2017/02/20 - 2017/02/21
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ケロケロマニアさん
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今回は久々にスポーツ観戦テーマの旅行記を…。
2017年2月19日~26日(正確には一部種目は18日から始まりました)に、札幌市内各所と帯広(スピードスケート)にて、第8回冬季アジア札幌大会が開催されました。
オリンピックと比較すると知名度にも盛り上がりにも欠けるアジア大会、しかも冬季となると、暑い国の多いアジア地域においては更にマイナーな印象があり、正直、事前の報道などでも、地元民の関心の薄さが非常に気になっていました。
という訳で、へそ曲がり的な私にとっては、これは是非観に行かないと、と、丁度体調を崩していた雪まつり時期の札幌訪問をこの年は諦め、10日ほどズラしての2月の札幌訪問となりました。
基本的に、日本選手のメダルがどうのこうの、とかは全く興味ないので、二日間で二種目を観る今回の旅程においては、以下の三点から観戦種目を選定しました。
1:安く観戦できること
これは勿論、貧乏トラベラーにとっては最優先事項です(^^;)。今回の大会では全部で11競技(男女別は数えずに)行われましたが、その中で無料で観られるのはスキー三競技(アルペン・フリースタイル・スノーボード)、スピードスケート(但しこれは帯広開催)、アイスホッケーの合計五競技です。それ以外にも、前売りで500円で観られる種目が多かったので、一つは無料種目、もう一つは500円種目観戦をすることにしました。
2:出来るだけ日本人に人気のなさそうな競技に注目
大体、日本人というのは、すぐメダルメダルと騒ぎますし、報道でも日本人がメダルを取った種目でないと紹介されることは殆どない(まあ、超有名選手が不調でメダルを逃した、みたいな報道はあるかと思いますが…)ので、逆に日本人の活躍が少ない競技の方が、注目度も低くて空いている可能性も多くて、観戦環境としてはこちらの方が良さそう、と判断する訳です(無料で帯広開催のスピードスケートを敬遠したのは、寧ろ日本人が強くて人気があると判断したためです)。
まあ、需要が低い、イコール安い、ということにも繋がりますので、1と関連した要素でもありますが…。
本当は、カーリングとかフィギュアとかも観たかったんですが、人気も価格も高い(まあ、カーリングは1500円なので許容範囲ではありますが、チケットが売り切れていた…)ので、そもそも観戦の選択肢からは外れます。(フィギュアに関しては、日程的にも後半の開催なので、訪問日程では観戦そのものが不可能でしたし…。)
3:屋内競技に注目
これに関しては冬季大会独自の理由かと思いますが、特にスキー種目に関しては屋外開催で天候に左右されることが多く、せっかく足を運んでも中止・順延となって無駄足になる、ということも考えられますし、何せスキー種目の観戦は屋外で寒さとの戦いになるのも辛かったりします。という訳で屋内競技をチョイスすることとします。
以上の三点から選んだのが、ショートトラック(真駒内公園屋内競技場)とアイスホッケー(星置スケート場)です。20日はショートトラック、21日はアイスホッケーを観戦しましたが、前者がコンビニでの前売りチケット(発券手数料込み)で608円、後者が無料となります。
どちらの競技も、スピーディーな展開に圧倒され、とてもエキサイティングな時間を過ごすことが出来ました。ショートトラックは最近のアジアでは中韓の二強時代が続いていて、アジア域内では三~四番手争いの現在の日本においては相対的に人気が下がっている競技ですが、競技自体のスピーディーな展開は、スピードスケートとはまた違ったスリルがあって、とても見応えがありました。
ショートトラックは3日間の開催でしたが、私が観戦した初日は、男女の1500m(予選・準決勝・決勝)と男子5000mリレーの予選の3種目が開催されました。
そしてアイスホッケー。こちらは人気競技ですが、3つの会場で開催されていて、星置以外のより設備が整った月寒や美香保は、強豪国が使用し、こちらは有料となります。(月寒では男子のトップディビジョンと女子、美香保では男子のディビジョン1が開催。)しかしアイスホッケーは競技自体がとてもエキサイティングで見応えがありますので、同時に有料と無料で催行されているなら、当然後者に足を運ぶのが貧乏トラベラーの宿命でもあります(^^;)。星置で開催されたのは男子ディビジョン2、という、悪く言えば”一番弱いランク”の国々が9か国集って、A・B二つのグループに分かれて総当たり戦の上、それぞれのグループの2位同士の3位決定戦と、1位同士の決勝戦が行われる、というシステムでした。
私が観戦した21日は、星置で予選の4試合が開催されましたが、朝から夜まで開催、ということで流石に4試合全部を観戦するのは辛くて、結局第二試合のマレーシアVSインドネシア、第四試合のキルギスVSフィリピンの二試合のみの観戦となってしまいました。
長くなりましたので、途中、試合展開の項などは適当に読み流して頂けましたら幸いです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
-
出発の前日。
公式サイトのライブ動画にて開会式を視聴します。 -
各国選手団の入場。
流石に中国は多いですね。 -
色々な意味(特に悪い方で…)で話題のこの国も…。
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インド。
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インドネシア。
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歓声が上がっていると思ったら、ヨルダンでした。
参加者が一人だけ、という国は、観客的にもより応援してあげたくなる心理が働くのかもしれませんね。 -
アジア大会においては、日中韓に次いで存在感を示しているのがカザフスタンですね。
実は冬季アジア大会の前回はこの国で開催されていることはあまり知られていませんが…。 -
そして、冬季アジア大会においては、日本の最大のライバル、韓国の選手団の入場です。
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最近は慰安婦像の設置問題や竹島問題などで色々と揉めていますが、やはりお隣の國ですので、もう少し仲良く出来たらなぁと、韓国マニア的には最近の日本国内における嫌韓の世論を寂しく思っていたりします…。
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次なる国はキルギスです。
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今回はこの国のアイスホッケーの試合を観戦するので、非常に楽しみにしています。
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お姉ちゃんも可愛いぃ~(^^;)。
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今回のアジア参加国の中では一番遠方からいらしたのがこちらのレバノンでしょうね。
地理的にはもう殆ど欧州ですよね。
最近の治安はどうなのかな?
中東のパリ、とも言われたベイルート。
いつかは行ってみたい町の一つです。 -
行ってみたい国、という意味ではこのネパールも同じですね。
そういえば、国旗の形がユニークなことで知られるネパールですが、もっと形状の違う国旗の国があっても良いのでは、と、この国の国旗を見る度に思います。
何か規則とかあるのかな?ネパールは特例なのかな? -
次いでパキスタン。
核実験で世間を賑わせたことも思い出されますが、最近はどうなのかな?
インドとの関係も気になる所です。 -
次いでやって来たのはフィリピン。
この国の国民は何といっても、飛び抜けた明るさが魅力ですよね。
なんかシケた雰囲気が漂う日本において、お金だけはあるおっさん達がフィリピンパブにハマってしまう、というのは何となく判る気がします…。
この国のアイスホッケー観戦も楽しみにしています。 -
次いでやって来たのはカタール。
2年前に現地を訪れた時のことを思い出します。 -
ムスリム国家の女性選手は色々と大変なことが多いですよね…。
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しかし、暑い国カタールからこれだけの選手団が冬季大会に参加とは…。
国力を感じますよね…。
オイルマネー(まあ、カタールの場合は正確にはLNG(液化天然ガス)マネーでしょうが…)で強豪選手が育成される時代は遠くないのかも…。 -
そして、シンガポール。
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チャイニーズ・タイペイと、日本人にお馴染みの国・地域が続きます。
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そしてタイ。
冬季大会なのでそれ程でもないかと思いきや…。 -
その選手団の人数に驚かされます。
タイの選手って、どこで冬季競技の練習してるんだろう…。 -
そして今回の参加国中で、最も新しく生まれた国家、東チモール。
冬季アジア大会としては今回が初出場とのことです。 -
ついでトルクメニスタン。
この国も行きたい国の一つですが、ビザとかの手続きが大変そうですよね。 -
トルクメニスタンの国旗の背後からやって来たのは、UAEです。
アラブの大富豪のイメージで、カタールと同じような選手団をイメージしていましたが、意外と選手は少なそうですね。 -
そして意外だったのはウズベキスタン。
カザフスタンはあれだけの大選手団なのに、ウズベキスタンからの選手は一人だけです。
やはりカザフスタンは旧ソ連時代からロシアとの繋がりが強かったため、選手強化も積極的なのかもしれませんね。それと比較すると、ロシア嫌いのウズベキスタンらしさがある意味感じられます。 -
それにしてもウズベキスタンのお姉さん、美し過ぎる…(^▽^;)。
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そしてベトナム。
同じ東南アジアの国でも、あまり冬季大会の選手はいないみたいですね。
まあベトナムに関しては、夏季大会でもそれ程強い競技のイメージがないので、あまりスポーツに関して強化する発想はないのかもしれないですね。
それはそれで、とても良いことだと思いますね( ´∀` )。 -
そしてクウェート、じゃなかった、個人資格参加選手団です。
どうしても微妙な気持ちになってしまいますよね…。 -
そして今大会ではゲストとしてオセアニアの二か国も参加していました。
オセアニア地域は小国が多いので、オセアニア大会、みたいなのが開催できないのが残念ですよね。もうゲストでなくアジア・オセアニア大会として、一緒に開催してあげても良いような気がします。 -
でも印象としては、ニュージーランドの方がスキー競技とか盛んそうな気がするのですが、選手は少ないんでしょうかねぇ~。
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そして最後に入場したのが日本選手団です。
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まあ、流石に一番参加選手が多そうですけどね…( ´∀` )。
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その後は、アイヌ舞踊や…。
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平岸天神のよさこいソーランとかが続きます。
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そして聖火リレーの最終ランナー。
おおっ、原田ですね! -
こうして聖火が灯って、大会の開幕となりました。
因みにその後はドリカムのライブなどが開催されたようですが、ここは流石に無料動画では非公開…(-_-;)。 -
開会式の動画鑑賞を終えた後、日付が変わる前に翌日の競技チケット購入のため、近くのコンビニに向かいます。
500円のチケットに108円の手数料がかかるので、物凄く損した気持ちになります。
でも、当日券だと1000円するので、やはり手数料払ってでも前売券買っておかないとね…。 -
ついでに、カエルりのバスチケットを、○天バスの10%引きクーポンも使用しながらWEBでポイント購入。
実は復路は札幌発ではないんですが、こういう部分区間的な買い方が出来るのも、高速なよろ号の良い所でもあります(^▽^;)。 -
そして翌日、往路は時間がないので、素直に高速バスで札幌まで直行します。
和寒駅 駅
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札幌駅からはバスで会場へと向かいます。
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最寄りバス停はこちら、曙町バス停です。
ここまでは札幌駅から210円で来ることが出来ます。 -
競技場まではバス停から徒歩3分程の近距離です。
真駒内セキスイハイムアイスアリーナ (真駒内屋内競技場) 名所・史跡
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当日券売り場はこんな感じでした。
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入口でボディ&手荷物チェックが念入りに行われました。
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そして会場内へ。
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公式の観戦ガイドはこんな感じ。
日本語・英語双方のバージョンを頂きました(無料)。 -
各会場の詳細も記されていました。
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競技に関する解説も。
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間もなく競技開始のようです。
リンクに注目しましょう。 -
最初は女子1500m予選から。
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同様に男子1500m予選が続きます。
予選段階では色々な国の選手が観られて楽しいですね。 -
休憩を挟んで準決勝が続きます。
各組(3組あります)の上位二人がA決勝に、3位・4位がB決勝に回る、というルールです。 -
序盤は日本選手がレースを引っ張る場面も多く見られましたが、やはりショートトラック1500mに関しては、ラスト2周位が勝負になるようですね。
駆け引き上手な韓国・中国の選手は最後で加速してそのまま逃げ切る、みたいなレースが上手です。日本選手の課題は、ラスト局面のスピードなのかもしれないですね。 -
準決勝の顔ぶれは殆どが韓国・中国・日本・カザフスタンの選手です。他の冬季競技にも言えることですが、現在の冬季アジア大会においては、この四か国の力が抜けている感がありますね。
実際、過去に冬季アジア大会が開催されたのもこの四か国だけですし…。(今回の札幌大会が8回目ですが、うち四回が日本開催(しかも三回は札幌開催)ですね。 -
その状況は男子も同じです。
しかもショートトラックに関しては、力量的には韓国・中国・日本・カザフスタンのようですね。
韓国と中国、日本とカザフスタンの実力差はそれぞれ少ないように感じますが、問題は2位と3位との差、でしょうね。
スピード感溢れる楽しい競技だけに、日本が後塵を拝している、という理由だけで、日本国内での盛り上がりを欠いている現状はつくづく寂しく思います。 -
そして再び製氷作業の後…。
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まずは女子1500mB決勝から。
見事に日本VSカザフスタンの対決になりました( ´∀` )。 -
途中のレース運びは両チームほぼ互角ですね。
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日本もカザフスタンも頑張れ~!
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しかし最後は、日本選手が振り切ってワンツーフィニッシュ。
やはりアジア三番手は日本、といえるのかもしれませんね。 -
そしてA決勝。
こちらは韓国選手3名、中国選手3名での対決が基本となりますが、日本からは唯一、渡辺選手がA決勝に勝ち上がりました。
男子1500mはA決勝には一人も残れなかった日本ですので、ここではやはり渡辺選手を応援しましょう( ´∀` )。 -
前半、渡辺選手が一時トップに立ちました!
すぐ後ろを韓国3選手、そして後続に中国3選手、この瞬間は綺麗に分かれていますね。 -
しかしショートトラック競技は順位変動が目まぐるしい!
あっという間に中国選手の一人がトップに立ちレースを引っ張ります。
何か余裕が感じられる2~4番手の韓国選手。
この時点で、渡辺選手は5番手を滑走中です。 -
そして最後の2周で韓国選手が猛スパート。
あっという間にトップに立ち、結局ワンツーフィニッシュ。
3番手は何とか中国選手が滑り込み、韓国選手の上位独占は辛うじて免れました。
そういえば、冬季アジア大会のルールとして、上位三人が同一国となった場合は、3位にはそれ以外で最も上位の選手が入る、という変なルールがありますので、この時点でたとえ3番手に韓国選手が入っていたとしても、3位はこの中国選手となっていた訳ですが…。
今回はこのルールがスピードスケートやアルペンの日本選手に適用になりましたね。個人種目だけに、何だか変なルールだと思いますが…。
スピードスケートなんて、結局4位も日本選手で、5位だった中国選手が銅メダル、とか、何だか貰う中国選手の心境も複雑ですよね…。
結局日本の渡辺選手は6位入賞となりました。これでも素晴らしい戦績だと思いますが、夜にスポーツニュースなどを観ていても、この日は帯広で日本人選手のメダルラッシュがあったために、全く取り上げられることがなく、本当に寂しい気持ちになりました。”勝てば官軍”ということなのでしょうね…。 -
そして男子。
こちらのB決勝も、日本VSカザフスタンの対決となります。 -
同じように途中まではデッドヒートが続きます。
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しかし最後は日本の三選手が抜け出してワン・ツー・スリーフィニッシュです。
しかしカザフスタンも力を付けていますよね。
日本もうかうかしているとアジア三番手の位置も陥落してしまいそうです…。 -
そして男子のA決勝。
こちらも韓国選手3人、中国選手3人、それにカザフスタン選手1人での戦いとなります。 -
やはり韓国選手がレースを引っ張る展開です。
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中盤は、中国選手も攻勢をかけますが、後続に回った韓国選手も、まだまだ余裕がありそうですね。
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そして最後は韓国選手1人と中国選手1人との争いになりましたが、こちらも韓国選手が最後に逃げ切って勝利。
中国としては”打倒韓国”の思いが強いようですが、やはり韓国のショートトラックは強いですね。
アジア大会といえば、世界大会との力量差を感じる競技も多いですが、ショートトラックに関してはやはり世界的に見ても韓国・中国が強い競技ですので、まさにワールドクラスの戦いを間近で観られて大満足でした! -
そして再び製氷作業。
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製氷車のデザインも冬季アジア大会仕様になっていますね。
エゾモン、可愛いっ!!!
(勿論、カエルさんには負けますけど…(^^;)。) -
この日は最後に国別対抗の男子5000mリレーの予選が3レース行われました。
流石に5000mともなると長いですね。
このような表記でチーム別の残り周数が判るようになっています。 -
ショートトラックのリレー競技は各チーム4名の選手が背中を押しながら、目まぐるしく交替するスピーディーな展開。
45周って、途中間延びしそう、なんて失礼なこと思っていましたが、そんなこと全然なくて、とても見応えのある種目でした。 -
日本チームも勿論登場。第三組での滑走です。
奇しくも、最大のライバル、カザフスタンと同一組での予選滑走となります。
マレーシアとインドネシア、どこまで善戦出来るか??? -
しかし流石に実力差は大きいようです。
あっという間に日本とカザフスタンが、マレーシアとインドネシアに対して周回遅れを重ねていきます。 -
中盤で既に3~4周差が…。
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そして終盤にはここまで差が開きました。
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まあ予選ですので、流石に余裕あるレース運びだった日本チーム。
結局、後日の決勝レースで3位に入りました。
勿論、1・2位は韓国・中国ですが…。 -
こうしてこの日の競技は全て終了。
最後に表彰式が開催されました。 -
準備も色々と大変そうですね。
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セット完了!
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国旗掲揚の側の準備も勿論ありますよ。
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そして表彰式。
まずは女子1500m。 -
メダルと花束の贈呈が完了。
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そして国旗掲揚。場内に韓国国歌が流れます。
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最後にカメラセッション。
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正面が反対側なので、背中しか見えない…。
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ので、観客向けに大ビジョンが…。
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こうして女子1500mの表彰式が終了。
最後に国旗も丁寧に片付けられます。 -
お疲れさまでした…。
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同様に男子1500mの表彰式も続きます。
こちらは中国が2位でしたね。 -
ビジョンの様子。
ピンぼけになってしまった…(-_-;)。 -
という訳でこの日の冬季アジア札幌大会観戦を終えて帰路に就きます。
競技は13時開始でしたが、全てが終了したのは17時前となりました。 -
まだ何とか明るいうちに外に出られました。
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帰りは地下鉄の真駒内駅まで歩きましたが、競技場から駅まで歩くと案外距離がありますね。30分近くかかってしまいました…。
真駒内駅 駅
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この日予約していた宿の最寄駅は中島公園駅でしたが、真駒内からここまで乗ってしまうとぎりぎり290円とUPしてしまう損な運賃なので、一駅手前の幌平橋駅で降りて(250円)、そこから宿まで歩きます。
パークホテル前の電飾の様子。
まあ、泊まるのはここではないですが…(^^;)。札幌パークホテル 宿・ホテル
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実際に泊まったホテルはホテルリソル札幌中島公園です。
詳細はクチコミでも記させて頂きましたが、この日はカプセル四天王もあまり安くなかった一方で、○天のサイトのポイント30%プランで見つけました。お任せプランでシングル1泊4300円という設定でしたが、まず○天クーポン(シングル用)で600円オフ、残り3700円にポイント30%(1120円分)が戻って来ました(既に加算済み)ので、ポイントサイト経由分の1%と合わせて、実際は2500円程で、立派なツインルームに宿泊することが出来ました。
因みに日付が変わる頃に4○歳のバースデーを迎えました。
こんなおっさんの誕生日を祝ってくれるのは、ポイントサイトのメールばかりですが…(~_~;)。ホテルリソル札幌 中島公園 宿・ホテル
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各ポイントサイトを比較してみても、単におめでとう、だけの所もあれば、ポイントをくれる所もありますね(^▽^;)。
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44歳(言っちゃった…(^^;))を迎えて最初の朝、テレビを観ていると日高本線の話題が…。
DMVでの再開も視野に入って来たようですが、どうなることでしょうか…。 -
徳島の阿佐海岸鉄道の例を参考にしているようですね。
JR北海道自体も、金銭面ではもっとJR四国に学ぶべき部分が多いと思うのですが(新幹線造らないとか…。)。 -
本当はこの日の観戦予定競技が9時半開始だったので、早くに出発しようと思ったのですが、何だか外を見ると吹雪模様の天候でやる気をなくしてしまい、結局チェックアウト時間の11時ぎりぎりまで宿でまったり過ごしてしまいました。
この辺りは快適な宿に泊まった時のアルアルな訳ですが…。
幸いチェックアウト後の時間帯は吹雪も収まっていました。まずは鴨々川沿いを歩いて…。 -
冬のポッポさん達。
丸々としていてほのぼのとした気持ちになりますね。
鳩ネタでは毎度書かせて頂く○グネス氏なら、きっと”美味しそう”と思うことでしょう(^^;)。 -
札幌駅に向かう途中、チカホを歩きました。
流石にアジア大会関連の展示が存在感を示していました。
でも、基本的に市民の関心は薄いんだよなぁ~(-_-;)。
もし自分がまだ札幌在住だったら、毎日観に行っていたと思うのですが…。札幌駅前通地下歩行空間 チ カ ホ 名所・史跡
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この日は2月21日。
今回の冬季アジア大会は2月19日に開幕(正確には一部競技が2月18日に始まっていますが…)でしたので、この日が三日目ということになります。
チカホではこんなデイリーの新聞を配っていました。
前日は帯広で小平選手や高木選手の大活躍がありましたので、やはり一面はスピードスケートですね。 -
その一方で、昨日観戦したショートトラック関連の記事はあるかなと探してみると…。
一応ありました!
ただ、日英併用のデイリー新聞の中で、ショートトラック記事は英語バージョンしか見当たりませんでした。
やはり日本人がメダルに届かない競技に関しては、日本のマスコミの対応は冷たいですね。改めてとても寂しい気持ちになります。 -
更にチカホ内では、こんな写真展も開催されていました。
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実は冬季アジア大会、歴史は新しいですがその最初も札幌開催だったんですね。
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てか、第二回も札幌。
当時はまだまだ日本以外のアジア各国では開催のためのインフラが整っていなかった証拠と言えるかもしれないですね。
夏の五輪でも、1988年のソウルがアジアとして24年ぶりだった訳ですし…。
メダル数としても日本が他を圧倒していますね…。 -
第三回は初めて日本以外での開催。
リレハンメル冬季五輪が1994年だったこともあってか、前回大会からは6年後の開催となっていますね。
メダル数に関しても、流石に中国がトップに立っていますが、注目すべきはカザフスタン。ソ連崩壊後、初めての冬季アジア大会参加で、改めてアジアの強国としての存在感を示した、ということでしょうね。 -
第四回は初の韓国開催。
全大会から3年後の開催となっていますね。
2000年は何らかの理由で敬遠されたようです。
夏季五輪の影響?
でも3年前は夏季五輪年に開催しているみたいだし…。
それはともかく、この大会でメダル数に関して日本は初めてアジアトップ3から陥落していますね。 -
そして第五回は日本の青森。
札幌以外の日本都市初開催となりました。
流石に地元開催ということもあって、この大会は日本が意地を見せていますね。 -
そして第六回は中国の長春。
中国では二回目の開催となりました。 -
そして前回大会の第七回は、初のカザフスタン開催となりました。
これに続く大会が今回の札幌大会ということになります。 -
そして札幌駅へ。
JRタワー入口にて、大会の公式マスコット、エゾモンがお出迎え!札幌駅 駅
-
さて、本日観戦のアイスホッケー会場は、札幌市街地からはかなり北西寄り、大方小樽に近い側の星置にありますので、そこまではJRで向かいます。
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最寄駅としては星置駅でしたが、地図で確認すると星置スケート場までの距離は一つ手前の稲穂駅からもあまり変わらないようでしたので、敢えてこちらで下車します。
稲穂駅 駅
-
札幌市内の駅とは思えない程のローカルな風情が漂います。すぐ隣の手稲駅とはえらい違いです。
でも意外と知られていないと思うのですが、この駅が生まれたのは国鉄分割民営化の時(1986年)なので、実は駅としての歴史は30年余りしか経っていないんですね。
そう、上述した通り、1986年は第一回の冬季アジア大会が札幌で開催された年でもある訳で、その意味でもこの駅から会場に向かうのが良い、と判断した訳です。 -
流石に冬は置かれていませんが、こんな傘も用意されているんですね(^▽^;)。
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鉄道マニアの方には有名だと思いますが、この駅には札幌運転所が隣接していますね。
そういえば運転免許試験場へもここが最寄りですし、”乗り物運転の聖地”といえるのがこの地区なのかもしれません。
何のこっちゃ…。 -
暫くは線路沿いを歩きます。
流石に札幌都市圏ですので、運行列車が多いですね。 -
何やら建物が見えてきました。
こんなのあったかなと思っていたら、どうやらJRの施設のようです。 -
後で調べて解ったのですが、2017年にこちらの施設がここに移転したようですね。元々は東区にあったようです。
しっかりと研修して下さいね('◇')ゞ。 -
裏道を伝って星置スケート場を目指しますが、市内と比較してもこの辺りは雪の量が多いですね。もう完全に日本海沿いの気候という感じ。小樽の近さ、海の近さを改めて感じます。
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少々迷いながら、稲穂駅から30分近く歩いて星置スケート場に到着。
アイスホッケーの第二試合は13時開始でしたが、開始時刻にはちょっと間に合いませんでした…(-_-;)。星置スケート場 名所・史跡
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普段は地元の方向けのスケート場という風情の小さな会場なので、まさかここでアジア大会が開催されるとは思いませんでした…。
小さな会場ですが、勿論大きな大会ですので、きちんとしたボディチェックを通過する必要があります。 -
それでは会場に入りましょう。
流石に普段は小さなスケート場で、あまり観客スタンドらしき場所は見当たりません。大会の運営側も色々と苦労されたことでしょうね。
基本的にリンクの長辺側は選手他関係者通路となっていて、一般には開放されていません。一般観客が観戦できるエリアは、短辺の片側沿いのみとなります。
ずっと立ち見観戦となりますので、お世辞にも見易い環境とは言えませんでしたが、その分、ゴールのすぐ間近で物凄い迫力の選手たちのパフォーマンスを眺めることが出来ました。
お金を払ってもこんな場所でアイスホッケーの試合が観られることは稀だと思いますので、やはり来て良かったなと素直に感動しました。
第二試合のカードはマレーシアVSインドネシア。
濃紺のユニフォームがマレーシア、赤と白のユニフォームがインドネシアとなります。 -
私が入場した時点で、既に試合開始から12分弱が経過していましたが、もうマレーシアが3点先制しているようです。
マレーシアもインドネシアも暑い国で、どちらもあまりアイスホッケーのイメージが連想できない国ですが、意外と実力差があるようですね。 -
入口の所で、地元の小学生が描いたお手製の応援旗が渡されました。
数に限りがありますのd、退場時に返却しないといけませんが、とても可愛らしい絵柄に癒されました。 -
裏面はこんな感じでした。
-
第一ピリオドは観戦エリアのある短辺側がインドネシアのゴールでしたので、攻勢が続くマレーシアとそれを守るインドネシアとの激しいパック競り合いが、より間近で多くの頻度で観ることが出来ました。
ただ、スピードがあり過ぎるので、流石に写真撮影は大変です…(^^;)。 -
ゴールの真後ろにも審判がいます。
こんなアングルでもなかなか観られないですよね! -
途中、インドネシアが1点を返しましたが、そのシーンは観客エリアからは一番遠い側なので、よく見えなくて残念でした。
その後もマレーシアの攻勢が続き、第一ピリオド残り約5分の時点でこの点差に…。 -
試合を観戦したご経験をお持ちの方はよくご存じだと思いますが、アイスホッケーの試合はすぐに時計が止まるので、実際の競技時間と試合経過時間とはかなりの差があります。
第一ピリオド終了間近の時間帯にも、選手の怪我などがあったようで、また時計が止まります。
座って観戦している従来の競技場なら”高見の見物”という感じですが、この会場は立ち見、しかも入口近くの観戦エリアはとても寒いので、観戦側にも体力が要求されますね…(;´∀`)。 -
今度はインドネシアのGKが手を挙げています。
奥で競技を続けている選手・審判が気付いていないようで、ゴール裏の審判も手を挙げてアピールしています。 -
気を取り直して、頑張りましょう!
-
と思っていたら、間もなく第一ピリオド終了。
試合時間は一ピリオド20分×3で1時間、となりますが、度々進行がストップしますので、第一ピリオド終了までにも40分近くかかりました。 -
休憩時間中、狭いエリア内を一通り見て回りましょう。
ここまでの試合のスコアが掲示されていました。
本当は観たかったこの日の第一試合、トルクメニスタンVSマカオは16-0という凄いワンサイドゲームだったようです。
やはり基本的にはアイスホッケーは寒い国が強い傾向がありますね。特に旧ソ連系の中央アジア諸国はどこもそれなりに強いようです。18日の試合結果を見ても、トルクメニスタンもキルギスも大差で勝利しているようです。 -
普段はこんな料金で貸スケートも利用できますよ。
-
入口に用意されていたパンフ類。
チカホで貰ったデイリー新聞も置かれていました。
ただ、この日が三日目だったので前日までのバックナンバーはあるかと尋ねてみたら、それはありませんと一蹴されてしまいました…(-_-;)。
昨日の真駒内では無料で山積みにされていた英語版の観戦ガイド冊子も、ここには閲覧用として1冊が用意されているだけでした。
星置スケート場会場のマニアックさが改めて感じられますね…(^^;)。 -
ピリオド間のインターバルは15分。
その間、製氷作業が続きます。
製氷車のお顔が可愛いっ! -
一般観戦エリアに指定されている入口傍の短辺沿いも、端の方まで来ると制限エリアとなり、ここには警備員が立っていてその先への移動は勿論制止されます。
-
第二ピリオドは手前がマレーシアゴールとなります。
インドネシアチームが攻めてこないと手前では観られませんので、力関係からするとこのピリオドはちょっと見所が少ないかもしれません。 -
間もなく第二ピリオド開始です。
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第二ピリオドも前半にマレーシアが2ゴールを決めて、点差は8-1に拡がります。
この辺りから、判官贔屓的な感じで、観戦エリアの小学生エリアで眺めていた子供達から”インドネシア頑張れ~”の声が飛び交い始めます。 -
小学生達の歓声が届いた(?)のか、ここでインドネシアが一点を返し、選手も子供達も大喜びです(^▽^;)。
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まだ第二ピリオドも15分近く残っています。ここから追撃態勢に入りましょう。
子供達の声援に刺激されて、私もインドネシアを応援し始めます。 -
暫く一進一退の膠着状態が続きますが、結局もう一点マレーシアに追加されて、9-2のスコアで第二ピリオド終了。
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再び製氷作業に入ります。
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第三ピリオドの開始前。
一般観戦エリアの一番制限エリアに近い側に、次試合のカタールの選手達がやって来ました。 -
第三ピリオドは再び手前がインドネシアゴールとなりますので、今度は近くでプレーが多く見られそう…。
結構一方的に攻められているので、インドネシアのGKも大変そうです。 -
好セーブを見せる場面もありましたが…。
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やはりマレーシアにどんどんとゴールを奪われる展開。
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大分集中力が切れてきた感のあるインドネシアチーム。
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また入っちゃった…。
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ついに10点差がついてしまいました。
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第三ピリオドの後半は、攻められ続けながらも結構耐えた印象のインドネシアでした。
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しかし13点目がマレーシアに入り…。
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そのまま13-2でゲームセットです。
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インドネシアチーム、選手間で労いのタッチ。
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最後に向かい合って、勝者マレーシアの国歌が場内に流れました。
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勝者のマレーシアチームの観客席への一例を見届けて、一旦スケート場から出ます。
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試合間は1時間も空きます。
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そこで近くのマクドにて時間を潰すことにします。
しかし、寒い中ずっと立ち見で観戦していたので、ちょっと疲れてしまいました。
店内でまったりと憩っていると…。 -
何やら黒装束の軍団がやって来ました。
おおっ、先程勝利したマレーシアチームの選手達のようです。
でもマレーシアって、ムスリムが多い国ですが、日本のマクド入って大丈夫かな?普通にポーク使ってますよ…(-_-;)。ハラルメニューも特に設定ないし…。 -
本当は第三試合(カタールVS個人参加資格チーム)の対戦も観たかったのですが、体が弱っていた上に、第二試合で嫌な悪寒を感じたため、大事を取ってマクドで暖を取りつつ、第四試合に備えます。
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こうして第四試合が始まる約10分前の19時50分頃、すっかり暗くなった星置スケート場に再び戻ってまいりました。
第四試合、始まりも遅いので、終電時間を気にしながら観戦しないと…。
まあ、終電逃したら、手稲の温泉まで歩こうかなとも思ってましたが、この日はあまり歩く体力が残っていないように感じていたので…。星置スケート場 名所・史跡
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再び、地元の小学生デザインの応援旗をお借りします。
今度はこんなデザインでした。 -
裏側はこんな感じ。
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本日のカードをここで改めて…。
第四試合がこれから観戦するキルギスVSフィリピンとなります。
でも1時間の競技時間に対して、各試合2時間半の所要が見込まれているんですね。
やはりアイスホッケーは予想以上に観戦時間が掛かる競技です。 -
今度は試合開始からきちんと観戦することが出来ました。
まずは両チームが中央で整列してゲーム開始となります。 -
ある程度予想してはいましたが、やはり寒い国キルギスと暑い国フィリピンでは、前者の方が強いようですね。
あっという間にキルギスが先制です。
第一ピリオドは観客エリア側がフィリピンゴールとなりますので、キルギスの攻勢が頻繁に観られそうです。 -
抱き合って喜びを表現するキルギスチームの様子。
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試合開始僅か13秒での先取点となりました。
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この試合、第二試合のマレーシアVSインドネシアと比較しても、更に激しいゲーム展開となりました。
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序盤は完全にキルギスペースで進行しました。
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あまりの激しさに、ゴールが吹っ飛ぶことも…。
サッカーではあり得ない風景ですね。改めてアイスホッケーという競技の激しさを目の当たりにします。 -
再度ゴールを設置する審判や整備スタッフの方も大変ですね。
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このゴールでキルギスが2-0でリードします。
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今度はリンクの奥側での展開、フィリピンのチャンスです。
しかし点は取れず…。 -
逆にキルギスが追加点です。
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因みに両国の国旗。
左から二番目がキルギス、一番右がフィリピンですね。 -
フィリピン頑張れ~、と、また判官贔屓になりつつも…。
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更にキルギスが追加点。
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第一ピリオド前半で早くも4-0と一方的な展開になってきました。
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うーん、またキルギスに決められた…。
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なにか余裕も感じられるキルギス選手達の所作です。
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しかし、第一ピリオド残り5分を切った時点で、遂にフィリピンが初ゴール!!!
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フィリピンの大応援団も大騒ぎ状態となりました。
たった一点返しただけなのですが、この辺りの国民性は流石フィリピンですね!
一緒になって盛り上がります。 -
さあ、試合はこれからです。反撃に向けて頑張れフィリピン!
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と思っていたら、あっさりとカウンターを喰らって…。
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6点目のゴールに沸くキルギスチーム。
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このまま6-1で第一ピリオドは終了。
製氷作業に入りました。
電光掲示板では第二ピリオド開始までの残り時間が示されます。 -
フィリピンの逆襲に願いを込めて、旗をバクって(北海道弁:”交換する”の意)貰いました。
今度のはこんなデザインです。 -
裏はこんな感じ。
ちょっとユルい表情をした、癒し系のエゾモンちゃんですね( ´∀` )。 -
先にキルギス選手がリンクに戻って来ました。
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選手の表情にも余裕が見られますね。
そういえば、ユニフォームの国名表記はキルギスタンとなっています。 -
第二ピリオド開始。
今度は手前がキルギスゴールとなりますので、遠方での試合展開が多くなるかも…。
フィリピンの大応援団の目の前で活躍するためにも、フィリピンには攻めて欲しいけど、どうなることやら…。 -
期待せずに観ていたら、あらあら案外フィリピン、攻めてきますよ。
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そしてゴール!!!
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隣にいたフィリピンのお姉ちゃんも、フィリピン国旗を振り回しながらお祭り騒ぎです(^▽^;)。
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第二ピリオド中盤で4点差。
まだまだ分かりませんよ。頑張れフィリピン! -
と思っていたら、キルギスが追加点で7-2になりました。
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しかしここからフィリピンが驚きの反撃に出ます。
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まずは三点目。
フィリピンの大応援団は、勝利したかのような大騒ぎ! -
そして続けざまに4点目。
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完全にフィリピンペースとなった第二ピリオドの後半の展開でした。
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横のお姉ちゃんも、時々国旗を吹っ飛ばしてしまうほどの大騒ぎ振り…。
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少しずつ、キルギスの選手にも焦りが見え始めていた所で第二ピリオドが終了。
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三点差で第三ピリオドに入ります。
この勢いならまだまだどうなるか分りませんよ! -
世界につながる、冬にする
そんな言葉とは裏腹に、日本人の観客は少なかったですね。
日本人選手が出ないと盛り上がらない、みたいな観戦は、自分は絶対にしたくないのですが…。 -
製氷を終えて、再びゴールを設置する作業。
こんなのも普段はなかなか見られない光景です。 -
そしていよいよ第三ピリオド。
まずはキルギスの選手達が…。 -
そしてフィリピンの選手達がリンクへと向かいます。
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今度は手前がフィリピンゴールとなりますね。
ということは、フィリピンが活躍するためには、遠方での試合展開に期待したい所です。 -
第二ピリオド後半の流をそのまま引き継ぎ、第三ピリオド前半もフィリピンが攻勢を続けました。
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そして遂に5点目。
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これで二点差となり、いよいよ試合が分らなくなってきましたよ!
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フィリピンのGK、イセッピ選手も、ゴール前でスティックを振り回しながら、味方選手を鼓舞します。
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まだ試合時間は十分に残っています。
逆転できるか、フィリピン??? -
向こう側での試合展開が続いて、イセッピ選手も余裕を見せていますよ(^▽^;)。
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しかし、勝利に向かっての意識が強くなり過ぎたのか、徐々にフィリピン選手のミスが目立つようになり…。
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第三ピリオド中盤に、キルギスが久々に追加点を挙げました。
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残り9分半で3点差、ちょっと厳しくなってきました…。
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この追加点で息を吹き返したキルギス。
数分後に貴重な9点目をゲット。これで大勢は決しました。 -
残り時間は三分余り。
ちょっとフィリピン選手にも諦めムードが漂い始めました。 -
そして終了約30秒前にキルギスが10点目をゲット。
勝敗は完全に決まってしまいました。 -
結局試合は10-5でキルギスの勝利でしたが、フィリピンも途中の追い上げは見事でした。
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一方のキルギスも、大応援団を配するフィリピンを前に、半ばアウェー状態での勝利は見事でした。
キルギス、いつかは行ってみたいなぁ~。 -
最後に両チームの選手がお互いの健闘を讃え合います。
こうした光景も美しいですね! -
その後は中央で両チームの選手が整列して、キルギス国家の斉唱。
こうして試合はお開きとなりました。
最後に、フィリピンの選手達が、観客の方にやって来てくれましたよ。
目の前でカメラを構えていたら、彼と目が合った…(^▽^;)。 -
見応えのある試合展開に、観客も大満足。
どちらが勝ったのかと見紛うほどの大盛り上がりでした。
こうした光景に対しては、フィリピンを羨ましくも思ってしまう一日本人でした…。 -
最後に個別のフォトセッション(?)。
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これからも試合を控えている選手達ですが、その表情の明るさに、スポーツの原点を見るような心地良さがありました。
こうして大満足のアイスホッケー観戦を終えて帰路に就きます。 -
何とか終電、というか終電の一本前に間に合う時間帯で試合終了しました。
この一本前の列車を逃すと30分近く待たなければなりませんので、急いで駅を目指します。
帰りは星置に歩こうかなと思いましたが、万が一道を間違えて乗り遅れるのも怖かったので、往路も通っている稲穂ルートで、稲穂駅を目指すことにしました。 -
そして終電一本前の列車出発時刻の約5分前に無事稲穂駅に到着。
稲穂駅 駅
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さて、この夜は過ごし方にもちょっとした拘りがあり、切符は札幌まででなく、翌日の旅に向けて、札沼線の太平まで購入しました。
稲穂→札幌は260円ですが、稲穂→太平は通しで購入すると360円で購入できるのでお得感があります。
札沼線部分も終電の一本前の最終の石狩当別行きに乗車します。札幌駅 駅
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こうして太平に到着したのは23時50分過ぎ。
ここから歩き始めて某所に向かう途中にて日付が変わりましたので、冬季アジア大会観戦を目的とした本旅行記はこれにて終了となります。
長くなってしまいましたが、最後までご覧下さった方、本当に有難うございました。もしお時間がございましたら、翌日の復路旅に関してもお付き合い頂けましたら幸いです。太平駅 駅
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