2017/11/30 - 2017/11/30
415位(同エリア6659件中)
tadさん
京都の紅葉を楽しむ旅は高台寺を出たところで、一応予定していた場所は訪問した。残る時間は、まだゆっくりある。ねねの道から南に向かった。一念坂という道路を通って、二年坂、三年坂へと向かう。昼前になっていたので、人出は多くなってきた。
ランチの場所を探し始めたが、このあたりは予習していない。いかにもという感じの店構えのところに入る気はない。と、そのうちに龍馬のポスターがある店の前に来ると、テレビで見覚えがある場所だ。歴史番組でこの建物は見た記憶がある。龍馬が利用していたようだ。明保野亭という店だが、そこに入店。
1800円の和牛ステーキ丼セットを注文。で、なかなか美味しかった。肉はミディアムにしたが、いい風味に仕上がっていた。店の方にNHKで見た記憶がある屏風絵はどれかというと二階にあるから、どうぞとのことで、二階には誰もいなかったが、写真をとらせていただいた。二階から外の眺めがよかった。三年坂をこの角度で見たことはない。
ここで一休みできたので、次ぎの場所に移動。京都文化博物館という名前の凄い博物館だが、土産ショップ風に見える。特別展の企画もパッとしないし、高い。で、寅さんの映画が一時半からあることは知っていたので、それを見るのに500円のチケットを買う。常設展もそれで見られるというので、入ってみたが、これは酷い。。すぐに出た。新鮮味のない日本画が並んでいるだけだった。寅さんの第一作は面白かった。テレビで見るより、画面が大きいので没入できる。大いに笑った。館内の写真は一枚もない。京都だから当然、写真禁止だ。もっとも、ここの常設展は撮りたいものもなかったが。。
そうそう、近くの六角堂も手短に見た。旅行記で読んだ記憶では、隣のビルの上から見下ろすという助言があったのを思い出して、上からも見た。
後は錦市場などを歩き回って、お土産を買ったり、京都の日本酒をいろいろ試飲させていただいたりした。楽しい三日間だった。やはり、あれこれ文句はつけながらも、さすが日本のかつての都だ。痩せても枯れても、過去の遺産はすごい!
第二次大戦で米軍の大空襲を受けなかったことは明記しておく必要がある。ドイツの古都がどれだけ悲惨な目に合ったかを思えば京都は幸せだ。私の郷里も大空襲を受け、本家の古い蔵なども全滅した。古き良き文化を世界に向けて良心的な態度で開放してほしいものだ。
日本ファンを増やすも減らすも京都次第だと思う。東京のような現代的タイプは世界中たくさんあるが、京都の様な古都はヨーロッパには多いものの、やはり貴重な存在だ。この一年で京都に五回滞在したが、いいところは流石に多いが、悪いところもかなりある。セコイ金儲け主義が全面に出るのはやはり世界では歓迎されないどころか、結局は人気が落ちる。
味覚はもう少し現代的に磨いてほしいものだ。伝統を守ればいいというものでもない。湯豆腐程度を3千円以上も出すなどのバカげた伝統よりも、もっと食文化を勉強しろといいたい。海外の客に人気がある人気店は、京都の食というより、チェーン店タイプに集中しているようだ。それか、錦市場や大阪の黒門市場のようなところで、一口くらい、いろいろ体験して終わりとなっているようだ。海外の旅のサイトの書き込みを読んでもわかることだが。。
写真撮影禁止をともかく京都は一気に解消してほしいものだ。世界の主要な観光地や美術館や博物館の現状を誰も知らないのだろうか?だとすれば、相当文化的田舎者になり下がっている。各方面のリーダーたちは少し世界情勢を勉強してほしいものだ。(京都にいるイギリス人のアトキンソンさんの提言などは決して過激ではない。)京都では今は、写真撮影しておきたいものがほとんど撮影禁止になっている!こんな観光地はほかに日本以外では知らない。。。複製画でも撮影禁止にしている信じがたいようなところもあるが、恥ずかしい限りだ。。。
一枚目は高台寺を出て、ねねの道にいるところ。
ところで、やっぱり総合点は5つ星にせざるをえないのが、京都だ。。だから、現地では高をくくって、改善する気がないのだろう。。現在の京都人がつくったものではないのだが。。
- 旅行の満足度
- 5.0
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ねねの道
ねねの道 名所・史跡
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一念坂、一寧坂?
一念坂 名所・史跡
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二年坂
二年坂 名所・史跡
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着物姿はよくあう。
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次が三年坂だ。
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三年坂
三年坂 (産寧坂) 名所・史跡
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三年坂でこの店を発見。テレビの歴史番組で見たことがある。
明保野亭 グルメ・レストラン
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なるほど。思い出した。
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入店。右の方を注文。ビーフが美味しかった。
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一階の絵
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二階を見せてもらう。写真もいいとのこと。この部屋はテレビで見た記憶がある。
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二階の窓から三年坂が良く見える。
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二階で撮影後、ビーフができあがり。美味しかった。ランチに適量。
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退出。
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三年坂の頂上。
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ここからは、清水道でもっとごった返している。今日は、清水寺のほうには行かないで、バス停方向に移動。
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清水道からバスで移動。ここは六角堂。始めてきた。この後で京都文化博物館に行く。
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フォトジェニックな建築だ。
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十六羅漢
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退出
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京都文化博物館の一部。京都の博物館は東京と違い、写真はすべて禁止!!!もっとも、こんな博物館で見たものは寅さんの映画!ギャップがすごい!
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寅さんの映画で笑った後、歩いて錦市場に移動。
錦市場の入口。右下のほうに緑色の看板があるが、伊藤若冲生誕の地と表示されている場所だ。店のシャッターには伊藤若冲の絵が入っている。夜閉店後来るとみられる。錦市場 名所・史跡
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錦市場のこの酒屋さんで、たくさんの種類の京都の日本酒を試飲させていただいた。感謝。コメントだしながら飲んでいたら、業者の方ですかと言われた。
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錦市場で、丹波の黒豆の入ったこの餅を買った。美味しそうだが、まだ食べていない。
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次ぎの写真はもう大阪のコスモスクエア駅から乗車した運転手のいない電車。ニュートラム。フェリーターミナル駅まで乗った。
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都会の駅はシャッターがついているので、運転手のいない電車が撮影できなかった。
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ニュートラムが走っているが、鉄道写真としては失格。
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急いで反対側の窓からも撮影するがダメ。ぼけているのが列車。
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北九州行きのフェリー。一万五千トン。乗り心地が気に入っている。最近三連続大阪往復に利用した。リュックサック一つで旅する年金生活者だから、一等室などには泊まらない。ツーリストクラスという一人づつのカプセル式。私には十分だ。写真はこれが最後。
明石海峡大橋だのなんだのは、三回も連続で乗るとどうでもよくなる。船内では、日本書紀を読んで過ごした。京都や奈良や難波の生立ちを知るのは大事だ。まだ半分にも行っていない。昔の神々の物語は傑作だ。古事記は昔読んだし、再読もしたが、日本書紀は敬遠していた。今回初めて読んでいるが、昔の神々はおおらかすぎる。。。ただ、古くからの地名が面白い。蝦夷征伐や熊襲征伐の話、また朝鮮半島とのやりとりが非常に多い。大陸とのやりとりは多かったようだ。一気に読む本ではない。自分の書斎で真面目に読む本とは違うので、また旅の時に持ち出すだろう。
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