2017/10/01 - 2017/10/04
469位(同エリア1818件中)
まりも母さん
年に1回頂けるダンナの1週間休み。
今年は、なかなかスケジュールが開かず、急に決まった為、行き先に困った・・・。
そろそろ、お山は紅葉のシーズンだし と、本州の中では紅葉の早い 北アルプス 立山へ 登山がてらの紅葉見物をメインとする旅行を計画しました。
高地にある立山の紅葉景色は、今まで見た事のある景色とは全く違うものでした。
天候や体調、交通機関 宿泊場所に 臨機応変・対応をくりかえし、大満足の4泊5日の秋旅となりました。
まずは、1日目 立山室堂からの紅葉景色と雄山登山の旅行記です。
旅行記は、5部に分けて掲載予定です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自家用車 徒歩
-
ダンナの休みがほぼ決まったのは10日程前。
今回は、車で行かれる場所から探そう、と 決めたのは、見た事の無い不思議な感じの紅葉景色が見られる「立山 室堂からの紅葉見物」
高所にある山を登るので、標高2000m超えると体調に変化が出やすい私は、室堂に泊まって、翌日登山する、と言う計画に。
が、出発日が近づくにつれ、天気予報は、当初と変わり、登山の日は曇りらしい・・・。
せっかくの紅葉見物登山 何としてでも良い天気の中で見たい。
前日の夕方、今から用意出来次第出発しよう!と決断したのです。
21時半頃 茨城の家を出発して、立山駅前の駐車場へ向かいます。
出発から3時間後 松本インターを下りましたが、ここから立山駅までは更に約3時間。
合計6時間 真夜中の道を突っ走り、午前3時半前に黒部アルペンルート立山駅駐車場に到着~。 -
駅前の大きな駐車場は、ほぼ満車。近くに何箇所も無料駐車場はありますが 紅葉シーズンの土曜日は車も多いです。
立山駅からは、マイカー規制の為、アルペンルートの乗り物を乗り継いで行かないとなりません。
今回目的地の室堂までは、立山ケーブルカーと立山高原バス利用です。
始発のケーブルカーは6時。その前にチケット売り場に並ぶとしてもとりあえず、少しでも仮眠です。
登山ウェアのまま、車のシートを倒し、持ってきたシュラフを広げて布団がわりに掛け、熟睡はできないものの、約2時間仮眠しました。
外に起き出す人の気配を感じ、5時半起床。やはり、同じように車内で前泊の人も多いのでした。
そうそう、夜中に走ってきたから、山中の道でイタチらしいのを2回、それに、ダンナは駐車場内で、犬みたいにうろつくキツネまで目撃! -
チケットを買うだけで何時間もかかる事もある、と 聞くので、大急ぎで、登山靴を履き、ザックを背負ってチケット売り場の列に並びます。
すでに何十人もの人が並んでいます。
ケーブルカーとバス乗り継ぎで、室堂まで往復4310円。
バスは途中下車可能らしい。 -
ケーブルカーの始発6時になる車両が下りて来ました。
立山ケーブルカーの定員は120名だそう。
6時前からチケット売り場に並び 乗れるのは6時40分の便。
この日の朝は、臨時便なのか10分おきに出発となっていました。
webサイトの混雑予想では、この日はCランクの「少し混みそう」でしたが、結構 混んでるよね・・・。 -
前の便のお客さんの改札が終わるまでは、無料休憩所で待ちます。
昨日の昼間に買っておいた、当初は 早朝出発した車の中で食べるつもりだった朝食用パンなどを食べて待ちました。
6時35分頃に改札開始。ケーブルカー駅内の急な階段を上がり乗車です。
ほぼ、全員 登山の格好の人で満員でした。
およそ7分で美女平へ到着。 -
そのまま今度は立山高原バスへ乗り換えます。
バスは、全員着席乗車の為、1台では乗り切らないので、複数台のバスが出ます。
ここからは1時間ほどの林道ドライブです。 -
立山杉の樹林帯からブナ林、ダケカンバの景色、と 標高が上がるにつれ、樹木の景色も変わって行きます。
低木が増える辺りに来ると、視界の開ける場所も増えてきて、針葉樹の中に紅葉したナナカマドやダケカンバが見られるように。
空は快晴です!
夜通し車を走らせて来た甲斐がありました。 -
まだ低い朝の日を浴びた山々が見えてきました。
車内アナウンスで 車窓から見える巨木、滝、山の説明も聞くことができました。
称名滝の見えるカーブでは、バスは止まってくれますが、席が良くなくてほとんど見えなかった。
(行きはバスの左側に座った方が、滝は見やすいです) -
室堂に到着!午前7時40分位。
トイレを済ませ、ターミナルの建物を出ます。 -
階段の途中で、登山届を提出します。
踊り場の掲示板には沢山の山岳情報と注意書きが。
室堂からは、剱岳への登山ルートもありますので、そちら方面の夏以降の死亡事故状況も書かれています。
今日、登る予定の雄山へのルートも スリップによる転倒・滑落 浮石・落石と注意が必要です。
山は、どこでもなめたらあかーん! -
室堂ターミナルを出て、まず見えるのは「ホテル立山」
ここは、多分 黒部アルペンルートでも一番高級な宿泊所では?
2食付で2万円~です。
友人が今年のお盆の頃、2泊予約して来る予定にしていましたが、2人で2泊すると14万円はするみたいだった。が、ケーブルカーの予約が取れなくて、時間が無駄になると、キャンセルしてた~。
混雑時は、ホテルは取れても、たどり着くまでが大変なのだな。
このホテル そんな高級なのかー!と思ったが・・・この建物外観を見る限りそんなふうに見えないな・・・。
ま、私らは土と 汗臭い登山者なので、山ではこーゆーホテルには泊まりませんがね。 -
で、この碑を眺め 終に立山に来たー!
まりも母的には、立山と言ったら、雷鳥です。
雷鳥さんに会えるだろうか??
紅葉目的で来た訳だけど、できれば雷鳥さんにもお会いしたい。 -
室堂平は、山ノ中腹の平らな場所が開けた所。
池や散策路、宿泊施設があり 登山でない観光でも大人気の場所です。
室堂ホテルの裏からは見えるのは、富山の町と日本海でしょうか。
青空と一体化しちゃって、海と空の境界線が判らないほどの良いお天気。 -
いきなり、ケーブルカーとバスで、標高500m以下の立山駅から2450mの室堂まで上がって来てしまったので、まずは、室堂平の散策路をぐるっと歩いてから、登山に入ろうと思います。
秋の日は低く、チングルマの綿毛を横から輝かせています。 -
昨夜は、車の中の仮眠もかなり寒かった。シュラフ2枚重ねで掛けて暖かく寝られましたが、
室堂は氷点下だったのですね。
少しづつ流れた水路の水がおもしろい模様を描いて凍っていました。
ゆっくりゆっくり歩きながら、こうしたおもしろい景色を見つけるのが まりも母の山歩きスタイル。 -
凄く長い霜柱は、伸びすぎて倒れちゃったらしい。
にょきにょき生えた草みたいな形になっていました。 -
「みくりが池」が見えて来ました。
今日は風もほとんど無い快晴で 水面にハイマツの縁取りが映っています。
池の後ろに見える「別山」の左に覗いて見えるのは あの「剱岳」 -
ズームで撮ると、この後方のギザギザの山が 剱岳。
立山曼荼羅で、地獄の針の山として描かれた山容が理解できます。
なるほど、この山は見た目からも恐ろしさが伝わる 登ってはいけない山だったのですね。 -
まだ低い朝の日差しですが、徐々に別山の山容を照らしだして来ました。
室堂平の草紅葉と山肌の紅葉がだんだんに見えてきました。 -
みくりが池の辺りで、曲がり、一ノ越登山道の方へ向かう事にします。
先に見えるのが、今夜の予約を入れてある 「立山室堂山荘」
1泊するために持ってきた 登山には余分な荷物を先に預けてから 立山連峰主峰のひとつ「雄山」を目指そうと思います。 -
「立山室堂山荘」に到着です。
朝方、車から出て、ケーブルカーのチケット売り場に並んだ時 寒くて着込んだ薄手のダウンジャケットでしたが、
日が出てからは、暑くなり、ここで脱いでザックにしまいました。
お日様はありがたいです。
余分な荷物をデポしていよいよ登山に出発です。 -
室堂山荘は大きな山小屋。
お風呂もあるし(ここは温泉ではない)山小屋にしては食事も良いのだとか。
登山の人だけでなく、観光で泊まる方も居るとかで、JTBなどで予約すると浴衣やアメニティーも出ると聞きます。
普通 山小屋だったら タオルもハブラシも出ませんからね。 -
「雄山」までのコースは、まず 石畳みの散策路っぽく整備された道で、「一ノ越」まで。
そこからは、本格的な登山道で、雄山山頂まで。
一ノ越は 左右に高いピークのある窪んだ場所で 鞍部とかコルとか呼ばれる場所。
画像先の窪んだ底のあたりです。
そこまでは 観光の方でも来る人も多いのだそう。
スニーカーでもほぼ問題なく歩ける道です。 -
日があたって来て 草紅葉がいよいよ鮮やかさを増してきました。
枯れ草色の中にチングルマの濃い紅色。
山肌はハイマツの緑、紅葉の赤・茶・黄
花崗岩の岩肌の 白い部分がハイライトとなり、見た事のない紅葉景色が徐々に明らかになってきたのです。 -
今年は、雨の多い夏だったから、きっと鮮やかさは いまいちなのではないかと思う。
ここまで歩いて来る間に見えたナナカマドの色づきは、やや鮮やかさが足りない感じもしました。
それでも 雄山・真砂山・別山と続く稜線の景色は、見た事の無い紅葉景色です。
私は、最初、この景色を画像で見たとき、「油絵」のような景色だと思いました。
そして、どうしても この景色を自分で見たくなったのです。 -
先へ続く道。
道の傾斜はゆるい登山道ですけど、なにせ標高が3000mに近いので、空気が薄い。
まりも母としては、今までで一番高い場所へ向かって歩いている訳で、とにかく高度に弱い体質だと思っていますから、ゆっくりゆっくり、深呼吸しつつ・・・です。 -
真っ青な空には飛行機雲が何筋も。
景色を眺め、写真に撮って立ち止まりつつ、ダンナはそれに付き合ってくれてゆっくり進みます。
本当は、前日に2500mほどの場所に泊まってからの登山のはずだったのに、
それどころか、2時間弱の仮眠で登り始めた訳ですしね。
おまけに言うなら、先週は毎日 偏頭痛がする上 なんだか左胸がたまにキューンと痛くなり、
心臓じゃないと思うけど~登山したらヤバイ~?と、知り合いのクリニックまで行き、検査後、念のためにニトロ錠と言う、薬まで持たされての登山ですよ・・・。
マジこんなんで良いのか?私? -
でもね~この景色を見たら、やっぱし来てよかったと思いましたよ。
黒部アルペンルートの公式サイトにある 室堂ライブカメラは ちょくちょくチェックしていましたが、
ガスで全く景色が見えないなんて日もここ10日の間 結構あったんですよ。
むしろ、今日は快晴だ、なんて日は見ていないような・・・。
山の景色が薄っすらでも 見えるだけ御の字としよう・・・と 思った位。
期待してはいけない、と 自分に言い聞かせた山の天気の変わりやすさ。
重々承知した上、自分達で対応出来る限り、と 1日早く登り始めた訳です。
ダンナと、夜中じゅう走って来てよかったねぇ~と、しみじみ。 -
更に進むと、大きな雪渓が。
もう10月。もうすぐ、この冬最初の雪も降るでしょう。結局、この場所では 雪は消えずに次のシーズンの雪が乗っかるまで残るのですね。
まぁ あの春のアルペンルートの雪の壁を思えば、立山の雪の量も判ると言うものです。 -
傾斜は厳しくはないものの、やはり空気が薄い分 歩くとキツイです。
ここは立山修験の山。私にはすでに「苦行」
景色がすばらしく、立ち止まって呼吸を整える時間も楽しいから 耐えられます。 -
上がるにつれ海も見えてきました。
がんばって歩いたからこそ見られる景色。
ピークをいくつも制覇するのが目的ではない私には、ルートの途中で見られる景色、お花などが 登山最大の魅力です。 -
登山道脇に見えるハイマツ帯。
草紅葉の中に緑に見えるのは このハイマツの色。
実を食べ、冬に備えて貯蔵するのに忙しいのか ハイマツ帯ではホシガラスの姿を頻繁に見かけました。
高地のハイマツのある場所でしか見られない鳥が、今日は平地の鳩並みに何度も何度も見られました。 -
九十九折の登山道。天気の良い日曜日 沢山の登山者が上がって行きます。
-
登山道脇にあった 「祓度社」という祠。
賽銭箱には「剣岳神社」と書かれています。
あれ?ここは雄山への登山道だから 「雄山神社」ではないのか??
剣岳神社って聞いた事が無いのだけど、山岳信仰では、それぞれの山ごとが 信仰の対象となっていたりする訳だから、それぞれの山へ至る道筋に、別々の神社のお社があっても不思議ではないのかな?
室堂から剱岳へ向かう道としては、遠回りだけど、雄山・真砂岳・別山経由で行くルートもあるからねぇ。
立山信仰では、剱岳は針山地獄扱いですけどね。 -
そう、急でもない道でしたが、かなり上がって来ました。
景色は益々すばらしく! -
室堂山荘やみくりが池が あんなに小さくなっちゃった。カラフルなテン場も見えた。
右の谷の方にも登山道があちこちあるのも見えました。 -
「一ノ越」に到着。2690m
一ノ越山荘の建物があります。
割りと広い平らな場所で、ベンチもあって、休んでいる人が沢山いました。
私たちもここで、早めのお昼を取って30分ほど休憩。
昨夜、家を出る直前に作ってきた、自家製梅干しにおかかを混ぜた“梅おかかおにぎり”
やっぱ、絶景を見ながら山で食べるおにぎりは最高だねぇ。 -
一ノ越には大きな公衆トイレがありました。
チップ制で100円入れて下さい、と箱が設置されています。
トイレは、ペダルを踏むと、蓋が開いて、少量の水で流れるタイプ。ペーパーも設置されていて、結構きれいでした。
トイレありがて~~。 -
登って来た室堂とは反対方向。黒部の山々が見えます。
やや右の奥には槍ヶ岳と穂高も見えます。
この谷の方へも登山道が続き、少しですが 歩いてる人も。
更に黒部の奥地へ進んでいくツワモノがいるのでしょうねぇ。 -
先に笠ヶ岳も見えました。
どこから見ても「笠」の形が認める判別のし易い 美しい山容の山です。
まぁ私は・・・登る事は無いでしょうがね。
そうそう、富士山もちょこっと見えましたよ。
周りの人で、「富士山は見えないか~」と言っていたので、教えてあげたら、凄く喜んでいましたよ。
やっぱ、富士山が見えるとうれしいですねぇ~。
それだけ、今日は 天気に恵まれたという事です。 -
さぁ、ここから、本格的な登山道となり、雄山山頂までもうひとがんばりです。
ピークは・・・まだここからは見えないけどね。 -
一ノ越までの石畳とは違って、ガレ場のやや急な道となります。
ま、すぐに標高は稼げますが、やっぱ、空気が薄いわ~。
ご飯食べた直後だし、頭に酸素が行き難いわなぁ~。
それでも、少し高度に慣れてきたのか、案外、一ノ越までのだらだらした道の方が キツイ感じだった。
私は、本当に 高度にすぐに反応してしまう体質のよう・・・。 -
高さを稼ぐと見える景色も当然変わってきます。
槍ヶ岳がさっきより 良く見えるようになった。
そして、黒部の谷も。ダムから続く川の堤防なのか、建造物も見えました。
今回は、黒部ダムは見に行きませんが、ダム建設調査や資材運搬に使われた、水平歩道は、いつか見てみたい。
どんな風なのか、実際自分の目で見てみたい気がします。
高い所は怖くはないので、ちょっとなら歩いてみたい気もするけどねぇ。 -
雄山山頂手前から見る室堂平から剱御前~別山の景色。
やっぱり、絵画のような景色だと思う。 -
途中 大き目の岩のガレ場から 細かい砂交じりのザレ場となり、 最後の登りは大き目の岩がゴロゴロした急登。
でも、岩は安定してるので、割りと登りやすい。
あとちょっとだ~。 -
山頂に到着―!
三角点がありました。
実は、ここは2991.6m。本当の最高地点はもうちょっと先の神社の所。
ここまで来たのだから、3000mまで行かねば~。 -
一万尺(あとちょっと足らんけど)からの眺めだ~。
自分史上最高度に登って来ましたよ。 -
まだまだ登ってくる人も沢山。
-
登って来た道の後ろ側に雪渓が見えました。
でもね、これ、ただの雪渓じゃないの。
なんと、氷河なんですって!
雪渓と言うのは、降った雪が夏になっても解けずに残っているもので、次の冬の雪が積もる前に気候によっては解けて無くなります。
が、氷河は、ずっと溶けずに堆積した氷の塊が、流動するものの事です。
日本には氷河は無いとされて来ましたが、立山内蔵助カール内に永久凍土が発見された事から
調査が行われ、この「御前沢雪渓」も2012年「御前沢氷河」と認定されたのです。
他に剱岳の「三ノ窓氷河」「小窓氷河」も認定され、日本には3箇所の氷河があると判ったのです。
これにより、氷河の南限がここ立山と変わりました。
3箇所のうち、ここが一番規模は小さいようですが1ヶ月半に10cm流動が観測されたそうです。 -
雄山神社の授与所。
ベンチもあるので、たくさんの登山者が休憩をしています。 -
中には巫女さんが居て、お札やお守りを頂く(買う)事ができます。
-
授与所の隣に「 登山」の石碑
これには「歩兵第七連隊」とも彫られていますが、何の記念に こんなたいそうな石碑を残したのでしょうね?
隣には、神社の石柱もありますので、
今は、格好の登頂記念フォトスポットになってますがね。 -
で、さらに隣には 鳥居です。
先ほどの授与所でご祈祷を申し込むと(500円)お札と鈴付きの下げ札などが頂け
鳥居の中に入り、本宮のお社でご祈祷を受ける事ができます。 -
特に時間で決まっている訳ではなく、大体人数がまとまるとご祈祷が始まるっぽい雰囲気。
上に数人の人が居るので、私たちも・・・と急な石の階段を上がりましたが~
いやぁ~最後の最後、本当の最後にこの急石段がキツイ~~。 -
お社前にたどり着いたら、心臓バクバクでしたよ。
神職の方がいらっしゃって 程なくご祈祷が始まりました。 -
集まった登山者(いや、修行で来たっぽい 修験者スタイル人は皆無でした)は 石がゴロゴロする狭いお社前にあぐらか体育座りをするように言われます。
帽子も取るように言われ 太鼓が鳴らされ、ご祈祷が始まります。
祈祷の後、少しお話があり(足下にある石はお参りの方が願いや記念の名前を書いて麓から持ってきて納めたものだというお話など)最後に御神酒が振舞われます。
後で、山小屋の方に言われましたが、山頂本宮でのご祈祷は9月30日でお終いなんだって。
今年は、10月1日が日曜日だからやっていたのだろう、と。
知らなかったけど、明日登っていたら 本当の山頂には入れなかったのかも。
御神酒がたっぷり目だったのも、最終日だったからかも・・・。
「こんなに飲んだら酔っ払っちゃうよ~」と言ってるおじさんも。 -
何と言っても立山 雄山の最高地点はこの本宮の中なので、ここまで来ないと、最高地点を踏んでいる気になりません。
だから、500円払っても ご祈祷受けつつこの石をチェックしなければ~と言う感じ~。
(月山の時もそうだったなぁ) -
お参りも済んで、そろそろ下山かな。
空には早くも雲が出て来ましたよ。
授与所の脇にトイレの表示がありました。
ガイドマップとかにはトイレがあるとは書かれていないけど・・・と思って帰宅後調べたら、2012年に改修されたきれいなトイレがあるらしい。
それはよいのだけど、
それ以前もトイレはあったとか。
1977年に作られた和式のドッポントイレで、開設以来一度も汲み取られた事が無く、18トンもの汚物が溜まりまくって、匂うわ 紙が舞い上がるわって言う サイテーのトイレだったとか・・・。
今は、簡易水洗で、分解・ろ過&定期的な汲み取りもされるトイレになったのだそう。
ま、神社のトイレなので、神社が閉まる10月2日以降は使えなくなるらしいですが。
お山のトイレ事情は 知りたい重要情報だと思うまりも母です。 -
雄山から見る 剱岳方面。
私たちはここで、折り返します。
数年前に姉が 雄山から稜線を歩き、大汝山・真砂岳・別山を越えて 剱御前小屋にもう1泊して室堂に戻る ぐるりのコースを歩いたそうです。
私は、そんなロングコースは歩けない~。雄山まで来られただけで、自分的には100点ですな。 -
雄山から、下山前にじっくり景色を眺めます。
この景色が見られて本当に良かった。
偏頭痛も心臓キューってのも 今の所 大丈夫です。後は、滑落しないように下山する事です。 -
登りより、下りの注意必須なザレ場。幅が広いからまだいいです。
足を置きやすい場所、安定した場所を選びながら下ります。 -
すでに、ほとんどの花が枯れて茶色か、ドライフラワーのようになっている中、
ほんの少しだけ、岩陰に残った花が。
小さな小さなイワツメグサ。白い花も緑の葉っぱも名残惜しく 咲いていました。 -
ナナカマドも色あせ始め この紅葉景色も間もなく終わり。
なんども立ち止まって、同じような写真ばかりだけど撮っては眺めてを繰り返します。 -
午後になり、少し雲がでてきましたが、それでも、ちょっとは日がさす時間も。
すると 山はすばらしい色を見せてくれます。 -
イチオシ
こんな色彩のコントラストに染まる山の紅葉は初めて見ましたし、忘れられない景色になる事でしょう。
-
室堂山荘の近くまで戻って来ました。
すぐ隣にあるのは、「室堂小屋」日本最古の山小屋の建物で、国指定重要文化財
今日は、疲れたし、明日、見学する事にします。 -
山荘に入り、受付で、デポした荷物を受け取り、チェックイン。
入口脇の広い食堂は、まだ誰も居ない時間。
この山小屋は、お風呂もあるのがいいです。かなり大きなお風呂場で浴槽も大きかった。シャンプー類もありました。
トイレは水洗。乾燥室や自販機も完備。
料金は、相部屋で 1人1泊2食付9720円でした。 -
天気予報をチェックしながらの直前予約だったので、個室は取れませんでした。
相部屋ならまだ空きがある、との事で、初めての山小屋相部屋はビビリだけど 仕方ないな~と。
7畳半のお部屋。
座卓と座布団4枚が置かれていました。
相部屋は鍵がかかりません。
シーツと枕カバーは6セット置いてあり、え~?ここに6人泊まるのか!?と驚き!
が、受付時 特に言われませんでしたが、結局、この日は他にこの部屋に入ってくる人は居なくて、ダンナと2人で貸し切りでした。
同室の人がイビキかいたら絶対寝られない~と 耳栓も持ってきたけど、その心配も無くてよかった。
いつ来るのか?って かなり構えて待ってたけど、夕食直前になっても来ないし、食事が済んでも来ないし、さすがに8時過ぎたら、もう来ないな・・・と判りましたがね。 -
夕食は6時から。食堂の入り口前へ行くと順番に席へ案内されます。
ダンナと2人、長テーブルの奥から向かい合わせで座ります。
ご飯とお味噌汁はお代わり自由らしく、最初に盛られたご飯は少なめ。
でもとんかつ(冷めてはいる)塩サバに おろし蕎麦まであって、残さず食べたら 満腹になったです~。
旅館と思ったら、冷めたとんかつでは、ブーブーでしょうが、ここは山小屋。
これだけの夕食を出してもらえるのは、山小屋としたら最高ランクって事です。
100人位は泊まっていたと思う。
満天の星空もちょっと期待していましたが、この日は夕方から雲が出て、星空を見る事ができませんでした。
それに、ご飯の途中まで元気だったダンナが、突然頭が痛いし、気分悪いと言い出し、食事途中で部屋に戻っちゃった・・・。
高山病にしては、具合悪くなるのが遅すぎだし?何でだ?と思いましたが とりあえず8時過ぎに、もう同部屋の人は来ないな、と 灯りも消して寝てもらいました。
私も何にもする事無いから ちょ~早くに寝ちゃいましたよ。何度も目が覚めては時間が過ぎてないのにあきれました・・・。
明日は、室堂平で雷鳥でも探すかな?とダンナの体調を心配しつつ この続きは
雷鳥に会えて大感激!そして落差日本一の滝へ 立山を歩く2日目
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旅行記グループ
トレッキング・登山 北アルプス
この旅行記へのコメント (2)
-
- 墨水さん 2017/10/09 21:49:31
- 剱神社。
- まりも母さん、今晩は。
旅行記出だしの「主人が頂ける・・・。」を「主人を預けて・・。」に読んでしまって。(爆)
私の頭の中では「えーっ、御主人預けて、あんな事や、こんな事、人に言えない事までも!!。」とパニック状態。(笑)
暫くして、吾に返りました。(笑)
剱神社の件ですけど、遙拝所では無いかと。
山岳修験道では、基本的に三山を基準としてますが、立山では四山有る。
無視できない大きさの剱岳を「針の山」として忌む事で、立山信仰が成り立ってますが、針の山と言えども剱岳を無視する事が出来ないので、剱神社を置いたと思われます。
山岳回峯を常とする山岳修験道でも、どうしても登れない山が剱岳だったと思われますので、剱神社を置いた物と思われます。
墨水。
- まりも母さん からの返信 2017/10/09 22:37:37
- Re: 剱神社。
- 墨水さんこんばんわ。
主人預けて1週間なんて~そりゃ~いい!やってみたいもんですわ~。(笑)
さて、剱神社ですが、なるほど、登れない山だからこその 神がかり的な脅威と言うか、そういう畏敬を感じて神社を置くと言う事も理解できますね。
「祓度社」と言うのも初めて見たように思ったのですが、
日本三霊山のひとつである立山 その修験道には多くの古い社や祠も残っている訳なのですね。
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