2017/09/21 - 2017/09/21
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Tagucyanさん
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翌日の仙台での所用に向かうため、東北地方の真ん中らへんをぐるっと1周しようとしています。
新潟から特急電車に乗って日本海沿いを北上、ちょっと寄り道して山形県に入り、鼠ヶ関駅まで来ました。
ここから、鈍行列車の旅が始まります。
そのトップバッターは、いきなり国鉄型のディーゼルカー。
改造もされておらず、車掌さんも乗っていて、昔ながらの普通列車という雰囲気です。
日本海沿いを縦貫する幹線である羽越線ではありますが、ローカル線の旅をしているような感じでした。
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- 一人旅
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- JRローカル
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- 個別手配
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【その2】からのつづき
新潟県最北の集落・村上市伊呉野から徒歩で山形県鶴岡市鼠ヶ関へ。
(というと大げさですが、連続した1つの集落です)
その鼠ヶ関集落の中にある、羽越本線・鼠ヶ関駅。鼠ケ関駅 駅
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鼠ヶ関始発の酒田行き列車が発車を待っていた。
なんとこれが国鉄型のキハ47。 -
「鼠ヶ関-酒田」のサボ。
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青いモケットのセミクロスシート。
車掌も乗っていて、昔ながらの普通列車という感じである。
ここでこれに乗れるとは思わなかった。 -
鼠ヶ関駅を出発。
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冷房車だったが、冷房装置は動いていなかった。
鼠ヶ関から乗った乗客は自分1人だけだったので、窓を開けて外を眺める。
気持ちいい~♪JR羽越本線 乗り物
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ダイヤに余裕があるのか、比較的ゆっくりめに走る。
相変わらず海沿いを行く。
窓からは気持ちのいい風が入ってくるし、エンジン音、走行音、最高だぞ~。 -
小岩川駅に到着。
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小岩川駅。
小岩川駅 駅
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小岩川-あつみ温泉間。
ちょっと電線がジャマですね。 -
小岩川-あつみ温泉間。
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あつみ温泉駅。
温泉帰りと見えるおじさんのグループが乗ってきた。あつみ温泉駅 駅
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あつみ温泉駅を出発。
鼠ヶ関駅にもあった「きらきらうえつ」用の駅名標もある。
(ちょうど柱で切れちゃった) -
あつみ温泉-五十川間。
「立岩」という岩。立岩 自然・景勝地
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駅周辺でないところにも時々集落がある。
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ずっと国道7号線と並行。
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五十川(いらがわ)駅。
五十川駅 駅
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小波渡(こばと)駅。
小波渡駅 駅
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小波渡駅。
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小波渡-三瀬間。
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海沿いを走るのはこのあたりまで。
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三瀬(さんぜ)駅。
三瀬駅 駅
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三瀬駅。
なにやら工事をしていた。 -
三瀬駅からは海から離れ、急に山里のような景色になる。
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羽前水沢駅。
「羽前」かあ。山形県に来たなあ。羽前水沢駅 駅
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羽前大山駅。
羽前大山駅 駅
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庄内平野にかかってくる。
車内はさっきのおじさんグループを除けば、1ボックスに1人いるかいないか程度かな。
相変わらず窓を開けて風に当たる。 -
鶴岡駅に着いた。
鶴岡駅 駅
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改めて、今乗っている列車。
車掌さんは女性だった。 -
鶴岡から先、酒田までは庄内平野の2大都市を結ぶ区間なので、乗客がたくさん乗ってくるかと思ったら…
逆に、今まで乗っていた乗客が全員降りてしまい、自分1人になってしまった^^; -
単線区間にある鶴岡駅では、列車すれ違いのため7分停車。
向こうのホームに新潟行きの特急が来るようだ。 -
と思ったら、手前のホームに意表を突いてSL(C57)がやってきてびっくりした。
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帰宅後改めて時刻表を見てみたら、3日後に同じ筋で「SL日本海庄内号」という列車が走るようで、その習熟運転のようだ。
普段磐越西線を走っている「ばんえつ物語」の車両を牽いている。 -
その車両をバックに、「きらきらうえつ」の駅名標。
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鶴岡駅を出発。
結局2両目の車両の客は自分ともう1人だけ。 -
藤島駅。
藤島駅 駅
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西袋駅。
西袋駅 駅
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西袋駅。
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途中、あちこちで稲刈り作業をしているところを見かけた。
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陸羽西線の線路が合流してきた。
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余目駅に到着。
名残惜しいが、ここで下車する。 -
余目駅の構内。
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余目駅。
山形県庄内町(旧余目町)の中心駅。
余談ですが、庄内町の姉妹都市はロシア・サハリン(樺太)のコルサコフ市。
コルサコフは、自分が初めて降り立った海外の町です。余目駅 駅
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駅前通り。
自分は、ここではなく、この右方向に歩いて行き、 -
すぐのところにある、「庄内町新産業創造館クラッセ」。
米倉庫を改造した建物とのこと。
「倉」を改造したから「クラッセ」なのかな。 -
その入口。
左の壁に、「クラッセ」のロゴがある(ちょっとおしゃれ)。 -
入ったところ。
左に入ると、「やくけっちゃーの」という、地産地消のレストラン。
名前の由来は「焼くんだよね」の庄内弁。 -
ちょうど開店したところだった。
時間があればここで食事を取りたかったが… -
入口を入って、突きあたりにある「余目製パン」というパン屋さん。
余目駅構内でも売っている。 -
上の写真の左側に入口がある、「なんでもバザールあっでば」。
「なんでもあるよー」というような意味の庄内弁らしい。
名前の通り、地元の物産品から工芸品からお土産から、いろいろ売っている。
地元の人も買いに来ていた。 -
この中では地元産の食材を使ったお弁当類も売っていて、自分も購入する。
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再び、余目駅に戻ってきた。
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余目駅の駅舎内。
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駅の構内図。
真ん中のホームが羽越線、上側のホームが陸羽西線。 -
年季の入った跨線橋。
陸羽西線のホームに向かいます。 -
陸羽西線のホームのベンチで、さっき買った「庄内産うるち米を使った助六」と「庄内産豚挽肉を使った肉だんご」を食べる。
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駅のホームの駅名標と時刻表。
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陸羽西線の時刻表。
昼間は、おおよそ2時間に1本の間隔である。 -
酒田から、2両編成の陸羽西線・新庄行きの列車がやってきた。
これに乗り込む。
【その4】につづく。
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この旅行記へのコメント (4)
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- Akrさん 2017/10/22 15:56:28
- やはり国鉄車には過剰反応しますよね(笑)
- Tagucyanさま
こんにちは。Akrでございます。
日本海沿いに北上してますね。私と同様に国鉄キハにときめく世代なのですね。ワンマンじゃなく車掌付きというのもいいですね。
それにしても海が綺麗。
窓開放で眺められるとは最高の贅沢ですね。
蒸気の試運転にあたるとはツイてますね。
「SL日本海庄内号」は初めて知りました。
今度は陸羽西線ですか。
どこまで北上するのかと心配しておりましたよ(笑)
なかなか太平洋側に行かないから。
次回はどこまで来るのでしょう。
楽しみにしております。
-Akr-
- Tagucyanさん からの返信 2017/10/22 20:13:06
- それしかなかったですから
Akrさま
こんばんは。
タラコ色のキハ、青いモケットのセミクロスシート、車内を歩き回る車掌さん、私が乗り鉄を始めた頃のローカル線の標準的な姿でした。
それしかなかった、とも言えますけど。
車掌さんがハサミでパチパチ穴を開ける補充券を持っていれば、さらに完璧でしたが(笑)
この日、海が少し荒れていました。静かな海よりもちょっと波が立っていた方が絵になります。
ただ、日本海側は荒れるときは本当にものすごく荒れますからね。これだけ海沿いに走っていれば、影響も受けて、よく遅延する話を聞きます。
鶴岡駅で向かいのホームにSLがやってきたときは、まったく予期していなかったことなのでびっくりしました。ちょうどその時、ボックスシートに座ってくつろいでいたのですが、慌ててダッシュしましたよ(笑)
定期運転をしない区間を運転するときは予め習熟運転するとは聞いていましたが、本番とまったく同じダイヤでするんですね。
たしかにノロノロと日本海側を北上してばかりでなかなか前進してませんね^^;
たぶんここからは早いです。
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Tagucyan
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- BTSさん 2017/10/19 07:43:04
- 気持ちが良さそう!
- Tagucyanさまへ
おはようございます。
鼠ヶ関駅から最高の贅沢をされましたね~
タラコ色のキハ47に揺られながら窓を開けて日本海の潮の香りを楽しむなんて…そして日本海から離れると黄金に輝いた田園風景を眺めながらと、究極の乗り鉄ですね。この時ばかりは童心に返っていたのではないでしょうか~それにしても羨ましい限りです。
あつみ温泉は、新潟競馬の帰りに泊ったことがあります。駅からは離れており静かな温泉です。日本海の幸が美味しかったです。
私も陸羽西線へ乗換えるため余目駅で降りことがありますが、駅前にある「庄内町新産業創造館クラッセ」は行きませんでした。Tagucyanさまの旅行記を拝見し寄っておけば良かったと反省をしています。(笑)
この後は、陸羽西線ですね~続きを楽しみにしています。
BTS
- Tagucyanさん からの返信 2017/10/21 15:42:52
- 贅沢な時間でした
- BTSさま
こんにちは。
あの日は特に暑くも寒くもない日でした。
でも、新型車両だったら空調がかかっていたでしょうね。
それに対して、このキハ47は冷房車でしたが、冷房装置は動いていませんでした。
車内は空いていたし、窓を全開にして風に当たりながら景色を眺める絶好のチャンス。
久しぶりでしたねえ。これって、昔は普通の光景だったんですけどね。
贅沢な時間を過ごさせていただきました。
陸羽西線には、たぶん過去2回ぐらい乗ったことがありますが、いずれも余目ではなく酒田で乗り換えたと思います。
余目駅のある庄内町のHPを見ていたら、駅近くにクラッセという施設があったので、昼食を買うのを兼ねて行ってみました。
レストランも、パン屋さんも、物産店も、庄内地方の地産地消をテーマにしていました。
もうちょっと時間があれば、ステファニーさんが行った温泉にも行ったかもしれません(実はこちらも候補でした)。
余目からは、陸羽西線です。目的地が仙台なので、この先の行動が見えましたね。
ただし、一番最後にひとひねりしてます。
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Tagucyan
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