2017/10/17 - 2017/10/17
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Tagucyanさん
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神戸にやってきて、空いた時間を使って周辺をブラブラしています。
六甲山を越えて、有馬温泉まで来ました。
有馬温泉のお湯に初めて浸かったあと、ここから神戸電鉄に乗ります。
神戸電鉄といえば、神戸の中心部から神戸北部方面への通勤路線、というイメージがあるのですが、そこは六甲山中を突っ切る路線。通勤型の電車が走るとは思えない急な勾配が連続します。
そんな神戸電鉄の、有馬線→粟生線と乗り継いで、西の方向に向かいました。
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【その1】からのつづき
有馬温泉の「金の湯」に浸かったあと、やってきた神戸電鉄・有馬温泉駅。有馬温泉駅 駅
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駅のコンコース。改札口を入ると、頭端式のホームがある。
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神戸電鉄の駅名標は、阪急電車のとちょっと似ている。
ただし、こちらの方は四隅が角張っている。 -
有馬温泉駅は新開地からの有馬線の終点。
ただし実際には、有馬口-有馬温泉間は三田方面への路線の支線のような扱いで、一部の時間帯を除いて区間運転である。 -
この1駅区間を、1編成の電車が往復しているだけのかと思ったら、2編成の電車が交互に往復していた。
有馬口からの電車が到着したら、こちらがすぐに発車する。 -
ということで、有馬温泉駅を発車。
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この先、有馬口まで区間は、ほとんど無人地帯である。
1駅で標高が60m以上下がるので、いきなりすごい下り坂。 -
三田方面からの路線と合流。有馬口駅構内へ。
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有馬口駅に到着。左側のホームには、ほとんど同時に三田駅始発の電車が到着。
昼間はどちらも15分間隔で、接続しているダイヤである。有馬口駅 駅
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普通電車、新開地行き。
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有馬口駅を出発。
有馬口から終点の新開地までは複線である。 -
沿線は緑が多い。
しばらくは、ダラダラとした登りが続く。 -
唐櫃台(からとだい)駅。
唐櫃台駅 駅
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神鉄六甲駅。
神鉄六甲駅 駅
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大池駅。
似たような構造の駅が続く。大池駅 駅
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大池駅付近を境に、今度は下りになる。
写真ではわからないが、肉眼ではかなり下り坂なのがわかる。 -
急な下り坂の途中にある花山駅。
ホームの部分だけ、線路が水平になっている。 -
花山駅。
駅の先から、またすごい下りになっている。花山駅 駅
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下り坂走行中。
対向電車が坂を登ってきた。 -
この先、谷上駅。
左に見える線路は、神戸市営地下鉄から直通している北神急行線の引上げ線。
あちらは標準軌である。 -
谷上駅。
北神急行線の向かい側のホームに入線。
昼間は、上り下り両方の電車がこのホームに入線し、乗り換えしやすくなっている。 -
谷上駅ホーム。
向かい側が北神急行のホーム。
神戸市営地下鉄の車両が停まっていた。谷上駅 駅
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谷上駅を出発。
左に見えるのが北神急行線のトンネル。
六甲山地の下を突っ切って、新神戸・三宮方面に向かっている。 -
一方、こちらは下り坂。
そして、ちょうどこの先で水平になって、少し先から登り坂。 -
すごい登り坂。50パーミルという、おおよそ近郊電車とは思えない急坂である。
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坂の途中にある、箕谷駅。
箕谷駅 駅
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さらに登る登る…
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右側の壁を見てもらえば、どれだけ登っているかがわかります。
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山の街駅の手前。
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山の街駅。
山の街駅 駅
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北鈴蘭台駅。
掘り割りの中にあり、この区間では珍しく橋上駅。北鈴蘭台駅 駅
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もうちょっと登って…
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今度はすごい下り坂。
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そして、鈴蘭台駅の構内へ。
有馬線と粟生線の分岐点で、神戸電鉄の中心駅。
乗務員区や車両基地もある。 -
この駅で降りる。
鈴蘭台駅 駅
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そして、ここから粟生線の電車に乗り換える。
有馬線も粟生線も昼間は15分間隔で、ここでも接続が取られている。 -
粟生線の電車。
終点の粟生まで行く電車は、昼間は1時間おきしかない。
この電車も途中の小野駅止まり。 -
こういう感じで進みます。
(赤い矢印はこちらで記入) -
鈴蘭台駅を出発。
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今まで乗ってきた有馬線が右方向に分かれていき、さっそく登りにかかる。
写真左側真ん中付近に「50パーミル」の表示。 -
見るからにすさまじい登り。
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カーブの先にあるブロック塀をご覧ください。
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どこの登山電車だ? という感じだが、周辺は普通に住宅地。
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坂を登り切ったところにある鈴蘭台西口駅。
鈴蘭台西口駅 駅
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出発すると、今度はすさまじい下り。
乱高下。 -
西鈴蘭台駅。
ここまでの単線区間が、粟生線の輸送上のネックになっているそうだ。西鈴蘭台駅 駅
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西鈴蘭台からは複線になる。
住宅地から抜けて、山間部に入る。
相変わらずどんどん下る。 -
藍那(あいな)駅。
藍那駅 駅
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藍那駅の先。先ほどの西鈴蘭台で折返す電車は、左の側線を使用する。
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また単線。ただし、複線化するための用地が確保されている。
まだひたすら下り。 -
次の木津駅までの間にある川池信号場。ここからしばらく複線。
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木津駅。
木津駅 駅
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木津-木幡間。
この先、右側に電車の車庫が見えてくる。 -
木津-木幡間の見津信号場。
右側には、広い構内の見津車庫がある。 -
木幡(こばた)駅。
木幡駅 駅
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栄駅。
栄駅 駅
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田園地帯。
このあたりはほとんど直線コースで、電車は珍しくスピードを出す。 -
押部谷(おしべだに)駅。
下り坂区間はここまで。
最高地点の鈴蘭台西口駅から、標高にして200m以上、下ってきたことになる押部谷駅 駅
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この先は終点まで単線。
とともに、また登り坂区間となる。 -
緑が丘駅。
神戸市から抜け、ここから三木市。緑が丘駅 駅
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緑が丘駅。
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広野ゴルフ場前駅。
まわりは住宅地だが、近くにそういう名前のゴルフ場がある。
結構名門らしい(よく知らないけど)。広野ゴルフ場前駅 駅
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志染駅の手前。
留置線があって、2編成が縦列で停まっていた。 -
志染(しじみ)駅。
志染駅 駅
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志染駅の駅舎。
線路の反対側はいかにも近郊住宅地という感じ。 -
志染駅から先は、昼間は1時間間隔。
自分が乗っている小野行きから以降は、30分間隔となる。 -
三木市の市街地が近づいてくる。
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恵比須駅。
恵比須駅 駅
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築堤の上にある三木上の丸駅。
三木上の丸駅 駅
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市内を流れる美嚢川(みのうがわ)。
下り坂で、しかも左カーブしている、すごい線形の鉄橋を渡る。 -
三木市の市街地。
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三木駅に到着。
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この駅で降りてみる。
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三木駅。三木市の代表駅。
駅前にはタクシーも停まっているが、駅自体は遠隔操作の無人駅である。
ここから、少し市内を歩いてあるところに行く。
【その3】につづく三木駅 駅
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この旅行記へのコメント (4)
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- Akrさん 2017/11/21 21:52:05
- 乗り鉄の新ジャンル「パーミラー」
- Tagucyanさま
こんばんは。Akrでございます。
私、西の方の民鉄の知識はほぼゼロなんですが、時刻表の路線図を見て、神戸電鉄のエリアがわかりました。
まずは、有馬温泉って駅があるんですね!
電車で行ける温泉だったとは。これはびっくり。
それにしても、神戸の地形から考えたらそうなのかもしれませんが、なんですかこのアップダウン。そして半端ない勾配。50‰ですと!?電気機関車と協調運転しなくてはならないのでは?(笑)
ここの電車は、なにかほかと違うものが使われているのでしょうかね?
例えば超高出力モーター搭載とか、全M車だとか。
こういう、ごく普通の電車が坂を登り降りするのはどこか萌えますね(笑)
たしか叡山電鉄もそうでしたよね?
こういう遊園地のアトラクションよろしく進む電車の前面かぶりつきって楽しそう…
私、急勾配も好きかもしれません。
パーミラーになりそう(すごい名称)。
そういえば、運転席に置いてあるぬいぐるみはなんなんでしょう?
マスコットでしょうか?そこにばかり目が行きます(笑)
失礼しました。
-Akr-
- Tagucyanさん からの返信 2017/11/21 23:44:34
- 新しいジャンル。他の路線にも乗りたくなりますね。
Akrさま
こんばんは。
神戸電鉄は、大手でない分、関西地区以外の方にはあまりなじみがないかも知れませんね。
有馬温泉、あれだけ山の中にあるのですが、電車が通ってます。神戸の市内から六甲の山をぶち抜いているトンネルが何本もあるので、ちょっとバスに押され気味ですが…
でも、東の草津温泉に比べると、西の有馬温泉は交通の便がいいと言えますね。
それにしても、神戸電鉄のアップダウンはすごいです。今回改めて感じました。
電車も急坂仕様にできているので、難なく走りますが、やはり「軽快」という感じではない走りですね。
こんな感じの路線に通勤タイプの電車が走るといえば、おっしゃるとおり叡山電鉄とか、南海高野線の高野山の麓とか、富士急行線とか…
パーミラー。新しいジャンルですね。運転席かぶりつき専門でしょうか(笑)
叡山電鉄は昨年乗ったし、富士急行線は地元のようなものなので、南海高野線か… ちょっと今災害で不通ですが、復旧したら久しぶりに乗りに行きたいものです。
運転席に置いてある人形は、利用者が減少気味の粟生線を活性化させるためのシンボルキャラクター、「しんちゃん」だそうです。
といっても電車はいろんな路線を共通で走っているので、有馬線や三田線の方にもやってくるようですが。
私も気にはなってましたが、もうちょっとちゃんと撮ればよかったですね。
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Tagucyan
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- BTSさん 2017/11/17 16:44:21
- 神戸登山電鉄(笑)
- Tagucyanさまへ
こんにちは~
乗りごたえと見ごたえのある神戸電鉄・有馬線と粟生線ですね。
運転台からの眺めは完全に登山鉄道ですよね~一般路線で50パーミルの勾配とは…見ていたら乗りたくなりました。もちろん、かぶりつきで…(笑)
これだけの勾配やカーブが多いと表定速度は低いことでしょう~車両は急勾配に耐えれる設計になっているかと思いますが、雨・雪・落ち葉で車輪が空転しモーターに負荷が掛ることもあるのでしょうね。ある意味、運転士泣かせの路線かもしれません。
三木市内散策後は、もしかして…足を延ばして三セクですか~
続きを楽しみにしています。
BTS
- Tagucyanさん からの返信 2017/11/18 01:07:58
- 全国登山鉄道パーミル会会員
BTSさま。
こんばんは。
神戸電鉄にこれだけ本格的に乗るのは久しぶりですが、短距離であればたまに利用しています。
普通に車窓を眺めていると、ちょっと緑多めのふつうの近郊電車という感じですが、やはりこの路線はかぶりつきで坂を上り下りするのを眺めるのが楽しいです。
全国の山岳路線(ケーブルカーを除く)を運営している鉄道会社の親睦団体に「全国登山鉄道パーミル会」というのがありまして、箱根登山鉄道やアプト区間を抱える大井川鐵道などの蒼々たる面々と肩を並べて、神戸電鉄は堂々の正会員です。
これだけ50パーミルの区間がガンガン続く鉄道も珍しいです。ましてや観光路線ではない、普通の通勤電車ですからね。
そこを走る電車は、やはり急坂仕様に作ってあります。特にブレーキをかけたときにそれを感じます。これだけの急坂ですと、登るときより下るときの対策がより重要ですよね。
でも、雪とか降ったらしんどそうな気もします。
BTSさんの推測、スルドいです。
でも、その前にもう1つ行きたかったところがありまして…
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Tagucyan
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