2017/07/23 - 2017/07/24
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旅人のくまさんさん
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兵庫県を主体とした、山陰地方の名所巡りです。余部橋梁を見学した後、西に向かって山陰海岸国立公園内を走り、今晩宿泊する鳥取市に向かいました。(ウィキペディア・その他)
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イチオシ
『空の駅』の見学を終え、麓に向かう途中に鉄塔の脇から眺めた、余部集落の光景です。赤い鉄塔が保存が決定した旧線路の鉄塔です。(同上)
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一見、赤いサルビアの花かと思いましたが、別種でした。オレンジ・アガスタキなどが似ているようですが、まだ名前は調べていません。野生化した草花かも知れません。(同上)
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麓に下りる途中で目にした、山の中腹の建物光景です。右奥には、お寺の屋根の様なものが見えました。余部集落は、平家の落人伝説が残る場所の一つとも言われているようです。(同上)
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お寺の境内らしい場所で咲いていた、白いムクゲ(木槿)の花の光景です。見上げる石垣の上でした。夏の茶花としても欠かせない花とされます。子の花とは違いますが、白の一重花に中心が赤い底紅種は、千宗旦が好んだことから、『宗丹木槿(そうたんむくげ)』とも呼ばれます。(同上)
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白いムクゲ(木槿、槿)の花のズームアップ光景です。ほんのりとピンク色が入った八重咲の花でした。アオイ科フヨウ属の落葉樹です。(同上)
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地上に散り敷いたムクゲの花の光景です。インドや中国が原産地とされますが、中近東でも多く見られるようです。日本へは奈良時代に中国から渡来したとされます。(同上)
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余部集落は、平家の落人伝説が残る場所の一つともいわれていますが、それを信じたくなるような、三方が山、残る一方が海に面した地形でした。(同上)
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新しい余部橋梁の下にあった、『全但バス・空の駅』の停留場の標識です。左手には、旧橋梁の基礎に近い部分の赤い鉄骨が見えていました。(同上)
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イチオシ
『山陰本線・余部橋りょう』の大きな文字が記された展示物の光景です。橋桁鋼材は、石川島造船所で製作され、明治44年(1911年)9月上旬、特別列車で神戸から陸路で運ばれました。組み立てられたのは鎧駅構内です。(同上)
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『道の駅・あまるべ』の建物光景です。出発までの暫くの間、休憩を兼ねて室内の展示物などを見学しました。地元稼詠歌のために、『空の駅』と連動して建設されたようです。(同上)
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『聖観世音菩薩像建立の趣意』のタイトルがあった石造プレートの光景です。少し拾い読みしますと、昭和61年(1986年)12月、列車転覆によ亡くなられた方達の冥福を祈り、再び事故を繰り返さないよう、遺族の方達が祈りを込めた観音菩薩像の建立の趣意書でした。(同上)
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逆光気味の写真になってしまいましたが、新しいコンクリート製の橋脚の横に祀られた、『聖観世音菩薩尊像』の光景です。(同上)
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『観世音菩薩尊像』の脇に祀られていた、『地蔵菩薩像』です。蓮坐の上に立って、合掌するお姿でした。観音像よりは、一回り小さな像でした。(同上)
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壁際に設置された、小さな椰子の側面にあった説明プレートです。『聖観世音菩薩尊像』と『餘部鉄橋』について解説されていました。『餘部鉄橋』の解説から判断して、旧鉄橋が現役時代に記された説明文でした。(同上)
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『道の駅・あまるべ』の室内に掲示してあった、余部鉄橋関係のパネルからの紹介です。最初のパネルには、『余部鉄橋の歩み』のタイトルがありました。余部鉄橋の工事に関する基本的な事項や、構造などについて説明されていました。工費は約33万円、当時の1円を現在の1万5千円と仮定しますと、約50億円の工費となります。(同上)
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次のパネルには、『建設の計画』と『建設工事』の見出しがありました。『建設の計画』では、当初、鉄道技術院米子出張所の岡村技師が、コンクリートのアーチ方式を上伸したものの、前例がないなどの理由で、鉄橋式に変更され、鉄橋の設計は、鉄道院技師の古川氏が担当し、英国での技術習得が紹介されていました。『建設工事』の説明には、数多くの貴重な工事写真が使われ、鉄骨はアメリカで精算され、わずか5カ月で組み立てが完了したことなどが粗油買いされていました。(同上)
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3枚目のパネルには、『工事の完成』と『余部駅の誕生』の見出しがありました。『工事の完成』では、山陰線西線の最難関で、最後の工事区間となった香住~浜坂間が、僅か2年2カ月の工期で完成したことが紹介されていました。33万円の巨費と、延25万人が投入されました。『余部駅の誕生』では、余部鉄橋が完成しても、依然として陸の孤島のままだった余部地区の住民による駅建設の願いが叶うまでの経緯が紹介されていました。(同上)
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最後のパネルには、『保守の足跡』、『列車転落事故』と『新橋架け替えへ』の見出しがありました。当初予測はされていたものの、強い潮風を受けての塗装の劣化は、3年目にして補修工事が必要となったことや、その後も命懸けでの高所作業が繰り返されたことが紹介されていました。続いて、昭和61年(1986年)12月の列車転覆事故を契機に、風速規制が25メートルから20メートルに強化されたことを受け、現在のコンクリート製の新橋に付け替えられたことが紹介されていました。(同上)
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『道の駅・あまりべ』の近くにあった案内標識のズームアップ光景です。『道の駅・あまりべ』や、『余部鉄橋・空の駅』の道案内でした。背後に見えるのは、コンクリート製山陰本線の新橋梁です。(同上)
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余部地区から、今夜宿泊する鳥取市のホテルに向かう途中の夕暮れ光景の紹介です。海岸線は、すべて山陰海岸国立公園のエリア内でした。シルエット姿の国立公園の海岸光景です。(同上)
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山陰海岸国立公園は、東は京都府京丹後市から、西は鳥取県鳥取市に至る約75kmの海岸部が指定されています。山地が直接海に接するリアス海岸で、海食崖、海食洞、岩礁などが著しく発達しています。一方、海食や河口から運ばれた砂により形成された、鳥取砂丘に代表される砂丘の景観もある国立公園です。(同上)
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山陰海岸国立公園は、『地質の公園』や『岩石美の公園』とも呼ばれ、平成22年(2010年)には、山陰海岸国立公園を中心とした『山陰海岸ジオパーク』が、世界ジオパークネットワークへの加盟を認定されました。(同上)
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イチオシ
山陰海岸国立公園の夕日の光景はこれでおしまいです。この辺りは、香住海岸の西端か、あるいは新温泉町の浜坂漁港が近い海岸線かも知れません。(同上)
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鳥取市のホテルにチェックインする前、夕食のレストランに立寄りましたが、紹介は割愛しました。飲み放題・食べ放題のコースでしたが、食べる方は控えめにして、専ら赤ワインと摘みの料理を楽しみました。泊まったホテル近くから眺めた、鳥取駅前の光景です。駅前にあったホテルニューオータニ鳥取でした。(同上)
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泊まったホテルニューオークラ鳥取の東隣が大丸デパート、さらに東にあった幅が広いアーケードの光景です。開閉式のアーケードで、『バード・ハット』と呼ばれています。(同上)
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鳥取駅はホテルの南側でしたが、その反対側になる鳥取城方面を目指して散策することにしました。夕暮れ前の鳥取市街光景です。随分と静かでした。(同上)
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先ほど粗油買いした『バード・ハット』の北端光景です。アーケードの西側になる右側が大丸デパートです。(同上)
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駅北付近の交差点の光景です。大きな道路標識に、鳥取城址方面の表示がありました。鳥取駅からは北側方面になります。左向きの矢印が、西側方面の岡山、右向きの矢印が東側方面の国府です。鳥取城址方面に向かう道路は、県道192号線でした。(同上)
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鳥取駅前付近のカラーマンホール蓋の紹介です。花笠踊りのカラフルな意匠でした。『鳥取しゃんしゃん祭』で披露される傘踊りは、雨乞いで始まった『因幡の傘踊り』がルーツとされます。『しゃんしゃん祭』は、傘に取り付けられた鈴が『しゃんしゃん』と鳴ることや、鳥取温泉の湯が『しゃんしゃん』と湧くことからの命名とされます。(同上)
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こちらの『仕切弁』のカラーマンホールも、デザインは少し違うものの、傘踊りの意匠でした。『因幡の傘踊り』は、100個の小鈴をつけ、美しく彩った長柄の傘を使い、揃いの浴衣に手甲脚半、白鉢巻に白たすきの凛々しいいでたちで、唄にあわせて傘を回転させながら振り回す、勇壮で動きの激しい踊りとされます。鳥取県の無形民俗文化財に指定されています。(同上)
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2017夏、山陰の名所巡り
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