2017 台風18号襲来で予定変更した佐渡島とモグラ駅巡り ＜3日目-3：モグラ駅3つ目 (⌒∇⌒)ノ" 有人駅の筒石駅＞

2017/09/16 - 2017/09/18

今回のモグラ駅巡り最後は新潟県糸魚川市にあるえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの筒石駅。

1912年12月に国鉄信越線支線の駅として開業。
1969年10月に北陸本線の複線電化に伴い現在地に移転、1987年ＪＲ西日本の駅となり、2015年3月北陸新幹線開業に伴い、えちごトキめき鉄道へ移管され現在に至ってます。

駅舎は地上にあり、上下線のホームは全長11,353mの頸城トンネル内地下40ｍにあります。
駅舎の改札口からホームまでは土合駅と同様に階段で降り、改札から下りホームまでは290段、上りホームまでは280段あります。
長いトンネルの内部にあるので美佐島駅と同様に列車が通過する際ホームは風圧によって強い風が吹き抜けため、ホームと通路とは頑丈な引き戸で遮断されており、待合所も扉の内側にあります。
危険防止のために駅員が交替で24時間年中無休で常駐している有人駅です。
1日の乗車人数は60人程度と都内などの大混雑する駅から想像できない少なさではありますけど…(^▽^;)

■旅行記：台風18号襲来で予定変更した佐渡島とモグラ駅巡り　
1日目-1：佐渡渡航～トキの森公園～経島・矢島
https://4travel.jp/travelogue/11288345
1日目-2：入江奥に寄り添う船大工の里の宿根木集落
https://4travel.jp/travelogue/11289782
1日目-3:小木民族博物館～佐渡奉行所～佐渡金山
https://4travel.jp/travelogue/11291261
1日目-4:夕陽の眺望が素晴らしい吾妻夕映亭
https://4travel.jp/travelogue/11291978

2日目-1:台風接近で欠航前に佐渡島から新潟港へフェリーときわ丸で渡航
https://4travel.jp/travelogue/11292320
2日目-2：階段486段！日本一のモグラ駅の土合駅
https://4travel.jp/travelogue/11292694
2日目-3：通過列車の強風対策で頑丈な扉が2つあるトンネル駅の美佐島駅
https://4travel.jp/travelogue/11293684
2日目-4：江戸時代に三国街道沿いの宿場町として栄えた塩沢宿牧之通りをぶらっと歩く
https://4travel.jp/travelogue/11294734
2日目-5：泊まって大満足！! 将棋の名人戦も行われる広大な敷地に僅か32室の温泉御宿　龍言
https://4travel.jp/travelogue/11296072

3日目-1：日本に沢山ある日本一の海近駅のひとつの青海川駅
https://4travel.jp/travelogue/11297023
3日目-2：日本海海近駅のおまけ立ち寄りの米山駅と有間川駅
https://4travel.jp/travelogue/11297201
3日目-4：直江津から糸魚川まで列車で行き、糸魚川駅周辺をぶらっとして台風襲来前に北陸新幹線で帰宅 (*^^)v
https://4travel.jp/travelogue/11297337

エリア 新潟

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

有間川駅を出て国道8号でモグラ駅3つ目の筒石駅に向かいます。

レンタカードライブもシーサイドを走りますが、あいにくの曇り空で海もきれいに見えません。

道路に筒石駅の小さな看板を発見！

ここにも電柱の陰に隠れるようにいました(笑)

ここにも案内看板。

ＪＲ地下駅？と小さく書かれています。

坂を下るとプレハブ小屋が正面に…

これが筒石駅の駅舎。
無人駅っぽいが、駅員が配置されてるとか。

筒石駅 駅

待合室と改札口があり、ちゃんと駅員が駐在しておりました。

1時間に1本のワンマン運行って感じ。

筒石駅は土合駅とよく似たトンネルの中にある駅です。

列車の到着時間が近づいたので入場券を購入。

この駅は有人駅のため、今まで周った駅のように勝手に構内に入って行けません。
ちゃんと入場券を買わされます(^▽^;)
観光目当ても視野に入れていて、入場券を購入すると入坑・入場証明書が配布されますのでお土産記念と考えればヨシか…

改札から入場して地下のホームに向かいます。

スタンプラリーってあちこちでやってますね。

地下からの強風を避ける造りの通路を進みます。

そして階段の頂上に…

土合駅の時と同じく、地の底へ続く不気味な階段を下りて行きます。

土合駅は地底７０ｍ、階段４６２段、筒石駅は土合駅に比べればスケールダウンとはいえ、見た目のインパクトは同じようにかなりのもんです。

下まで降りて上を振り返りました。

ここでも観光客がいて暗い地下に自分だけって状況は回避できました。
(´▽｀) ホッ

横へ通路が延びています。

上り、下りホームへの分岐点。

直進は富山、糸魚川方面上りホーム、右折すると直江津方面下りホームです。

この駅の利用者は1日60人くらいとのことですが、朝晩毎日ここを上り降りすることを考えると、慣れがあるとは言え気が滅入るような…(^_^;)

階段の途中で直角に曲がっています。

階段を降りると美佐島駅のように強風防止の鉄製扉が設置されていてその前にイスが並んだ待合室が…

ここも特急列車が130km/hで通過する区間なので、ホームとは扉で仕切られ、列車接近時は警報音および時計横の表示機に表示されます。

通過電車が行ってから、ホームに出てみました。

ここは美佐島駅と違い、自由にホームに出られます。
でも全長１１３５３mの長～い頸城トンネル内にある駅のホームは異空間って感じ。

こちらが下り直江津方面、向こうに見えるのは上り富山、糸魚川方面のホーム。

今度は富山、糸魚川方面の上りホームにも行ってみます。

こちらも同じような階段。

富山、糸魚川方面のホーム。

先程までいた直江津方面のホームが右斜めに見えます。
ホームをずらして造るのはトンネルの断面積を小さくして強度を保つためだとか…

ホームは幅も狭いです。

ここを特急列車が猛スピードで通過したらさぞかし強風だろうかと…

ホームから見た扉。

もし停電したら…一寸先も闇ですね(笑)

ホームに人が数名現れました。

おそらく乗車するのではなく、観光客かと…

そして列車が到着しますのアナウンスが入り、ゴーっと遠くから音が響いてきました。

トンネルの奥から光が見えてきました。

この小さな光がしばらく見え続きます。

車体も見えてきた。

列車がホームに停車。

1両編成ワンマンですね。

列車から降りてきた観光客も写真撮影していました。

そして発車。

反対側のホームの人たちも一斉に写真撮影してました(笑)

列車を皆さんで見送ります(''ω'')ノ

そして再びゴーって音を響かせながら列車は去っていきました。

列車が去った後、イベントの終了後のように一斉にみなさんホームから地上に向かいます。

この長い階段をひたすら上ります。

上りきって下を見ました。

土合駅と同様に階段の横にスペースがありました。
これもエスカレーター計画の跡？

レンタカーを返しに直江津駅へ向かいます。

直江津へレンタカーを返して、直江津から糸魚川まで今見てきた有間川駅や筒石駅を通過して糸魚川駅から北陸新幹線で帰宅の途に着きます。