2017/08/10 - 2017/08/10
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itaruさん
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夏休みではないけど、お盆前の8月10日から3連休。
近場の海外も考えたけど、直前だと割高の航空券しかないのでパス。
蒸し暑いの嫌だけど、北海道はさすがに高いしホテルの空きも少ない。
北の方でJALのダイナミックパッケージを見ていたら秋田が結構安い。
じゃあ以前から訪ねてみたいと思っていた男鹿半島を訪ねてみるか。
ついでに津軽の竜飛岬なんてどうだろう。
ホントは秋田in青森outにしたかったけれど、青森便に適当な空きがなかったのが秋田空港往復で秋田・男鹿半島と青森・津軽の旅に決定です。
8月10日 ★秋田空港から男鹿半島周遊
11日 男鹿半島から熊代、十二湖経由で竜飛岬へ
12日 津軽を観光、秋田空港から帰京
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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眠い目をこすりながら7時羽田発のJAL161便で秋田へ。手配が遅かった(1週間前)ので格安レンタカーに空きはなく今回はニッポンレンタカーを利用。3日で17700円なり。空港から1時間弱で巨大ななまはげの像がみえてくる。男鹿総合観光案内所。ちょっとここでパンフレットなどの資料をもらいますか
男鹿総合観光案内所 なまはげ案内所 名所・史跡
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観光案内所から25分ほどで鵜の崎海岸へ
鵜ノ崎海岸 自然・景勝地
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日本の渚百選にも選ばれた遠浅の海。ただ、あいにく天気が今一つ。青空だったら見えてくる風景も違ったのだろうけど、残念
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干潮時だったら鬼の洗濯板・小豆岩といった奇景を眺めることもできたんだけど。まあ仕方ない。次に急ぎましょう
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鵜の崎海岸から15分ほどでゴジラ岩へ。観光案内のパンフレットなどによく使われている有名観光地のはずだけれど、案内標識は控えめ。注意してないと見落としてしまいそう。駐車スペースも限られているので、お盆の直前で正解だったかも。この岩、近づきすぎるとゴジラには見えないかも
ゴジラ岩 自然・景勝地
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これぐらい離れた方がゴジラに見えるかな
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やっぱりゴジラ岩に似合うのは夕暮れ時かな。夕陽が口にかかれば炎のようだし
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ゴジラ岩があるのは潮瀬崎は波で岩が削られた隆起した場所。約3,000万年前の火山の噴出物である火山礫凝灰岩が風化した数多くの奇岩に目を奪われる。高さ30メートルと男鹿半島で一番大きなこの岩は帆掛け船に似ていることから帆掛岩と呼ばれている
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当たり前だけど、ここは岩場でけっこう足元が悪い。サンダルやヒールではきついかも
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ちょっとアンバランスだけど、亀が海を向いていると見えるから亀石
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ガメラ石もあるというので、あれかなと思って撮ってみたけど違ったみたい
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ほんの数分でまたまた巨大な「なまはげ」と遭遇です。ちなみに高さは9.99メートル。この999という数字、近くにある赤神神社五社堂に伝わる伝説にちなんだもの
門前のなまはげ立像 名所・史跡
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ということで、赤神神社五社堂を参拝しましょう。鳥居をくぐって
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999段の石段。ただ、長い年月をかけていい具合?に朽ちているので階段とはいえないようなところも多いので、石段の数を数えるのは……
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伝説というのは……。約2000年前、漢の武帝が5匹の蝙蝠を連れて男鹿半島にやってきた。蝙蝠はこの地で鬼に姿を変え、武帝の家来として働いていた。武帝は年に一度、鬼たちに休みを与えた。すると鬼は村で悪さばかりする。家畜を奪ったり、娘をさらったり。困った村人たちが、一夜で千段の石段を造れば年に1度娘を差し出すが、できなかったら二度と郷には降りてこないでくれと賭けをする
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鬼たちは驚異的なスピードで石段を積み上げていく。もう999段が完成し、あと
1段を残すのみ。というところで「コケコッコー」と鶏の声。鬼たちはあきらめて山奥へと引き上げた。実はこの鳴き声、物まねが得意な村人(天邪鬼?)の機転によるものだった。というものなんだそうです。
で、中腹で2つ目の鳥居を過ぎると -
2つ目の鳥居の近くにある姿見の井戸。井戸を覗いた時にはっきりと自分の姿が写れば、その年の命を保証され、はっきりしないと災難・不幸が襲い、全く移らなければ、その年に死ぬこともあるという。心霊スポットによくありがちな話かな。私の姿は……、曇ってたので微妙にぼやけてたかも(苦笑)
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石段を登り続けて10分ちょっと。五社堂が見えてきました
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国指定の重要文化財の赤神神社五社堂。祀っているのは5体のなまはげで、両親と3匹?の子供だとか。独特な社の組み方で江戸時代の中ごろに建てられたもの
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お盆休み前ということもあって人影もまばら。宮司やらの神社関係者も不在(お守りなどは料金を箱に入れてください方式)。ゆっくり神社を散策です
赤神神社五社堂 寺・神社・教会
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さて鳥居まで戻ってくると、境内の宝篋印塔に先に
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徐福塚。秦の始皇帝が不老不死の秘薬を探しに派遣した徐福に関する伝説は日本各地にあるそうで。もっとも、ここの徐福塚が何を記念したものかは不明なんだとか。この塚は2005年に復元されたもの。江戸時代の古い記録には残っているけれど、実際にどこにあったかも良く分かっていないんだとか。
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さて気分を変えて男鹿水族館GAOへ。入場料1100円。親子連れが多いです
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男鹿の海大水槽。水量815トンの大水槽に40種2000匹の魚が泳ぎまわります
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ダイナミックな魚の動き。久々に水族館に来たけれどたまにはいいですね
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子どもたちに人気のペンギン。元気に泳ぎ回ってます
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元気すぎて水しぶきでガラスが水滴だらけなのは残念だけど
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こちらは秋田の県魚のハタハタ。いつも美味しくいただいています
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この亀、2016年冬に男鹿市で保護されたアオウミガメなんですが、実は2015年7月に小笠原で放流されたもの。身につけていた認識票で確認したんだそう。海は自由だからどこにでも泳いでいけるけれど、大旅行ですねえ。で、8月20日に再び海に放流されたとか。元気に冒険の続きをして欲しいものです
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そのほか人気者のゴマアザラシも
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元気に泳ぎ回り、子どもたちの喝采を受けていました
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水族館の見学を終えたら少し周辺を散策。戸賀湾展望公園まで坂を登っていくと
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なかなかの眺めが待っています
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遊覧船で海岸線を遊覧という手もありますが
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先を急ぐので遊覧船は次回にしましょう
男鹿水族館GAO 動物園・水族館
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水族館から20分ちょっとで入道崎へ。2時近くになりお腹も減ったのでランチにします。どこも観光客目当てで、どこのテレビが取材に来たとか積極的にアピール。どこでもいいか、と思いつつ漁師の店という文字に魅かれて竜宮館へ
龍宮館 グルメ・レストラン
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一瞬、うに丼にしようかと思ったけど北海道産うにを使用の文字。なら男鹿で食べる必要ないか。だったら本日のおすすめ刺身定食といきましょう。1300円は美味
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お腹も膨れたので入道崎を散策しましょう
入道崎 自然・景勝地
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男鹿半島の景勝地、入道崎の突端に位置する入道崎灯台。日本の灯台50選の一つ
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明治31年11月8日に初点灯した入道崎灯台。北緯40度にあることから、それを記念したモニュメントもあります。灯台併設の資料館には、道路もなく陸の孤島のようだった頃の灯台や周辺集落の状況なども説明しています
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せっかくなので入道崎灯台に登ってみますか。200円
入道埼灯台 名所・史跡
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男鹿半島の絶景が見える八望台に向かいます。入道崎からは15分ほど。この展望台、バブル期に各市町村に1億円を支給したふるさと創生事業で建設したもの。なんですが、管理不十分で腐食しているらしくて立ち入り禁止の文字が……
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展望台に登れば噴火の後の爆裂火口に地下水がたまり形成された湖(マール)と呼ばれる珍しい湖をはっきり見ることができるんですが
二の目潟 自然・景勝地
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道路の反対側には一の目潟、さらに三の目潟もあるはずですが確認できません
八望台展望台 名所・史跡
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で、展望台のそばにはなまはげ食堂の文字が
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「八望台を盛り上げる店」の文字が何とも寂しい。かつては多くの人で賑わったのだろう
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八望台の案内板も男鹿半島内にはいくつもある。もう少し整備できないのかな
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さて男鹿半島のメーンイベントなまはげ館へ
なまはげ館 美術館・博物館
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関内にはなまはげに関する数々の展示
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圧巻なのは男鹿半島の各集落で実際に使われたなまはげの数々
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イメージ通りの「なまはげ」もいれば、子供向けのヒーローものの怪人ぽいものや
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アフリカなどの民芸品でみるものに似ているようなものも
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なまはげのバリエーションがこれほど豊富だなんて
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全く知りませんでした
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なまはげ館でなまはげの基礎を学んだあとは男鹿真山伝承館へ
男鹿真山伝承館 美術館・博物館
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毎年大みそかに繰り広げられる男鹿伝統のなまはげ行事を実演してくれます
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伝承館に登場するなまはげは真山地区のなまはげ。角はありません
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家の主人となまはげによる男鹿の方言でのやりとり。味があって面白い
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観客は家族連れが多い。小学校の3,4年生くらいの子は面白がっていたけど、ちっちゃな子は怖がってた
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ちなみにケデと呼ばれるなまはげのミノから落ちたワラには御利益があるんだとか。皆さん拾って持ち帰ってました。でも、旅の途中でワラを拾ってもゴミになるだけだしなあ
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伝承館でなまはげ行事を体験した後は真山神社へ
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長い階段を登って拝殿へ。ここからさらに真山を登っていくこともできますが、さすがにそんな気力はありません
真山神社 寺・神社・教会
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まだ時間があったので、男鹿半島の付け根の方の寒風山へ
寒風山 自然・景勝地
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干拓した八郎潟が一望できます
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夕暮れ時で人も車も少なかったので上の方まで車できましたが、混んでいるときは下の駐車場に止めて、この階段を上がっていくようです
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さすがに世界三景は言いすぎでしょう(笑)
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本日最後に寄ったのが男鹿駅。やっぱり駅でも「なまはげ」が歓迎してくれる
男鹿駅 駅
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もちろん駅構内にも「なまはげ」。そうか男鹿線全線開通100周年なんだ
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列車が入ってきたので陸橋から。時間があればローカル線で旅するのもいいな
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そろそろ宿に向かおうか。え~と、気持ちよくお休みのところ、すいません。車を出したいんですけど
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本日の宿は「男鹿温泉 男鹿萬盛閣」。今回の旅は往復航空券と男鹿萬盛閣1泊(2食付)で42900円でした
男鹿温泉 男鹿萬盛閣 宿・ホテル
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夕食をいただく前に源泉かけ流しの温泉でさっぱりしますか
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ちょうど夕食時ということもあってか、先客は子どもたちが2人だけ。彼らがすぐにいなくなったので風呂場の様子を1枚
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夕食には焼き魚、鍋、刺身と男鹿の海の幸がそろう
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さらに紅ズワイガニも。なまはげ地ビールと一緒にいただいて大満足です
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旅行記グループ 2017年8月、秋田でなまはげに会って、青森で階段国道を歩いてみた
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