2017/07/24 - 2017/07/25
2282位(同エリア10322件中)
norijiroさん
- norijiroさんTOP
- 旅行記136冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 178,582アクセス
- フォロワー19人
今回のロンドン滞在は短いため、市内だけでもよいかと思っていた。が、ロンドンはあまりに都会である。それはイギリスのなかでも異質であり、「本当のイギリスは田舎で見るべし」などという意見もあるらしい。かといって、スコットランドや湖水地方にいくほど時間があるわけでもないので、「ほどよい郊外」としてウインザー城に出かけることにした。
ロンドンの後半とあわせてどうぞ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
早朝から市内南部のターミナル・ウォータールー駅へ。普段は女王が週末をすごすというウインザー城は、ここから電車で西に約1時間の距離にある。東京都心から八王子くらいの距離感だ。
ウォータールー駅 駅
-
駅のマクドナルドで朝食。うまい。実にうまい。適当に作った感じが海外らしくてよい。「The アメリカン」を称したらよいと思う。
-
ローカル電車に乗って出発。
-
熱心にルートを検討する次男。きょうは任せた。
-
定刻どおりにウインザー駅へ到着。アイルランド付近に停滞する低気圧の影響で、この日は朝からイギリスらしい空模様。しかし、ロンドンのにわか雨に慣れたわれわれは、雨が降っていない以上、これは晴れと解釈することにした(冬の北陸でも同様の解釈をすると聞いたことがある)。というわけで、恵まれたお天気のもとウインザー城へ。
-
すぐに城が見えてきた。城は小高い丘の上にあるようで、日本でいえば「平山城」ということになる。脇を流れるテムズ川は天然の堀と見立てることも可能だ。ということは、元来は戦に備えた要害ということだろうか。
-
城壁をぐるっと回りながらエントランスへ到着。
ウィンザー城 城・宮殿
-
世界に現存する城のうち、居住者がいるものでは世界最大というだけあって、内部はかなり広い。
-
ウインザー城の見所の一つに、衛兵交代式がある。衛兵交代式といえばバッキンガム宮殿のものが有名だが、その分とてつもない混雑となり、おまけにスリなど不逞の輩も多数紛れ込んでいるとか。
そこで、比較的空いているというここウインザー城で見学することにした。この日は平日ということもあり、11時からという開始時間の20分前にやってきたが誰もおらず、楽々最前列をゲット。 -
楽団の演奏にあわせて衛兵の交代が行われる。イギリスの伝統音楽と規律正しい衛兵たちの動きはなかなかの見応えがあった。多分にショー的要素もあるが、ギャラリーがゼロでもやるのだろうか。
なお、衛兵はイギリス陸軍の兵士が務めている。説明によると「明日、命令一つで転属となり、世界中の戦地に送られるかもしれない」とのこと。そう考えると、ここの警備は命の危険はほぼゼロで、交代制だから残業もなく、しかも都会にも近いということで、配属先としては「当たり」な気がした。
警備中の衛兵は一切しゃべらず直立不動だが、一緒に写真を撮らせてもらったお礼を言ったら、口を閉じたまま「mmm…」と反応してくれた。 -
交代式の後は城内を散策。城内中ほどにある「ラウンド・タワー」は、円形のつくりが中世の雰囲気を残す。8月になると内部も見学できるらしい。今回は残念ながら外観のみ。
-
チャールズ皇太子とカミラ夫人の結婚記念礼拝が行われたという「セント・ジョージ礼拝堂」。ウエストミンスター寺院同様、ここも内部の天井がよかった。
-
いわゆる本館に相当する公式諸間(ステート・アパートメント、写真はリーフレットより)。バッキンガム宮殿同様、こちらにも各国来賓が数多く訪れる。内装も豪華。イギリスの特徴なのか、外はシンプル、中はゴージャス、というパターンが多い。
-
来賓の応接に使う部屋が多数公開されている。
1992年11月に、隣接する礼拝堂からの出火が広がり大火災となってしまったが、多額の費用を投じて5年間でほぼ復元された(その費用の補填のため、バッキンガム宮殿の有料一般公開がはじまった)。複雑な木組みの模様で作られていた床は、焼け焦げた表側と残った裏側をひっくり返すことで元の状態にしたらしい。 -
精巧なドールハウス(かなり大きく高さ2メートルくらいある。水回りがきちんと使えたりと、本物そっくり)なども見学でき、王室文化の豪華さを堪能できた。
ただ一つ残念だったのが、飛行機の騒音である。このウインザー城はイギリスの玄関口・ヒースロー空港と距離が約6kmと近い。丘を一つ越えれば滑走路、という感じである。しかもここはちょうど航路の真下に当たるようで、離着陸の飛行機がしばしば轟音を響かせていく。城内で中世の雰囲気にひたろうとするのだが、上空がちょっとうるさい。 -
見学後は城下町?をブラブラ。タイ料理のお店をみつけ、急にお腹が空いてきた。
-
タイ・スクエア(チェーン店らしい)というお店に入る。久々に食べるアジアの味は格別だ。
-
なかなか本格的なタイ料理だった。よし、今夜もアジア飯にするぞ(かたい決意)。
城を見てタイ料理を食べただけなので、「本当のイギリス」を感じられたかは微妙であるが、古城とこぢんまりとした街並み、そして絶好の空模様と、ロンドンとはまた違った雰囲気であったのは確かだ。 -
ウインザーからロンドンへ戻り、おしゃれスポットとして知られるコベント・ガーデンへ。
コヴェント ガーデン 広場・公園
-
いまだにどういう仕組みだか分からない大道芸。左手のシャベルだけで宙に浮いている。チップを渡すと、左手を軸にくるっと前回りで一回転。謎だ。
-
剣山に横たわろうとするオッサン。小技を次々と繰り出す大道芸人と違い、彼はこの一芸のみで生きている。というわけで、横たわったらそこで終了のため、実際に横たわるまでの前口上がとても長い。人前でさらすには少々ふさわしくないようなわがままボディだが、豊富な皮下脂肪は本芸に何か関係しているのかもしれない。間違って刺さっても針が内臓まで行かない、とか。
-
体張ってます。
-
近くの交通博物館で、地下鉄グッズを購入。路線図入りのマグカップが気に入った。
ロンドン交通博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
コベント・ガーデンを後にし、かの有名な百貨店「ハロッズ」へ。内部はとても広く、目的の売り場を見つけるのも一苦労。
ハロッズ 百貨店・デパート
-
昔はドレスコードがあったほどの高級百貨店。内装も通常のデパートとは一線を画す。
-
誓いどおり、夕食を食べに中華街へ。結局、ロンドンでの3泊中、唯一食べた夕食となった。
-
適当に目に入った「旺記」に入店。メニューの基本はぶっかけ飯だったが、近所のラーメン屋のような庶民的な味になつかしさを覚えた。
ワン ケイ 中華
-
明けて早くもロンドン最終日。ホテルから路線バスで移動する。2階最前列の特等席をゲットし、ご満悦の次男。ただの路線バスなので、乗り降りが面倒な2階は意外と人気がない。
-
地元民は見飽きているかもしれないが、2階からの眺めは格別である。
-
この日の散策の起点、トラファルガー広場へ到着。塔の上には、1805年のトラファルガー海戦を指揮し、ナポレオン軍のイギリス上陸を阻止した英雄・ネルソン提督の像が見える。
前日に利用したウォータールー駅の駅名は、同じくナポレオン軍がボロ負けしたワーテルローの戦いに由来しているというし、イギリスの「ナポレオンやっつけたアピール」が際立つ。ネルソン記念柱 モニュメント・記念碑
-
チェーンの喫茶店でサンドイッチを食べた後、ブラブラと歩きながら、ピカデリーサーカスへ到着。老舗商店やブランドショップ、劇場などが建ち並ぶロンドンの中心だ。
ピカデリー サーカス 広場・公園
-
道路の曲線に沿って、ビルの前面が弧を描くリージェント・ストリート。名だたるブランドの旗艦店が軒を連ねる。
リージェント ストリート 散歩・街歩き
-
しばらく歩き、とある店へとやってきた。あの教科書にも出てきた「イギリス東インド会社」…と言いたいが、もちろん当時の組織とはまったくの別物で、ただの茶葉専門店である(名称については、一応公的な許可を得ているらしい)。紅茶の試飲などをしていると、世界史が頭をめぐったりもする。
ザ イースト インディア カンパニー (メイフェア店) 専門店
-
老舗デパートのリバティ。木造の外観が際立つ。
リバティ ロンドン 百貨店・デパート
-
内部もこのとおり。デパートとは思えない。
-
のんびりと買い物をしていると、あっという間にお昼。15時のユーロスターに乗らないといけないので、それほど余裕はない。お昼ご飯はどうしようか…と考えてみるが、ここまでのロンドン滞在中の食事は、「イギリス式朝食×2→フィッシュアンドチップス→マクドナルド→タイ料理→中華料理→その辺のサンドイッチ」と、おせじにも充実しているとはいえない。特に後半は世界中どこでも食べられるものだ。何だか痩せてきた気もする。
ということで、最後は本場のアフタヌーン・ティーを楽しむことにした。
スイーツ・スコーン・サンドイッチの豪華三段重ねはさすがに見事。スコーンはちょっと圧力をかけただけで砂団子のごとくボロボロと崩壊していくほどヤワである。食感もボソボソだが、お茶をおいしく飲むためには悪くない。ケーキは、どこまでも甘くというある種の潔さを感じた。 -
食後はタクシーでセント・パンクラス駅へ急ぐ。道が混んでいて、駅へ到着したのは発車の40分前になってしまった。いくら天下のロンドンタクシーとはいえ、渋滞までは事前に察知できないらしい。さらに追い打ちをかけるように、目に飛び込んできたのはこの大行列である。これって、乗れるか…?
当初は「これだけ並んでいれば、全員が乗れるように配慮してくれるに違いない」と期待していたが、われわれの列車のさらに30分後に出発するパリ行きの乗客も多いようだ。ということで、係員が来るたびに、「ブリュッセル!」とアピールするが、「そのまま待て」と言われるのみ。後ろにいたおばちゃんも不安になったのか、「あなたたちもブリュッセルよね」と聞いてくるが、仲間がいたところで何の気休めにもならない。
焦りつつ周囲を見ると、さらに遅れてきたブリュッセル行きの乗客が、優先的に前のほうに通されているではないか! これを見て、さらに声高に「ブリュッセル! ブリュッセル!」と選挙カーのごとく連呼したが、係員の反応は変わらない。どうやら、「普通に並んでいてもギリギリ乗れそうな最後尾」と認識されている絶対不利なポジションのようである。セント パンクラス国際駅 駅
-
タイムリミットが近づくなか、ようやくの思いで荷物検査を終えると行列は二手に分かれた。右と左の2か所に出国審査のブースがある。最初は右に並んでいたのだが、妻が重大な事実に気づいた。パスポートをきちんとチェックしている右に対し、左は係官が手持ちのセンサーをパスポートにかざすのみ(イギリスに出国スタンプはない)。その結果、左のほうがはるかにサクサク進んでいるのである。そこで急いで左に並びなおした。今から振り返るとここが運命の分かれ目。目論見どおり左の出国審査は数秒で終わり、その後の入国審査もノーチェックで瞬間的に終了(ブリュッセルより先にフランスのリール駅に停車するので、パスポートにはフランスの入国スタンプが押された)。そのままホームへダッシュ! 何とか発車3分前に車内に滑り込んだ。
全員が乗れるまでしばらく出発は待つのかと思っていたが、列車は15時4分、まさかの定刻発車。われわれの後ろにもかなりのブリュッセル組がいたので、確実に乗り遅れた人間がいると思うのだが…。駅には早めに到着することをお勧めしたい。ちなみに、帰国後に調べたところ、乗り遅れた場合でも無料で次の列車に振り替え可能とのこと。そうか、だから係員に緊張感がなかったのか。 -
はじめてのロンドン。あまり時間がなく、名所を回っただけで終わってしまったが、世界都市としてのエネルギッシュさと古い歴史と文化が交わるその魅力は十分に感じ取ることができた。初めての訪問にもかかわらず、歩いているだけで楽しくなる場所ばかりだった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2017年子連れベルギー・イギリスの旅
-
前の旅行記
2017年子連れベルギー・イギリスの旅(2)~あこがれのロンドン弾丸紀行
2017/07/22~
ロンドン
-
次の旅行記
2017年子連れベルギー・イギリスの旅(4)~古都・ブルージュで中世にひたる
2017/07/25~
ブルージュ
-
2017年子連れベルギー・イギリスの旅(1)~序章・ベルギーの黄金三点セット!
2017/07/21~
ブリュッセル
-
2017年子連れベルギー・イギリスの旅(2)~あこがれのロンドン弾丸紀行
2017/07/22~
ロンドン
-
2017年子連れベルギー・イギリスの旅(3)~ロンドン後半戦・ウインザーで衛兵交代式を見る
2017/07/24~
ロンドン
-
2017年子連れベルギー・イギリスの旅(4)~古都・ブルージュで中世にひたる
2017/07/25~
ブルージュ
-
2017年子連れベルギー・イギリスの旅(5)~ルーベンスときどきネロ・アントワープへ
2017/07/27~
アントワープ
-
2017年子連れベルギー・イギリスの旅(6)~さらばブルージュ、また会う日まで
2017/07/27~
ブルージュ
-
2017年子連れベルギー・イギリスの旅(7)~ブリュッセルで芸術三昧
2017/07/28~
ブリュッセル
-
2017年子連れベルギー・イギリスの旅(8)~小便小僧に小便少女? ブリュッセルの個性的な面々
2017/07/30~
ブリュッセル
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
ロンドン(イギリス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2017年子連れベルギー・イギリスの旅
0
39