情。
面積では道内一を誇る十勝振興局ですが、鉄道の有無に関しては8市町(新得・清水・芽室・帯広・幕別・池田・豊頃・浦幌)が有鉄道、11町村(鹿追・上士幌・士幌・音更・大樹・広尾・本別・足寄・陸別・中札内・更別)が無鉄道、という内訳で、無鉄道(市)町村が優勢となっています。流石、道内でも屈指の車社会といえる十勝振興局ですね…。
現存する十勝管内の鉄道は、根室本線のみですので、この路線が通じている市町(村)=十勝の有鉄道市町村、ということになりますね。そんな中で気になるのは、やはり上川の東鹿越と十勝の新得との間で、2016年8月以降、長らく災害運休が続いていることでしょう。
ここの鉄路がなくなってしまうと、上川住民的には道東がとても遠くなってしまうのです。迂回路としては石北本線が一応あるのですが、あの路線は普通列車の利便性が酷い状況下にありますので、特に18きっぷや北海道東日本パス利用の旅が多い自分にとっては、この区間の鉄路維持は死活問題でもあります。
何やら、最近では代行バスが既成事実化してしまっていて、このまま鉄路としてフェードアウトしてしまうのではないか、と、日高本線と同様の危機が迫っています。鉄路を復旧させるには勿論お金がかかる訳ですが、公費を投じてでも直す価値のある路線だと思いますので、関係諸団体の英断に期待したいところです。 -
悪い意味で、十勝には誇るべき三つの廃止路線があります。
一つ目は近年、タウシュベツ川橋梁を筆頭に、北海道遺産としての価値を認められて観光客が急増している士幌線。今回のスタンプラリー旅でも、旧幌加駅跡を含めたタウシュベツ展望台へのバス&サイクリング旅などを取り上げさせて頂きました。
二つ目は、”愛の国から幸福へ”の旅で、一時代を築いた広尾線。この路線跡の旧駅に関しては、幸福や愛国は勿論、大正や広尾など、比較的良好な状態で残されている旧駅が多い印象があり、今でも多くの観光客が訪れているという、ある意味、廃線跡地としては稀有な事例かなと思います。
そして三つめは、池北線およびその後を受け継いだふるさと銀河線ですね。この路線が廃止されたのは上述の二つよりもかなり新しく、2006年のことですので、個人的にも一番思い入れが強い廃線跡ですが、ここは100%鉄路が廃止された訳ではない、ということを改めてお伝えさせて頂きたいと思います。
ふるさと銀河線の存続運動に関しては、長年の紆余曲折がありましたが、その中でも最後まで強硬に廃止に反対したのが陸別町でした。現在では、日本一寒い町としても有名になっている十勝最北東に位置する町で、僅か数キロではありますが、観光鉄道としてのりくべつ鉄道が、町の努力で今も尚維持されています。
観光鉄道ですので、冬季休業してしまいますが、短いながらも実際の地北線(ふるさと銀河線)の鉄路が今も尚現役として頑張っていて、2017年を以て、新生陸別鉄道は10周年を迎えることが出来たのです!
北海道に暮らしていると、つくづく車社会にどっぷりと浸かっていて、鉄道のない生活が当たり前、という人ばかりが目に付くのですが、ただでさえ人口が減少している北海道で、しかもその少ない人口が車ばかりに乗る現状で、JR北海道が大好きな”輸送密度”を論拠とした議論が、時代遅れなことは明らかなのです。
今回のスタンプラリー旅に関する一連の旅行記の最後でも記させて頂きましたが、”鉄道を利用する道民が少ない”現状で、”観光資源としての北海道の鉄道”に注目する人は寧ろ増えているように感じます。だからこそ、この陸別町が町を挙げて頑張っている観光鉄道のことを、他の赤字路線を有する道内各市町村も参考にすると良いのではないでしょうか。 -
続いては根室振興局の鉄道事情。
ここは、人口も少ない上、地割もとにかく北海道らしく広大なので、完全に車社会の振興局といえるでしょう。それを示すかのように、鉄道を有しているのは根室市だけで、他の4町(中標津・標津・別海・羅臼)は無鉄道の町となっています。
ただ、ここにはかつて標津線があって、国鉄末期の大粛清時代も、名寄本線などと共に猶予期間を与えられて、少しだけ長生きした路線でもありました。
今回のスタンプラリー旅では、根室管内はほぼレンタカーで巡ってしまいましたので、鉄道旅としての思い出は少ないのですが、最後に車を返してからバスに乗り込み到達したのが、旧標津線の接続駅でもあった厚床駅でした。
現在ではこちら側のホームは使われておらず、こうして草が蔓延るホームの様子を見ていると、廃止された訳でもないのに同じような状況下にある、同じ根室本線のかなり西方の彼方にある、落合駅のことを思い出さずにはいられませんでした…。 -
という訳で、根室管内の無鉄道町のことに関しても、正直、今回の旅では詳細に巡ることができなかったので、あまり多くを語ることができませんが、羅臼以外の3町に関しては、少なくとも有鉄道の時代の息吹を今も尚、それなりに感じることが出来る筈ですので、是非、旧標津線沿線の”鉄道の墓場”を探訪する旅もお勧めしたいです。(画像は別海のバスターミナル。恐らくはこの辺りに旧別海駅があったことでしょう。)
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続いては日高の鉄道事情。
一応、鉄道有無の内訳としては、5つの有鉄道町(日高・新冠・新ひだか・浦河・様似)と、2つの無鉄道町(平取・えりも)という構成になるのですが、何せ、2017年時点で、全く鉄道が運行されていない振興局になってしまっています。
ここは多くの鉄道ファンが気を揉んでおられることと思います。何せ、根室本線の運休区間以上に、長年の代行バス輸送が既成事実化してしまっている”パイセン”なのですから…。
地元の各町も当初は純粋な鉄路の復旧の陳情を頻繁にしていたように思いますが、その後はDMVでの復旧を視野に入れたりしていて、どうも鉄道としての完全復旧を諦めてしまっている感が漂ってしまっている、と言わざるを得ません。DMVならともかく、現在では、更に大船渡線や気仙沼線のようなBRT方式でも模索されているようで、かつてはあの日高本線カラーの汽車に乗車し、車窓から日高らしい牧場や海の景観を当たり前のように眺められていただけに、寂しい気持ちで一杯です。 -
元々鉄路がなかったえりも町は別として、やはり日高で忘れてはならない旧路線が富内線でしょう。富内線はかつて鵡川と日高町とを結んでいた路線で、路線自体は戦前から設置されていましたが、驚くべきなのは、最後の振内~日高町の延伸開業の時期で、なんと、1964年のことでした。その後の全線廃止は、国鉄末期の大粛清時代、1986年のことでしたので、この延伸区間に関しては、僅か20余年で営業終了してしまった、ということになります。北海道内の短命ローカル線としては、釧路管内の白糠線が有名かと思いますが、ここの短命ぶりも、話の種として覚えておかれると良いですね。
日高町に関しては、平成の大合併で門別町を飛び地編入した関係で、皮肉な意味ですが有鉄道の町(更には、この旧門別町域に現在では代行バスしか運行されていないという、二重の皮肉があるのですが…)に復活、となりましたが、その間に残された平取町が無鉄道の町となってしまいました。
現在、最後の延伸区間の起点駅であった振内駅跡には、車両を配した列車宿がライダーハウスとして運用されています。代替バスの本数も少なく、なかなか交通の便は悪いところですが、お車や二輪車の旅の方の宿としては是非お勧めしたい、廃線跡に残された道内の典型的な”列車宿”の一つとなっています。(但しここはライダーハウス扱いなので、有料(一泊600円)です。) -
そして檜山の鉄道事情。
正直、ここに関しては語りたくありません。何せ、檜山は2014年の江差線(木古内~江差間)廃止により、振興局レベルで鉄道を失ってしまったから…。
なので、2017年時点で、有鉄道にカウントできる町はゼロです。今回の旅で、終点の江差に関しては、旧駅舎自体が既に解体されてしまっていて、江差線の遺構として駅舎が残されているのは、上ノ国町域だけとなってしまいました。
廃止直前まで、この旧湯ノ岱駅では、タブレット交換が行われていました。まだ、過去とは捉えられない風景ですが、草の蔓延るホームが、時の流れの残酷さを静かに語っているようでした…。同じように、今回の旅では、まだ江差線時代の秘境駅として知られていた神明駅の待合所とホームなどを確認することができましたが、これらがなくなってしまう時代も、そう遠くないのかもしれません…。 -
かつて、桧山管内には、もう一つの国鉄路線がありました。それが瀬棚線です。国鉄分割民営化の直前、1987年3月に廃止となっていますので、JR時代を経ることなく消えていった路線の一つですが、今や南部の江差線も廃止になってしまい、檜山管内の廃線のパイセンとしての存在感が、相対的に大きくなった感がありますね。
今回は今金町のスタンプをゲットする際に、旧今金駅付近を散策しましたが、このようにレールの一部が残されて、今金町内にあった各駅の駅名標が、それぞれの駅の観光案内板と共に、寂しげに並んでいる光景が印象的でした…。 -
最後は留萌の鉄道事情。
ここも鉄道を大々的に失ってしまった振興局の一つですね。かつては1市(留萌)6町(天塩・遠別・羽幌・苫前・小平・増毛)1村(初山別)と、宗谷移籍前の幌延を含めて、全ての市町村に鉄道が通じていましたが、今や、留萌としては留萌市以外が全て無鉄道の町村、ということになってしまいました。
その唯一残された留萌市に関しても、JR北海道は輸送密度を論拠に廃線に追い込もうとしている現状。是非、留萌市には、かつてのライバルでもある増毛町の思いも併せて、存続に向けて頑張って頂きたいと思います。 -
さて、留萌本線の区間廃止によって新たに無鉄道の町に転落してしまった増毛町を除いて、留萌管内といえば、やはり忘れてはならないのは旧羽幌線のことでしょう。ここも1987年3月、国鉄分割民営化の直前に廃止となった路線の一つです。
今回のスタンプラリー旅では、沿岸バスのフリー切符「萌えっこフリーきっぷ」を利用して、留萌管内の全ての市町村を一泊二日であわただしく巡りましたが、車窓から旧羽幌線の橋梁が望めたりして、ずっと日本海沿いを走行する路線だっただけに、さぞ海の景観が美しかったことだろうなと感慨に耽っていました。
ここの旅に関する旅行記を綴らせて頂いた際、表紙に沿岸バスのポスターをUPさせて頂きましたが、”鉄路はなくなってしまったけど、私たちは元気です”という言葉が、とても心に残りました。沿岸バスさんのこのフリー切符は、毎年萌え系のデザインで更新されていますし、コレクションとしての価値もある上、何よりも沿岸バスさんは会社ぐるみで、観光客の取り込みに頑張っている印象があって、ここを訪れる旅に応援したくなる会社です。コスパ的にもとてもお得なバスフリーきっぷなので、宗谷本線の代替ルート旅としてもお勧めです。(奇しくも、1日券の金額は2370円。青春18きっぷの1回あたりの金額と同じですよね( ´∀` )。) -
ここまでは、振興局別の鉄道に関して、私の独断と偏見で色々と綴ってまいりましたが、ここからはまたガラッと内容をカエルて、この旅の具体的な内訳につきまして、まずは宿泊状況から振りカエルたいと思います。
今回のスタンプラリーの旅、2017年1月24日から10月10日にかけて、延べ25回の旅となりましたが、うち9回が日帰り、残り16回が旅途中の自宅帰宅を含めた旅となり、旅の延べ日数としては75日間、うち宿泊を伴ったのは、旅途中の自宅泊を含めて、丁度50泊という計算になりました。
この円グラフはその宿泊内訳を示したものです。ちょっと見辛くて申し訳ありませんが、旅の最後は当然自宅泊となりますので、25回の旅の最終日は自宅25泊となります。
こうして見ると、勿論自宅泊が一番多くなります(茶色)が、野宿の割合(緑)が目立っているのも、私の旅ならではかな、と思います。 -
上述の円グラフに関しては、ちょっとごまかしがありますね…。
自宅泊を含めると、外泊としての実態が判り辛くなりますので、この30泊分を外して、純粋な外泊部分の45泊のみで構成した円グラフはこうなります。
ここではテント泊も野宿に加算しました(尚、野宿のカテゴリーには駅寝・バス停寝・夜間営業ショップ利用・夜間徘徊等が含まれます)ので、45の外泊中、実に23泊が野宿(左半分・青色)、半分以上を占めてしまう結果になりました。
尚、右中央のオレンジ色扇部分がネットカフェ泊でこれが13泊となります。水色のホテル泊(5泊)と含めると、有料宿泊は18泊のみ(正確には野宿に含まれるテント泊のうち、利尻の有料キャンプ場1泊が含まれるので19泊)となりました。
自動車泊は、1泊2日でレンタカー利用した二回分のそれぞれ、列車泊は最終旅程の興部と下川の分ですので、これらを無料扱いにすると、45泊中26泊が無料宿泊、という計算になりますね。
今回の旅の費用計算では、宿泊費としては算定しておりませんが、交通費と食費とを除いた総額としては、ポイント利用分を含めて、37,941円という金額が出ております。この中にはお風呂代などが10回分位含まれておりますので、1回500円と計算して10回で5,000円分を減じると約33,000円。これが有料19泊分の総額となりますので、大体有料宿泊の1泊当たりの平均金額も1740円程度となります。まあ、その多くが1回平均1200円程度のネットカフェ利用ですので、残りのホテル5泊で平均値を上げている、という計算になるでしょうか…。 -
ここから暫くは、この旅を通じて全部で5泊しかしなかった、まともなホテルの画像をピックアップしましょう。
これがあるだけで、セレブ感満載(?)の旅行記になると思いますので…。
まずは1泊目。
まさにこの旅の始まり、1月24日に新十津川で宿泊したサンヒルズ・サライです。
新十津川の駅からはかなり離れていて、寒い日に延々と歩いてアクセスしたのを昨日のことのように思い出します。
1泊朝食と翌日の隣接施設での入浴券を含めて4,700円という、一般の金銭感覚の方からすると、かなりリーズナブルな範疇に入るかと思いますが、驚くなかれ、結局この旅の最初で宿泊したこの宿の金額が、一番リッチだったとは…。 -
そしてこれが、この宿の朝食の様子。
(バイキング形式で、自分で盛りつけた様子です。)
ねっ、セレブでしょ?
(苦情は一切受け付けません…。) -
2泊目は2月20日。
この時期に開催されていた札幌冬季アジア大会観戦目的で、中島公園傍にこちらの宿を取りました。(ホテルリソル中島公園)
手元の手帳の記録を見ると、3700p全額〇天ポイント利用(更に600円分、〇天クーポン利用)となっています。
総額で4,300円。これがこの旅を通じて、2番目にリッチな宿となりました。 -
食事はついていませんでしたが、お部屋にはこんなお洒落なお茶セットも!
うん、やっぱり私はセレブなんだわ~。 -
そして続くホテル宿泊は3月31日。
実はこの旅は、翌日から祖父の法事のため京都に向かう、ということで、4月1日の北海道を離れてから北海道に戻ってくるまでの部分の旅程に関しては、この旅の総額からは外してありますが、ぎりぎりこのホテルの宿泊はスタンプラリー旅程の宿泊としてカウントできる(何故なら、翌4月1日に千歳のスタンプをゲットしている)ため、この貴重な有料ホテル宿として、算定することができました。
宿泊先は新千歳空港のすぐ近く、千歳市街地にあるリブマックス千歳です。
確か、少し騒音があるか何かの”訳ありプラン”だったと思いますが、手元の手帳を見ると、2,000円プラスタヌキポイント1,200Pと記されていますので、総額で3,200円の宿となります。
このような高級感(?)のあるツインルーム。
ここまで来たら、もう王子様レベルですね! -
この宿では、この金額に確か大浴場が工事中か何かで使えないという事情で、朝食がサービスになっていました。
やはり、私のようなブルジョア貴族は、朝からクラシックでも聴きながら、優雅にブレックファストを楽しむのが基本です!
何のこっちゃ…。 -
そして有料ホテル泊の4泊目。
これは4月13日の札幌・ソーレすすきのですね。
ここはこれまでにも、”札幌カプセル四天王”の一つとして何度も紹介させて頂いておりますが、この時は24時間パック利用(2,000円)でしたので、お部屋はなく、休憩室のリクライニングシートに寝そべって、ずっとPCいじりやテレビを見て過ごしていました。
翌日に発給予定のロシアビザを取りに行くのがこの札幌滞在の目的でしたが、北海道東日本パス旅程ということもあって、鉄道沿線の市町村をメインにスタンプ集めに奔走していた旅でもありました。
ただ、この時は”四月の嵐”に見舞われていて、私がここに籠っている間、丁度、日本列島縦断の旅をしていらしたOさんが、札幌駅のホームで寒い思いをしながら後続の列車をお待ちになっていた、という事実を後から知らされることになります。 -
このカプセルホテルは、カプセルルーム泊で宿泊すると、翌朝はがっつりと無料朝食を頂けるので、夜は断食(水飲んで過ごす)することが多いのですが、この日はサウナ利用ということで、そのサービスは有料、ということで、どうせお金を取られるなら、夜に食っちゃえ、と、オーダーしたのがこちらのカレーでした(焼豚のせカレー;710円)。
男性専用施設ならではの、パンチの効いたメニューですねぇ~。 -
そして、一番活発にスタンプラリー活動をしていた7~9月に関しては、驚くなかれ、有料(&優良?)のホテル泊はゼロ。
理由は簡単。寒さを凌ぐ心配がない季節は、有料ホテルに泊まるのは贅沢、だからです。
という訳で、次に有料ホテルに宿泊(これがこの旅の最後のホテル泊となった)したのが、10月5日の帯広(ホテルNUPKA)です。翌日にドライブ旅程を控えていたので、安全運転のため、熟睡を優先する目的でのホテル泊となりました。
ドミトリーとは言いながら、とても新しい施設で、私が泊まった部屋は、この翌日に麓を訪れることになる、アポイという名前を冠していました。 -
浴場やバスタブはなく、シャワールームのみの宿でしたが、1泊3,200円と、ドミトリーにしてはちょっと高めかな?と思いましたが、新しい上、札幌とは違ってこの種の宿がまだまだ少ないエリアなので、強気なお値段で勝負できるのかもしれませんね。
まっ、全額〇天ポイント決済の身に、偉そうなことをいう権限は一切ありませんが…。こうしてこの旅の私におけるセレブな光景は幕を下ろすことになりました…。 -
次は交通費の内訳について。
1~5月は、あまり本格的なスタンプラリー旅をしていない分、勿論支出も少ないですね。6月はロシア旅の時期でしたので、スタンプラリー旅としての活動はゼロ。という訳で、この旅の会計報告における交通費支出もゼロとなります。
対照的に7~10月は支出金額が大きいですね。鉄道では18きっぷや北海道東日本パス、バスでも各社のフリー切符を頻繁に購入していますので、やはりそれなりに出費は嵩みました。この時期に、有料宿泊が少ないのは、寒くないという理由と共に、交通費が膨らんだ分、宿泊費を抑えざるを得なかった、という現実的な理由も挙げられるかなと思います。
という訳で、Excelで算出した、トドックスタンプラリー旅としての(期間中でも、道外に脱出した部分の交通費は外してあります)、1月24日~10月10日にかけての総交通費は、レンタカーのポイント利用分なども含めて、167,086円という金額になりました。(尚、途中で新規に自前の折り畳み自転車を購入しておりますが、この金額は交通費としては含めておりません。) -
次いで、交通手段別の交通費内訳に関してはこんな感じです。
水色が鉄道、オレンジがバス、灰色が自動車、黄色がフェリー、青色が自転車となっていますが、やはり金額的には鉄道とバスの占める割合が大きいですね。
(因みに、一度だけ、道南で二日間有効の、鉄道とバスの双方が利用できる「函館旅するパスポート」を購入しましたが、算定上は、鉄道とバスとをそれぞれ半々で計算しております。)
具体的な金額としては鉄道が77,420円、バスが54,507円、自動車が24,609円、フェリーが8,370円、自転車が2,180円という結果となりました。 -
鉄道に関しては、基本的に18きっぷや北海道東日本パス、一日散歩きっぷ等の割合が多くなっていますが、一度だけ、道みんの日日帰り周遊パス(3,000円)というのを購入しました。
これは、7月17日が道民の日として設定されたことを記念して、同日にのみJR北海道が一日乗り放題となる切符で、特急料金を払えば、特急にも乗車できる切符でしたが、個人的には結局一度も特急に乗ることはありませんでした。
ん?それなら、18きっぷや北海道東日本パスの方が、コスパが良かったかも???
まあ、恐らく来年以降も発売されるでしょうから、次の機会はまともに特急にも乗ってみたいものです。
スタンプラリー効率としては、77,420円の投資で54市町村。1,433.7円/個となりました。 -
バスに関しては、鉄道がない市町村を巡る際には非常にお世話になる機会が多かったですが、北海道内はまだまだバス会社のフリー切符の使い勝手が悪い箇所が多く、道北の宗谷バスなどはその都度運賃を払ったりする機会が殆どでした。
その一方で、コスパが良いなと感じたバスのフリー切符。
ここでは3つを挙げておきたいと思いますが、個人的な印象での第三位は、中央バス・ニセコバスが二日間乗り放題となる、「ぐらんぶるしりべしフリーきっぷ」です。札幌発4400円と小樽発3700円の二種類がありますが、私は札幌で当日の朝買い損ねて、小樽で札幌発を購入するという無駄を犯してしまいました。積丹半島や後志の過疎地へのバス便が効率良く利用できてコスパは最高でした。
尚、この切符の欠点としては、通年発売ではないこと(大体4月半ば~10月半ば位の半年間しか発売されません)や、デザインに面白味がないこと、等が挙げられるでしょうか。
第二位は道南・函館バスの「千年北海道手形(江差・松前周遊フリーパス)」です。この切符の魅力は何といってもその安さ。三日間乗り放題で4,000円という価格設定は、一日1350円程乗れば元が取れてしまい、長距離路線バスが多い函館バス管内では、1回の乗車でその日のノルマが達成できたりしてしまいます。コスパ的には最強と言える北海道内のバスフリー切符だと思います。
私は一応、こまめに正規の運賃を記録しながら乗車しましたが、結局三日間で1万5千円分位乗車することができました。この切符の欠点としては、そもそもエリア内のバスの運行本数が少ないので、決まったパターンでの乗車が強いられることや、購入できる場所が少ないこと、また同じ函館バスでも路線限定なので、特に函館市街地や渡島東部・北部・檜山北部の函館バスには利用できないことなどが挙げられます。尚、切符の有効期間内の提示で、奥尻フェリーが2割引きになる特典もあります。
そして、私個人の印象としての第一位は、やはり留萌管内、沿岸バスの「萌えっこフリーきっぷ」でしょう。まず、沿岸バスは乗務員さんや受付の方の接客がとても親切で、それだけでも心地良さを感じますが、この萌えっこは、毎年デザインが変更されていて、リピートしてコレクションしたくなるほど、萌え系キャラのデザインがとっても可愛いので、旅の思い出に持ち帰るのにも最高ですし、用途に応じて1日券、2日券、ワイド2日券(天売・焼尻に渡る場合、間をおいて二日間利用できる)の三種がありますので、同じ年でも三種類のデザインが楽しめることになります。
また、お値段的にも1日券で2,370円、2日券・ワイド2日券で3,290円とリーズナブル。前売りでも買えますし、あまり知られていませんが、この切符はゾーン外の旭川や札幌の営業所でも事前購入が可能なので、事前に入手しておけば、旅先で窓口を探す手間も省け、効率的に旅が出来ます。
フリー切符提示で割引特典を受けられる施設なども多いですし、まずこの留萌振興局内の各市町村には、画像で示したような、とてもかわいいイラストで使いやすい観光マップが用意されていますので、観光すること自体が楽しいエリアです。
欠点らしき欠点はあまり挙げられませんが、強いて言えば、札幌行きの高速バスや留萌と旭川とを結ぶ路線バスは使用できない、ことなどが挙げられますが、まあ、このお値段なので、文句を言いたくなる気持ちは殆ど生じませんね。北は豊富から、南は増毛の石狩市境にも近い雄冬まで、この切符だけで行くことができますので、是非多くの方に利用して頂きたい、私が思う道内最強のバスフリー切符です。
あと、今回の旅では使用できなかった十勝バスの二日間乗り放題切符や、阿寒バスにもエリアや期間の大小・長短に応じて、4000円~11000円のフリー切符がありますが、お値段的にはちょっと高いかなという印象を受けます。でも、旅の選択肢の一つとして、覚えておかれると良いかなと思うフリー切符であることには間違いありません。
スタンプラリー効率としては、54,507円の投資で45市町村。1,211.3円/個となりました。 -
自動車に関しては、今回の旅では計3回のレンタカーを使用することになりましたが、やはり、夏の中標津とかは、一泊二日のレンタル代だけで1万円近くしましたし、私は利用しませんでしたが、特に北海道のレンタカーは7・8月が高いので、お財布重視の方はこの時期はレンタカーは利用しない方が良いでしょうね。
中標津ではソリオ(スズキ)、帯広ではヴィッツ(トヨタ)、北見ではノート(日産)と、それぞれ車種・会社を違えて、色々な車を楽しめたのは、個人的には良かったと思っています。また、今の時代はポイント精算できるレンタカーも多いので、いざという時のレンタカー利用という保険のために、〇天や〇ゃらんなどのポイントを日頃から貯めておかれると良いでしょう。
スタンプラリー効率としては、24,609円の投資で24市町村。1,025.4円/個となりました。 -
フェリーに関しては、今回は法事帰りの青森→函館の青函フェリー利用分を含めて、スタンプラリー旅程として計5回利用しましたが、その他の4回は全てハートランドフェリー利用です。利礼航路と奥尻航路、それぞれ別の船舶が往来していますが、今回は奥尻航路で新造船「カランセ奥尻」に乗船できたのが一番の思い出です。
同じ離島航路でも、観光地の利尻礼文航路と、地元民の利用が多い奥尻航路とでは、随分と雰囲気が違うように感じられました。新造船も就航したことですし、もっと多くの方に奥尻にも足を運んで欲しいなと思いました。(と言いつつ、自分も今回が初めての奥尻訪問でしたが…、しかも滞在時間は半日ほど…。)
スタンプラリー効率としては、8,370円の投資で4市町。2,092.5円/個となりました。 -
最後に自転車に関して。
今回のスタンプラリー旅では、自前の自転車を持ち込んでと、レンタサイクルを利用してとの”二刀流”で臨みました。自宅近郊の町へは、自前の輪行できないタイプの自転車で直接乗りつけて、そして遠くの町へは、輪行出来る折り畳み自転車を携えて、そして、レンタサイクルがある町ではスケジュール・効率・お財布事情などを総合的に踏まえつつ、利用するか否かを決めていきました。
また、勿論、天候に左右される交通手段ですので、出来るだけお天気なども鑑みながら、好天の日にサイクリング旅程となるように配慮しながら、どこへ行くかを考えていきました。
レンタサイクルとしては、札幌・新得・名寄・倶知安・上士幌・興部で利用しましたが、スタンプラリー旅程としては、一気に数を稼いだ札幌や倶知安のレンタサイクルの思い出が一番大きいですね。
札幌のシェアサイクルとして近年定着しているポロクルですが、私は今回、かなり遠出をして、空知の栗山までこのチャリを利用しました。恐らく、これだけの距離を走ったポロクルは殆どないことでしょう。しかし、この旅では、栗山のスタンプ設置場所の開館時間に間に合わず、後日JRにてリベンジを果たした、というオチがついてくるのですが…。
また、自前の折り畳み自転車に関しては、上述の通り、先代の自転車が寿命を迎えてしまったので、9月からは新しい折り畳みチャリを導入して走りました。このチャリも〇天ポイント利用で購入しましたが、送料込みで9,581円と激安でした。
スタンプラリー効率としては、四ケ所(札幌・倶知安・名寄・上士幌)の有料レンタサイクル代と折り畳み自転車購入費用を含めても、2,180+9,581=11,761円の投資で50市町村。235.2円/個となりました。やっぱり自転車のコスパは最高ですね! -
最後に、航空機に関してですが、今回のスタンプラリー旅程のおける航空券手配は、何れもマイル利用なので、直接的な費用という意味では、ゼロということになります。
まあ、航空機でその町域に立ち入った、という町は、利尻富士町と中標津町だけですので、データとしての意義はあまり大きくないかと思いますが、それぞれUAの5000マイル航空券での発券ですので、マイル単価をマイル2円と換算すると、前半のAKJ-HND-KIX-CTS-RISは四区間発券の内の一区間で利尻富士町入り、という意味で、5000×2÷4=2,500円、後半のOBO-HND-CTS-SHBは三区間発券のうちの一区間で中標津町入り、という意味で、5000×2÷3=3,333円、ということになります。
故に、スタンプラリー効率ということでは、2,500+3,333=5,833円で2町訪問、ということで、2,916.5円/個ということになるでしょうか…。 -
ここまで、今回のスタンプラリー旅の宿泊費や交通費に関して記してまいりましたが、そうなると最後に気になるのは、食費かと思います。
ただ、私自身、食に関しては、空腹が満たされればそれで良し、という立場で、どこかに行って、あれを食べたいとかいう欲望が殆どないタイプの人間なので、食費に関する会計は、今回の旅路においては、結構いい加減にしか記録しておりません。
それでも、1月~5月の旅に関しては、これまでの通常の旅と同様に、きっちりと記録をつけておりましたので、実費で算定しました。特に7月以降、自宅との往復が増え、自宅での食費を旅の支出に計上するのもどうか、と思うようになってから、旅先での食費記録は、その土地独自の飲食物だけとなりまして、その他のコンビニやスーパーでの食材購入、チェーン店での飲食などは記録しなくなりましたので、正確な算定は難しいです。
という訳で、ここでは1~5月にかけてのスタンプラリー旅程における旅路の延べ22日間にわたる食費は実費で、記録がいい加減になった7~10月にかけては、それぞれの土地独自の飲食物計算は実費で加えた上で、旅に出ていた延べ日数53日間の食費に関しては、一日1000円と計算することにしました(これまでの旅の経験上、私の旅先における食費の一日の平均値はこれ位だと思うので…)。
こうして作成したグラフがこちらです。
総額としては、95,035円という計算になりましたが、各月の内訳としては、1月2,941円、2月5,078円、3月1,821円、4月12,077円、5月6,667円、6月0円、7月16,314円、8月23,505円、9月15,169円、10月11,463円、となりました。 -
という訳で、ここから暫くは、今回の旅における飲食関連のネタを、日記風に時系列で適当に記していきたいと思います。
1月24日。
滝川を訪れた際に立ち寄ったミスドです。
滝川の駅付近には、いわゆる大手のファストフード店がなくて、ここのミスドはとても重宝していたのですが、先頃、滝川を訪問した際、お店がなくなっていてびっくり…。
滝川位の中規模の都市でも、駅前はこんな状況なんです。北海道の過疎地となれば猶更…。というか、実は車社会が進行しすぎて、こうしたお店は全部郊外に逃げてしまっている、という実情もあるのですが…。 -
そして、写真を整理して懐かしく見つけたのがこちら。
翌日の新十津川で、札沼線の説明会に参加する前に立ち寄ったサンクスです。
ご存知のように、サンクス自体が全国的に姿を消そうとしている時代であり、この新十津川の店舗も、今はもう既になくなってしまいました。
在りし日のサンクス新十津川店は、緯度的には微妙でしたが、滝川の店舗に次いで、日本で二番目に北にあるサンクス店舗だったんですけどね…。 -
2月22日。
札幌での冬季アジア大会観戦後は、札沼線応援の旅、と銘打って、月形や浦臼を散策しました。
最初の月形で頂いたのがこちらの月形まんじゅうでした。町内の溝口菓子舗にて、一つ70円で販売されています。
そしてこの年の北海道日本ハムファイターズの月形町大使であったのが、何を隠そう、あの大谷翔平選手です。遂に、エンジェルス行きが決まりましたね。
来年以降、北海道新幹線の宣伝って、誰がやることになるんだろう???
いっそのこと、宣伝と共に、営業も延伸も止めてしまえばいいのにね…。 -
浦臼で立ち寄ったのが、「やきとり康」というお店。
雪の舞う国道275号線沿いで、電光掲示が灯って営業していた姿には驚かされました。
一本90円で、五種類(だったかな)の美味しい炭火焼きのやきとり(いわゆる北海道版のやきとりで、焼き鳥ではないのでご注意を…)が販売されていました。
画像のは、私が実際に購入した”とり”と”ぶた”です。 -
3月31日。
法事のため、翌日に新千歳から名古屋に飛ぶことになっていましたが、その前日、札幌市地下鉄南北線の北の終点駅である麻生駅傍にあるミスド店舗へ。
それまで、ミスドといえば、通常のマグカップでサーブされるコーヒーが当たり前と思っていたのですが、この店舗はちょっと変わっていて、ミスド名物のお替りコーヒーが、サーバーを使ったセルフサービスで頂けるようになっていました。
因みに、コーヒー以外にも紅茶などのボタンもあって、他の飲み物でお替りしても良いのか、店員さんに尋ねてみたところ、OKとの回答でした。
でも、ここまで来れば、ファミレスやネットカフェのドリンクバーみたいなものですよね…。ミスドも色々と考えているのだなあと、ちょっと悩ましくも感じた光景でした…。 -
この日の夜は千歳の市街地に宿を取っていたので、久し振りに、市街地にある「もりもと」の本店に足を運びました。
たくさんの種類のスイーツを販売している「もりもと」さんですが、本店でしか扱っていない商品もありますね。そして、本店では実は焼き立てパンが売られていて、これが結構美味しかったりしますので、ありきたりの「もりもと」の商品に飽きてしまった、という方は、是非、千歳市内の本店に行ってみて下さいね。 -
4月8日。
法事の帰路は、まだ春の北海道東日本パスの有効期間だったので、横浜から陸路で延々とJRやIGR、青い森鉄道等を乗り継いで、最後はフェリーで函館に渡り、北海道へと戻ってまいりました。
勿論、道内もJRの鈍行を乗り継いで北上しましたが、この時、久しぶりに森の「いかめし」を購入。個人的には5年ぶり位だったので、この時点で650円というお値段に、「高いなぁ~」とびっくりしていたのですが、この夏、更に20%も値上げしてしまい、今では780円になってしまいました。
この価格なら、もうお値段的な「いかめし」のメリットは一切なくなってしまいましたよね。残念ですが、今後はもう、あまり買うことはなくなりそうです。
因みに、この「いかめし」。実は、外国産のイカを使用していますので、日本近海のイカの不漁って、直接的にはあんまり関係ないような気がするのですが…。 -
その一方で、長年頑張っているなと思うのは、函館のみかどさんが誇る伝統の駅弁、鰊みがき弁当ですね。今回のスタンプラリー旅においても、結局2回頂くことになりましたが、プリプリの数の子と、甘露煮のニシンとの相性が抜群で、まさに”ニシン親子弁当”の王者の風格が漂う名駅弁だと思います。
北海道新幹線の開業で、みかどさんも怪しげな弁当を色々と販売するようになりましたが、私は他の商品には一切興味なく、今後も函館の駅弁として、こればかりを買い続けることでしょう。因みにお値段は880円。函館駅のみならず、新函館北斗駅でも販売されています。 -
そして、この旅の最後に頂いたのがこちら。
なんてことはない、地元和寒のホクレンショップで売られていた半額弁当です。
別にここで取り上げるネタでもないのかと思いますが、和寒駅から徒歩1分の近距離にあり、平日だと大体6時半頃、休日や冬季、悪天候の日だともう少し早い時間帯から半額シールが貼られて安くなりますので、万が一、この時間帯に和寒に立ち寄られることがあれば、半額食材をゲットしに足を運んでみて下さいね。
因みに、和寒は”わかん”ではなく、”わっさむ”と読みます。
(敢えて、ここでも地元をアピール…。) -
4月11日。
引き続き、利用期間が余っていた北海道東日本パス利用で音威子府へ。
この旅では折り畳み自転車を前日に最寄りの咲来駅まで運んでおき、再び翌日の朝の汽車で咲来に戻って、そこから音威子府の市街地に向かう、という行程でした。
そして、自転車で音威子府駅に到着後、開店と同時位のタイミングで、ここの名物である常盤軒のかけそばを頂きました。
やっぱり音威子府といえば、この黒いおそばですよね~。一杯370円で頂けますが、最近は汽車のスケジュールと営業時間とが合わないことが多くて、なかなか営業時間内に汽車で立ち寄るのが難しくなったと言わざるを得ない、道北に残された貴重な駅そば、といえるでしょう。
名寄の駅そばはなくなってしまいましたし、道北で今も尚駅そばが頂けるのは、ここ以外では、士別・留萌・富良野位でしょうか。道北では、汽車旅の基本形ともいえる駅そば自体が、風前の灯火という現状なのです…。 -
4月14日。
この日は法事の際の来札時に申請していたロシアビザ受領のため、再度札幌のロシア領事館に足を運んだのですが、受領時間が決まっていて、少し早く着き過ぎたので、時間調整のために近くのすき家店舗で遅めの昼食を頂きました。
日本全国に店舗のあるすき家ですから、皆様にもお馴染みの牛丼チェーン店だと思いますが、私がこのチェーン店で一番好きなのは、このネギが沢山乗っかった牛丼+玉子です。
これを初めて見たとき、玉ねぎじゃなくて、普通の長ネギかよっ、って突っ込んでいたものですが、慣れてしまうと案外くせになる美味しさなんですよね~。
でも、すき家といえば、一昔前に問題になった”ワンオペ”のことが気になって、どうしても店員さんの顔色とかを見てしまう…。 -
5月4日。
GW真っ只中の北海道。この日は好天に恵まれて絶好のサイクリング日和でしたので、自前のチャリで、近郊の町のスタンプを獲りに行く日帰りサイクリングを楽しみました。
東川の道の駅に立ち寄り、ここの電光温度計を見てびっくり、確か30度近くの気温を示していたように思います。数日前の和寒では、うっすらと雪化粧するほど冷え込んでいたのに…。この時期の北海道、日毎に目まぐるしく気温が変化するので、体調管理が大変です。
で、これは、その道の駅で売られていたカボチャのサンドイッチ(200円)。
南瓜の町の住人ですので、どうしても他の町で売られている南瓜関連の商品が気になってしまいます。秋になると、腐るほど(実際沢山腐っちゃうけど)頂く南瓜なのに、季節を違えると何故か無性に食べたくなってしまう…。
ある意味、カボチャ中毒なのかな??? -
6月17日。
今回のスタンプラリー旅程としては、一切6月のことを含んでいませんが、一応北海道ネタ、ということで、一枚だけこの画像を…。
この日、ロシアに向けた第一弾として、OZ(アシアナ航空)に冬に頂いた無料航空券を利用して、新千歳から仁川まで旅立ったのですが、この年は、UA(ユナイテッド航空)のFFPのゴールドホルダーでもあったので、搭乗前は新千歳国際線の制限エリア内にあるロイヤルラウンジで、至福の一時…。
やはり私のようなセレブな王子様には、このようなロイヤルな空間が似つかわしいですね(←自分で言っておいて、とても恥ずかしい…。)。 -
7月10日。
五月以降、訪露のため暫く休んでいたスタンプラリー旅を再開。
幾ら北海道とはいえ、流石に7月になると暑い日があります。
この日はまず、奈井江駅からスタンプ設置場所の道の駅まで、奈井江町のスタンプを獲りに歩いて向かったのですが、暑くて少々バテました。
到着後頂いたソフトクリーム。美味しかったなぁ~。 -
7月13日。
前日にUAの乗り継ぎアワードで発券していた4区間航空券のうち、旭川→羽田、羽田→関西、関西→新千歳を消化後、苫小牧某所にて怪しげな夜明かし&スタンプゲットした後、空港に戻って、最後の四区間目に搭乗。
新千歳→利尻という道内区間のNH便。実は空路で利尻入りするのはこれが初めてのことでした。利尻に来ること自体が10年ぶり位、天気はイマイチでしたが、頂いた団扇で扇ぎながら、リンゴジュースを頂く、至福の機内でした。 -
7月14日。
利尻礼文といえば、皆さんすぐにウニ・ウニ、と騒ぐのですが、この時期の利礼のウニは思いっきりぼったくりなので、私が食べることはまずありません。
てか、利尻でも礼文でも普通にコンビニ飯だったような???
そんな中で、利尻の味として思い出すのが、こちらのミルビスですね。
時間の都合で、沓形から歩いて鴛泊に移動中の早朝に立ち寄りましたが、無人販売のような感じで、既に商品が用意されていました。
事前リサーチで朝営業していることと、料金も把握していたので、ここに350円を投入して、この利尻の味を堪能していたところに、お店の方がやって来て、今年の夏はおかしな天候だねえ~(この年7月の利尻礼文は、とにかくずっと曇りがちの天候で寒い日が多かった)みたいな話をして過ごしました。 -
同じ日に、礼文に移動。
勿論、ここでもウニの看板を並べたお店に、沢山誘惑されます。
でも、やっぱり自分には手が届きません。
一昔前の観光アイテム、といえば、三角ペナントと~まんじゅうですよね~。
最北の島、とは全く関係なく、お饅頭をひっそりと頂きました…。 -
礼文で驚いたのは、北海道でお馴染みのコンビニのセイコーマート。
勿論、礼文にも一店舗だけあるのですが、ここのイートインがとても広々としていて素敵な雰囲気。
札幌の某店舗のような24時間イートインだったら、間違いなく、この日の宿になっていたことでしょう( ´∀` )。(因みに夜は23時までの営業でした…。) -
7月16日。
この日の朝は、猿払の公園で迎えました。
この日に開催される八代亜紀ショーを見ようと思っていましたが、どんどんと悪天候になる予想が出ていたので、それを断念して始発で出発しました。
浜頓別から下頓別までは、まだ雨が小康状態だったので、約2時間半歩き、ここからは接続のバスに乗り、中頓別のスタンプ設置場所である道の駅(ピンネシリ)前で下車。
ここで大雨に見舞われ、次のバスも2時間位待つ必要があったので、館内でコーヒーと中頓別スイーツを頂きながらゆっくりと過ごしました。
このお菓子の名前は「天北原野」。個人的には、かつで読んだ三浦綾子の同名の小説のことを思い出していました。そういえば、あの小説では現サハリンの敷香(ポロナイスク;気象通報でもお馴染みですね!)も出てきていたなあ~、と、また帰国したばかりのロシアのことに思いを馳せつつ、降りしきる雨を眺めながら、口ずさんでいたのは、
♪あぁ~、まな~つのあ~め~(REBECCA「真夏の雨」←凄い名曲だよね~)でした。
(流石にここでは、八代さんの♪もぉ~とぉ~ふれ~、とはならない…。)
(コーヒー:200円、天北原野:120円) -
7月17日。
この日は「道民の日」ということで、上述の、道民の日きっぷを利用して、栗山町を目指していました。
朝の旭川。買物公園の松屋にて、ソーセージエッグ定食を頂きます。
個人的には、松屋では牛丼よりもこれをオーダーすることが多いかも…。確か、ちょっと前までは300円台だったような、でもこの日に支払ったのは400円でした。
北海道ではまだまだ数が少ない松屋。もしかしたら、ここは日本最北店舗なのか?と思って調べたら、少ないどころか、札幌の数店舗を除いては、道内にはこの旭川の店舗しかないようです。
という訳で、現状では観光で旭川にいらっしゃる方も簡単に立ち寄れるこのお店が、日本最北の松屋のようですので、是非、最東西南北端マニア(?)の方はご来店あれ…。
でも、せっかくの「道民の日」に、こんな道外系企業の応援で良いのかしら??? -
7月22日。
この日は18きっぷ利用で、朝和寒を出てから、延々と普通列車を乗り継いで、道央の西の果てでもあり、胆振最西端でもある豊浦町へ。
豊浦は、ボクシング元世界チャンピオンの内藤大助氏の出身地。かつ、ホタテが名産でもあるので、ここの道の駅(スタンプ設置場所)で売られていたのがこちらのメニュー。
ホタテフライ級(250円)です。まんまやんけ~。 -
7月23日。
札幌で一夜を明かした後、前日に続き18きっぷ利用でまずは登別へ。
登別のスタンプ設置場所は、JR登別駅から徒歩30分位のところにある、わかさいも本舗の一支店。
ここには、試食は勿論、地ビールの試飲まで用意されていて、テンションはマックス。わかさいも本舗って、車でないと不便な立地のところが多いですが、ここは是非、ドライバーさんを確保の上で(てか、鉄道マニア的には30分位なら駅から歩いて行って欲しいけど…)、地ビールを味わって頂きたいですね。 -
同じ日に、今度は苫小牧からバスに乗って厚真町へ。
厚真町は鉄道がある町ではあるのですが、市街地とはかなり離れた場所を日高本線が通じています(浜厚真駅付近)ので、スタンプ設置場所のある市街地までは、バスでアクセスする必要がありました。
そして、その”まちなか”にあるのが、こちらの「まちなか交流館しゃべーる」です。名前のインパクトとしては覚えやすくて、最近では、厚真と聞くと、つい、しゃべーるのことを思い出してしまいます( ´∀` )。
ここで頂いたのが、厚真町産の大豆100%で作られた「雪ほたる」というお豆腐。私はこれを少し加工して作られたゆずフレーバーのを頂きましたが、凄く濃厚な味わいで美味しかったです。
本当は地元の人と”しゃべーる”りながら、楽しい時間を過ごしたかったのですが、バスの時間の都合上、約20分の滞在で立ち去らざるを得なかったのは残念でした…。 -
同日、厚真からは直接バスで向かったのが、旧早来町、現安平町。
安平町のスタンプは、早来駅直結の物産館に設置されていたので、18きっぷユーザーにはありがたい立地でした。
ここで購入したのがこちらのミニ羊羹。北海道は大豆が有名ですが、勿論小豆の産地でもありますので、道内の各所に羊羹を名物にしている町がありますね。有名なのは江差や日高三石(現新ひだか町)だと思いますが、是非、早来の羊羹も味わってみて下さいね。 -
7月24日。
この日は、和寒の隣町である幌加内までサイクリング。
士別のスタンプもゲットしていく必要上、かなり遠回りでのアクセスとなり、幌加内のスタンプ設置場所である道の駅に到着したのは、閉館の約15分前。
暑い一日で、ここで頂いた名物の熊笹ソフト(270円)がとても美味しかったです。 -
7月27日。
この日は「萌えっこフリーきっぷ」利用の留萌管内旅。
遠別のお菓子屋さんで購入したのがこちらの「遠別旅情」。
私はこういう、シンプルな名前のに惹かれる傾向があるかも…。 -
7月28日。
「萌えっこ」の旅の二日目。
留萌管内で最後に訪れたのが、現状では一番新入りの”無鉄道”町である増毛町。
町に鉄道はなくなっても、歴史は続く…。
志満川食堂の醤油ラーメン。昔ながらの懐かしい味わいで、大好きなメニューの一つです。 -
8月3日。
この日は富良野のスタンプから始めました。
大観光地富良野のスタンプを、あえてこの時期まで残していたのは…。
ゆっくりとワインを飲みたかったから!!!
赤・白ワインの他に、葡萄ジュースの試飲までセルフで楽しめます。 -
同じ日、新得まで移動し、駅の無料レンタサイクルを利用して鹿追町までサイクリング。
戻ってきた後頂いたのが、「せきぐち」さんのお蕎麦。
新得駅の駅そばもこの店がやっていますが、今回は駅の向かいにある店舗にて、ゆっくりと座って頂きました。
新そば時期の少し前ということで、”旧そば(?)”を頂きましたが、やっぱり新得のお蕎麦は美味しいですね! -
8月16日。
お盆時期のお花の剪定作業が一区切りついたので、まとまった自由時間が取れるようになりましたので、和寒からは遠いため、一度の旅で一気にスタンプを稼ぎたかった道南旅へと出かけました。
正確には長万部からが渡島となりますが、長万部のスタンプは既にゲットしていたので、その南の八雲町からが、”渡島・檜山スタンプ全獲り旅”の開始となりました。
この旅の成功を祈願(?)して、八雲のスタンプ設置場所である丘の駅(道の駅でないのがミソ?)で、奮発してこちらの手作りパン(オニオンウインナー;247円)と、一番人気という塩キャラメルプリン(301円)を購入しました。 -
8月17日。
この日は鉄道・バスの共通フリー切符「はこだて旅するパスポート」利用で、まずは鹿部へ。間歇泉で有名な道の駅がスタンプ設置場所でした。足湯入浴を終えてから、バス待ちの時間を利用してコーヒーブレイク。
生憎の雨模様で、テンションがあまり上がらず、口ずさんでいたのは、
♪あぁ~、みずいろのおぉ~あめぇ~(八神純子「みずいろの雨」)
でした…。
どうでも良いことですが、個人的には、”女性が歌う三大雨の名曲”は、上述の「真夏の雨」(レベッカ(NOKKO))、「雨の慕情」(八代亜紀)とこの曲だと思っています。 -
8月18日。
「はこだて旅するパスポート」の二日目。
森でスタンプゲット後は、バスで函館に戻りますが、その途中、桔梗のミスドに立ち寄りました。
函館のミスド、旅行記内でも時々ご紹介させて頂いておりますが、常時五種類ほど、60~70円台のドーナツが売られているんですよね。
こうして、三杯ほどコーヒーお替りしながら頂く、函館名物の激安ドーナツでした。 -
同じ日、茂辺地の北斗星広場を眺めて、寂しい気持ちになった後、道南いさりび鉄道を上磯で下車して、こちらのお店へ。
華隆のホッキしゅうまい、美味いんだよなぁ~。
6個で972円もするので、頻繁には頂くことができない贅沢品ですが、あまり来られない道南ですのでこの日は奮発。
本当は土曜日なら650円でカエルたんですけどね…。ニアミスの金曜日、ということで、うーん、残念…。 -
8月19日。
この日から、「江刺・松前周遊フリーパス(千年北海道手形)」での旅を開始。
お天気にも恵まれ、テンションはマックスでした!
フリーパスの専用パンフを見せると50円引きになる、ということで、上ノ国の道の駅では、こちらのいちごジュースをオーダー(割引後300円)。
やっぱり、セレブでお洒落な私には、こういうのが似合うザマス。
オォ~、ホッ、ホォ~。
何のこっちゃ…。 -
8月20日。
この日も快晴。
北海道最南端の町、松前に到着。最南端到達&スタンプラリー半分達成を記念して、上記のいちごジュースと同じく、フリー切符専用パンフ提示で50円引きとなるこちらのソフトクリームをオーダー(割引後250円)。
暑い日で、とろけるとろける~。
北海道最南端の海を眺めながら、急いで食べつつこの一枚を。 -
8月22日。
前夜に初めてやって来た奥尻島。
生憎の雨に見舞われて、テンションは下がりまくり…。
島でもう一日ゆっくりしようかなとも思ったのですが、天気が良くないので、約16時間の滞在で島を離れることになります。
口惜しい思いを引き摺りながら、こちらの奥尻もち(120円)と…。 -
奥尻島民がこよなく愛する島の冷菓「ハイ・シャーベット」(130円)を手土産に、人生初の奥尻訪問は終わってしまうこととなりました…。
-
8月29日。
この日は、帯広空港から羽田に向かう予定でしたが、そこに至るまでも勿論スタンプラリー旅程です。
広い十勝管内でも、中札内と並んで二つしかない村である更別の道の駅にてこちらを購入(130円)。
更別という村も、恐らく人生初訪問だったと思います。 -
そして、幸福駅などを見物後、帯広空港へ。
ここで購入したのがこちらの手作りピロシキパンでした(135円)。
やはり、ロシアマニアとしては、ピロシキという言葉に惹かれるんだよなぁ~。 -
8月31日。
ここまで貫いてきた、”公共交通機関&自転車”のみを利用したスタンプラリー制覇、を、中標津で遂にレンタカーを利用してしまったことで断念…。
レンタカー旅程の二日目、日本最東端の道の駅で人気NO1となっていた花咲ガニのカップ麺(450円)を購入。
9月を迎えた自宅にて、ひっそりと頂きました…。(正確な日付は忘れた…) -
9月20日。
9月上~中旬にかけては、カボチャの収穫やら台風の襲来やらでスタンプラリー旅が出来ず、スタンプラリー期間も一か月を切っているというのに、まだ50市町村以上残っている、という状態でした。
焦りが生じる中で、この日から北海道東日本パス旅程の開始。
深川のスタンプ設置場所はちょっと山の中で大変でしたが、カエルりに立ち寄った道の駅にて、こちらのお弁当(深川そばめし)を半額で購入(割引後324円)。
この日は新しく導入した折り畳み自転車のデビュー戦でしたが、沼田の幌新温泉とこの深川の山岳サイクリング(?)を終えて、最後はJR車内で、こちらを頂きながら、久しぶりに復活したスタンプラリー旅の心地良い達成感に浸っていました。 -
9月21日。
この日はまた代行バス利用で新得へ。
前回の新得では「せきぐち」利用でしたが、今回は個人的に一番好きな新得そばのお店「みなとや」へ。
既に新そばシーズンになったということもあってか、やっぱり蕎麦の香りの柔らかさが7月に食べた”旧そば”とは違うように感じました。 -
9月26日。
今季最後の北海道東日本パス旅程の最終日。
2~6日目は、新しい折り畳み自転車を利用して、結構ハードな旅が続きましたので、最終日はまったりと…。
池田町のスタンプ設置場所は、JR池田駅のすぐ傍にあるワイン城です。
勿論、頂きましたよ。試飲ワイン( ´∀` )! -
でも、試飲だけでは申し訳ないので、こちらのミニボトルとおつまみのチーズも購入し、この旅の〆の汽車内夜宴となりました。
でも、よくかんガエルたら、このワイン。その辺のコンビニやスーパーでも売ってるよねぇ~('◇')ゞ。
チーズに関しては、スーパーで購入したカマンベールと、この時点ではまだ未訪問だった足寄のモッツァレラチーズを奮発して購入。
うーん、セレブざます!!! -
9月28日。
前週の北海道東日本パスの旅でかなり疲弊したので、一日家で休憩した後、残された時間は少ないので、急いで次の旅に出発。
この旅のメインは後志。
一回でこのエリアのスタンプ全獲りを目標に、翌29日から「ぐらんぶるしりべしフリーきっぷ」での旅の開始です。
岩内の道の駅ではこちらのたら丸焼き(130円)を購入しました。 -
9月30日。
いよいよ、九月も終わりです。
「ぐらんぶるしりべしフリーきっぷ」での旅の二日目。この日のメインは積丹半島でした。神恵内の稲葉屋さんのみそまんじゅう、これがまた美味いんだよなぁ~。
(2個入り・170円) -
その後、バスで「岬の湯・しゃこたん」に移動。
お風呂に入りたかったのですが、入浴料が高くて断念。
食事のみでもOKと言われたので、館内のレストランで一番安いメニュー「かき揚げ丼(320円)」をオーダーして、後続のバスを待ちました。 -
10月2日。
いよいよラストの10月に突入。
前日は洞爺湖一周&黒松内・蘭越バタバタサイクリングで疲労困憊の朝です。
雨が予想される天候でしたが、銀山駅を出発後、無事、後志最後の赤井川のスタンプ設置場所である道の駅に到着。
まだ道の駅営業時間前だったので、近くの営業時間が”朝起きてから夜寝るまで”と書かれた商店にて、こちらのパンを購入して、道の駅に戻ってオープンを待ちました。 -
その後、函館本線・札沼線を経由して太平駅に到着。
ここの傍にある、怪しげなコンビニっぽい店舗で購入したお弁当。
似非コンビニだけど、手作り感のあるお弁当、長年気に入っていて立ち寄っているお店です。
屋外の公園にて頂きましたが、10月初旬の北海道、もうそろそろ屋外では無理かな、と、この先の長い冬を思って憂鬱になっていました…。 -
10月5日。
長かったスタンプラリー旅ですが、この日からが最後の旅となりました。
比布・愛別・層雲峡(が上川町のスタンプ設置場所)とバスを乗り継いで、層雲峡からは旭川・帯広間を結ぶ都市間高速バス「ノースライナー号」に乗車。
一日何便か運行がありますが、層雲峡・三国峠を経由するのは一日一往復のみとなっています。
車窓から、既にうっすらと雪化粧した三国峠付近などを眺めながら、層雲峡の「黒いセコマ」で購入した稲荷寿司と壮瞥リンゴサイダーを頂きました。(この組み合わせってどうなの???) -
この日の夜は、スタンプラリー旅の最後ともなる有料ホテルでの宿泊。
セレブ感が高揚してしまい、そんな貴族な自分にぴったりのインデアンまちなか店にて、ハンバーグカレー大盛(733円)をオーダーしてしまいました…。 -
10月6日。
スタンプラリー期間も残り10日となり、もう時間がありません。
という訳で、この日はスタンプラリー旅二度目のレンタカー利用。
大体にして、私はレンタカー旅の途上ではあまりお腹が空かないので、スーパー&コンビニでの買い食いで済ませますが、このレンタカー旅の最南端、えりも岬でもその事情は変わりません。
少し寒かったですが、この時期としてはまあましな感じ。
そこでスパゲティ食うのも、センスとしてどうなの??? -
10月7日。
前日の帯広に続き、まさかのレンタカー二連発。
今度は前半の帯広→北見のバス旅を経てすぐ、だったので、結構お腹が空いていました。
という訳で、佐呂間町の若狭にある”街の駅”にて、豚丼をオーダー(750円)。
前日まで帯広にいたんだから、そこで食べとけって話でしょうけど…(-_-;)。 -
10月8日。
北見からの1泊2日のレンタカー旅程の二日目。
いよいよ、177市町村目となる滝上町に到着です。
残りのスタンプ2町は、既に2017年に足を踏み入れている町ですので、ここで遂に2017年の北海道179市町村立入りが完了、となりました。
という訳で、それを記念して芝ざくらソフトクリーム(300円)を…。
芝桜の季節と違うやんけ~、という苦情は一切受け付けません( ´∀` )。 -
同日、レンタカーを紋別空港で乗り捨て返却した後、バスで興部に移動。
この町の列車宿で宿泊しますが、まだ時間が早かったので、同じ道の駅でやっていた無料電動レンタサイクルを利用して、こちらのお店までやって来ました。
興部のソフトクリーム。本当に絶品の美味しさなので、是非ご賞味あれ。
でも、トロトロすぎて夏は食べるのが大変なので、少し寒めの時期がよりお勧めです。 -
そして、この日の列車宿にて、明るい時間帯から至福の夜宴の開始となりました。
-
10月9日。
この日にいよいよ、下川町にて178市町村目のスタンプゲット。
前日に引き続き、この日も下川の列車宿泊ですが、時間もありまくりなので、下川の有名店「アポロ」にて、優雅にナポリタンを頂いたザマス!(680円) -
そして、町内の有名菓子店、「やない」さんにて、こちらの下川スイーツを数点購入し、列車宿に戻って4トラの執筆作業に勤しみつつ、”最後の晩餐”となりました。
という訳で、この旅における飲食物関連の記述をこれにて終了させて頂きたいと思います。 -
一般的な旅の価値観としては、多くの方が飲食と共に楽しみにされているのが温泉かな、と思います。
という訳で、ここから暫くは、ホテルのバスタブ・内風呂や、銭湯、足湯などを含めた、今回のスタンプラリー旅における入浴状況を、食と同様、時系列で記していきたいと思います。
1月24日。
旅の最初として宿泊したのが、上述した通り、新十津川町のホテル、サンヒルズ・サライでしたが、ここにはこんな浴場がありました。 -
1月25日。
上述のサンヒルズ・サライの宿泊には、翌日まで利用可能な、隣接のグリーンパーク新十津川の入浴券が付いていました。
なので、一旦、下徳富駅まで歩いて、札沼線の始発兼終発の新十津川行きに乗車後、再びグリーンパークまで歩いて戻って、ここの入浴を楽しんでから、再び市街地に戻って、夜の札沼線説明会に参加する、という、非常に無駄の多い旅程となってしまいました…。 -
2月20日。
冬季アジア札幌大会見物のための旅の夜のホテル泊。
ホテルリソル札幌中島公園のシングル・バスルームはこんな感じでした。 -
2月22日。
冬季アジア札幌大会見物後の札沼線旅。
月形で立ち寄ったのが、皆楽公園傍にある、月形温泉「ゆりかご」です。
日帰り入浴料金は500円。
ちょっと湯の華が浮かんでいるような独自の泉質、とても温まりました! -
3月31日。
法事に向かう際のフライト前泊にて、リブマックス千歳に投宿。
ここは実は大浴場があったのですが、改装中ということで利用できず、客室内のバスルームを利用しました。 -
5月19日。
今度は祖母の法事のフライト前の立ち寄り銭湯。
札幌・苗穂駅前にある「蔵の湯」です。
銭湯扱いなので440円とリーズナブルに入浴できますが、ここはシャンプーやボディソープは付属していないので御注意下さい。 -
5月24日。
法事帰りのJR旅途中、妹背牛にて途中下車し、「妹背牛温泉ペペル」へ。
ペペルとは、アイヌ語の“PE”(ぺ)「水」と“PERU”(ペル)「泉」を意味するそうです。日帰り入浴料金は500円でした。 -
6月16日。
上述の通り、6月はスタンプラリー旅程としては除外しておりますが、一枚だけ。
ロシアに向かう途中、”この世の最後かも”と思って立ち寄ったのが、JRサッポロビール庭園駅傍にある「えにわ温泉ほのか」です。
北海道遺産でもあるモール温泉の茶褐色の泉質が心地良いですね。
入浴料金は690円とやや高めですが、カード払いが出来るのが良いです。 -
7月14日。
礼文島内にある唯一の日帰り温泉施設「うすゆきの湯」です。
入浴料金は600円。
中では据付のPCもあって、お風呂上りも閉館時間までゆっくりと過ごさせて頂きました。 -
7月16日。
利礼の旅を終えて、前日は猿払の公園にテント泊。
雨が予想される中、急いでバスに乗って浜頓別に到着。
浜頓別のスタンプ設置場所のオープン時間まで、はまとんべつ温泉ウイングの足湯を堪能させて頂きました(無料)。 -
7月24日。
和寒からサイクリングで隣町の幌加内へ。
せいわ温泉ルオント。
日帰り入浴料金は500円でした。
ここは露天風呂も休憩室も広々としていて、お客さんが少なかったこともあって、閉館時間間際までゆっくりと過ごさせて頂きました。 -
7月27日。
この日は、「萌えっこフリーきっぷ」でまず留萌から一気に宗谷管内の豊富温泉まで行きました。
豊富温泉は独自の石油臭があって、好みが分かれる温泉だと思いますが、ハマってしまうと何度もリピートしたくなる、ある意味”麻薬”的な温泉です。
ここのふれあいセンターにて日帰り入浴。「萌えっこ」の提示で130円引き(380円)になりました。 -
8月7日。
ここも和寒の隣町、比布町の温泉施設「遊湯ぴっぷ」です。
ほぼ地元ですので、これまでにも定期的に訪れていますが、今回のスタンプラリーでも、比布町のスタンプ設置場所がここでしたので、JR蘭留駅から歩いて訪問しました。
日帰り入浴料金は500円となっています。 -
8月17日。
雨模様の中立ち寄った、しかべ間歇泉公園内の足湯。
ここは足湯を楽しみながら、目の前に間歇泉の定期的な噴出を楽しめる、というのが良いところですね。まあ、入場料が必要(フリー切符「はこだて旅するパスポート」の提示で100円割引となり200円でした。)となりますが…。 -
同日の夜、このフリー切符では、函館市電も乗車可能なので、湯の川温泉電停前の足湯へ。
函館に来る度訪れている、お気に入りスポットの一つです(無料)。 -
8月20日。
バスのフリー切符「千年北海道手形」を利用して、江差市街地の少し北寄りにある、繁次郎温泉へ。ここは入浴料金が300円と安いのが魅力的。あと、マッサージ機も無料で利用できるのが素晴らしいですね!
ただ、シャンプー類は付属しておりません。このお値段ですので、贅沢は言えませんけどね…(;^ω^)。 -
8月31日。
中標津からの1泊2日レンタカー旅程の二日目。
目覚めの足湯を、弟子屈のスタンプ設置場所である道の駅のオープン時間まで楽しみました(無料)。 -
9月1日。
”洞窟の湯”として人気の、美唄「青の洞窟温泉・ピパの湯ゆ~りん館」へ。
独特の風情が味わい深いですねぇ~。
日帰り入浴料金は650円とちょっとお高めでした…。 -
9月19日。
新しい折り畳み自転車を携えて、沼田町のほろしん温泉ほたる館へ。
ここは開放的な露天風呂が良いですね~。
日帰り入浴料金は500円でした。 -
9月21日。
この日は芽室町でサイクリング中に転倒、というトラブルがありました。
その傷を癒すため、という訳でもないですが、その後立ち寄った音更町のスタンプ設置場所、「ガーデンスパ十勝川温泉」の足湯です。
夜の訪問でしたが、このようなムーディーな雰囲気、しかもテーブル付きの足湯、ということもあって、手足の患部を撫でながら(?)、ゆっくりと”プチ湯治”時間を楽しみました(無料)。 -
9月25日。
北見からのナイトラン&朝サイクリングで無駄に30キロ程チャリを漕いでしまった後、旧留辺蘂町域(現北見市域)の温根湯温泉に到着。
ここの小公園にあった足湯にて、無駄に使ってしまった体力を、ある程度回復させることができました(無料)! -
9月26日。
新得駅前で東鹿越行きの代行バスを待つ間に立ち寄ったのが駅前温泉。
温泉という名前ですが、ここに湧いている訳ではなく、わざわざトムラウシ温泉から毎日お湯を運んでいる、という苦労のある、銭湯扱いの温泉です。
日帰り入浴料金は420円とリーズナブルですが、銭湯ですので、シャンプーやボディソープは自前で用意する必要があります。 -
9月30日。
ぐらんぶるしりべしフリーきっぷの旅を終えて、その日の夜は、札幌・桑園駅前の銭湯「北のたまゆら」桑園店で、日付も月も変わる午前1時の閉館時間ギリギリまで過ごします。
実はここには3年ほど足を運んでおりませんでしたので、果たして今まで貯めていたスタンプカードがまだつカエルのか不安でしたが、ちゃんと有効でした!
日帰り入浴料金は銭湯価格の440円ですが、ここはシャンプー・ボディソープが付いているのが有難いですね! -
10月1日。
スタンプラリー旅の最終月は、ハードなサイクリング旅程から始まりました。
暗闇の上り坂を15キロほど漕ぎ続けて、ようやく辿り着いた蘭越町の交流促進センター「雪秩父」。苦難の旅の中、思わず浴槽では、ガンダーラ(ゴダイゴ)を口遊んでいました。
♪そこぉ~にゆぅ~けばぁ~ どぉ~んなゆぅ~めもぉ~
かなぁ~うとぉ~ゆうよぉ~
こうして本当に、北海道全179市町村制覇、という夢が叶ったのでありました!
(ほんまかいな…。)
日帰り入浴料金は500円、文字通り雪のように白いシルキーな泉質で、とても体が温まりました。 -
10月7日。
前日のレンタカー運転疲れ&同日の新たなレンタカー運転に備えて、足寄の里見ヶ丘公園の足湯にて、エネルギーをチャージ。
”足を寄せ合う”というコンセプトの足寄の足湯。これだけ一度に大人数で入浴可能な足湯は、全国的に見ても珍しいかもしれませんね(無料)。 -
同日の夜、1泊2日のレンタカー旅程の初日の運転疲れを癒すため、宗谷最南部、枝幸温泉「ホテルニュー幸林」にて日帰り入浴。シャンプー・ボディソープ付きで500円でした。
本当は翌日に興部の銭湯で旅の最後の入浴とする予定でしたが、なんとそこが定休日だったので、この入浴が長かったスタンプラリー旅程における最後のお風呂となりました。
という訳で、これにて本旅における入浴に関する記述を終了させて頂きたいと思います。合計で7,620円。延べ75日間の旅において、これだけしか入浴料金に使っていなかったとは、改めて、自分の清潔感のなさに驚かされます…。
まあ、地元和寒の保養センターの入浴料が安い(回数券利用で一回あたり200円)ので、お風呂は和寒に戻ってから、と思っていた時が多かった、というのが最大の理由かもしれません。 別に風呂嫌いな訳ではないのですが…。 -
そして、ここからは私の旅行記ですので…。
最後に、道内各地で出逢ったカエルさん達に関するコーナーだケロ~。
(既存の旅行記と大分重複しておりますことを予めお詫び申し上げます。)
まずは何といっても、この新十津川のケロケロマンホールを取り上げないといけませんね。町内各所の道路上で確認できますが、路面で見られるのは基本的に白黒バージョンですので、カラーケロケロマンホールに会いたい方は、是非、新十津川町役場へGO! -
4月に、愛別で出会ったカエルさんだケロ~。
-
同じく4月。
春の嵐の中のSoleすすきのにて、優雅にリクライニングでテレビを見ている途中…。
うわっ、急にケロケロさんがご登場。
普段テレビを全く見ないので、このケロケロさんがポピュラーなのか否かは全く解りませんが、カエルマニア的には、こうした施設中でテレビを拝聴中は、いつ何時、ケロケロさんが登場されるかわからないので、常に撮影できる態勢を維持しておりますケロ~。 -
これも4月。
札幌某所の飲料自販機脇にいらしたカエルさん。
ケロケロキング殿? -
5月。
GW中のサイクリングにて、当麻スポーツランドのキャンプ場で見つけたカエルさん。
やはり、ごみは持ちカエルのカエルさんキャラは定番ですね! -
これも同じく、5月の”ごみ持ちカエル”ケロケロさん。
こちらは、私が道内でも一二を争う大好きなケロケロ看板ですので、これまでも鷹栖町に足を運ぶ度に紹介させて頂いておりますケロ~。 -
同じく5月。
札幌で見つけたケロケロパーキング。
結構数多くあるみたいで、市内のサイクリング中でも数回見かけました。
もしかして全国にあるのケロロ???
(普段車に乗らないので、駐車場のことはよくわカワズ…。ごめんなさいケロリンリン~。) -
同じ日に、石狩市内で見つけたのがこちらのケロケロコインランドリー。
洗濯物は忘れずに持ちカエルましょうね~。 -
7月の留萌にて。
フロッグナンバーを発見。
きっとこの方もカエルマニアだと思うのだケロ~。 -
8月の遠軽。
旧白滝町域に設置されていた、遠軽町のスタンプをゲットしたカエル道。
視線を感じたので見てみると…。
無事カエルさん系ケロケロちゃんもお馴染みですケロ~。 -
8月半ばの雨竜町。
雨竜沼湿原に関する展示コーナーにて、北海道を代表するキタキツネさんと双璧を成して展示されていた、エゾアカガエルさんの写真。
カエルさんがここまでスター扱い(?)されることは珍しいので、嬉しいケロ~。 -
8月の函館。
桔梗のミスドに向かう途中に発見した、上述のSoleすすきののテレビでも拝見したケロケロさん達。
♪〇〇アルミで カエルのが いいねぇ~ -
8月の旧上磯町(現北斗市)域で見つけた、ケロケロ作品。
作者の方は、カニみたいになってしまった、とご謙遜されていましたが、どう見てもカエルさんなんだケロ~。自信を持って欲しいケロ~。 -
8月の倶知安。
レンタサイクルの手続きをしようと、駅付近の掲示を見ていた時に、たまたま発見。
ヒキガエルさん系のケロケロさんがイラスト化されているのは、案外珍しいと思うのだケロ~。 -
そしてこのレンタサイクルを利用した自転車旅にて。
真狩の道の駅前には、なんとケロケロカフェが!!!
ケロケロステッカーを衝動買いしてしまったのだケロ~。 -
8月のむかわ町。
町内の顕幽神社本殿脇に、狛犬さんと並んで鎮座していらしたケロケロさん。
こちらはさん付けでは失礼だケロロ。神々しいケロケロ様なんですケロ~。 -
こちらはどこで見かけたのかな?
でも、全国的にある組織の案内みたいだったので、道内限定ケロケロさんではないと思うのだケロ。 -
9月の美唄。
美唄駅から青の洞窟温泉に徒歩で向かう途中に見つけたケロケロさん。
主役と思しきニャンコ殿を、羨ましそうに眺めているお姿が可愛いケロ~。 -
9月の沼田町。
ほろしん温泉ほたる館にて見つけたケロケロちゃん。
各施設の傘置き場でも、ケロケロさんに遭遇できる可能性は高いのだケロ~。 -
同じ日の深川。
道の駅ライスランドの仲間たちの中にも、ケロケロさん「ピョンちゃん」がいらっしゃるのだケロ~。
時節柄、2018年の平昌冬季五輪の話題を耳にする度、こちらのピョンちゃんを思い出してしまうのだケロ~。 -
9月の塘路駅傍。
未舗装路をパンクしないよう、おっかなげに走り続け、ようやく舗装路への出口に到達した時に出会ったケロケロ君。
題材的には、一般的なゴミ持ち帰るケロケロさんだけど、この時の自分は、無事カエルれて良かった、という感謝の気持ちで、こちらのケロケロ君と対面していたのだケロ~。 -
9月の旭川。
この日は隣町の東神楽までゆる~い感じのサイクリング。
忠別川沿いにいらした公園ケロケロさん。
この子も全国的によくお会いするのだケロ~。 -
10月、帯広某所にて見つけたケロケロちゃん。
こちらは定番の傘置き場ケロケロさんですね~。 -
そして同じ夜。
こちらの工事現場ケロケロさんは、今や全国的にも一番有名なケロケロさんではないでしょうか?きっと皆様も出会ったご経験をお持ちだと思うのだケロ~! -
最後に和寒にカエル途中、興部でカエル色の電動チャリをレンタルしましたが、興部漁港傍で、同じくこの子に遭遇したので、旅のフィナーレを記念してコラボショットをゲットしたのだケロ~。
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さて、今回の旅では、意外とこの子に会うことがありませんでした。
よくかんガエルと、札幌市内ではよく見かける、この双首ケロケロさん(?)ですが、道内には過疎地が多いので、路面にこれで注意喚起する必要性がある市町村は少ないのかもしれませんね…。(こちらの画像は2016年の札幌で撮影したものだケロ。)
という訳で、今回のスタンプラリー旅程におけるケロケロ紹介も、これにて終了だケロ~。 -
さて、今回の総集編を執筆するに際して、本当は送って来る筈のぬいぐるみや制覇認定証の画像を最後にUPして、と思っていたのですが、スタンプラリー期間が終了して2か月が経っても、まだ送ってきません。
どうしたのだろう、と思っていた12月のある日に、こんな葉書が届きました。どうやら、予想以上の参加者数だったため、トドックぬいぐるみの生産が間に合っていないようで、送付が遅れる旨を記した内容でした。
こちらにも記載されている通り、スタンプラリーとしての応募総数は3243通、うち1104通が100市町村以上達成のぬいぐるみ該当者、ということでしたが、果たしてこのうち、全市町村制覇数はどの位なのかなぁ~。
という訳で、完全な結果に関しては、これを記させて頂いております、2017年12月25日現在は不明の状況、と言わざるを得ませんが、私は商品とかは別にどうでも良いので、どうしても年内に総集編を完成させて頂きたかったので、これにて終了、とさせて頂きたいと思います。
札沼線の説明会参加に関する旅行記以降、7月からシリーズ化させて頂きました今回の北海道179市町村制覇の旅に関する一連の旅行記は、これにて完結とさせて頂きたいと思います。最後までご覧下さり、どうも有難うございました。
今回の旅に関しては、特に約20名の皆様方には、殆どの旅行記に”いいね”をご投票頂くなど、大変お世話になりました。皆様の投票が励みとなり、無事、この旅の旅行記を完成させることができましたことを、末筆ながら、この場をお借り致しまして、厚く御礼申し上げます。
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この旅行記へのコメント (4)
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- mzwさん 2017/12/26 22:55:15
- 堪能しました♪
- お久し振りです。
旅の総括ってこうするものなのでね。素晴らしい!です。
ファジーな旅をしている者からは、とてもまねできませんが、個人の記録として残されるのには、かなりの意味があると思われます。
この旅行記は道民としても、とても楽しませて頂いて知らないことも多かったので、感謝しています。
総集編に至っては、まとめ方が半端なくて、もう眠くなってきたのに頑張って見させてもらいました。 ぬいぐるみって、届きましたか?
- ケロケロマニアさん からの返信 2017/12/27 10:02:59
- RE: 堪能しました♪
- mzwさん、こんにちは〜。
どうもご無沙汰しております。
今回の旅は、やはり一道民として、自分自身もこれまでの北海道生活の集大成として頑張りたい、という思いもありまして、このような長々とした内容になってしまいましたが、そう仰って頂けると、苦労して執筆した甲斐がありました。こちらこそ、どうも有難うございます。
長ったらしい文章ばかりで、さぞ眠くなられたことでしょう( ´∀` )。そんな中でもご覧下さったことを本当に嬉しく思っております。これからも、お互い道民として、全国に北海道の魅力やパワー(?)を発信していきましょうね。(本日の上川、大雪です。朝からもう体がボロボロ。もう雪要らんわ!)
旅行記のラストで、コープさっぽろから届いたハガキのことを記させて頂きましたが、これによるど、どうやらぬいぐるみの発送は来年の3月まで待たなければならないようです。コープさんもあまりの応募者の多さに、驚かれているみたいですね。まあ、スタンプラリー人気、というよりは、クマさんのぬいぐるみが欲しいという方が多かったんでしょうね。
という訳で、今後とも宜しくお願い申し上げます。
末筆ながら、本年も色々とお世話になりました。
よいお年をお迎え下さいませ。
byケロケロマニア
> お久し振りです。
> 旅の総括ってこうするものなのでね。素晴らしい!です。
> ファジーな旅をしている者からは、とてもまねできませんが、個人の記録として残されるのには、かなりの意味があると思われます。
> この旅行記は道民としても、とても楽しませて頂いて知らないことも多かったので、感謝しています。
> 総集編に至っては、まとめ方が半端なくて、もう眠くなってきたのに頑張って見させてもらいました。 ぬいぐるみって、届きましたか?
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- ateruiさん 2017/12/26 19:35:27
- お疲れ様でございました
- 北海道スタンプラリーお疲れさまでしたぁ
懐かしい駅や地名を拝見させて戴きました
どうもありがとうございました
私は40年ほど前に学生時代に北海道を鉄道で全部回ろうと
おもったんですが 頓挫も頓挫でした
夏は東京でアルバイト で冬に北海道に出かけるという
かたちで金欠と悪天候で思うように回れなった事思い出されます
足を踏み入れてない大地を彼方此方見ることができたのは
このホームページのおかげで 奇跡に近いですねぇ
どうもありがとうございました aterui
- ケロケロマニアさん からの返信 2017/12/26 21:43:06
- RE: お疲れ様でございました
- ateruiさん、こんばんは〜。
いつもご訪問有難うございます。
40年前といえば、まだまだ国鉄時代の沢山のローカル線が現役だった時代ですねぇ〜。
その頃だと、流石に全部回るのは大変だったことでしょうね。
今ではそこまでの苦労はなくなってしまった分、逆に寂しさを感じますね…。
本日も北海道は大荒れで、私の沿線である宗谷本線も、一日中全線運休してしまっていましたね。この時期の北海道、不要不急の外出は控える、というのが地元民的には常識ですので、逆にそれを言い訳(?)に、のんびりと自宅で過ごしております( ´∀` )。特に冬季に北海道にいらっしゃる際は、くれぐれも無理な旅程での計画はお控え下さいね…。
そこまで大袈裟に仰って頂くと、こちらと致しましても恐縮の極みでございますが、やはり全国的な視点からは、そう頻繁に来れる所ではない市町村も多いかと思います。そんな”知られざる”市町村達の姿を、少しでも感じて頂けましたら、私としてもこの旅をした甲斐があったという気持ちになれます。本当に有難うございます。
年の瀬の何かと慌ただしい時節柄でございますが、お体ご自愛の上、よいお年をお迎え下さいませ。
byケロケロマニア
> 北海道スタンプラリーお疲れさまでしたぁ
> 懐かしい駅や地名を拝見させて戴きました
> どうもありがとうございました
>
> 私は40年ほど前に学生時代に北海道を鉄道で全部回ろうと
> おもったんですが 頓挫も頓挫でした
>
> 夏は東京でアルバイト で冬に北海道に出かけるという
> かたちで金欠と悪天候で思うように回れなった事思い出されます
>
> 足を踏み入れてない大地を彼方此方見ることができたのは
> このホームページのおかげで 奇跡に近いですねぇ
>
> どうもありがとうございました aterui
>
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