2017 台風18号襲来で予定変更した佐渡島とモグラ駅巡り ＜3日目-2：日本海海近駅のおまけ立ち寄りの米山駅と有間川駅＞

2017/09/16 - 2017/09/18

3日目の最初は日本一の海近駅のひとつの青海川駅に行きましたが、青海川駅から上越方面へ向かう信越本線は日本海側の海岸線を走っています。
その中で青海川駅に近い海近の駅であるＪＲ信越本線の米山駅とえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの有間川駅の2つにも立ち寄りしました。
こういった特に有名でもないローカル駅を訪れてみるのもいいもんです(^^)

米山駅は、新潟県柏崎市にあるＪＲ東日本信越本線の駅で、1897年 北越鉄道の鉢崎駅として開業、1907年に北越鉄道が国有鉄道となり、1961年米山駅に改称。
2002年に駅舎に入っていたＪＡが撤退して無人駅になり、1日の利用者は30人程度の駅です。

もう1つの有間川駅は、新潟県上越市にある、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの駅で1947年有間川駅として開業。
1970年に無人駅、1987年ＪＲ西日本の駅となり、2015年に北陸新幹線開業に伴いえちごトキめき鉄道へ移管されています。
こちらの駅も1日20人くらいしか利用客がいない駅です。

■旅行記：台風18号襲来で予定変更した佐渡島とモグラ駅巡り　
1日目-1：佐渡渡航～トキの森公園～経島・矢島
https://4travel.jp/travelogue/11288345
1日目-2：入江奥に寄り添う船大工の里の宿根木集落
https://4travel.jp/travelogue/11289782
1日目-3:小木民族博物館～佐渡奉行所～佐渡金山
https://4travel.jp/travelogue/11291261
1日目-4:夕陽の眺望が素晴らしい吾妻夕映亭
https://4travel.jp/travelogue/11291978

2日目-1:台風接近で欠航前に佐渡島から新潟港へフェリーときわ丸で渡航
https://4travel.jp/travelogue/11292320
2日目-2：階段486段！日本一のモグラ駅の土合駅
https://4travel.jp/travelogue/11292694
2日目-3：通過列車の強風対策で頑丈な扉が2つあるトンネル駅の美佐島駅
https://4travel.jp/travelogue/11293684
2日目-4：江戸時代に三国街道沿いの宿場町として栄えた塩沢宿牧之通りをぶらっと歩く
https://4travel.jp/travelogue/11294734
2日目-5：泊まって大満足！! 将棋の名人戦も行われる広大な敷地に僅か32室の温泉御宿　龍言
https://4travel.jp/travelogue/11296072

3日目-1：日本に沢山ある日本一の海近駅のひとつの青海川駅
https://4travel.jp/travelogue/11297023
3日目-3：モグラ駅3つ目(=ﾟωﾟ)ﾉ 有人駅の筒石駅
https://4travel.jp/travelogue/11297253
3日目-4：直江津から糸魚川まで列車で行き、糸魚川駅周辺をぶらっとして台風襲来前に北陸新幹線で帰宅 (*^^)v
https://4travel.jp/travelogue/11297337

エリア 新潟

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.0

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

青梅川駅を見た後、2駅西にある米山駅へ国道8号を走り、やってきました。

かつてはJAが入っていたという駅舎ですが、今は撤退し、無人駅となっています。

駅前にはお店などは無く、自動販売機のみありました。

この駅舎痕がＪＡの痕跡。

公衆電話がありましたがケース外側は錆び付いていました。

ＪＲ信越本線の駅で、青梅川駅から西へ2つ目の駅です。

1時間に1本程度ありますね。

駅舎に入ると待合室がしっかりと壁に覆われ、海は見えません。

海側からの風雪対策と思われます。

自動券売機は設置ありました。

ホームに出てみました。

駅標の向こう側には少し離れていますが日本海が広がっています。

この駅も青梅川駅同様に曇りなのが残念。

この駅はホームが上下線別の中、3線となっています。

米山駅の隣は笠島駅、その隣は青海川駅と、海の見える駅が並んでいるのも特徴。

1時間に1本しか来ない列車の線路にはうっすら錆が…

しばらくすると列車がやってきましたが、車両カラーが違うのでよく見ると越乃＊Kura（http://www.jrniigata.co.jp/train/shukura/）になっているじゃありませんか。

これが青海川駅で見た看板の列車ですね。

なるほど窓が格子状になっていたりします。

こんな列車で日本海の海を眺めながらクルーズもいいですね。

あっと言う間に通過していきました。

列車が去ると何も無い静かな時間が訪れます。

列車も殆ど来ないですが、線路を横断せず連絡橋で海側のホームに行ってみます。

ここも風雪対策で周りを壁で覆われた連絡橋です。

海側のホームに出ました。

この駅はホームから海岸には降りられませんが、防波堤まで空き地がありますんでホーム際まで海が近づいてた青梅川駅には敵いませんね。

駅舎側へ連絡通路を渡って戻ります。

連絡橋から駅舎へ続く通路を歩いて戻りました。

なんにもなかった無人駅ですが、天気の良い日に来ればたぶん、美しい海が出迎えてくれたものと思います。

引き続き国道8号を走り、有間川駅に向かいます。

そして有間川駅に到着するころには雨が降り出しました。

駅のホーム手前のまるで私有地みたいな場所に車を止めて…

車を降りてカーブの途中にある有間川駅に到着するとちょうど列車が到着しておりました。

有間川駅 駅

1両編成ですね。

ＪＲと違ってカラフルなカラーの列車です。

ホームの向こうにはこの駅も日本海が広がります。

有間川駅の駅標の向こうには日本海。

高台にある有間川駅は駅の向こう側がすぐ海のように見えます。

駅標右上のＥＴＲは、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの略です。

山側のホームの一部は、斜面をえぐって作られていました。

雨除けにもよい軒先付きです。

これが駅舎です。

日本海の反対側にあるホームにはイスの設置もありました。

駅舎の中から見た日本海。

瓦屋根の木造駅舎。

駅の看板も木製で将棋の駒のような字体で味がある～！

駅舎の中は何にもな～い。

これも豪華観光列車の雪月花（https://www.echigo-tokimeki.co.jp/setsugekka/）です。

この列車はこの先の旅行記3日目-4の中で直江津駅で登場します。

列車はワンマン運行ですね。

1時間に1本程度あります。

駅前にはお店も家も無く、下には国道が通っています。

コンクリートの壁に記された半世紀以上前の西暦。

駅舎と複線の線路。

ここまで青海川、米山、有間川の日本海の3つの海近駅を見ました。
どれも天気さえ良ければ絶景に遭遇できたのに…(T_T)
次はモグラ駅に戻って、筒石駅に向かいます。