旧ソ連の小国巡り、バルト3国ついでにフィンランド⑤（ヘルシンキ）、2005年７月

2005/07/17 - 2005/07/18

　17日午後にはフェリーでヘルシンキへ。さすがにここまで北に来ると日中の日差しはともかく、日陰は涼しいし、夜は若干肌寒かった。もっとも北欧ということで、何もかもが高かった。トラム１回２ﾕｰﾛ（280円）とか、目が点。バルト３国では数分の一の値段だったのに……。なんてことを考えつつ、18日に世界遺産のスオメリンナ要塞へ寄り、夕方の便で関空へ。帰りはわずか９時間のフライト。何でも最速記録は８時間２４分だとか。欧州に出るには結構便利なルートというのを実感しました

日程は以下の通り

７月11日　AY78便　関空→ヘルシンキ
　　　　　AY6827便　ヘルシンキ→ビリニュス 　　　ビリニュス泊
　　12日　ビリニュス＆トラカイ観光
　　13日　カウナス観光（バス往復）
　　　　　BT344便　ビリニュス→リガ　　　　　　　リガ泊
　　14日　スィグルタ＆ツェースィス観光　　　　　 ツェースィス泊　
　　15日　リガ観光　　　　　　　　　　　　　　　 リガ泊
　　16日　リガ→タリン（バス）　　　　　　　　　 タリン泊
　　17日★フェリー　タリン→ヘルシンキ　　　　　 ヘルシンキ泊
　　18日★ヘルシンキ観光　
　　　　　AY77便　ヘルシンキ→関空（翌日着）　

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空 エアバルティック
• 旅行の手配内容: 個別手配

タリンからヘルシンキはわずか85ｷﾛ。高速船なら１時間半ほどなんですが、ゆっくり船旅を楽しもう（単に安いから選んだだけ）と、フェリーで３時間半

ヘルシンキに到着です

右にシリヤライン、左にバイキングラインなどのフェリーが見える。さてヘルシンキ観光は明日にして、ホテルで休みますか

翌日、まずはヘルシンキ中央駅へ

ヘルシンキ中央駅 駅

何はともあれヘルシンキ大聖堂はチェックをして。この旅ではコンデジとフィルムカメラを併用。主にコンデジを中心に撮影したものの、メディアの容量が足りなくなってヘルシンキはフィルム写真が増えてます。で、これはフィルム写真

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

で、大聖堂の裏側から撮影したこの写真はコンデジ。色調がかなり違うなあ

マーケット広場の賑わいをみつつ

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

広場に隣接したターミナルから船に乗り込む。きょうも湾内には多数のフェリーが

スオメンリンナ島行きフェリー乗り場 船系

湾内に浮かぶ島にはカラフルな家も

目指すのはフィンランドの南海岸を要塞が張り巡らされたスオメリンナ島

島までは15分程度のショートトリップ

フェリーを降りて

スウェーデン・ロシア戦争、クリミア戦争、フィンランド国内戦争などの舞台となった要塞の島を巡り歩く

今では世界遺産にも登録され、のどかな雰囲気も

島内には迷路のような高い要塞の壁があり、軍事拠点だったこともよくわかる

要塞化の功労者アウグスティン・エーレンスヴァルドの墓碑

スオメンリンナのドックは現在も使用されている世界最古の乾ドック

要塞にフィンランド国旗がはためく

スオメンリンナの要塞 建造物

島を歩くと全体な堅固な要塞だったことに気づかされる

要塞の式典用の門としてスウェーデン王国が1753～54年に建設したキングスゲート

キングスゲート 史跡・遺跡

フィンランド沿岸防衛の最前線だったスオメンリンナ島

海に向けられた砲台。もう使用されることはない

ということで、そろそろ島を離れる時間

再びフェリーに乗ってヘルシンキへ。あとは関空行きで日本に戻るだけ

おまけ）2009年11月26日からに12月１日にかけてフィンランドのクーサモでノルディックスキーのワールドカップを観戦。旅日記をつくるほど写真を撮ってないので、ここにまとめておきます

観戦したのはスキージャンプや複合などですが北欧、しかもヘルシンキよりはるかに北のクーサモは日が暮れるのも早い。ということで午後４時半でこの暗さ。自然とジャンプもナイターになります

クーサモの空港はホントにローカルって感じ

クーサモ空港 (KAO) 空港

一日１便から数便だからしょうがないけど、ちょっと寂しい

クーサモからブルーワン（SASの子会社、現在は親会社に統合）でヘルシンキへ。
が、ヘルシンキで問題発生。帰国便がストライキに遭遇。それも航空会社ではなく、荷物やらを機内に運搬する会社のストライキ。ヘルシンキを午後５時10分に出発するはずが、出発したのは４時間以上遅れて９時半過ぎ。機内には１時間遅れで入ったけど、その後の長さに参りました。ふう。しかも、この日は成田便ではなく関空経由で羽田へというもの。本来なら翌日の午前９時過ぎ関空着で12時過ぎのJAL便に接続のはずが……。関空－羽田は便数が少なく、午後6時15分に振り替え。結局、家にたどり着いたのは８時半過ぎ。疲れた～