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今回は少し重い内容となってしまいますが、今後の札沼線のありかたについてのJR側の説明会が、2017年1月25日に同線の終着駅がある新十津川町で開催されましたので、これに参加するのが今回の最大の旅の目的となります。<br /><br /><br />細かいことは旅行記内で記させて頂きたいと思いますが、私はこの路線は、お財布感情を抜きにして、”20世紀の動態鉄道遺産”として存続を願っています。<br /><br />しかも、ここの沿線住民の方は、非常に存続への期待が大きく、実際に熱心に活動もされています(←逆にこれがない路線は、寧ろ早く廃止してしまうべきです)ので、私も何かしらの形で応援したいのです。<br /><br />全国の鉄道ファンの皆さま、今こそ皆様の行動力の真価が問われる時です。<br /><br />どうか、札沼線を助けて下さい…。

どうか札沼線を助けて下さい・・・

39いいね!

2017/01/24 - 2017/01/25

34位(同エリア136件中)

6

180

ケロケロマニア

ケロケロマニアさん

今回は少し重い内容となってしまいますが、今後の札沼線のありかたについてのJR側の説明会が、2017年1月25日に同線の終着駅がある新十津川町で開催されましたので、これに参加するのが今回の最大の旅の目的となります。


細かいことは旅行記内で記させて頂きたいと思いますが、私はこの路線は、お財布感情を抜きにして、”20世紀の動態鉄道遺産”として存続を願っています。

しかも、ここの沿線住民の方は、非常に存続への期待が大きく、実際に熱心に活動もされています(←逆にこれがない路線は、寧ろ早く廃止してしまうべきです)ので、私も何かしらの形で応援したいのです。

全国の鉄道ファンの皆さま、今こそ皆様の行動力の真価が問われる時です。

どうか、札沼線を助けて下さい…。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 本旅行記では、やはり後半を多くの方にご覧頂きたいので、前半は出来るだけスピーディーに記させて頂きたいと思います。ご興味なければ、どんどん飛ばしてご閲覧頂けましたら幸いです。<br /><br />出発はいつもの通り和寒から。<br /><br />流石に我が町から新十津川までは近いので、お昼前の汽車でのんびりと出発です。<br />

    本旅行記では、やはり後半を多くの方にご覧頂きたいので、前半は出来るだけスピーディーに記させて頂きたいと思います。ご興味なければ、どんどん飛ばしてご閲覧頂けましたら幸いです。

    出発はいつもの通り和寒から。

    流石に我が町から新十津川までは近いので、お昼前の汽車でのんびりと出発です。

    和寒駅

  • 旭川運転所前。<br /><br />ここで乗務員交代のため、数十秒停車することがありますね。

    旭川運転所前。

    ここで乗務員交代のため、数十秒停車することがありますね。

  • 頑張れ~。

    頑張れ~。

  • ノロッコさんも発見。

    ノロッコさんも発見。

  • 旭川からは勿論、普通列車で滝川を目指します。

    旭川からは勿論、普通列車で滝川を目指します。

    JR函館本線 乗り物

  • だんだんと東日本色が濃くなっている、現状のJR北海道。<br /><br />やはり”長いものは巻かれよ”の時代なのでしょう…。

    だんだんと東日本色が濃くなっている、現状のJR北海道。

    やはり”長いものは巻かれよ”の時代なのでしょう…。

  • 乗車券は和寒→旭川は現金払い(740円)。旭川駅にてこちらをC制購入して滝川へ向かいます。

    乗車券は和寒→旭川は現金払い(740円)。旭川駅にてこちらをC制購入して滝川へ向かいます。

  • ちょっと雲行きが怪しくなってきました。<br />大丈夫かな…。

    ちょっと雲行きが怪しくなってきました。
    大丈夫かな…。

  • さて、今回はせっかく滝川に立ち寄るのでこちらを。<br /><br />先日札幌を離れる際に発券した、サ○クスのジャンボ焼きとりのクーポンですが、出発前の時間帯に焼きとりが出来ていなくて、有効期限は2週間ありましたが、道北にこのコンビニがないので、もう無駄になるだろうなあと思っていたのですが…。<br /><br />今回の説明会開催が25日ですので、前日に出発して滝川にある、日本最北のサ○クスで、有効期限ぎりぎりで使用できそうです( ´∀` )。

    さて、今回はせっかく滝川に立ち寄るのでこちらを。

    先日札幌を離れる際に発券した、サ○クスのジャンボ焼きとりのクーポンですが、出発前の時間帯に焼きとりが出来ていなくて、有効期限は2週間ありましたが、道北にこのコンビニがないので、もう無駄になるだろうなあと思っていたのですが…。

    今回の説明会開催が25日ですので、前日に出発して滝川にある、日本最北のサ○クスで、有効期限ぎりぎりで使用できそうです( ´∀` )。

  • 滝川のど真ん中にある北洋銀行滝川支店。<br /><br />滝川を代表する近代歴史建造物の一つです。

    滝川のど真ん中にある北洋銀行滝川支店。

    滝川を代表する近代歴史建造物の一つです。

  • そしてサ○クスへ。<br /><br />すっかり青空になりましたね。良かった良かった…。<br /><br /><br />と思って喜び勇んで来店すると…。<br /><br />ガーン、何と焼きとりが出来ていませんでした…。<br /><br />本日中に焼く予定はあるのか、と尋ねると、夕方以降とのこと。<br /><br />出来上がり時間も尋ねてみましたが、そこまではわからない、とつれない返事…。<br /><br /><br />1年半前にもジャンボ焼きとりの無料クーポン利用目的で、自転車でやって来たこともあったこちらの店舗。ここに来る度、今後も焼きとりのことばかり思い出すんだろうなあ…。でも、次に来るときにはもうファミマに生まれ変わっているのかな…。<br /><br />すっきりとした青空をよそに、僅か100円のクーポン券のためにどんよりとした気持ちになってお店を後にします…。

    そしてサ○クスへ。

    すっかり青空になりましたね。良かった良かった…。


    と思って喜び勇んで来店すると…。

    ガーン、何と焼きとりが出来ていませんでした…。

    本日中に焼く予定はあるのか、と尋ねると、夕方以降とのこと。

    出来上がり時間も尋ねてみましたが、そこまではわからない、とつれない返事…。


    1年半前にもジャンボ焼きとりの無料クーポン利用目的で、自転車でやって来たこともあったこちらの店舗。ここに来る度、今後も焼きとりのことばかり思い出すんだろうなあ…。でも、次に来るときにはもうファミマに生まれ変わっているのかな…。

    すっきりとした青空をよそに、僅か100円のクーポン券のためにどんよりとした気持ちになってお店を後にします…。

  • 快晴に恵まれましたので、市役所に登ってみましょう。

    快晴に恵まれましたので、市役所に登ってみましょう。

    滝川市役所 食堂 グルメ・レストラン

    営業時間外も開放されています by ケロケロマニアさん
  • 滝川の人口。<br /><br />和寒の10倍以上いますね。大都会(?)ですなぁ~。

    滝川の人口。

    和寒の10倍以上いますね。大都会(?)ですなぁ~。

  • 11階に展望ロビーがあります。

    11階に展望ロビーがあります。

  • ロビーの様子。<br /><br />

    ロビーの様子。

  • 流石に他に高い建物が皆無の滝川では、遮るもののない素晴らしい景観が広がりますね。

    流石に他に高い建物が皆無の滝川では、遮るもののない素晴らしい景観が広がりますね。

  • 旭川のイオンで購入した20%引き飲むヨーグルトを肴に、本日の予定を、バスの時刻などを中心に今一度確認します。

    旭川のイオンで購入した20%引き飲むヨーグルトを肴に、本日の予定を、バスの時刻などを中心に今一度確認します。

  • ここの2階には図書館もありますよ。

    ここの2階には図書館もありますよ。

  • 図書館のパンフレットコーナーを見ていると…。<br /><br />うわぁ~、カエルさんだケロ~。<br /><br />新美南吉といえば、「ごんぎつね」等が有名な愛知・半田が誇る児童文学作家ですが、こんな賞もあるんですね。<br /><br /><br />大賞が自転車に乗るカエルさんだなんて、素晴らしいケロ~。

    図書館のパンフレットコーナーを見ていると…。

    うわぁ~、カエルさんだケロ~。

    新美南吉といえば、「ごんぎつね」等が有名な愛知・半田が誇る児童文学作家ですが、こんな賞もあるんですね。


    大賞が自転車に乗るカエルさんだなんて、素晴らしいケロ~。

  • そしてもう一枚。<br /><br />雨のいきもの展なんてイベントがすぐ隣の砂川で開催されているようでした。<br /><br /><br />でも冬の真っ只中に”雨”って、どうよ…。

    そしてもう一枚。

    雨のいきもの展なんてイベントがすぐ隣の砂川で開催されているようでした。


    でも冬の真っ只中に”雨”って、どうよ…。

  • まあ、可愛いから許しちゃうケロッ(^▽^;)。<br /><br />思わず砂川に行ってしまいたくなりましたが、煩悩(?)を捨てて、心を鬼にして本来の目的地を目指します。

    まあ、可愛いから許しちゃうケロッ(^▽^;)。

    思わず砂川に行ってしまいたくなりましたが、煩悩(?)を捨てて、心を鬼にして本来の目的地を目指します。

  • 滝川からはバスで新十津川を目指します。<br /><br />滝川~新十津川間は、日中ほぼ1時間に1本の間隔で運行されていますので、案外便利ですね。

    滝川からはバスで新十津川を目指します。

    滝川~新十津川間は、日中ほぼ1時間に1本の間隔で運行されていますので、案外便利ですね。

    北海道中央バス 滝川ターミナル 乗り物

    近郊の町への旅の起点にもなります by ケロケロマニアさん
  • そうこうしているうちに、もう夕刻近くになって来ました。

    そうこうしているうちに、もう夕刻近くになって来ました。

  • 役場前に到着。

    役場前に到着。

  • 新十津川町と奈良の十津川村のゆるキャラさんコンビが、入口でお出迎えしてくれます。

    新十津川町と奈良の十津川村のゆるキャラさんコンビが、入口でお出迎えしてくれます。

  • ここの役場ではやはりこれを頂かないと…( ´∀` )。<br /><br />実は今回の旅ではまだ乗車前です(-_-;)が、それでも良いかと尋ねたら、どうぞ、と軽いノリで頂くことが出来ました。<br /><br />まあ前回は役場が閉まっていてもらえなかったので、今日貰う分は前回の旅の乗車証明書、ということで…(^^;)。

    ここの役場ではやはりこれを頂かないと…( ´∀` )。

    実は今回の旅ではまだ乗車前です(-_-;)が、それでも良いかと尋ねたら、どうぞ、と軽いノリで頂くことが出来ました。

    まあ前回は役場が閉まっていてもらえなかったので、今日貰う分は前回の旅の乗車証明書、ということで…(^^;)。

  • 私は全国津々浦々、世界各地で木を見ることが好きだったりしますが、役場前にあるこのエゾマツ(かな?)枝振りが巨大な盆栽を思わせてくれるようなスケールで、ちょっと感動しました。

    私は全国津々浦々、世界各地で木を見ることが好きだったりしますが、役場前にあるこのエゾマツ(かな?)枝振りが巨大な盆栽を思わせてくれるようなスケールで、ちょっと感動しました。

  • さて、滝川からは本当は本日の宿の間近まで直行できるバスがあったので、これを利用かなと思ったのですが、上述の通り、滝川のサ○クスで、焼きとりゲットに失敗してしまいましたので、リベンジのために、実は日本で二番目に北にある新十津川のサ○クスにて、再度焼きとりアタックを敢行することにしました。<br /><br />勿論、ここでも失敗の可能性もありましたが…。<br /><br />やったぁ~、売ってましたよ~。<br /><br />これでめでたく100円引きクーポンを利用して、28円でジャンボ焼きとりゲットです。<br /><br />無茶苦茶寒い一日でしたので、アツアツの焼きとりが飛び切りうまい!<br /><br />神様、ラストチャンスをものにさせて下さり、感謝しております!!!

    さて、滝川からは本当は本日の宿の間近まで直行できるバスがあったので、これを利用かなと思ったのですが、上述の通り、滝川のサ○クスで、焼きとりゲットに失敗してしまいましたので、リベンジのために、実は日本で二番目に北にある新十津川のサ○クスにて、再度焼きとりアタックを敢行することにしました。

    勿論、ここでも失敗の可能性もありましたが…。

    やったぁ~、売ってましたよ~。

    これでめでたく100円引きクーポンを利用して、28円でジャンボ焼きとりゲットです。

    無茶苦茶寒い一日でしたので、アツアツの焼きとりが飛び切りうまい!

    神様、ラストチャンスをものにさせて下さり、感謝しております!!!

  • 1年半前の”焼きとりサイクリング(?)”でゲットしたのは砂肝でしたが、今回はハラミです。<br /><br />口の中でいつまでもくちゃくちゃさせている味わいがたまらない…(^▽^;)。

    1年半前の”焼きとりサイクリング(?)”でゲットしたのは砂肝でしたが、今回はハラミです。

    口の中でいつまでもくちゃくちゃさせている味わいがたまらない…(^▽^;)。

  • 明るさが残っているうちに、取り急ぎ、黄昏時の新十津川駅を見に行きました。<br /><br />明日、無事に乗車できるかな…。<br /><br /><br />勿論、明日まで汽車はありませんので、他に訪れる人はいません。<br /><br />静かな冬の夕刻の新十津川駅。<br /><br />絵画のような美しさがありました…。

    明るさが残っているうちに、取り急ぎ、黄昏時の新十津川駅を見に行きました。

    明日、無事に乗車できるかな…。


    勿論、明日まで汽車はありませんので、他に訪れる人はいません。

    静かな冬の夕刻の新十津川駅。

    絵画のような美しさがありました…。

    新十津川駅

  • 朝に1往復したのみであろう、雪上のレール痕。<br /><br />これが見られなくなる日も近いのでしょうか…。<br /><br /><br />雪解けの春、という意味ではありませんよ…。

    朝に1往復したのみであろう、雪上のレール痕。

    これが見られなくなる日も近いのでしょうか…。


    雪解けの春、という意味ではありませんよ…。

  • 美しくもあり、無茶苦茶寒くもあり…。<br /><br /><br />でも、やっぱり前日に来ておいて良かった!

    美しくもあり、無茶苦茶寒くもあり…。


    でも、やっぱり前日に来ておいて良かった!

  • さて、流石にこの時期は下手な装備で駅寝すると死んでしまう可能性もあります(?)ので、駅で寝たい思いをよそに、先を急ぎます。<br /><br />宿までは約4キロありますが、約二時間後に運行される最終バスに乗ってしまっては、滝川から宿の最寄りまでの通し運賃より、100円以上高くなってしまうので、焼きとりクーポンを使った意味がなくなってしまいます。<br /><br />という訳で、勿論歩いて目指します。無茶苦茶寒い…。(この日は日中の最高気温でもマイナス10度以下でした…。まあ気温高くても吹雪くとかは最悪なので、寧ろこの方が有り難いですが…。)<br /><br />残照に染まるピンネシリや樺戸山系。<br /><br />浦臼以北ではもう車窓から楽しめなくなってしまいました…。<br />浦臼以南でもそのうちかも…(-_-;)。

    さて、流石にこの時期は下手な装備で駅寝すると死んでしまう可能性もあります(?)ので、駅で寝たい思いをよそに、先を急ぎます。

    宿までは約4キロありますが、約二時間後に運行される最終バスに乗ってしまっては、滝川から宿の最寄りまでの通し運賃より、100円以上高くなってしまうので、焼きとりクーポンを使った意味がなくなってしまいます。

    という訳で、勿論歩いて目指します。無茶苦茶寒い…。(この日は日中の最高気温でもマイナス10度以下でした…。まあ気温高くても吹雪くとかは最悪なので、寧ろこの方が有り難いですが…。)

    残照に染まるピンネシリや樺戸山系。

    浦臼以北ではもう車窓から楽しめなくなってしまいました…。
    浦臼以南でもそのうちかも…(-_-;)。

  • 途中で線路を渡ります。<br /><br />線路に侵入した写真をUPして炎上していた○本伊代氏も、こういう所でやれば良かったのにね。確実に列車来ませんから…。(まあ、勿論法律論を持ち出して、違反だと揚げ足取る人はいるでしょうけど…。)<br /><br />私はそこまでのマニアではないので知りませんが、札沼線って冬季の保線車両とか、どのように運行させているのかな???

    途中で線路を渡ります。

    線路に侵入した写真をUPして炎上していた○本伊代氏も、こういう所でやれば良かったのにね。確実に列車来ませんから…。(まあ、勿論法律論を持ち出して、違反だと揚げ足取る人はいるでしょうけど…。)

    私はそこまでのマニアではないので知りませんが、札沼線って冬季の保線車両とか、どのように運行させているのかな???

  • 渡った踏切はこちらです。

    渡った踏切はこちらです。

  • 明るいうちにどこまで歩けるかな~。

    明るいうちにどこまで歩けるかな~。

  • ますます夜の闇が迫って来ました。<br /><br />急げ、急げ~。

    ますます夜の闇が迫って来ました。

    急げ、急げ~。

  • こんなの撮ってる場合じゃないってばっ…。

    こんなの撮ってる場合じゃないってばっ…。

  • 本日のお宿があるふるさと公園まで、残り1.5キロ。<br />この辺りで完全に真っ暗になりました。

    本日のお宿があるふるさと公園まで、残り1.5キロ。
    この辺りで完全に真っ暗になりました。

  • そして、暗闇の中を歩くこと約20分。<br /><br />漸く、本日のお宿が見えてきました。

    そして、暗闇の中を歩くこと約20分。

    漸く、本日のお宿が見えてきました。

    サンヒルズ サライ 宿・ホテル

    立地的には不便ですがコスパは最高のホテルです by ケロケロマニアさん
  • 今回お世話になった、サンヒルズ・サライさん。<br /><br />今回は和洋室・朝食付きポイントアッププランで予約しました。<br /><br />これで5700円ですが、じゃ○んクーポンを1000円分利用で4700円。<br /><br />私の中では、宿代に関しては最大の贅沢でも5000円という自己制限を設けています(?)ので、ぎりぎり許容範囲に収まりました。<br /><br />

    今回お世話になった、サンヒルズ・サライさん。

    今回は和洋室・朝食付きポイントアッププランで予約しました。

    これで5700円ですが、じゃ○んクーポンを1000円分利用で4700円。

    私の中では、宿代に関しては最大の贅沢でも5000円という自己制限を設けています(?)ので、ぎりぎり許容範囲に収まりました。

  • しかし、お部屋が和室エリア・洋室エリアと双方あって、これだけの空間をこのお値段で一人で占有するのは申し訳なく感じてしまうレベルです。<br /><br />たまに贅沢するなら、やはりこういう宿でないとね…(^▽^;)。

    しかし、お部屋が和室エリア・洋室エリアと双方あって、これだけの空間をこのお値段で一人で占有するのは申し訳なく感じてしまうレベルです。

    たまに贅沢するなら、やはりこういう宿でないとね…(^▽^;)。

  • そして一風呂浴びて冷え切った体を温め、家では観ることが出来ないワンセグ以外の大画面テレビを心ゆくまで堪能します。<br /><br /><br />この日の北海道、マイナス30度以下になった所もあったほど冷え込みましたが、全国的に見ても、特に西日本で大雪が降っていたんですね。<br /><br />この時期の雪は却って軽い北海道の雪の方が有り難いのかもしれませんね…。

    そして一風呂浴びて冷え切った体を温め、家では観ることが出来ないワンセグ以外の大画面テレビを心ゆくまで堪能します。


    この日の北海道、マイナス30度以下になった所もあったほど冷え込みましたが、全国的に見ても、特に西日本で大雪が降っていたんですね。

    この時期の雪は却って軽い北海道の雪の方が有り難いのかもしれませんね…。

  • しかし、低温で問題になるのはやはりこういうことですね。<br /><br />でも、札幌圏なら車なしでも過ごせるし、こんなに無理して車乗ることないっしょ、って、車漬けの生活が当たり前の多くの道民に対しては、少し辛辣な思いもあったりします。<br /><br />こういうこと言うと、仕事だから仕方ない、という人も多いですが、本当に仕事で使わなければならない方はもっと冬用のブースター持参とか、その使用法とか、熟知してますよね。<br /><br />JAFを呼ばなければならないレベルの車保有意識なら、周囲に迷惑をかけないためにも冬季は車に乗るなよ、と言いたいです。

    しかし、低温で問題になるのはやはりこういうことですね。

    でも、札幌圏なら車なしでも過ごせるし、こんなに無理して車乗ることないっしょ、って、車漬けの生活が当たり前の多くの道民に対しては、少し辛辣な思いもあったりします。

    こういうこと言うと、仕事だから仕方ない、という人も多いですが、本当に仕事で使わなければならない方はもっと冬用のブースター持参とか、その使用法とか、熟知してますよね。

    JAFを呼ばなければならないレベルの車保有意識なら、周囲に迷惑をかけないためにも冬季は車に乗るなよ、と言いたいです。

  • あと怒りついでにこんな話題にも…。<br /><br />私が住む宗谷本線沿線はこちらが実は有名なのですが…。<br /><br />私自身、そもそも”鉄道に乗らない撮り鉄”は、鉄道ファンとして認めていませんので、このニュースでマナーが問題視されていた、ラッセル車目当ての危険な撮り鉄の話には、腹が立つばかりです。

    あと怒りついでにこんな話題にも…。

    私が住む宗谷本線沿線はこちらが実は有名なのですが…。

    私自身、そもそも”鉄道に乗らない撮り鉄”は、鉄道ファンとして認めていませんので、このニュースでマナーが問題視されていた、ラッセル車目当ての危険な撮り鉄の話には、腹が立つばかりです。

  • そして気温の話題へ。<br /><br />

    そして気温の話題へ。

  • マイナス30度を下回ったのは何れも上川管内の町ですね…。<br /><br />和寒は旭川と名寄の間にありますので、今朝はマイナス25度位だったんでしょうね…。<br /><br />流石にこう寒いと、色々なやる気が失せてしまいます…。<br />(その割には今日は結構歩きましたが…(^^;)。)

    マイナス30度を下回ったのは何れも上川管内の町ですね…。

    和寒は旭川と名寄の間にありますので、今朝はマイナス25度位だったんでしょうね…。

    流石にこう寒いと、色々なやる気が失せてしまいます…。
    (その割には今日は結構歩きましたが…(^^;)。)

  • そして翌朝。<br /><br />私は滅多に食事付きプランで宿泊することはありませんが、その分、食事付きの時は、がっつり食わないと、と、貧乏根性丸出しで、朝からダイナミックに、バイキング朝食を爆食いします。<br /><br />ワイルドだろぉ~。(←いつの時代やねん…。)

    そして翌朝。

    私は滅多に食事付きプランで宿泊することはありませんが、その分、食事付きの時は、がっつり食わないと、と、貧乏根性丸出しで、朝からダイナミックに、バイキング朝食を爆食いします。

    ワイルドだろぉ~。(←いつの時代やねん…。)

  • 本日は昨日以上に歩く予定ですので、やっぱり朝からしっかりと栄養を蓄えないとね…。<br /><br />最後はコーヒーで締めます。<br /><br />但し、食後のコーヒーをのんびりと楽しんでいる時間は、実はないのですが…(-_-;)。

    本日は昨日以上に歩く予定ですので、やっぱり朝からしっかりと栄養を蓄えないとね…。

    最後はコーヒーで締めます。

    但し、食後のコーヒーをのんびりと楽しんでいる時間は、実はないのですが…(-_-;)。

  • そう、この日は、現行スケジュールでは一日一往復しか運行されていない札沼線の最北区間を乗らなくてはならないのです。<br /><br />朝食後、朝8時8分にホテルを出発します。<br /><br /><br />面倒臭いけど、折り畳み自転車持って来たら良かったかなぁ~(-_-;)。<br />そしたら、あと30分はホテルでゆっくり出来たのに~…。

    そう、この日は、現行スケジュールでは一日一往復しか運行されていない札沼線の最北区間を乗らなくてはならないのです。

    朝食後、朝8時8分にホテルを出発します。


    面倒臭いけど、折り畳み自転車持って来たら良かったかなぁ~(-_-;)。
    そしたら、あと30分はホテルでゆっくり出来たのに~…。

  • 最初の南下でこちらの農道にぶつかります。<br /><br />あとは汽車沿いに続く西1線との分岐までは、ひたすらこの道を東進します。

    最初の南下でこちらの農道にぶつかります。

    あとは汽車沿いに続く西1線との分岐までは、ひたすらこの道を東進します。

  • その途中、2年半ほど前に泊まったことがあるピンネ荘前を通過。<br /><br />ここも、新十津川町内ではお勧めの宿の一つです。<br />宜しければ、以前記したクチコミも御参照頂けましたら幸いです。

    その途中、2年半ほど前に泊まったことがあるピンネ荘前を通過。

    ここも、新十津川町内ではお勧めの宿の一つです。
    宜しければ、以前記したクチコミも御参照頂けましたら幸いです。

    ピンネ荘 宿・ホテル

  • ピンネ荘からは暫くこのような下り坂が続きます。<br /><br />前回の訪問では逆コースで、自転車で難儀して登ったことを思い出しました。

    ピンネ荘からは暫くこのような下り坂が続きます。

    前回の訪問では逆コースで、自転車で難儀して登ったことを思い出しました。

  • この辺りで最初の目的地、下徳富駅までの中間点位かな…。

    この辺りで最初の目的地、下徳富駅までの中間点位かな…。

  • 本日もお天気は良さそうです。<br /><br />近くに住んでいると、良いお天気そうなタイミングを選んで旅できる良さがあります。<br /><br />北海道の旅好きの皆さん、是非、北海道に住んで下さい(^▽^;)!

    本日もお天気は良さそうです。

    近くに住んでいると、良いお天気そうなタイミングを選んで旅できる良さがあります。

    北海道の旅好きの皆さん、是非、北海道に住んで下さい(^▽^;)!

  • 西一線の一本手前、西二線の交差点までやって来ました。

    西一線の一本手前、西二線の交差点までやって来ました。

  • この辺りで見つけた看板。<br /><br />左下方に、奥ゆかしいお姿でカエルさんがいらっしゃいますケロ~。

    この辺りで見つけた看板。

    左下方に、奥ゆかしいお姿でカエルさんがいらっしゃいますケロ~。

  • 札沼線の線路は、西二線と西一線との間に通じています。<br /><br />ここで本日最初の踏切横断です。

    札沼線の線路は、西二線と西一線との間に通じています。

    ここで本日最初の踏切横断です。

  • この踏切の名前はこちら。

    この踏切の名前はこちら。

  • あと30分程で、一日一往復のキハ40がここを通過します。

    あと30分程で、一日一往復のキハ40がここを通過します。

  • そして西一線へ。<br /><br />残り20分程ですので、先を急ぎます。

    そして西一線へ。

    残り20分程ですので、先を急ぎます。

  • この辺りの道路。<br /><br />この時期でもロードヒーティングなしで道路が見えている個所もありますね。<br /><br />風の強さ、雪の軽さを感じます。

    この辺りの道路。

    この時期でもロードヒーティングなしで道路が見えている個所もありますね。

    風の強さ、雪の軽さを感じます。

  • 一面に拡がる雪原。<br /><br />沢山のカエルちゃんが地中に眠っておられるだろうことを思うと、ちょっと嬉しくなります。<br /><br />早く元気な合唱が聞ける季節になって欲しいケロ~。

    一面に拡がる雪原。

    沢山のカエルちゃんが地中に眠っておられるだろうことを思うと、ちょっと嬉しくなります。

    早く元気な合唱が聞ける季節になって欲しいケロ~。

  • 除雪にもお金がかかりますからね。<br /><br /><br />この辺りでは、東西の道路は、奇数番毎に除雪がされている感じで、偶数番号の道路は冬季閉鎖中となってました。

    除雪にもお金がかかりますからね。


    この辺りでは、東西の道路は、奇数番毎に除雪がされている感じで、偶数番号の道路は冬季閉鎖中となってました。

  • ちょっと寄り道して、下徳富の接近標識を。<br /><br /><br />この辺りは木々に覆われた箇所が少ないので、遠方からでも接近標識が簡単に見つかります(^▽^;)。

    ちょっと寄り道して、下徳富の接近標識を。


    この辺りは木々に覆われた箇所が少ないので、遠方からでも接近標識が簡単に見つかります(^▽^;)。

  • 下徳富駅の北側で最も駅近くにある踏切はこちらとなります。

    下徳富駅の北側で最も駅近くにある踏切はこちらとなります。

  • こうして無事下徳富駅に到着。

    こうして無事下徳富駅に到着。

  • 駅名標と駅舎の様子です。

    駅名標と駅舎の様子です。

    下徳富駅

  • 駅到着時間は始発列車出発の5分前でした…(;&#39;∀&#39;)。

    駅到着時間は始発列車出発の5分前でした…(;'∀')。

  • 急いで駅ノートに、コメントを。<br /><br />元から汚い字が、かじかんだ手のせいで更に汚くなりました…(-_-;)。

    急いで駅ノートに、コメントを。

    元から汚い字が、かじかんだ手のせいで更に汚くなりました…(-_-;)。

  • 駅舎とエゾマツ。<br /><br />大体、こういう所に植えられている木は、何かしらの由縁があるのかと思われますが、下徳富駅前の木もとても立派で、青空と駅舎を背景に、とても美しいお姿で撮影することが出来ました。

    駅舎とエゾマツ。

    大体、こういう所に植えられている木は、何かしらの由縁があるのかと思われますが、下徳富駅前の木もとても立派で、青空と駅舎を背景に、とても美しいお姿で撮影することが出来ました。

  • 上下1本ずつの時刻表。<br /><br />下徳富から鶴沼までの各駅で見ておきたいものですね。

    上下1本ずつの時刻表。

    下徳富から鶴沼までの各駅で見ておきたいものですね。

  • 運賃表はこんな感じです。

    運賃表はこんな感じです。

  • 駅舎内の様子。

    駅舎内の様子。

  • そうこうしているうちに、いよいよ汽車がやって来ました。

    そうこうしているうちに、いよいよ汽車がやって来ました。

  • ワクワクしますね。

    ワクワクしますね。

  • お天気にも恵まれ、穏やかな入線風景となりました。

    お天気にも恵まれ、穏やかな入線風景となりました。

  • そして約7分間の札沼線の旅。<br /><br />車窓に注目しようかなと思っていた所、いきなりアンケートの依頼が…。<br /><br />札幌方面からいらしていたようです。<br /><br />プライベートでもちゃんと乗車して下さいね、と、お姉ちゃんに釘を刺しておきました(^^;)。

    そして約7分間の札沼線の旅。

    車窓に注目しようかなと思っていた所、いきなりアンケートの依頼が…。

    札幌方面からいらしていたようです。

    プライベートでもちゃんと乗車して下さいね、と、お姉ちゃんに釘を刺しておきました(^^;)。

  • 平日の、しかも18きっぷや北海道東日本パスが使えない期間の車内なんてこんなもんです。そりゃ、廃止になっても仕方ないですわな…。

    平日の、しかも18きっぷや北海道東日本パスが使えない期間の車内なんてこんなもんです。そりゃ、廃止になっても仕方ないですわな…。

  • こうして、あっという間に新十津川に到着。<br /><br />癒し系のお顔をした雪だるまさん(だるまにはなっていないのか?)がいらっしゃいました。

    こうして、あっという間に新十津川に到着。

    癒し系のお顔をした雪だるまさん(だるまにはなっていないのか?)がいらっしゃいました。

  • この日は説明会が開催されることもあってか、マスコミの取材も鬱陶しい。<br /><br />これがいわゆる”マスゴミ”ですね。<br /><br />報道に関しても、世論を喚起するようなアグレッシブで挑戦的なジャーナリスト等は封印されてしまいますしね…。記者クラブの”大本営発表”みたいなもんです。<br /><br />正直、面白おかしく、札沼線の廃止までの道のりを取材しているようにしか思えません…。

    この日は説明会が開催されることもあってか、マスコミの取材も鬱陶しい。

    これがいわゆる”マスゴミ”ですね。

    報道に関しても、世論を喚起するようなアグレッシブで挑戦的なジャーナリスト等は封印されてしまいますしね…。記者クラブの”大本営発表”みたいなもんです。

    正直、面白おかしく、札沼線の廃止までの道のりを取材しているようにしか思えません…。

  • そして、最近の新十津川名物となっているこちらのポストカード。<br /><br />これはやはり嬉しいですね。<br /><br />こうした地元の方々のけなげな努力を、お財布勘定だけで過去のものにしようとしているJR。それでいて、補助金頼りの新幹線は造る。<br /><br /><br />まあ、時代遅れな国策が今尚続いていることもおかしな話ですが…。

    そして、最近の新十津川名物となっているこちらのポストカード。

    これはやはり嬉しいですね。

    こうした地元の方々のけなげな努力を、お財布勘定だけで過去のものにしようとしているJR。それでいて、補助金頼りの新幹線は造る。


    まあ、時代遅れな国策が今尚続いていることもおかしな話ですが…。

    新十津川駅

  • 同じ札沼線でも、この辺りまで来ると、学園都市線、という呼称は、凄く違和感がありますね。”学園”ってどこやねん?

    同じ札沼線でも、この辺りまで来ると、学園都市線、という呼称は、凄く違和感がありますね。”学園”ってどこやねん?

  • いつまで見られることやら…。

    いつまで見られることやら…。

  • 10分余りの滞在の後、1日1往復のキハ40さん、いよいよ出発の時間が近づいてまいりました。

    10分余りの滞在の後、1日1往復のキハ40さん、いよいよ出発の時間が近づいてまいりました。

  • どれほどのお見送りをされてきたことでしょうか?<br /><br />お子様が大きくなる頃には、そんな記憶もなんとなくある、位の昔話となってしまいそうです。<br /><br />それで良いのでしょうか…。

    どれほどのお見送りをされてきたことでしょうか?

    お子様が大きくなる頃には、そんな記憶もなんとなくある、位の昔話となってしまいそうです。

    それで良いのでしょうか…。

  • お姿が見えなくなるまで、お見送りします。

    お姿が見えなくなるまで、お見送りします。

  • 今回見ていた感じでも、その多くは折り返しの列車にそのまま乗車してお帰り…。<br /><br />ただ増毛の時と比較すると、ここは滝川への”逃げ道”がありますので、僅かではありますが、下車されていかれた方も見かけました。

    今回見ていた感じでも、その多くは折り返しの列車にそのまま乗車してお帰り…。

    ただ増毛の時と比較すると、ここは滝川への”逃げ道”がありますので、僅かではありますが、下車されていかれた方も見かけました。

  • 現行スケジュールでは、札沼線のみを利用しての新十津川旅は不可能ですので、札沼線の利用は片道のみで良いので、是非近郊のどこかで宿泊して、この町をじっくりと歩いてみてください。<br /><br />きっと違った風景が見えてきますよ…。

    現行スケジュールでは、札沼線のみを利用しての新十津川旅は不可能ですので、札沼線の利用は片道のみで良いので、是非近郊のどこかで宿泊して、この町をじっくりと歩いてみてください。

    きっと違った風景が見えてきますよ…。

  • 勿論、新十津川だけでなく、浦臼や月形等も魅力的なスポットが多く、何故、注目されていないのかが不思議に感じる位です。<br /><br />でも逆に言えば、それだけ”伸びしろ”がある、ということです。<br /><br />関係ないですが、都道府県魅力度ランキングで、最下位の常連となっている茨城県は、そういう伸びしろ日本一をプラスに捉えて広報活動されていますよね。<br /><br />貧乏なJR北海道の中でも、乗客密度的には最下位クラスですが、それを逆手に利用した観光資源としての活用に期待したいところです。<br /><br />そして、多くの皆様が少しずつでも札沼線を利用してこれらの町を訪れて、色々な旅行記などで皆様なりの旅の様子を御紹介頂けましたら嬉しく思います。<br /><br />個人のそれぞれは非力であっても、小さな流れの集まりがやがて大河になるのです。

    勿論、新十津川だけでなく、浦臼や月形等も魅力的なスポットが多く、何故、注目されていないのかが不思議に感じる位です。

    でも逆に言えば、それだけ”伸びしろ”がある、ということです。

    関係ないですが、都道府県魅力度ランキングで、最下位の常連となっている茨城県は、そういう伸びしろ日本一をプラスに捉えて広報活動されていますよね。

    貧乏なJR北海道の中でも、乗客密度的には最下位クラスですが、それを逆手に利用した観光資源としての活用に期待したいところです。

    そして、多くの皆様が少しずつでも札沼線を利用してこれらの町を訪れて、色々な旅行記などで皆様なりの旅の様子を御紹介頂けましたら嬉しく思います。

    個人のそれぞれは非力であっても、小さな流れの集まりがやがて大河になるのです。

  • そしてこの日も町役場へ。

    そしてこの日も町役場へ。

  • 勿論、もう一度乗車証明書も頂きますよ。<br /><br />色々な所に”終着駅”のスタンプも押してもらって…(^^;)。

    勿論、もう一度乗車証明書も頂きますよ。

    色々な所に”終着駅”のスタンプも押してもらって…(^^;)。

  • 町役場内にある特産品などの展示コーナー。<br /><br />ここの左下にいらっしゃるのが、表紙でもUPさせて頂いたカエルマンホールです。<br /><br />カラーバージョンは町内の他所ではなかなか見られません(少なくとも私はまだカラーバージョンを路面で見たことがない)ので、是非ここで拝んでいって下さい!<br /><br />特に冬場は、モノクロバージョンも雪下に埋もれて見られないことが殆どですし…。

    町役場内にある特産品などの展示コーナー。

    ここの左下にいらっしゃるのが、表紙でもUPさせて頂いたカエルマンホールです。

    カラーバージョンは町内の他所ではなかなか見られません(少なくとも私はまだカラーバージョンを路面で見たことがない)ので、是非ここで拝んでいって下さい!

    特に冬場は、モノクロバージョンも雪下に埋もれて見られないことが殆どですし…。

  • 新十津川の人口はこんな感じ。<br /><br />北海道の農村なんてどこもこんなもんだと思いますが、人口的にはまだ路線を維持できるだけのキャパシティはあるように感じます。<br /><br />(因みに和寒は4000人を割っています…。)

    新十津川の人口はこんな感じ。

    北海道の農村なんてどこもこんなもんだと思いますが、人口的にはまだ路線を維持できるだけのキャパシティはあるように感じます。

    (因みに和寒は4000人を割っています…。)

  • さて、説明会は午後4時から、とのことで、実はまだ6時間以上あります。<br /><br />札沼線の午後便がある時代でしたら、ホテルでゆっくりして午後の便で、ということも出来た訳ですが、朝の一往復のみとなってしまった現状では、札沼線に乗るために早出せざるを得なかった訳です。

    さて、説明会は午後4時から、とのことで、実はまだ6時間以上あります。

    札沼線の午後便がある時代でしたら、ホテルでゆっくりして午後の便で、ということも出来た訳ですが、朝の一往復のみとなってしまった現状では、札沼線に乗るために早出せざるを得なかった訳です。

  • どこに向かうかというと…。

    どこに向かうかというと…。

  • えっ、まさか昨日(というか今朝まで)と同じところ???<br /><br />そう、その”まさか”なのです(^^;)。

    えっ、まさか昨日(というか今朝まで)と同じところ???

    そう、その”まさか”なのです(^^;)。

  • 昨日は暗闇の中で気づきませんでしたが、こんな石碑も建っていました。

    昨日は暗闇の中で気づきませんでしたが、こんな石碑も建っていました。

  • 間もなく、ふるさと公園に到着、というところで、美しいポプラ並木も見つけました。<br /><br />同じ道でも、時間を違えて訪れると、色々な発見があるものですね。

    間もなく、ふるさと公園に到着、というところで、美しいポプラ並木も見つけました。

    同じ道でも、時間を違えて訪れると、色々な発見があるものですね。

  • ビニルハウスを活用した、室内パークゴルフ場なるものも発見。<br /><br />この時期のハウスって、雪、大丈夫かなって、ちょっと心配になります…。

    ビニルハウスを活用した、室内パークゴルフ場なるものも発見。

    この時期のハウスって、雪、大丈夫かなって、ちょっと心配になります…。

  • そして、昨日は暗闇の中で建物がよく見えなかった、宿泊したホテルの遠景。

    そして、昨日は暗闇の中で建物がよく見えなかった、宿泊したホテルの遠景。

  • ただ、今戻ってきて訪れるのはこちら。<br /><br />新十津川温泉グリーンパークしんとつかわです。

    ただ、今戻ってきて訪れるのはこちら。

    新十津川温泉グリーンパークしんとつかわです。

    新十津川温泉 グリーンパークしんとつかわ 宿・ホテル

    昼前は平日でも混雑していました by ケロケロマニアさん
  • 実は昨晩の宿ではもう一つサービスがあって、ここの入浴券も貰えたんですよね。有効期限は宿泊日翌日までとなっていましたので、わざわざ戻ってきて利用した訳です。<br /><br />札沼線の午後便さえあれば、ホテルにゆっくり滞在して、無駄に歩くことなくこちらで温泉を堪能することが出来たんですけどね。つくづく残念に思いました…。

    実は昨晩の宿ではもう一つサービスがあって、ここの入浴券も貰えたんですよね。有効期限は宿泊日翌日までとなっていましたので、わざわざ戻ってきて利用した訳です。

    札沼線の午後便さえあれば、ホテルにゆっくり滞在して、無駄に歩くことなくこちらで温泉を堪能することが出来たんですけどね。つくづく残念に思いました…。

  • お風呂に入った後は、しばらく休憩室で横になります…zzz。

    お風呂に入った後は、しばらく休憩室で横になります…zzz。

  • あわよくば、カエルりはもう一度歩こうかなとも思いましたが、説明会に備えて、無駄な体力も消耗したくありませんし、湯冷めをしても勿体ないので、大人しくバスにて市街地へと向かいます。<br /><br />

    あわよくば、カエルりはもう一度歩こうかなとも思いましたが、説明会に備えて、無駄な体力も消耗したくありませんし、湯冷めをしても勿体ないので、大人しくバスにて市街地へと向かいます。

  • バスの発車時刻は13時48分。市街地には14時までに到着できますので、また説明会まで2時間あります。どうしようかなぁ~。

    バスの発車時刻は13時48分。市街地には14時までに到着できますので、また説明会まで2時間あります。どうしようかなぁ~。

  • 事前に調べた情報では、グリーンパークから町役場まで乗ると260円かかるとのことでしたが、車内で料金表を見ていると、ちょっと手前で降りると少し安くなりそうでした。<br /><br />なので、新十津川小学校で下車。ここまでで200円でした。

    事前に調べた情報では、グリーンパークから町役場まで乗ると260円かかるとのことでしたが、車内で料金表を見ていると、ちょっと手前で降りると少し安くなりそうでした。

    なので、新十津川小学校で下車。ここまでで200円でした。

  • ここのすぐ前に新十津川図書館があります。<br /><br />ちょっと寄っていきましょう。

    ここのすぐ前に新十津川図書館があります。

    ちょっと寄っていきましょう。

  • 中ではこんな展覧会も開催されていましたよ。

    中ではこんな展覧会も開催されていましたよ。

  • 今時の高校生らしい、面白い作品が色々と並んでいました。

    今時の高校生らしい、面白い作品が色々と並んでいました。

  • 4人でこれだけの作品群を製作されたとのことで、なかなか見応えがありました。

    4人でこれだけの作品群を製作されたとのことで、なかなか見応えがありました。

  • 私は旅先での図書館巡りも趣味の一つにしていますが、その際に必ず立ち寄るのが、その地域における郷土資料のコーナーです。<br /><br />やはり新十津川関連の作品に少しは目を通しておかないと…。

    私は旅先での図書館巡りも趣味の一つにしていますが、その際に必ず立ち寄るのが、その地域における郷土資料のコーナーです。

    やはり新十津川関連の作品に少しは目を通しておかないと…。

  • でも、あまり難しいのは読む力がありませんので、こういうソフトなのを読んでみましょう。

    でも、あまり難しいのは読む力がありませんので、こういうソフトなのを読んでみましょう。

  • 色々と昔話が楽しめましたが、開拓当時の苦労が偲ばれる内容の作品が多く、ちょっとした町史を読むようなテイストがありました。ヒグマに頻繁に襲われた話や、囚人達との心温まる交流など、北海道ならではの歴史の内容も、とても参考になりました。<br /><br />個人的に気に入ったのはこちら。「たぬきのおんがえし」です。<br /><br />昔、義金さんという人が、じいさんが狸汁にしようとして捕まえてきたという子ダヌキを不憫に思って逃がしてしまったことから始まっていますが、どうやらこのタヌキが助けてくれたお礼に、姿を隠して畑の草抜きを手伝ってくれていた、という内容でした。

    色々と昔話が楽しめましたが、開拓当時の苦労が偲ばれる内容の作品が多く、ちょっとした町史を読むようなテイストがありました。ヒグマに頻繁に襲われた話や、囚人達との心温まる交流など、北海道ならではの歴史の内容も、とても参考になりました。

    個人的に気に入ったのはこちら。「たぬきのおんがえし」です。

    昔、義金さんという人が、じいさんが狸汁にしようとして捕まえてきたという子ダヌキを不憫に思って逃がしてしまったことから始まっていますが、どうやらこのタヌキが助けてくれたお礼に、姿を隠して畑の草抜きを手伝ってくれていた、という内容でした。

  • 図書館で30分程本を読んで過ごした後、市街地まで歩いて移動。<br /><br />もうすぐ雪まつりも開催されるんですね。

    図書館で30分程本を読んで過ごした後、市街地まで歩いて移動。

    もうすぐ雪まつりも開催されるんですね。

  • 新十津川の名所と言えば、こちらも有名かもしれませんね。<br /><br />

    新十津川の名所と言えば、こちらも有名かもしれませんね。

  • ここは表向きは物産館&レストラン、という施設ですが、実は内部には、当地で発掘されたというシントツカワクジラ関連の展示が多く見られて、「くじら博物館」的なテイストでも楽しめます。

    ここは表向きは物産館&レストラン、という施設ですが、実は内部には、当地で発掘されたというシントツカワクジラ関連の展示が多く見られて、「くじら博物館」的なテイストでも楽しめます。

    レストランくじら グルメ・レストラン

    ”クジラ博物館”のテイストでも楽しめます by ケロケロマニアさん
  • まだ時間がありましたので、ちょっと遠いですが、橋を渡ってあそこにも行ってみましょう。

    まだ時間がありましたので、ちょっと遠いですが、橋を渡ってあそこにも行ってみましょう。

  • 滝川との町境付近にある金滴酒造。<br /><br /><br />やはりここも新十津川では必見ですよね。<br /><br />本当はここまで来るとそのまま滝川まで行ってしまいたくなる距離なので、滝川までの徒歩移動途中に立ち寄る方が良いのですが、説明会参加の後だと、もう閉まってしまう時間となりますので、今回は無駄足ながら、新十津川市街地から往復させて頂きました。

    滝川との町境付近にある金滴酒造。


    やはりここも新十津川では必見ですよね。

    本当はここまで来るとそのまま滝川まで行ってしまいたくなる距離なので、滝川までの徒歩移動途中に立ち寄る方が良いのですが、説明会参加の後だと、もう閉まってしまう時間となりますので、今回は無駄足ながら、新十津川市街地から往復させて頂きました。

    金滴酒造 グルメ・レストラン

    冬季は工場見学できませんのでご注意下さい by ケロケロマニアさん
  • 金滴さんには、こんなのより札沼線を守るためのお酒を造ってもらいたいものですが…。

    金滴さんには、こんなのより札沼線を守るためのお酒を造ってもらいたいものですが…。

  • まあ、私が買うのはこちら。板粕ですね。<br /><br />ただ金滴は1キロサイズしか置いてないのがちょっと…。<br /><br />使い切るの大変かも…( ´∀` )。<br /><br /><br />因みに、実はこれ、金滴まで行かなくても、物産館や市街地のAコープでも購入できます。お値段は648円です。

    まあ、私が買うのはこちら。板粕ですね。

    ただ金滴は1キロサイズしか置いてないのがちょっと…。

    使い切るの大変かも…( ´∀` )。


    因みに、実はこれ、金滴まで行かなくても、物産館や市街地のAコープでも購入できます。お値段は648円です。

  • こうして時間が迫ってまいりましたので、いよいよ説明会会場へ。

    こうして時間が迫ってまいりましたので、いよいよ説明会会場へ。

  • その目の前が雪まつり会場となっていて、4日後に開催される雪まつりの準備が着々と進んでいました。

    その目の前が雪まつり会場となっていて、4日後に開催される雪まつりの準備が着々と進んでいました。

  • 会場は「ゆめりあ」という愛称の、新十津川町地域包括支援センターです。

    会場は「ゆめりあ」という愛称の、新十津川町地域包括支援センターです。

  • それでは、会場に入りましょう。<br /><br />因みに、今回の説明会は”住民説明会”ということでしたので、一応、事前に住民でなくても参加できるか否か、町役場で確認した上での参加です。<br /><br />またメモや撮影に関しても特に規制なし、ということでしたので、以下にその内容を記させて頂きます。

    それでは、会場に入りましょう。

    因みに、今回の説明会は”住民説明会”ということでしたので、一応、事前に住民でなくても参加できるか否か、町役場で確認した上での参加です。

    またメモや撮影に関しても特に規制なし、ということでしたので、以下にその内容を記させて頂きます。

  • 会場の様子。<br /><br />JR関係者が3名、スクリーンの向かって左手に座り、パワーポイント利用でこちらの画面を用いて、説明していくというスタイルで進行しました。

    会場の様子。

    JR関係者が3名、スクリーンの向かって左手に座り、パワーポイント利用でこちらの画面を用いて、説明していくというスタイルで進行しました。

  • 報道関係者の量も半端ない感じです。

    報道関係者の量も半端ない感じです。

  • 第一部はこちら。<br /><br />国鉄分割民営化後のJR北海道としての歴史が語られます。

    第一部はこちら。

    国鉄分割民営化後のJR北海道としての歴史が語られます。

  • 御存じのとおり、JR発足時点で旧国鉄の赤字路線はかなり廃止されましたね。

    御存じのとおり、JR発足時点で旧国鉄の赤字路線はかなり廃止されましたね。

  • 懐かしい路線も色々と見られました。<br /><br />ただここで最もJR側が暗に言いたかったのは、<br /><br />「この時既に、輸送密度4000人未満の路線はリストラされたんですよ。だから、あなた達の路線はなくなって当然なのですよ」<br /><br /><br />ということなのでしょうね。

    懐かしい路線も色々と見られました。

    ただここで最もJR側が暗に言いたかったのは、

    「この時既に、輸送密度4000人未満の路線はリストラされたんですよ。だから、あなた達の路線はなくなって当然なのですよ」


    ということなのでしょうね。

  • 発足当初は、経営安定基金の補填により、赤字を埋めていたんですよ、という言い訳が続きます。

    発足当初は、経営安定基金の補填により、赤字を埋めていたんですよ、という言い訳が続きます。

  • そして、次の言い訳。<br /><br />「高速道路がJR発足当初より大幅に整備されて、鉄道利用者が減少したんですよ。」という話。

    そして、次の言い訳。

    「高速道路がJR発足当初より大幅に整備されて、鉄道利用者が減少したんですよ。」という話。

  • その次の言い訳。<br /><br />「そもそも北海道は石狩以外の全ての振興局が人口減少しています。」という、鉄道利用者のみならず、ベースとなる人口そのものが減少している、という話。

    その次の言い訳。

    「そもそも北海道は石狩以外の全ての振興局が人口減少しています。」という、鉄道利用者のみならず、ベースとなる人口そのものが減少している、という話。

  • 続いては、路線毎の具体的な鉄道輸送密度に関するグラフの提示。<br /><br />特にローカル線の減少は著しい、という話。<br /><br />でも、このグラフ、ビジュアル的なインパクトを強くするために、敢えて利用者がもっと多そうな千歳線等を外しているようにも感じられますね。

    続いては、路線毎の具体的な鉄道輸送密度に関するグラフの提示。

    特にローカル線の減少は著しい、という話。

    でも、このグラフ、ビジュアル的なインパクトを強くするために、敢えて利用者がもっと多そうな千歳線等を外しているようにも感じられますね。

  • 続いては収入が減少する中、経費の削減もかなり限界まで頑張ってやってきましたよ、というお話。

    続いては収入が減少する中、経費の削減もかなり限界まで頑張ってやってきましたよ、というお話。

  • 第一部での最後の説明はこちら。<br /><br />今後の収支見通しについてですが、ここでも意図的に語られているなと感じられたのは、”安全面での投資は最優先に行うべきで、この費用は削れません。”つまり、老朽化したインフラの補修などに関しては路線が存続する限り、削ることはできない、ということですね。<br /><br />そのくせ、画面右側に小さく記されている、”国等の支援措置”という項の、設備投資支援600億、修繕費支援600億に関する説明がないのが不自然です。<br /><br />これが、JR北海道がこのような経営状況の中で新幹線整備を進めようとする、最大の”飴”なのだと思いますが…。<br /><br />きっとこれを”人質”に、経費削減を迫られているんでしょうね…。<br /><br /><br />補助金にぶら下がることを前提にした経営刷新の思惑。<br /><br />どこかの市町村の原発誘致なども彷彿とさせてくれます…。<br /><br /><br />こうして第一部は終了です。

    第一部での最後の説明はこちら。

    今後の収支見通しについてですが、ここでも意図的に語られているなと感じられたのは、”安全面での投資は最優先に行うべきで、この費用は削れません。”つまり、老朽化したインフラの補修などに関しては路線が存続する限り、削ることはできない、ということですね。

    そのくせ、画面右側に小さく記されている、”国等の支援措置”という項の、設備投資支援600億、修繕費支援600億に関する説明がないのが不自然です。

    これが、JR北海道がこのような経営状況の中で新幹線整備を進めようとする、最大の”飴”なのだと思いますが…。

    きっとこれを”人質”に、経費削減を迫られているんでしょうね…。


    補助金にぶら下がることを前提にした経営刷新の思惑。

    どこかの市町村の原発誘致なども彷彿とさせてくれます…。


    こうして第一部は終了です。

  • 続いて第二部。<br /><br />こんなタイトルが付されていますが、JR側が一番言わんとしていたのは、<br /><br />「あんたらの町では鉄道よりバスの方がいいんじゃね?」ということです。

    続いて第二部。

    こんなタイトルが付されていますが、JR側が一番言わんとしていたのは、

    「あんたらの町では鉄道よりバスの方がいいんじゃね?」ということです。

  • 持続可能な~、って、どこかの環境サミットみたいな言葉ですね(-_-;)。<br /><br />地元を刺激しないような言葉選びに配慮している様子が伺えます。

    持続可能な~、って、どこかの環境サミットみたいな言葉ですね(-_-;)。

    地元を刺激しないような言葉選びに配慮している様子が伺えます。

  • 持続可能な交通体系という側面から、JR側は二つの相談ポイントを提示されていました。<br /><br />1:費用をいかに確保するか。→そのために如何に収入を増やすか。<br /><br />2:鉄道以外の方が良いかも?って相談。<br /><br /><br />私的には1の方が絶対に重要だと思います。<br /><br />2に関しても勿論議論の余地はありますが、JR側が恐らく意図的に議論を避けているのは、廃止にあたっては、本来、公共交通機関VS自家用車、という構図から語られるべき問題だと思いますが、あたかも議論を鉄道VSバスという構図に振り向けようとしている姿勢でした。<br /><br />だってバス会社だって経営は大変なんですよ、今の時代。<br />鐵道を廃止してバスでお願いします、って言ったって、あなた方はバス事業を手助ける訳ではなく、バスがあなた方が仰る”持続可能な交通体系”となりうるかどうか、誰が確証を持って言えるんでしょうか…。

    持続可能な交通体系という側面から、JR側は二つの相談ポイントを提示されていました。

    1:費用をいかに確保するか。→そのために如何に収入を増やすか。

    2:鉄道以外の方が良いかも?って相談。


    私的には1の方が絶対に重要だと思います。

    2に関しても勿論議論の余地はありますが、JR側が恐らく意図的に議論を避けているのは、廃止にあたっては、本来、公共交通機関VS自家用車、という構図から語られるべき問題だと思いますが、あたかも議論を鉄道VSバスという構図に振り向けようとしている姿勢でした。

    だってバス会社だって経営は大変なんですよ、今の時代。
    鐵道を廃止してバスでお願いします、って言ったって、あなた方はバス事業を手助ける訳ではなく、バスがあなた方が仰る”持続可能な交通体系”となりうるかどうか、誰が確証を持って言えるんでしょうか…。

  • そして、第三部では、上記の特に2の側面から、具体的に”鉄道以外の交通機関の方が良くね?”という話が始まります。

    そして、第三部では、上記の特に2の側面から、具体的に”鉄道以外の交通機関の方が良くね?”という話が始まります。

  • これは2016年11月に発表された話とかぶりますので、御存じの方も多いでしょうね。<br /><br />さりげなく、見逃してはならないのが、北海道新幹線に関しては、”会社単独で維持可能”な路線として明示していること。<br /><br />単独で維持可能、ってことは、勿論、補助金に頼らずに自力で維持可能、って考えているんですよねぇ~???そのお金はどこから用意するんですかねぇ~???

    これは2016年11月に発表された話とかぶりますので、御存じの方も多いでしょうね。

    さりげなく、見逃してはならないのが、北海道新幹線に関しては、”会社単独で維持可能”な路線として明示していること。

    単独で維持可能、ってことは、勿論、補助金に頼らずに自力で維持可能、って考えているんですよねぇ~???そのお金はどこから用意するんですかねぇ~???

  • その中でも、度合い別に具体的な対処法の話が始まります。<br /><br />勿論、ここでも、札沼線は最下位ランクですので、ここに該当するんですよ、と最初にプレッシャーをかけてくる構図です。

    その中でも、度合い別に具体的な対処法の話が始まります。

    勿論、ここでも、札沼線は最下位ランクですので、ここに該当するんですよ、と最初にプレッシャーをかけてくる構図です。

  • そして、少しマシな所でも、このような対策を講じざるを得ないという話が続きます。<br /><br />ここでも敢えてこの話をすることで、少しマシな所でもこれだけのことを検討しなければならない、ましてや、最低ランクの所は、ということを言いたいような姿勢でした。

    そして、少しマシな所でも、このような対策を講じざるを得ないという話が続きます。

    ここでも敢えてこの話をすることで、少しマシな所でもこれだけのことを検討しなければならない、ましてや、最低ランクの所は、ということを言いたいような姿勢でした。

  • 私が住んでいる宗谷本線南部は現状ではこのカテゴリーですが、ここもそのうちにリストラ対象となり得ますよ、という話も最後に付け加えられます。

    私が住んでいる宗谷本線南部は現状ではこのカテゴリーですが、ここもそのうちにリストラ対象となり得ますよ、という話も最後に付け加えられます。

  • そして、ここからが、札沼線を含む”最下位ランク”の話が始まります。<br /><br />皆さんもご存知の三路線だと思いますが…。<br /><br /><br />ここで私があれっと思ったのは、札沼線の経費の話を大袈裟にする割には、20年間の維持補修費見積もりはたったの6億、年間3000万程度ですね。<br /><br />他の同ランク2路線と比較すると、輸送密度も最低ランクですが、経費も最低ランクで済みます。このランクになると多少の輸送密度の多さよりも、維持経費の少なさの方が優先されるべきだと思いますので、私が非地元住民として、公正な目線から見ても、留萌本線や根室本線の山間区間よりも、より優先して残すべき路線だと思う論拠となります。

    そして、ここからが、札沼線を含む”最下位ランク”の話が始まります。

    皆さんもご存知の三路線だと思いますが…。


    ここで私があれっと思ったのは、札沼線の経費の話を大袈裟にする割には、20年間の維持補修費見積もりはたったの6億、年間3000万程度ですね。

    他の同ランク2路線と比較すると、輸送密度も最低ランクですが、経費も最低ランクで済みます。このランクになると多少の輸送密度の多さよりも、維持経費の少なさの方が優先されるべきだと思いますので、私が非地元住民として、公正な目線から見ても、留萌本線や根室本線の山間区間よりも、より優先して残すべき路線だと思う論拠となります。

  • 営業係数に関する議論、これもよくJRがしたがる話ですが、この話においても、見逃してはならないのは、これは”率”での話であって、”絶対数”の話ではない、ということです。<br /><br />これは意識していないと、札沼線は余程酷い、と誤解してしまいがちになりますが、そもそも市場規模が小さいので、”絶対数”で議論すれば、相対的な話とはなりますが、他の赤字路線と比較した場合、実は大したことないレベルなんです。<br /><br />先程の収支計算では、”絶対数”で議論されていた訳ですから、勿論、赤字割合でなく、赤字金額が大きな路線を優先的に廃止していくべきですよね?JRさん???<br /><br />ま、それを言ってしまえば、現行のJR北海道に黒字路線なんて殆どありませんので、廃止しないといけない路線ばかりですけど…。<br /><br /><br />私が大学院時代、師である先生から教わったことの一つに、このようなグラフはいつでも意図的に扇動するのに利用できる、ということがありましたが、こんな所でそれを思い出すことになろうとは…。

    営業係数に関する議論、これもよくJRがしたがる話ですが、この話においても、見逃してはならないのは、これは”率”での話であって、”絶対数”の話ではない、ということです。

    これは意識していないと、札沼線は余程酷い、と誤解してしまいがちになりますが、そもそも市場規模が小さいので、”絶対数”で議論すれば、相対的な話とはなりますが、他の赤字路線と比較した場合、実は大したことないレベルなんです。

    先程の収支計算では、”絶対数”で議論されていた訳ですから、勿論、赤字割合でなく、赤字金額が大きな路線を優先的に廃止していくべきですよね?JRさん???

    ま、それを言ってしまえば、現行のJR北海道に黒字路線なんて殆どありませんので、廃止しないといけない路線ばかりですけど…。


    私が大学院時代、師である先生から教わったことの一つに、このようなグラフはいつでも意図的に扇動するのに利用できる、ということがありましたが、こんな所でそれを思い出すことになろうとは…。

  • しかも追い打ちをかけるようにこの説明が続きます。<br /><br />この金額見積もりの論拠に関しては、あまり具体的な説明がないのも不審に思いましたが…。ぶっちゃけ、安全面に関わらない部分に関しては、特に更新費用は幾らでも削れるように思いますが…。逆に昔ながらの風情がこの路線の魅力なんですから、観光需要の喚起のためには、更新費用は必要ありません。<br /><br />しかし、JR側はさらっと流して、”本丸”へと話を足早に進めていきます。

    しかも追い打ちをかけるようにこの説明が続きます。

    この金額見積もりの論拠に関しては、あまり具体的な説明がないのも不審に思いましたが…。ぶっちゃけ、安全面に関わらない部分に関しては、特に更新費用は幾らでも削れるように思いますが…。逆に昔ながらの風情がこの路線の魅力なんですから、観光需要の喚起のためには、更新費用は必要ありません。

    しかし、JR側はさらっと流して、”本丸”へと話を足早に進めていきます。

  • 同じ公共交通機関でも、バスの方が維持に安上がりですよっ、って話。

    同じ公共交通機関でも、バスの方が維持に安上がりですよっ、って話。

  • そして、鉄道会社の説明にも拘わらず、鉄道の悪い所ばかり強調して、やっぱりバスの方が良いよって話をどんどんと続けます。

    そして、鉄道会社の説明にも拘わらず、鉄道の悪い所ばかり強調して、やっぱりバスの方が良いよって話をどんどんと続けます。

  • そしてまたここでも攻勢は続き、また”率”を元にした札沼線の現状の酷さに関する話が繰り返されます。

    そしてまたここでも攻勢は続き、また”率”を元にした札沼線の現状の酷さに関する話が繰り返されます。

  • だから、貴方達も早く諦めて、地元の中でももう一度よく話し合ってみてくださいね、という話で〆られました。<br /><br /><br />しかし、ここで不思議に思いませんか?<br /><br />上記の第二部において、持続可能な交通体系の維持に関して、二つの相談ポイントを出されていましたが、1の収入を増やすことに関しての建設的な努力に関しては、一切話されていないのではないでしょうか???<br /><br />

    だから、貴方達も早く諦めて、地元の中でももう一度よく話し合ってみてくださいね、という話で〆られました。


    しかし、ここで不思議に思いませんか?

    上記の第二部において、持続可能な交通体系の維持に関して、二つの相談ポイントを出されていましたが、1の収入を増やすことに関しての建設的な努力に関しては、一切話されていないのではないでしょうか???

  • 実はこの説明会前に、沿線三町は、「札沼線の維持存続について」の要請書を提出されています。<br /><br />最後に、この要請書に対する回答がJR側から寄せられました。

    実はこの説明会前に、沿線三町は、「札沼線の維持存続について」の要請書を提出されています。

    最後に、この要請書に対する回答がJR側から寄せられました。

  • まずは、札沼線が少しでも使ってもらえるようにっていう、地元の方の努力、有難うって、”飴”的な謝辞から…。<br /><br />でも、本音としては、”地元が盛り上がっていなけりゃ早めに廃止にできるのに、有難迷惑なんだよ”って言いたそうでしたが…。<br /><br /><br />住民の方も、甘い言葉に騙されてはいけませんよ…。<br />路線維持に関しては、ある意味”戦争”なんですから…。

    まずは、札沼線が少しでも使ってもらえるようにっていう、地元の方の努力、有難うって、”飴”的な謝辞から…。

    でも、本音としては、”地元が盛り上がっていなけりゃ早めに廃止にできるのに、有難迷惑なんだよ”って言いたそうでしたが…。


    住民の方も、甘い言葉に騙されてはいけませんよ…。
    路線維持に関しては、ある意味”戦争”なんですから…。

  • それに続いて、三町から出された要請書の要旨が示されました。<br /><br />尤もな話が続きます。<br /><br />1:町おこしの起爆剤となる観光資源として、札沼線を活用させてください!<br /><br />2:月形高校の学生にとってはなくてはならない乗り物なんです!

    それに続いて、三町から出された要請書の要旨が示されました。

    尤もな話が続きます。

    1:町おこしの起爆剤となる観光資源として、札沼線を活用させてください!

    2:月形高校の学生にとってはなくてはならない乗り物なんです!

  • 3:札沼線を生活の足としている住民も多いんですよ。<br /><br />4:私たちも路線維持のために出来ることを頑張ってやってるんです。単純な数値の論議で安易に路線を廃止しないで下さい!<br /><br /><br /><br />これらの尤もな要請に対する、JR側の個別の反論が、以下で続いていきます。

    3:札沼線を生活の足としている住民も多いんですよ。

    4:私たちも路線維持のために出来ることを頑張ってやってるんです。単純な数値の論議で安易に路線を廃止しないで下さい!



    これらの尤もな要請に対する、JR側の個別の反論が、以下で続いていきます。

  • ただ、反論に関しては、主に3に対して向けられているようで、つまり、そんなに足として利用している人いないでしょ、て話から始まります。<br /><br />昔と比べると7分の一に減少したんですよって話。でもこれって、便数も減少していますので、列車単位で見ればあまり変わっていない(まあ、悪い意味で低レベルで安定している、ということではありますが)ですよね。<br /><br />それを意図的にグラフにしてビジュアルで騙そうとする姿勢には正直呆れました。

    ただ、反論に関しては、主に3に対して向けられているようで、つまり、そんなに足として利用している人いないでしょ、て話から始まります。

    昔と比べると7分の一に減少したんですよって話。でもこれって、便数も減少していますので、列車単位で見ればあまり変わっていない(まあ、悪い意味で低レベルで安定している、ということではありますが)ですよね。

    それを意図的にグラフにしてビジュアルで騙そうとする姿勢には正直呆れました。

  • 1に対して、”飴”的に、地元の方の頑張りでちょっとずつ利用者が増えてますよって、プラスな話が珍しく続きました。<br /><br />しかし、ここでのJR側の本音は、”どんなけ頑張ってもちょっとだけなんですよ”ていうことが言いたくてここで持ち出した、ということになります。<br /><br />どんなことでも始まりは少しずつです。それが起爆剤となって指数関数的に増大する可能性がある、といったようなプラス思考な話は一切ありません。あくまでも、今後のマイナス論議をより際立たせるために、もっと悪く言えば、”努力は無駄なんだよ”と言わんばかりに、この話をここで出してきたんでしょうね…。

    1に対して、”飴”的に、地元の方の頑張りでちょっとずつ利用者が増えてますよって、プラスな話が珍しく続きました。

    しかし、ここでのJR側の本音は、”どんなけ頑張ってもちょっとだけなんですよ”ていうことが言いたくてここで持ち出した、ということになります。

    どんなことでも始まりは少しずつです。それが起爆剤となって指数関数的に増大する可能性がある、といったようなプラス思考な話は一切ありません。あくまでも、今後のマイナス論議をより際立たせるために、もっと悪く言えば、”努力は無駄なんだよ”と言わんばかりに、この話をここで出してきたんでしょうね…。

  • 次いで、要請書の2に関する回答。<br /><br />確かに月形高校の学生さんは多く利用していますが、時間帯は限られているんですよって、話。<br /><br />そりゃ、学生さんだから当たり前でしょ。

    次いで、要請書の2に関する回答。

    確かに月形高校の学生さんは多く利用していますが、時間帯は限られているんですよって、話。

    そりゃ、学生さんだから当たり前でしょ。

  • そして、本当に月形高校の学生にとって、札沼線は不可欠なの?って話。<br /><br />現状の利用人数なら、バスで十分代用可能だよ。札沼線維持の論拠にはならないよって話が続きます。

    そして、本当に月形高校の学生にとって、札沼線は不可欠なの?って話。

    現状の利用人数なら、バスで十分代用可能だよ。札沼線維持の論拠にはならないよって話が続きます。

  • そして、本丸的な3に対する止めを刺す話が続いていきます。<br /><br />あんたら、札沼線でなく、殆ど川渡って、函館本線使ってるっしょや、て話。

    そして、本丸的な3に対する止めを刺す話が続いていきます。

    あんたら、札沼線でなく、殆ど川渡って、函館本線使ってるっしょや、て話。

  • 川向うへ行くのも、バスが充実しているから、札沼線がなくなっても、何の不都合もないよ、って話。

    川向うへ行くのも、バスが充実しているから、札沼線がなくなっても、何の不都合もないよ、って話。

  • そしてJRが好きな輸送密度の話。<br /><br />同じ札沼線でも、札幌近くとあんたらの所ではこんなにも違うんだよ、って話。

    そしてJRが好きな輸送密度の話。

    同じ札沼線でも、札幌近くとあんたらの所ではこんなにも違うんだよ、って話。

  • そして再度、(有難迷惑と思っているであろう)地元の方々の努力に対する謝辞と、でも無理でしょ、この収支じゃ…、という止めの一撃。

    そして再度、(有難迷惑と思っているであろう)地元の方々の努力に対する謝辞と、でも無理でしょ、この収支じゃ…、という止めの一撃。

  • こうして最後に、JRが一番言いたい、やっぱりバスが良いよ、ってことを前提に、これからも議論していきましょうね。という話で終了となりました。

    こうして最後に、JRが一番言いたい、やっぱりバスが良いよ、ってことを前提に、これからも議論していきましょうね。という話で終了となりました。

  • 最後に質疑応答の時間。<br /><br />やはり熱い方が様々な質問をされていましたね。<br /><br />特に有名な「新十津川駅を勝手に守る会」のMさんの話には、私も頷く点が沢山ありました。<br /><br />因みに私も一つ質問させて頂きましたが、やはり地元住民ではないという立場から、沢山の言いたいことは封印して、「地元の方でも観光客でも利用しやすくて、かつお得な、札沼線をピンポイントにしたフリーきっぷみたいなのを発売できないものか。」と質問してみました。その際は、廃止が決まってから発売した江差線や留萌本線のフリーきっぷの話を交えながら…。<br /><br />私の立場としては、廃止が決まってしまえば、逆に割の悪いフリー切符を発売しなくても普通運賃で乗りに来てくれる人は幾らでもいる筈ですから、順番が逆なように思っていたものですから…。<br /><br />でも、得られた回答は満足がいくものではありませんでした。<br /><br /><br />他にも質問されていた方がいらっしゃいましたし、思いの多くを十分に伝えられなかったのは残念でしたが、私はやはり直接意見して、もし廃止になっても心残りのないようにしたいので、これからもこういう説明会があれば、参加していきたいと思っています。<br /><br />恐らく、今後道内各地で開催されるであろう説明会に関しても、きっと同じような流れになるかと思います。その上で、勿論地元の方の意見も大切ですが、相対的な土俵で話が出来る部外者の意見もきっと建設的な部分が多いかと思います。<br /><br />勿論、地元住民向けの説明会に関しては、そもそも部外者が参加できるかどうか、事前に照会した上での参加となりますが、やはり鉄道に熱い思いをお持ちの方は是非、こうした説明会に参加して、思いをぶつけてみて下さい。<br /><br />大好きな鉄道だから、そして大好きなJR北海道だから、厳しいことも言いたくなるんです。この旅行記でも色々とJRの対応を厳しく記させて頂きましたが、そのベースとなっているのはこの会社に対する愛情でありますことを、もしJR関係者の方がここをご覧になりました際は、ご理解頂けましたら幸いです。

    最後に質疑応答の時間。

    やはり熱い方が様々な質問をされていましたね。

    特に有名な「新十津川駅を勝手に守る会」のMさんの話には、私も頷く点が沢山ありました。

    因みに私も一つ質問させて頂きましたが、やはり地元住民ではないという立場から、沢山の言いたいことは封印して、「地元の方でも観光客でも利用しやすくて、かつお得な、札沼線をピンポイントにしたフリーきっぷみたいなのを発売できないものか。」と質問してみました。その際は、廃止が決まってから発売した江差線や留萌本線のフリーきっぷの話を交えながら…。

    私の立場としては、廃止が決まってしまえば、逆に割の悪いフリー切符を発売しなくても普通運賃で乗りに来てくれる人は幾らでもいる筈ですから、順番が逆なように思っていたものですから…。

    でも、得られた回答は満足がいくものではありませんでした。


    他にも質問されていた方がいらっしゃいましたし、思いの多くを十分に伝えられなかったのは残念でしたが、私はやはり直接意見して、もし廃止になっても心残りのないようにしたいので、これからもこういう説明会があれば、参加していきたいと思っています。

    恐らく、今後道内各地で開催されるであろう説明会に関しても、きっと同じような流れになるかと思います。その上で、勿論地元の方の意見も大切ですが、相対的な土俵で話が出来る部外者の意見もきっと建設的な部分が多いかと思います。

    勿論、地元住民向けの説明会に関しては、そもそも部外者が参加できるかどうか、事前に照会した上での参加となりますが、やはり鉄道に熱い思いをお持ちの方は是非、こうした説明会に参加して、思いをぶつけてみて下さい。

    大好きな鉄道だから、そして大好きなJR北海道だから、厳しいことも言いたくなるんです。この旅行記でも色々とJRの対応を厳しく記させて頂きましたが、そのベースとなっているのはこの会社に対する愛情でありますことを、もしJR関係者の方がここをご覧になりました際は、ご理解頂けましたら幸いです。

  • 質疑応答も終了し、説明会は終了となりました。

    質疑応答も終了し、説明会は終了となりました。

  • 説明会参加後に、こちらのポスターを眺めると、ますます寂しい気持ちになりますね…。

    説明会参加後に、こちらのポスターを眺めると、ますます寂しい気持ちになりますね…。

  • 既に外は真っ暗です。<br /><br />最後に日本で二番目に北にある、例のジャンボ焼きとりサ○クスにて、コーヒーと行動食を購入して、歩いて滝川を目指します。<br /><br />時間的には、すべて普通列車では既に和寒までは戻れない(正確には滝川から富良野経由で戻ることは可能ですが、フリーきっぷ利用時以外はこのルートだと遠回りなので運賃が高い)ので、部分的に特急を使う必要があります。<br /><br />なので、少しでも経費を安く抑えるために、滝川までは歩きます。

    既に外は真っ暗です。

    最後に日本で二番目に北にある、例のジャンボ焼きとりサ○クスにて、コーヒーと行動食を購入して、歩いて滝川を目指します。

    時間的には、すべて普通列車では既に和寒までは戻れない(正確には滝川から富良野経由で戻ることは可能ですが、フリーきっぷ利用時以外はこのルートだと遠回りなので運賃が高い)ので、部分的に特急を使う必要があります。

    なので、少しでも経費を安く抑えるために、滝川までは歩きます。

  • 新十津川⇔滝川間には実は二つのルートがありますが、鉄ちゃんの王道ルートとしてはやはり金滴の傍を通る北ルートだと思います。<br /><br />なので、ここでは敢えて鉄ちゃん的にはマイナーな南ルートで。<br /><br /><br />南ルート経由では、最後に新十津川を離れる橋の角にセーコマがありますね。<br /><br />まあ、北ルート経由でも、金滴の傍にもう一つセーコマがありますが…。

    新十津川⇔滝川間には実は二つのルートがありますが、鉄ちゃんの王道ルートとしてはやはり金滴の傍を通る北ルートだと思います。

    なので、ここでは敢えて鉄ちゃん的にはマイナーな南ルートで。


    南ルート経由では、最後に新十津川を離れる橋の角にセーコマがありますね。

    まあ、北ルート経由でも、金滴の傍にもう一つセーコマがありますが…。

  • 色々なことを考えながら、暗闇の中ひっそりと歩いていきます。

    色々なことを考えながら、暗闇の中ひっそりと歩いていきます。

  • 橋の中ほどに、滝川のカントリーサインが。<br /><br />これで本旅においては、新十津川とお別れとなります。

    橋の中ほどに、滝川のカントリーサインが。

    これで本旅においては、新十津川とお別れとなります。

  • 南ルートで歩くと、途中、ロー○ンがあるのも良いですね。

    南ルートで歩くと、途中、ロー○ンがあるのも良いですね。

  • そういえば、朝はホテルのバイキングでがっつり食べましたので、昼はまともに食べていませんでした。この日はなんだかんだで無茶苦茶歩いているので、お腹はペコペコです。既にサ○クスで購入したえびせんは全部食べてしまいました…。<br /><br />なんか期間限定のからあげくんが売っていたので、これをつまみながら滝川駅を目指します。

    そういえば、朝はホテルのバイキングでがっつり食べましたので、昼はまともに食べていませんでした。この日はなんだかんだで無茶苦茶歩いているので、お腹はペコペコです。既にサ○クスで購入したえびせんは全部食べてしまいました…。

    なんか期間限定のからあげくんが売っていたので、これをつまみながら滝川駅を目指します。

  • そして駅に到着。<br /><br />北ルートより、ちょっと遠回りかな?<br />いや、距離的には微妙な所だと思います。<br /><br />北ルートに飽きた方は、南ルートも是非お試しあれ。

    そして駅に到着。

    北ルートより、ちょっと遠回りかな?
    いや、距離的には微妙な所だと思います。

    北ルートに飽きた方は、南ルートも是非お試しあれ。

    滝川駅

  • 滝川から旭川まで、全区間特急に乗車するのは流石に贅沢(?)なので、まだ路線バスがあったので、時間はかかりますが、深川まではバスで移動しましょう( ´∀` )。<br /><br />特急あるのに敢えて路線バス移動。<br />蛭子さんになった気分です(^^;)。

    滝川から旭川まで、全区間特急に乗車するのは流石に贅沢(?)なので、まだ路線バスがあったので、時間はかかりますが、深川まではバスで移動しましょう( ´∀` )。

    特急あるのに敢えて路線バス移動。
    蛭子さんになった気分です(^^;)。

    北海道中央バス 滝川ターミナル 乗り物

    近郊の町への旅の起点にもなります by ケロケロマニアさん
  • 滝川~深川間の路線バスは二系統運行されていますが、私が乗車したのは雨竜経由便でした。<br /><br />最初は結構混雑していてびっくりしましたが、殆どは江部乙と雨竜で下車しました。<br /><br />そして、誰もいなくなった…。

    滝川~深川間の路線バスは二系統運行されていますが、私が乗車したのは雨竜経由便でした。

    最初は結構混雑していてびっくりしましたが、殆どは江部乙と雨竜で下車しました。

    そして、誰もいなくなった…。

  • さて、ここでもセコい話ですが、路線バス利用の場合は、運賃を細かく注目しておく必要があります。<br /><br />滝川ターミナルの運賃表で確認したところ、深川駅に最も近い十字街まで乗ってしまうと660円になってしまうようでしたので、その5つ位手前の停留所のこちらで下車。ここまでだと600円で済みます。<br /><br />60円の差額の対価は、約2キロの歩きとなります(-_-;)。

    さて、ここでもセコい話ですが、路線バス利用の場合は、運賃を細かく注目しておく必要があります。

    滝川ターミナルの運賃表で確認したところ、深川駅に最も近い十字街まで乗ってしまうと660円になってしまうようでしたので、その5つ位手前の停留所のこちらで下車。ここまでだと600円で済みます。

    60円の差額の対価は、約2キロの歩きとなります(-_-;)。

  • 道は簡単ですので、迷うことなく予定通り、いや寧ろ予定より早く深川駅に到着。

    道は簡単ですので、迷うことなく予定通り、いや寧ろ予定より早く深川駅に到着。

    深川駅

  • そして深川から旭川まで特急、旭川からは最終の宗谷本線にて和寒に到着。<br /><br />これで慌ただしくも充実した、今回の一泊二日の新十津川旅は終了となりました。<br /><br />

    そして深川から旭川まで特急、旭川からは最終の宗谷本線にて和寒に到着。

    これで慌ただしくも充実した、今回の一泊二日の新十津川旅は終了となりました。

    和寒駅

  • 重い気持ちで家に戻ると…。<br /><br />2017年のUAのFFPのプレミアゴールドのキットが届いていました。<br /><br />少し明るい気持ちを取り戻しました。今年はどこでタダ茶、タダ食を楽しもうかしら…(^▽^;)。<br /><br />という訳で、長くなってしまいましたが、これにて本旅行記は終了となります。<br /><br />最後までご閲覧下さった方、本当に有難うございました。<br /><br /><br />途中の議論に関しては、勢いで書いてしまった部分もありますので、間違いなどがございましたら、またご指摘頂けましたら嬉しく思います。<br /><br />そして是非、思う所がございます方は、ご意見や感想など、この旅行記のコメント欄でも、直接メッセージでも結構ですので、御寄せ頂けましたら嬉しく思います。<br /><br />加えて全国の皆さん、瀕死状態の札沼線に是非乗りに来てください。是非、フリーきっぷ適用期間外にも…、それに合わせて、是非街散策も楽しんで下さい。今後の皆様の札沼線沿線の旅に関する旅行記にも期待しています。<br /><br /><br />最後に、同じように札沼線を残したい、という思いをお持ちの方、是非一緒に戦って下さい!!!私は最後まで諦めません!!!!!

    重い気持ちで家に戻ると…。

    2017年のUAのFFPのプレミアゴールドのキットが届いていました。

    少し明るい気持ちを取り戻しました。今年はどこでタダ茶、タダ食を楽しもうかしら…(^▽^;)。

    という訳で、長くなってしまいましたが、これにて本旅行記は終了となります。

    最後までご閲覧下さった方、本当に有難うございました。


    途中の議論に関しては、勢いで書いてしまった部分もありますので、間違いなどがございましたら、またご指摘頂けましたら嬉しく思います。

    そして是非、思う所がございます方は、ご意見や感想など、この旅行記のコメント欄でも、直接メッセージでも結構ですので、御寄せ頂けましたら嬉しく思います。

    加えて全国の皆さん、瀕死状態の札沼線に是非乗りに来てください。是非、フリーきっぷ適用期間外にも…、それに合わせて、是非街散策も楽しんで下さい。今後の皆様の札沼線沿線の旅に関する旅行記にも期待しています。


    最後に、同じように札沼線を残したい、という思いをお持ちの方、是非一緒に戦って下さい!!!私は最後まで諦めません!!!!!

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  • OE-343さん 2018/05/09 16:49:07
    札沼線の可能性
    Керокеромания 様

    札沼線について、いろいろコメントが寄せられているようでありますが、私からも思ったことを1っだけ。それはいろいろコメントが寄せられているようでありますが、私からも思ったことを1っだけ。それは、この旅行記でも、あるいは北海道東日本パスの旅の時でもそうですが、「札沼線はチヤンスがある」ということです。
    いすみ鉄道の成功を考えるとき、いっも思うのは明日こが東京から近くて、すぐに日帰りでやってくれるからこそ成功したのでは?と言う疑問です。北海道の鉄道にはそれがありません。しかし札沼線は札幌の通勤圏じやないですか。ところが、北海道医療大学駅を境に景色がー変する、そんな魅力あるところ、なかなかありません。
    今まで考えたこともありませんでしたが、沿線にもいろいろ温泉などあるようではないですか。
    問題は、札幌から日帰りで、「何もない」札沼線に行って、「どんな施設があり、どんなことをしてくるのか」を具体的に提案してくれるお手本がないので、鉄道に興味がない人は「札沼線、面白そうJと思っても、「いい人」振ろうとして、「いや、私はそんなところには行かない」と、団体ツアーバスの事しか頭にない「正しい人間」であろうとする心が働くのだと思います。それを打破できるのは、良い先達以外ないような気がします。札沼線の、デイーゼルカーに乗って、ゆったりとした時間を過でして1日楽しく過です。そんな旅行記を書けるのは、ケロケロマニア様しかいらっしやらないと私は思います。
    ケロケロマニア様の旅行記を拝見しまして、今まで西日本にばかり目が向いていた私ですが、夕張支線のこともありますから北海道にのこともありますから北海道にいかねばならないのでは?と思うようになりました。個人的には、日高本線の復旧は諦めて、苫小牧から襟裳岬まで、「鉄道的なバス」にすべきと思っています。途中下車も可能で、休憩なども充実しており、もちもちろん車両は高速バスの車両です。時刻表にも、巻末のバスページではなく、鉄道欄に記載され、襟裳岬から枕崎までの切符も発行できる、そんな場所であれば、日高本線を託すこともできるような気がします。
    でも、他の路線は、守らねばならないです。バスにしたからって採算が取れるわけでは無いのですから。私自身青森県出身ですから、鉄道の事など目に入らない地方の現状はよくよく理解しています。ところが、観光客が増えだしたら、「二次交通」をめぐってすこい苦労しているそうで。「私を抹殺しておいてそんなことで迷うな」と言いたいのですが、その辺の分野に私もこれから関わろうとしています。
    何か勝手なことをダラダラ書いたような気がしますがお許しください。


    旅行記コンテストに宗谷本線の利尻富士の写真投稿されていらっしやいましたね。
    私も上越線の残雪の写真を投稿しました。やはり、北に住んでいると、春と言えばそういう景色ですよね。



    Der Fruehling will kommen,
    Der Fruehling meine Freud'
    Nun mach'ich mich fertig
    Zum Wandern bereit.!

    ケロケロマニア様にも、札沼線にも、春になって何か良いことありますように。

    OE-343

    ケロケロマニア

    ケロケロマニアさん からの返信 2018/05/10 06:56:08
    RE: 札沼線の可能性
    OE-триста сорок триさん

    熱いコメントを有難うございます。
    まさに仰る通りで、札沼線の最大の魅力は、札幌という大都市の近さ、そして、距離の短さだと思いますね。

    アイデア一つで、沢山の客を呼び込める可能性がある上に、距離も短く、途中にトンネルはないし、橋も少ないし、他の道内赤字ローカル線と比較しても、維持費も相対的に少なく済ませることのできる路線だと思いますし…。

    これまでも、色々なところで申し上げてきたことでもありますが、私は札沼線に”旭山動物園”の姿を重ね合わせて見ています。あの現在では日本屈指の集客数を誇る動物園だって、人気が出る前は、閉園の危機にまで追い込まれていたのですから、現状の札沼線に足りないのは、アイデア一つ、という、案外楽観的な状況なのでは、という気がしているのです。

    JR北海道に廃線を踏み止まらせるには、地元の要請以上に、会社自身に”廃線するのは勿体ない”と思わせることも重要だと思います。儲け第一の資本主義社会においては、”金の卵”を逃してしまうほど、愚かなことはないのですから…。

    私一人の力ではどうにもならないことですので、是非、多くの方に現状の札沼線を生で堪能された上で、各自思うが儘の札沼線を表現して頂けたらと思いますし、そういう意味でも、北海道にご興味を抱いて下さるOEさんらのお力には、本当に期待しています。

    先日は、西の方で三江線の廃止という悲しい”事件”がありましたが、私はもう、廃線間際の路線に慌てて乗りに行く、というスタイルは辞めてしまいました。そんな決まった引退に費やすお金があるなら、もっと多くの方に、”引退がまだ決まっていない”路線へのサポートをお願いしたいなと思っています。

    日高本線も、魅力的な路線であっただけに、不本意ではありますが、私も現状では、通常の鉄道路線としての復旧は無理かな、と思っています。仮に復旧したとしても、あの海沿いを走る路線では、これからの地球環境の劣悪化を考えても、災害は多発するだろうし、鉄道での復旧は、お金のないJR北海道には、無理なことだと思います。本来は、新幹線ではなくこうした路線にこそ、国費を投入すべきだと思うのですが…。

    OEさんの今後の札沼線の旅にも期待しております。最近執筆した札沼線旅行記においては、かなり悲観的なことも綴ってしまいましたが、やはり諦めたくはないんです…。


    byケロケロマニア

    追伸
    「日本の春」コンテストの件、応募作品の大多数が桜などのお花の写真なのが、やはり「北国の春」を知っている者にとっては違和感がありますよね。OEさんも青森の方ですから、やはり心性は共通しているのかと思いますが、我々にとっては、桜は”春の二番煎じ”感が強くて、”雪解けの春”程の喜びは感じない、という意味で、春としてのイメージも相対的に低いランクになってしまっている感じがします。


    > Керокеромания 様
    >
    > 札沼線について、いろいろコメントが寄せられているようでありますが、私からも思ったことを1っだけ。それはいろいろコメントが寄せられているようでありますが、私からも思ったことを1っだけ。それは、この旅行記でも、あるいは北海道東日本パスの旅の時でもそうですが、「札沼線はチヤンスがある」ということです。
    > いすみ鉄道の成功を考えるとき、いっも思うのは明日こが東京から近くて、すぐに日帰りでやってくれるからこそ成功したのでは?と言う疑問です。北海道の鉄道にはそれがありません。しかし札沼線は札幌の通勤圏じやないですか。ところが、北海道医療大学駅を境に景色がー変する、そんな魅力あるところ、なかなかありません。
    > 今まで考えたこともありませんでしたが、沿線にもいろいろ温泉などあるようではないですか。
    > 問題は、札幌から日帰りで、「何もない」札沼線に行って、「どんな施設があり、どんなことをしてくるのか」を具体的に提案してくれるお手本がないので、鉄道に興味がない人は「札沼線、面白そうJと思っても、「いい人」振ろうとして、「いや、私はそんなところには行かない」と、団体ツアーバスの事しか頭にない「正しい人間」であろうとする心が働くのだと思います。それを打破できるのは、良い先達以外ないような気がします。札沼線の、デイーゼルカーに乗って、ゆったりとした時間を過でして1日楽しく過です。そんな旅行記を書けるのは、ケロケロマニア様しかいらっしやらないと私は思います。
    > ケロケロマニア様の旅行記を拝見しまして、今まで西日本にばかり目が向いていた私ですが、夕張支線のこともありますから北海道にのこともありますから北海道にいかねばならないのでは?と思うようになりました。個人的には、日高本線の復旧は諦めて、苫小牧から襟裳岬まで、「鉄道的なバス」にすべきと思っています。途中下車も可能で、休憩なども充実しており、もちもちろん車両は高速バスの車両です。時刻表にも、巻末のバスページではなく、鉄道欄に記載され、襟裳岬から枕崎までの切符も発行できる、そんな場所であれば、日高本線を託すこともできるような気がします。
    > でも、他の路線は、守らねばならないです。バスにしたからって採算が取れるわけでは無いのですから。私自身青森県出身ですから、鉄道の事など目に入らない地方の現状はよくよく理解しています。ところが、観光客が増えだしたら、「二次交通」をめぐってすこい苦労しているそうで。「私を抹殺しておいてそんなことで迷うな」と言いたいのですが、その辺の分野に私もこれから関わろうとしています。
    > 何か勝手なことをダラダラ書いたような気がしますがお許しください。
    >
    >
    > 旅行記コンテストに宗谷本線の利尻富士の写真投稿されていらっしやいましたね。
    > 私も上越線の残雪の写真を投稿しました。やはり、北に住んでいると、春と言えばそういう景色ですよね。
    >
    >
    >
    > Der Fruehling will kommen,
    > Der Fruehling meine Freud'
    > Nun mach'ich mich fertig
    > Zum Wandern bereit.!
    >
    > ケロケロマニア様にも、札沼線にも、春になって何か良いことありますように。
    >
    > OE-343
  • S...t...e...Pha...n...i...Eさん 2017/02/10 23:23:25
    みんなで乗ろう札沼線!
    ケロケロさん、こんばんは!

    説明会のご参加と、たくさんの資料を共有していただきありがとうございます!
    説明会というより「言い訳会」だったようですが。。。

    全体を通して、鉄道会社のくせにバスを激押しって普通に考えて変な会社ですw
    鉄道として存続の道を会社が諦めてしまってますもんね。
    私の言いたいことやつっこみたいことは、旅行記の中でケロケロさんが突っ込んでくださったので、読みながら「そうだそうだ!」とか思ってました(^-^;

    今回はたくさん札沼線沿線の魅力も紹介してくださってありがとうございます!
    鉄道、そして駅が一番魅力的ですが、それがなくても沿線は自然も豊かでのんびりした(観光地化されきってない)良い景色がありましたし、そうそう、温泉も多いですよね!
    しかも駅から歩いていける距離に^^

    残念ながら、私には新幹線がそろそろ赤字になって、「ほら、いわんこっちゃない」といわれるのをカモフラージュするために経費削減の一環として廃止しまくっているように思えて仕方ないです。

    都会では到底味わえないいいものがあんなに揃っていることにもっと誇りを持ってほしいです。
    私も今度はちゃんと切符を買って乗車しようと思います。
    大阪からできることは少ないかと思いますが、応援しています!
    私も諦めたくないです〜(>Д<)!!

    ついつい長くなってすみませんでした;

    ステファニー

    ケロケロマニア

    ケロケロマニアさん からの返信 2017/02/11 11:14:56
    RE: みんなで乗ろう札沼線!
    ステファニーさん、こんにちは!
    熱いコメントをお寄せ下さり、誠に有難うございます!!!

    今回の説明会参加、やはり私はJR北海道に対する思いが非常に強くて、居ても立っても居られずに、出かけてしまいました。正確には”沿線住民”ではないのですが、広義における”JR北海道赤字路線沿線住民”ではありますので…。

    説明会の内容に関しましては御紹介させて頂いた通り、正直、プラス思考の話は殆どなくて、寂しさばかりが残りましたが、路線維持に向けての”戦い”のために、”消費者”の立場からは、マイナス思考の話は止めて、近郊に住む強みを活かして、これからはシリーズ化して札沼線応援の旅を定期的に行っていこうと思っています。

    私が思う札沼線の魅力、他の線を差し置いても優先的に残すべきだと思う理由は以下の点に集約されます。


    1:立地の良さ

    御存じの通り、札沼線はローカル線でありながら、大都市札幌に直結していて、同じ路線でも札幌圏は非常に乗降の多い”優良路線”でもありますし、札幌から新十津川まで乗車しても100キロもない近距離です。そもそもJR北海道さんの本丸は桑園にある訳ですし、社運を賭けてでも守るべき路線だと思うのですが…。しかも、もし悪天候などで運休しても、比較的運休頻度の少ない函館本線沿線へは、簡単に逃げ込めますので、遠方から来られた方でもイレギュラー時の対応がし易いというのも、この路線の魅力だと思います。


    2:潜在的な観光価値

    今でこそ、基本的に鉄道マニアしか乗っていない路線ですが、北海道の二大都市、札幌と旭川とを繋ぐ区間にありますので、うまく認知されれば、”大観光地”に化ける可能性もある訳です。思い返してみて下さい。今では誰もがご存知の旭川最大の観光地、旭山動物園だって、ブームの前は閉園の危機に追い込まれていたんですよ…。一度火をつけることが出来れば、上述の立地の良さもあって、安定的に観光客を呼び込める路線だと思っています。また、新千歳空港からも1回の乗換(まあ正確にはディープな札沼線エリアには現行のタイムスケジュールでは2回以上乗換えないといけない訳ですが…。)で来られますし、認知さえされれば、もっと多くの方に来て頂ける路線だと思います。北海道最大の空の玄関から近い、ということは国内外他地域から、沢山のお客さんも呼びやすい、ということですしね。大観光地である富良野美瑛からも近いですし、ここの夏場の尋常でない混雑を見ていると、”おこぼれ”に預かるだけでも、特に夏場は安定した観光客を呼び込めることになるでしょう。



    3:懐古主義に対する時代的な要請

    私が札沼線を存続させるべき、と思っている理由はここにもあります。正直、今の人って、便利になり過ぎた時代に疲れた人、特にお金をより多く持っているであろう、いわゆる団塊の世代等を中心に、懐古主義が高まっていますよね。最近のレコードやカセットテープへの回帰志向、廃墟巡りブーム等、色々な懐古主義の時代的な要請は、札沼線にとっては追い風だと思うのです。仮に北海道新幹線が札幌まで延伸したとして、今更札幌で何を観てもらうんでしょう???正直、新幹線が開業する頃にはもうお腹一杯の人が多い筈ですよ。そんな時に、時代から取り残されたようなこの路線がもし維持されていたら、JR北海道も新しさの代表としての新幹線と、古さの代表としての札沼線をまとめて売り込めるのではないでしょうか…。



    4:健康ブームへの便乗

    ステファニーさんも、よく歩かれる方ですので、この点に関しては特に納得頂けるかと思いますが、正直、現行の札沼線(医療大学以北)に関しては、時刻表的に不便なので、一旦途中下車してしまうと、必然的に時間を潰すためにも歩かなければなりません。でも、これって逆に捉えれば、それだけウォーキングを楽しむのに最適な路線、ということですよね?幸い、この沿線は大都市に近いエリアであるにも拘わらず、自然環境にも恵まれていて、特に気候の良い頃のウォーキングはとても気持ちが良いですし、ディープな旅人の方に対しては、北海道の厳しい冬を体感するウォーキングや、地域貢献も兼ねての雪はね(雪かき)ツアー等も、飽食が当たり前になっている現在の多くの日本人にとっては、自身の健康を取り戻す、という意味でも有意義な旅のデスティネーションとなり得ますね。また私的には自転車が好きなので、沿線駅の各所に乗り捨て可能なシェアサイクルなどを用意したり、サイクルトレインを運行させたりして、”サイクリングの聖地”としての札沼線を売り出せていけたら良いな、って考えています。この辺りはアップダウンも少ないので、サイクリングにもとても適したエリアなんです。


    5相対的な意味での維持費の安さ

    この点に関しては、旅行記内で触れさせて頂いた通りですが、少なくとも収支面で論議したがるJR北海道においては、実益を考慮した上でも維持費が安くつくこの路線は、消去法的意味合いでも、他よりは後に廃止候補に挙げるべき路線だと思います。勿論私は鉄道ファンですので、他のどの路線もこれ以上廃止したくないですが、国の顔色を窺う(←嫌な表現ですが…)意味でも、もっと廃止効果が金額的に大きく示せる路線を優先的に廃止すべきでしょう。現行の札沼線を廃止したところで、金額的に
    アピールできる部分は少なく、まさに”廃止損”で終わってしまいますので、やはり潜在的価値を考慮しても、消極的な意味合いではありますが、この路線は現状のJR北海道のお財布事情を鑑みても残すべきだと思います。


    私は今後、上述の利点をアピールしつつ、定期的に札沼線応援の旅行記を書いていこうと思っています。遠方にお住いのステファニーさんにとっては、度々来られるのは大変だと思いますが、”量より質”の旅行記を実践できる素晴らしい方だと思いますし、世の中に与えられるインパクトも大きい方ですので、是非、また札沼線の楽しい旅の様子を紹介した旅行記をご投稿下さいね。また周りのお友達などにも是非、札沼線の宣伝をお願い致しますね(^▽^;)。


    すみません、また長くなってしまいました。本当はステファニーさんの旅行記に対しても日々色々なコメントを記させて頂きたく思っているのですが、このようについ長く書いてしまって、御迷惑を掛けることになると思い、他の方のコメントも多いステファニーさんの所にはコメントを記せずにいます…(-_-;)。でも、いつも楽しませて頂いております。一鉄道ファンとして、これからも何卒熱いご投稿を宜しくお願い申し上げます。


    byケロケロマニア



    > ケロケロさん、こんばんは!
    >
    > 説明会のご参加と、たくさんの資料を共有していただきありがとうございます!
    > 説明会というより「言い訳会」だったようですが。。。
    >
    > 全体を通して、鉄道会社のくせにバスを激押しって普通に考えて変な会社ですw
    > 鉄道として存続の道を会社が諦めてしまってますもんね。
    > 私の言いたいことやつっこみたいことは、旅行記の中でケロケロさんが突っ込んでくださったので、読みながら「そうだそうだ!」とか思ってました(^-^;
    >
    > 今回はたくさん札沼線沿線の魅力も紹介してくださってありがとうございます!
    > 鉄道、そして駅が一番魅力的ですが、それがなくても沿線は自然も豊かでのんびりした(観光地化されきってない)良い景色がありましたし、そうそう、温泉も多いですよね!
    > しかも駅から歩いていける距離に^^
    >
    > 残念ながら、私には新幹線がそろそろ赤字になって、「ほら、いわんこっちゃない」といわれるのをカモフラージュするために経費削減の一環として廃止しまくっているように思えて仕方ないです。
    >
    > 都会では到底味わえないいいものがあんなに揃っていることにもっと誇りを持ってほしいです。
    > 私も今度はちゃんと切符を買って乗車しようと思います。
    > 大阪からできることは少ないかと思いますが、応援しています!
    > 私も諦めたくないです〜(>Д<)!!
    >
    > ついつい長くなってすみませんでした;
    >
    > ステファニー

    S...t...e...Pha...n...i...E

    S...t...e...Pha...n...i...Eさん からの返信 2017/02/11 14:23:11
    なんとかしたい!
    ケロケロさん、再び失礼いたします!

    熱い熱いお返事をありがとうございます!
    1~4の理由は実際訪れた感想としても納得の理由です。
    5は、今回のケロケロさんの旅行記で理解して、尚更納得でした。

    それに私は沿線の方が必要としてる、残したいと思っていることが重要だと思います。
    月形の駅員さんも、札沼線を大切に思っていて、沿線の方のために日々上に申し立てをしてくれているようでした。
    だからこそ惜しいと思います。
    ほんまにまた行かなくては!!だれか道ずれにしてw
    ケロケロさんの札沼線シリーズも楽しみにしてます^^

    それと、いつも私の旅行記も読んで頂きありがとうございますー(*^^*)
    コメントは気が向いた時に残して下さったら満足なので、全然気軽に立ち寄っていただけたら嬉しいです♪
    私もついつい長くなる方なので、その辺もお気になさらずw

    フォローさせていただきたいと思います!
    今後ともよろしくおねがいします。
    ステファニー

    ケロケロマニア

    ケロケロマニアさん からの返信 2017/02/12 01:35:52
    なんとかしましょう!
    どうも有難うございます。

    ステファニーさんはいつも熱く反応して下さるので、こちらも返信のし甲斐があります。本当に有難うございます。

    そうですね。ただ、実は地元の意向、という意味では多少温度差があるようでして…。

    仰るように月形に関しては、完全に存続派が多い町ですが、新十津川は意外と最近まで廃止容認派も多かったそうです。ただ、地元の方の努力で町民全体の意識も変わりつつあって、皮肉なことに一日一往復の運行になってしまってから、存続を求める声が高まっているようです。

    問題はその間にある浦臼ですね。実はここは現状では廃止容認派が多いそうです。だから、もしも私がJR職員で、地元説得せえ、って言われたら、まず浦臼から切り崩していく道を選ぶでしょうね…。こうした”闘争”においては、如何に内部分裂を誘導していくかが重要ですから…。

    だから私は、まず第一に、地元民向けの世論喚起、という意味では、浦臼の方に札沼線の価値を理解して頂き、存続運動において、月形や新十津川と歩調を合わせて頂けるような旅行記を綴っていきたいと思っています。浦臼も全国的にはあまり知られていない町ですが、素晴らしい魅力が沢山あります。それらを自らの足で表現していきたいです。

    月形はやはり一番札幌に近いので、大都会札幌と繋がっていたいという思いが強いでしょうね。ただ、この町の札沼線に対する思いは、基本的に札幌方面に向いていますので、例えば、札沼線廃止議論を二つに分けて、まずは月形まで存続させる、という動きになれば、新十津川は窮地に立たされる恐れもありますので、ここは注意すべき点だと思います。鉄道マニアには有名な豊ヶ岡駅も、現状では豊浦の小幌駅のように、町ぐるみで秘境駅として売り出していこうという勢いには繋がっていないので、月形の方にはやはりこの駅の魅力も忘れずに、新十津川までの一貫した札沼線の存続に向けての意思を持ち続けて頂きたいと思っています。


    最近の報道では、少し明るい兆しが見えておりまして、道が赤字路線の支援を視野に入れた議論を始めるようですね。ただ、道財政もそれ程潤沢ではありませんので、支援を勝ち取るためにはそれなりの理屈付けが必要になって来るかと思います。そのためにも存続に向けた世論の高まりが重要なのです。住民という立場以上に、多くの方が現状の札沼線の潜在的な価値を感じて、多くの情報発信を積み上げていって下さることを期待しています。



    ごめんなさい、やはり長くなってしまいました…。
    やっぱりステファニーさんに対する期待が大き過ぎて、つい熱くなってしまいます…。罪な私をお許し下さい…。


    でも、やはりあまり札沼線だけに熱くなり過ぎるのも、引かれてしまうと思いますので、これまで通り、色々な旅を続けながら、どさくさ紛れ(?)に札沼線いいよっ!的な旅行記を混ぜつつ、世の中の人を札沼線の波に巻き込んでいければなと思っています。これからも温かく見守って頂けましたら嬉しいです。



    byケロケロマニア

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