★街十色～ 福島 大宴会in南会津 と 東山温泉 のいろ「特に何もしてない自分に謂れなき贅沢」１日め★

2017/09/17 - 2017/09/17

「大宴会in南会津」というフェスが9月17日にあり
南会津町へは浅草から一本で行けるので
（会津田島まで特急「リバティ会津」今年４月から）
日帰りもできたのですが、久々のフェス参戦、
しかも大好きな会津なので一泊しようかな？
と思い立ちました。

その昔あった「赤文字」というジャンルと概念
（今もあるかは知らない）系雑誌によく出て来た
「一年間頑張った私にご褒美♪」のフレーズを見る度に
「ご褒美貰えるほど頑張ったか？？」と違和感があったのですが
今の私なら言える。頑張ったとか、ご褒美とか関係ない。
特に何もしてない自分に謂れなき贅沢を！！
温泉に入り、美味しいものを食べ、酒を飲み（少し）、名産品を買い、
自分だけをひたすら甘やかして帰って来ました。

エリア 東山温泉(福島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

一泊二日なので、車でトコトコ行きました。
スーパードライビングテクニックの私にはピッタリ、
ズンドコのトラックを途中ペースメーカーにして。

八時半頃、まずは南会津郡下郷町の大内宿に到着。

南会津郡下郷町 マンホールチェック。
真ん中は町章、ユーロみたいなマークになる向きが正式。

大内宿は江戸時代の宿場町の面影を残す集落です。

どちらかというと弥次喜多より勇者ヨシヒコを想起させる。

現代の生活にはそぐわない部分も出て来ているとは思うけど
上手く活用されてる、大切に丁寧に残しているのが
ひしひしと伝わる藁葺き屋根の街並み。

家の前を流れる用水路から
水を汲んで撒いています。

洗い物かな？

こちらでも。

そして冷やされるラムネ。

撒かれる水と遊んだり逃げたり楽しそうだったのに
部外者（←私）が来てテンションダダ下がりの黒猫。

写真は部外者になで回された後、放心状態であらぬ方向を見ている所。

通りの突き当たり、高台になった所にお寺が。

高台からの眺め。奥の山も含めて最高。

外国から友達が来たら絶対に見せてあげたい。
ちょっと遠いけど絶対連れて来たい。海外の友達居ないけど。

さて、素敵な景色を見たので、朝食。

名物の高遠そばのお店が何軒も。
朝８時くらいから開いてるお店もありますよ。

冷やされるコーラの奥でも、のれんに高遠そば。

集落の入り口にわりと近い、こちらのお店にしました。

萬屋さん。

テラス席があるので、わんこと一緒でもOKのお店です。

実際にはシティ感溢れる祖父母がいたとしても
日本人のほぼ全員のDNAに「懐かしいおばあちゃんの家」
と刷り込まれているであろう雰囲気の店内。

高遠そば（温）。
お箸の代わりに葱で食べるおそばです。

割り箸もありますが、最後まで葱（とレンゲ）で食べきりました。

葱がそれほど辛くなく、そばと食べてちょうど良い味で葱も完食。
正直「別に葱で食わんでも」とか「名物だから話のネタに一度はね」
くらいの気持ちで食べたのですが、いやいや、美味しかったです。
本当にゴメンナサイ。

これから店内に生ける花がご近所から届きました。
ゴチソウサマデシタ。

9時過ぎには人もだいぶ増えて来ました。
早めの時間の方がやはりゆっくりできる様です。

短い滞在時間でしたが大内宿を後にして、お次はフェス！

普段４トラで絡んで頂いてる皆様は
あまり御興味無いかもしれないのですが
フェスの旅行記はわりと検索して
辿り着いて下さる方が多いのでちょっとだけ詳しく。

前日からキャンプ場に泊まらず当日のみの車の来場者には
会場から車で５分くらいの所に無料の駐車場があります。
会場へのバスも無料、バスの時刻表は一応ありますが
実際には複数台でピストン輸送になっていて便利でした。

福島県南会津町「会津山村道場うさぎの森オートキャンプ場」の
一番奥が「大宴会in南会津」の会場です。

宴会が始まる感じ。

ザルのライオンがお出迎え。

出演アーティストは出演順に KONCOS 空気公団
ミツメ T字路's カジヒデキ ヒックスヴィル スカート
吾妻光良トリオ＋１　めちゃくちゃ豪華じゃないですか！
分かる人に分かって欲しい、この素敵なラインナップ！！

森の中のステージ、可愛い。

今日も推しが最高で良かった。

肩車している人はお客さんだけど
もうバンドのメンバーみたいなスタッフみたいな。

その他のステージの写真は無いので（←普通はそう）
ステージ以外の写真を。

音楽のステージの他に、ワークショップや
マタギのトークライブなどもあり。これはドラム缶のお風呂。

飲食は地元のお店ばかり。
大きさや諸事情にもよるけど、フェス専業の屋台があると
それだけでかなり興醒めするので、これは超好感。

目の前で作ってくれる親子丼。
「この人が作ったら絶対に美味しい」と
一目で分かる人が作ってくれます。

平飼いの鶏、イタダキマス。

ワンカップ（の容器）が好きなので「地名　ワンカップ」で
よく検索するのですが、会津で検索すると出てくるお店
小林商店さんも出店。

大人のワンカップリン。

ワンカップと言ってもお酒ではなく、
プリンがワンカップの容器に入っています。
シナモンが効いてて、まさに大人の味。ウマイウマイ。

この小林商店さんは会津田島駅近くにある酒屋さんで、
当初フェスに出店されてる事を知らず
プリンを買おうと旅程に組み込んでいました。
フェスの会場でプリンは食べてしまったけど、
せっかくだから後で行った。

マンホールチェック　旧田島町　おすい

小林商店

大宴会in南会津のポスターも店頭に貼られていました。

レアものっぽいお酒を買いました。

看板猫、出歩き中。

普段から困り顔の様です。

フェスの会場の写真に戻りまして
その他、食べて飲んだもの。

珈琲 楓舎　カフェオレ

並べられた牛乳瓶がもう、美味しそうだ。

初めてのラクレット。

好きな味を４個選んで１カップのドーナツ。

ドーナツの真ん中部分が１個オマケで入ってました。


実は当日台風が来ていたけど、大して降られず。
いい具合に程よく緩くて居心地の良いフェスでした。

フェス終了後、ホテルへ。（写真は翌日）

会津若松市　東山温泉 今昔亭

ウェルカムドリンクはヤマブドウのジュース。

「特に何もしてない自分に謂れなき贅沢」温泉部門、スタート！！

こちらのお宿は女性客限定でオシャレ浴衣も貸し出し無料。

客室はザ・温泉旅館です。

玄関が広くて荷物を置く部屋が別にあって
この写真では伝わらない部分がだいぶ贅沢。
窓を開けると下には川が流れ、目の前は国有林の山。

お料理は順番に持ってくるので、最初に写真撮っても
これも贅沢加減が伝わらないけど…お部屋食。

日本酒の飲み比べセット。
右の「写楽」というお酒は「滅多に手に入らないんですよ」
と仲居さんがおっしゃってました。

翌日探して確かにどこにも売ってなかった。

会津と言えば。馬刺。
前回食べられなかったので特に楽しみにしてた！

馬だけではなく牛も。会津牛。

お肉やお造りといったメインはもちろんのこと、
更に飲み比べセットに付いて来た鮭とばや
ご飯横のちりめんじゃこも仕入れじゃなくここで作ってる物で
全てが本当に美味しかったです。
献立に無いお料理もサービスで付いてたり
中居さんが郷土料理について説明してくれたり。

自分、最高に甘やかされた。

宿泊した今昔亭は、お風呂があまり大きくないのですが
近くにある本館の原瀧の大浴場も無料で使用できます。

夜11時までは送迎の車があります。歩いても１、２分。（写真は翌日）

夜と翌朝、両方のお風呂に一度ずつ、全部で４回入りました。

こちらの宿泊者はみんな原瀧の温泉に入りに行ってしまう様で
今昔亭では貸し切り状態で入れました。

テルマエ的な注意書き。

プロがものの１分でピシッと敷いて行った布団。
謂れなき贅沢で甘やかされたままオヤスミナサイ。

２日めに続く（予定）