腰越・津ハイキング

2017/10/26 - 2017/10/26

　鎌倉山から腰越・津に入ると地図上に点線で示される道がある。旧道であろう。その道は土地の地主や水道施設があるために、片側、あるいは両側にフェンスが張られた圧迫感のある道ではあるが、曲がりくねっており、確かに旧道である。その旧道が切れ、配水池を巡るフェンスが現れ、道が直角に折れる。その配水池の周りに植えられた桜の木々では小鳥が囀っている。一昨年の春から耳に入ってくる音色だ。一度、Webで検索したことがあるが、囀（さえず）り声はホトトギスに似ているのだが、未だ姿を見たことがないので、小鳥の名前は確定はしない。しばらく、うっとりとして聞いていた。
　ここは崖になっており、下りるためのコンクリート製の長い階段があり、新鎌倉山住宅地に入って行く。この階段の上からは富士山が見えるのだが、フェンスが邪魔している。真ん中の踊り場まで行くと遮るものもなく、富士山が綺麗に見える。階段の上から下を見たら、おばあさんが階段をゆっくりと上ってくる。踊り場と階段上り口との間位の所でおばあさんとすれ違った。「綺麗にみえますか？」、「ええ、階段の一番上では見辛いですが、そこの踊り場からは綺麗に見えますよ。」90歳くらいのおばおさんだ。それでも天気の良い日には家から出て来て、この階段を上り富士山を見ているのだろう。新鎌倉山住宅は昭和47、48年（1972、1973年）に分譲されたというから、当時、50代で入居したなら、その歳になろう。しかし、ご主人はもう亡くなっているのだろう。だから、こうして一人でやって来て、ゆっくりと階段を上って富士山を眺めに来ているのだろう。
（表紙写真は階段の踊り場から見る富士山）

エリア 鎌倉(神奈川)

山道の下には住宅地。

片側にはフェンス。

尾根道。

住宅への入口には鍵が掛っている。

山道。

カーブにもフェンス。

視界が開ける。

フェンスと桜並木。

配水池か。

配水池を回る道。

フェンスがある崖。

階段の上からは富士山が。

江ノ島も見える。

階段の踊り場から見える富士山。

階段の踊り場から見える富士山。

階段を下りると「津１号緑地」看板。

新鎌倉山住宅から見える西鎌倉団地の配水タンク。

団地の角に広町パンダ公園。

広町パンダ公園。

新鎌倉山住宅の直ぐ下には広町緑地の田圃。

1時間に1本のバス停。

水道（水飲み場）。

「小便禁止」。

団地の二又川。

橋の上流は暗渠。

公園。

表札がない公園。

公園。

公園の看板。

水飲み場。

公園。

公園の広場。

お墓。

「通行注意」。

「通行注意」。

神奈川県警察犬訓練所。

鎌倉広町緑地御所谷入口。