地下の美術館・ヴィエリチカ塩鉱にびっくり～かわいいポーランド探訪８日間④の2

2017/09/28 - 2017/09/28

今回のツアーで唯一気が乗らなかった場所がヴィエリチカ塩鉱。地下とか暗いとか狭いとかが苦手だからです。ですが、中には行ってみるとびっくり、それは美しい世界が待ち受けていたのでした。
今回のツアーはポーランドの「可愛さ」「美しさ」を愛でるという確固としたコンセプトがあったのでそれにそぐわないのでは？とちょっと思ったのですが、そんなことは全然ありませんでした。一杯歩いて運動にもなったよ！

9月25日　
10：20　LOTポーランド航空直行便にて成田より出発　
14：25　ワルシャワ着
ホテル：カンパニーレワルシャワに宿泊

9月26日　
午前　ショパンの故郷、ジェラソヴァ・ヴォーラへ
午後　切り絵で有名なウォヴィチの古民家博物館見学
　　　ウッチ旧市街散策
ポズナンで宿泊　ホテル：ポロホテルポズナン

9月27日　
午前　カラフルな街並みが可愛いポズナン旧市街観光
午後　日本でも大人気、ボレスワヴィエツ陶器工場見学＆アウトレット価格でショッピング
ヴロツワフで宿泊　ホテル：イビスヴロツワフセントラム

9月28日　
午前　妖精の町ヴロツワフ旧市街観光
午後　地底の美術館、ヴィエリチカ岩塩鉱見学
クラクフで宿泊　ホテル：ノボテルクラクフシティウエスト

9月29日　
午前　クラクフ旧市街観光、市場散策、ダヴィンチの「白貂を抱く女」を鑑賞
午後　フリータイム
クラクフで連泊

9月30日　
午前　花柄ペイントが可愛いザリピエ村散策
午後　ポーランドで最も美しい村、カジミエシュ・ドルヌ散策
ワルシャワで宿泊　ホテル：ノボテルワルシャワセントラム

10月1日　
午前　ワルシャワ市内観光
15：10　LOTポーランド航空にて帰国　翌日8：45成田到着

エリア ヴィエリチカ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

地下の色彩のない世界のお写真ばかりの旅行記はちょっと気が乗らない・・・まずは２組に分かれてエレベーターに乗ります。ツアーでないと入れないことになっています。夕方１７時３０分からの予約で約２時間かけて坑内を歩いて見学します。2Km以上は歩くらしい。階段や歩きにくい道も多いので、靴も気を付けないとです。

ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物

せま～いエレベーターで恐怖心も増殖する中、坑内に入っていきます。

温度や湿度管理もきちっとされています。一つの間から間の間にあるドアは、後ろのドアが開かないと前のドアは閉められません。

カリフラワーと呼ばれる塩の結晶。

路面や壁や彫刻など、すべて塩でつくられているのでまたまたびっくり。

ここに来るまでのバスの中で、ヴィエリチカの塩鉱が発見された伝説を教えてくださいましたが、とても印象に残りました。キンガ姫というお姫様が、神様に仕えたい、という意思を持っていたのに意に沿わぬ結婚をしました。それで結婚指輪を井戸の中に捨ててしまったのだとか。そうすると、その井戸の底で塩鉱が見つかり、指輪のおかげで見つかったのだ、ということです。

石器時代とかの暮らしを再現。こういうのすべて塩でできています。

ここなんかは木がとっても古く、かなり古い時代からある通路とのこと。ヴィエリチカ塩鉱は、１３世紀より採掘がはじまり、１９９６年まで採掘されていたらしい。

こんな風に労働には馬が利用されていました。

こうやって塩を引き上げていたそうです。塩鉱に入った馬は塩鉱の中で生涯を終えたそうです。この暗闇の中で目が慣れてしまっているので、明るい日の光のもとに出ると、目がやられてしまうんだそうです。

時々ポーランドの偉人の彫像が現れます。これはカジミエシュ３世。お札にもなってるかたです。

こちらも労働の様子を再現しているところ。

古い階段です。（ここは通りません）

レベルⅡの深さに入ります。（この標識がなんかより一層恐怖心をあおるのだ・・・）

妖精の像のある間。１９世紀に観光客向けに作られたらしい。

聖十字架礼拝堂。事故が起こらないようにと１９世紀に作られた。坑内は動物の死骸などでメタンガスが発生し、時々爆発が起きていたらしい。

キリストの像も。

綺麗なシャンデリアが。

この向こうに、有名な聖キンガ礼拝堂があります。写真はここだけ有料です。１０ズロチを用意して係員に支払うと、シールをくれます。それを服に付けて写真撮影。

かなり広いです。

見学客は本当に大勢いました。

ガイドブックの写真で有名なところがここでした。

壁にはキリストの物語が描かれています。

礼拝堂の周りの壁中に刻まれています。

カトリックなので、マリア様信仰。

ここで結婚式をする方もいるらしい。

イエスを抱いた両親。

下に行くとほかの部屋よりだいぶ明るいと感じる。

塩の彫刻やたくさんの絢爛豪華なシャンデリアに圧倒されます。

本当に美しい間です。

物語は展開していきます。

聖キンガ礼拝堂

私はよく分からないのですが。

この絵が最後の晩餐ということだけはわかる。

裏切り者のユダの見分け方を教えてもらいました。

まだここより深いところがあるのかしら。

この間に来ただけでも、塩鉱に入った値打ちありですよ！

でもちょっとお年寄りや足の悪い方は厳しいかなあ。そういった方向けのルートもあって、ここの間に直接来れるそうです。

幻想的なシャンデリア。

なんとな～くオペラ座の怪人を思い出してしまう。

ライトアップされるマリア様。

ヨハネパウロ２世とおもわれる。

次の間へ。

塩湖です。ショパンの別れの曲が突然かかります。

１７世紀に作られた木の柱。

ここのお写真はフリーです。

これ塩でできているとと信じられないですよね。

前はここから船で中に行けたそうです。事故があって中止されたのだとか。

世界遺産に認定された印。

ここはイベントが行われるホール。広いです。

まだ底があるんか～い！！

１８５９年に作られた聖ヨハネ教会。

綺麗な聖堂です。

そういえばポーランドで気づきましたが、カトリックの教会ってカラフルです。

帰るときも２グループに分かれてエレベーターに乗ります。２時間歩いて結構疲れました～最後の間にはお土産物屋さんがありました。塩グッズが買えます。

さて、見学が終わるととっぷり日も暮れて塩鉱の前にあるレストランへ。

Karczma Hali Kuchnia Wielicka 地元の料理

ポーランドで好きになったブラックからんとジュースと今日はパンが付いていました。

お米の入っているロールキャベツ。スープはキノコのスープでした。

デザートはりんごのケーキ。

外側から見たヴィエリチカ塩鉱の建物。

なかなか興味深いところでした。

小１時間でクラクフ市内へ。今日宿泊するノボテルクラクフシティウエスト。ここでようやく連泊です。

ノボテル クラクフ シティ ウエスト ホテル

今までより部屋が段違いに広いです。

電気ポットもありました。

バスタブも！！今日はたくさん歩いたのでさすがの私もバスタブにつかりたい～休息時間持って来たら良かった！
明日はいよいよクラクフ旧市街散策です！