旧ソ連の小国巡り、バルト3国ついでにフィンランド④（エストニア）、2005年７月

2005/07/16 - 2005/07/17

１６日は朝７時２０分のバスでエストニアへ。６時間弱の場ストリップでタリンに到着です。フィンランドが近いため旧市街はホントに観光地って感じ。ヘルシンキからの日帰り客も多く、混雑度はほかの2か国とは比べ物にならないほどでした

日程は以下の通り

７月11日　AY78便　関空→ヘルシンキ
　　　　　AY6827便　ヘルシンキ→ビリニュス 　　　ビリニュス泊
　　12日　ビリニュス＆トラカイ観光
　　13日　カウナス観光（バス往復）
　　　　　BT344便　ビリニュス→リガ　　　　　　　リガ泊
　　14日　スィグルタ＆ツェースィス観光　　　　　 ツェースィス泊　
　　15日　リガ観光　　　　　　　　　　　　　　　 リガ泊
　　16日★リガ→タリン（バス）　　　　　　　　　 タリン泊
　　17日★フェリー　タリン→ヘルシンキ　　　　　 ヘルシンキ泊
　　18日　ヘルシンキ観光　
　　　　　AY77便　ヘルシンキ→関空（翌日着）　

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空 エアバルティック
• 旅行の手配内容: 個別手配

バスでの長旅を終えてタリンに到着。何はともあれトラムに乗って旧市街方面へ

旧市街周辺でどこか宿をと探すも、この日は土曜日だったのでシングルは埋まっている。久々にドミトリーでもいいか、ってことで350ｸﾛｰﾈ（2800円）のゲストハウスにチェックイン

ヴィル門 建造物

城壁がほとんど残っていないビリニュス、リガと違ってタリンは城壁の街。月並みだけど、中世にタイムスリップしたような光景が見ていて楽しい

塔の後ろに見えるのは市庁舎かな

かつては騎士団の城、今は議事堂となっているトームペア城に付属する塔。のっぽのヘルマン。高さは50ﾒｰﾄﾙ、たなびくエストニア国旗が格好いい

のっぽのヘルマン 建造物

で、すぐ近くに何か違和感のある建物が……。アレクサンドル・ネフスキー聖堂。ロシア支配時代の1901年に建てられたという典型的なロシア正教の聖堂。強大な隣国に翻弄されてきたエストニアの歴史を考えると、微妙な気持ちにもなる

アレクサンドル ネフスキー大聖堂 寺院・教会

大聖堂は1219年、デンマーク人がトームペアを占領して建設したエストニア本土で最高の教会。一度、火災で焼失して18世紀に再建された

聖母マリア大聖堂 寺院・教会

旧市街の中で支配者層が住んでいたのが高さ２４ﾒｰﾄﾙの丘トームペア。

トームペア 散歩・街歩き

大聖堂前の広場からコフトゥ通りを進んだところにある展望台からの眺め

旧市街の街並み。赤レンガの屋根が印象的

低地ドイツ語で「台所をのぞけ」という奇妙な名前の塔、キーク・イン・デ・キョク。ずんぐりした塔は15世紀末に街の防御のためにつくられた

キーク イン デ キョク 博物館・美術館・ギャラリー

手前の四角い塔はネイツィトルン。乙女の塔という意味の売春婦の牢だとか

ネイツィトルン 建造物

城壁沿いのベンチで一休みは、せずに散策を続けます

あれっ、この写真はどのあたりだっけ。ちょっと思い出せない

リュヒケ ヤルク通りを下って

リュヒケ ヤルク通り 旧市街・古い町並み

旧市街をのんびり歩き

ラエコヤ広場へ

ラエコヤ広場 広場・公園

歩き方によると北欧で唯一残るゴシック様式の旧市庁舎、ってエストニアって北欧に区分されるの

タリン旧市庁舎 史跡・遺跡

で、すぐ近くの聖霊教会へ。2002年の火災で焼失した塔や被害を受けた大時計も修復済み

聖霊教会 寺院・教会

ドミニコ修道院沿いのヴェネ通りを通って

ん、ちょっとタリンの旧市街にそぐわないような。「北京」って中華料理かな

で、旧市街で最も高い聖オレフ教会の塔に登ってみると

聖オラフ教会の塔 建造物

高さ124ﾒｰﾄﾙの塔からはタリン港も良く見える

塔からは旧市街も一望できる。結構登るのは大変だけど登る価値はあり

リガは三人兄弟があったけれど、こちらは三人姉妹

三人姉妹 史跡・遺跡

かつで砲塔が備えられていたというふとっちょのマルガリータ

エストニア海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

旧ソ連製のレトロなものではなく、モダンでかわいらしい感じのトラム

トラム (タリン) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

再び旧市街に戻ってラボラトーリウミ通りを進み

午後６時半過ぎ、メーンの通りではないからか人も少なくなってきた

途中で旧市街から城壁の外へ出て

いくつもの塔が並ぶTornide valjak（塔の広場）へ。何だかおとぎの国のような

Tornide valjak 広場・公園

かつて城壁は2.5ｷﾛの長さがあり、今でも1.85ｷﾛが今も残っているという

スール ランナ門 史跡・遺跡

スールクローストゥリ通りを通って再び旧市街へ

城壁入口 (修道女の塔) 建造物

ブラックヘッドのギルドの会館へ。ここは公開されていなので門の紋章などを確認。あとはラエコヤ広場で夕食をとってホステルへ戻る

ブラックヘッドの会館 史跡・遺跡

翌日の朝、夜の間に雨が降ったようだけど

幸い、街歩きを始める前に雨は上がっている。午後にはフェリーでヘルシンキに向かうので、タリンの観光に残されているのは午前中だけ

セーターの壁 専門店

前日の夕食を食べたオールド・ハンザ。中世をテーマにしたレストランで出される料理は15世紀の味

オルデ ハンザ 地元の料理

当然スタッフの衣装も中世風

1944年、ソ連の空襲で破壊されて再建された聖ニコラス教会をみつつ

聖ニコラス教会 寺院・教会

前日は写真を撮ってなかったトームペア城を１枚とって

トームペア城 城・宮殿

午前11時少し前、タリン観光に費やせる時間もあと少し

トームペアを見上げつつ

こちらは城壁の塔からトームペアの眺め

タリンは塔が本当に印象的。街の雰囲気もいいし、滞在時間が短かったなあ

残り時間は中世の城壁ぶらり歩いて

ほかに歩いている人がいないのでタイマーで記念写真を撮って

さて、ホステルに戻って荷物をピックアップ。フェリーでフィンランドに向かいます