2017/08/12 - 2017/08/13
138位(同エリア590件中)
あおしさん
8月12日 土曜日
帰省ラッシュで高速道路はすごいことになってるようだ。
今回は電車なのでその点は楽チン。
朝ホテルを出て、JR高山本線で美濃太田駅へ。
ここから長良川鉄道というローカル私鉄に乗り換えます。
長良川鉄道は「清流」で有名な長良川沿いに走るローカル線です。
2日間かけて長良川鉄道と天然あゆを求めて旅してきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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長良川鉄道はかつては国鉄だったけど、赤字なので切り捨てられて、地元で第三セクターで引き受けた路線。
利用者は少ないけど、地元でさまざまな工夫をして頑張ってるローカル線です。
美濃太田駅、9時56分発の列車は2両編成。
この列車は女性ガイドさんも同乗していろいろ案内をしてくれます。
さすがに土曜日なので、2両編成の電車は観光客でほぼ満杯。長良川鉄道 乗り物
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車窓には長良川。
天気はいいけど、昨日の集中豪雨のおかげで泥川になってる!
「清流」も台無し。 -
上流に進むにつれて、川の色もきれいになってきました。
列車は長良川を何度か鉄橋で渡りますが、そのたびにガイドさんが案内してくれて、列車も速度を落としてくれるので、写真を撮りやすい。
いいサービスです。 -
美濃太田駅から約1時間20分、途中の主要駅である郡上八幡駅でお客は8割ほどごっそり降りてしまい、女性ガイドさんもここまで。
私は今回はこの鉄道に乗るのは初めてなので、終点の北濃という駅まで行くことにします。
郡上八幡駅からさらに北に行くとますます山里の中のローカル線の雰囲気です。郡上八幡駅 駅
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美濃太田駅から約2時間、終点の北濃駅に到着しました。
北濃駅 駅
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北濃駅は長良川鉄道の終点の駅の看板。
記念写真スポットです。 -
本当は国鉄時代の計画では、福井までつながる予定でしたが、もう福井までレールが伸びることはないでしょう。
駅の先のレールは草の中に。 -
この駅には機関車の転車台があります。
かつてはここにSLが多く乗り入れ、多くの列車が発着したのでしょう。旧国鉄越美南線北濃駅 機関車転車台 名所・史跡
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北濃駅舎。
旧国鉄の駅舎が健在です。
無人駅ですが、食堂が営業していました。
ドライブイン代わりになっているのでしょう。 -
北濃駅の前の長良川。
「清流」らしく水もきれいで、あゆ釣りの人がいました。
とてもいい雰囲気の終着駅です。
かつては多くあったこのような駅も多くのローカル線が廃止されてしまい、現在ではとても貴重な駅に思えました。 -
北濃駅から1つ駅分戻って、長滝白山神社へ。
今年は白山開基1300年とか。
社殿が古くて、落ち着きのある神社でした。 -
帰りは「ながら号」という特別列車で。
JR九州の豪華寝台特急「ななつぼし」などをデザインした水戸岡さんのデザインした車両です。観光列車 ながら 乗り物
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車内もいかにも水戸岡さんのデザイン。
この列車は郡上八幡駅から2両編成になり、その車両は地元の食材を作った料理を食べられる食堂車です。 -
郡上八幡駅で下車。
リニューアルはされていますが、昭和8年につくられた風情のある駅です。郡上八幡駅 駅
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郡上八幡の駅をぶらぶらと。
すっかりきれいになった長良川は「清流」らしくとてもきれいで、子供たちが川遊びをしていました。
海のない、この地方で見られる風物詩で、テレビでもよく放送されます。
サンダルなので、川に足だけ入ってみたけど、とても水は冷たい。 -
こんな冷たい水で遊べるなんて、子供は「風の子」ならぬ「水の子」ですね。
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また「清流」長良川はあゆでも有名です。
ちょうどシーズンでもあり、あゆ釣りの人もたくさんいました。 -
これが天然のあゆ。
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郡上八幡は城下町です。
山の上のお城は再建された城ですが、昭和の初めに木造で作られたお城なので、人気があるようで、観光客もいっぱいでした。郡上八幡城 名所・史跡
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郡上八幡城は山城なので、郡上八幡の町の風景が美しく見えます。
郡上タクシー 乗り物
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郡上八幡の町は城下町の風情が残っていて、「小京都」の1つ。
江戸時代の城下町は身分、職業ごとに住む場所が決められていましたが、殿町、鍛治町、職人町、寺町と当時の地名がそのまま使われています。 -
町中の風情のある酒屋さんでは冷酒を提供していました。
上田酒店 グルメ・レストラン
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郡上名産の味噌がまた絶品で、暑い中冷たい冷酒と地元の味噌の組み合わせはすばらしい。
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郡上八幡はうなぎとあゆの名産地。
そこで、地元でも老舗80年のウナギ屋さんである「魚寅」というお店へ。
値段は思い切り高くて、1匹使った「大どんぶり」のセットはなんと3900円。
あゆも食べたかったが、「今日は川で取れなくて冷凍なんです」と言われましたが、うなぎ半匹の「小どんぶり」セット(2100円)とあゆ(1200円)の塩焼きを。
吉野家のうな丼800円や露店屋のあゆの塩焼き500円に比べて高いこと!
もっとも、注文を受けてから30分以上かけてウナギをさばいて、備長炭で焼いたうなぎは、「ふんわり」「さくさく」した味で絶品。
なるほど、「美味しんぼ」で「うなぎを作り置きしたり、いったん冷ましたり、ガスで焼くとべちゃべちゃした魚になってしまう」とあったけど、納得。
うなぎって本当はこういう味だったんですね。郡上炭火焼 うなぎの魚寅 グルメ・レストラン
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郡上八幡ではお盆には市街地で徹夜で踊るのが有名で、2年前に行ったときはとてもその雰囲気は気に行ったのですが、今年は残念ながら明日から。
今日は前夜祭。
普通の盆踊りみたいだったですが、最終電車の20時半まで1時間ほど踊ってきました。郡上おどり 祭り・イベント
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8月13日 日曜日
昨日は「冷凍」のあゆしか食べられなかったので、今日は再度取れたての天然あゆに再度チャレンジ。
岐阜駅前でレンタカーを借りて出発。
長良川の支流の板取川というのがさらにあゆが有名ならしいので、川に沿ってドライブ。
途中にある「名もない池」
この池は田舎のある神社の池に過ぎなかったのですが、ある人が「モネの池のように美しい」とSNSで書き込んでから有名になり、今日も観光客が何百人も来ていました。
ネットの影響おそるべし。根道神社 (モネの池) 名所・史跡
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池は白い砂なので、水がきれい。
時期遅れだったけど、6月ごろはスイレンの花が咲いてさらに美しくなるそうです。
というわけで地元でも最近は「モネの池」として売り出し中。 -
天然あゆが食べられることで有名なお店「おもだか」。
天然あゆと言っても、単に川で養殖しただけのものもあるそうですが(川でとれば「天然」ってことになるらしい)、この店は正真正銘、川をさかのぼってきたあゆを実際に釣ったものを出すとのことです天然鮎料理 おもだか グルメ・レストラン
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あゆの「天然コース」、塩焼き、から揚げ、甘露煮の3匹に雑炊がついて4000円。
さらにあゆの刺身1200円をつけて5000円!
天然のあゆってうなぎより高いんですね。
天然のあゆは香りがリンゴのような香りだそうですが、あまり感じませんでした。
普通に売っているあゆと味の違いも今一つわからず、「味オンチ」の私には「豚に真珠」でした。 -
近くにある川浦渓谷。
切り立った渓谷が特徴的でした。
あまり有名な観光地ではないのですが、ちょっとした「穴場」でした。川浦渓谷 自然・景勝地
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近くにある板取川温泉。
露天風呂もあるりっぱな温泉でしたが、「秘湯」を期待していたので、少々がっかり。 -
帰りは郡上八幡に出て、長良川鉄道沿いに戻ってきました。
途中で撮った長良川鉄道の「ながら」号。 -
やはり鉄橋を渡る「ながら」号。
青い長良川と赤い車両のコントラストは美しいです。 -
途中にある洲崎神社。
この神社も白山信仰に関係ある神社でなかなか風情のある神社でした。
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