2017/05/01 - 2017/05/01
110位(同エリア242件中)
susuさん
GW欧州旅行3年目はバルカン半島へ。アルバニア、コソボ、マケドニア、ブルガリア、ルーマニア、モルドバ、そしてトルコの計7か国を廻る15日間の日程です。いつものように行き先を欲張ったら、ソフィア以外では連泊無しのとんでもなく移動ばかりの旅程が出来上がりました。前年のバルト周辺旅行では連泊の方が疲れたので、移動ばかりの方が逆に楽かもしれないと思ったけどどうだろう。
出発9ヶ月前の7月半ばに予約をしてその日のうちに旅程を組み上げたら、その翌朝にトルコでクーデター(未遂)という衝撃のニュースが飛び込んできてぶったまげました。
また何年も前から、このエリアに行くならソフィア・ブカレスト間の移動は夜行列車でと密かに夢見ていましたが、改めて調べてみるとついここ1~2年のうちに夜行が廃止されていたと分かって大ショック。渋々飛行機を予約して宿を手配し直しました。結果的にブラショフでも連泊できることになったからまあいいか。
ターキッシュエアラインズ ティラナINキシニョウOUT…102,050円
タロム航空 ソフィア→ブカレスト…123.69EUR(15,375円)
4/22(土)成田→イスタンブールへ
4/23(日)イスタンブール→ティラナ→ベラット
4/24(月)ベラット→ティラナ
4/25(火)ティラナ→プリズレン
4/26(水)プリズレン→スコピエ→オフリド
4/27(木)オフリド→スコピエ
4/28(金)スコピエ→ソフィア
4/29(土)ソフィア→リラの僧院→ソフィア
4/30(日)ソフィア→ブカレスト→シナイア
5/01(月)シナイア→ブラショフ
5/02(火)ブラショフ→ブラン城→ブラショフ
5/03(水)ブラショフ→ブカレスト→キシニョウへ
5/04(木)キシニョウ
5/05(金)キシニョウ→イスタンブール
5/06(土)イスタンブール→成田
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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8時に目覚ましで起きて真っ先に天気予報をチェックしたら、昨日と変わらずブラショフ雨、ブカレスト晴れ!窓から外を見るとどんより曇ってる。体調は良くなってるけど、この天気じゃ改めてシナイア観光しても仕方ないからのんびりしよう。ダラダラ昨日買ったパンを食べて二度寝して、11時近くにシャワー浴びて身支度。何時の列車でブラショフに行こうかなあ。
とか思っていたら、いつの間にか日が差していました。ホテルをチェックアウトして荷物を預かって貰い(レセプションでクロークルームの鍵を貸してくれ、自分でしまいに行くシステムでした)出掛ける。
写真は唯一カメラに収められた、シナイアの市バス。 -
ブチェジ山に登ってみようかなと思い、案内板の指すゴンドラ(ロープウエイ)乗り場の方向へ。
昨日に引き続き、この選択が誤りなのだった。 -
昨日歩いたのと違う道ですが、同じような住宅街が続いています。天気が良いのでますます素敵な街並み。
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度胸のいる階段!
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教会のようで教会じゃない。
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2つ星のヴィラ。どの建物も素敵!
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イチオシ
長閑です。
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お屋敷の前でゴロンと寝てる番犬。
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シナイアの住宅街はどこを撮っても絵になって、歩いていて楽しいんだけど、ゴンドラ乗り場はこんなに街の中心から離れていなかったはず。20分程坂を上ってからおかしいと思い、MAPS.MEを起動したらゴンドラ乗り場を遥か通り過ぎた所にいました。なんだよ!この辺りの案内看板でもゴンドラ乗り場を示す矢印はまだ上を指してるんだけど、上りきった坂をUターンしてまた下る感じで物凄く遠回りになると思われる。
まさかシナイアの美しい住宅街を満喫して貰う為に、わざと目的地への距離も書いてない遠回りの案内看板を設置してるんじゃないだろうな。常識的に考えてそんな訳ないけど、何かしら意図が無いとおかしいくらい無駄に遠回りです。 -
イチオシ
急な坂を頑張って上ってきたのに無駄足だった。そのまま引き返しました。
往きと違う角度から景色が眺められるのは良かったけど。 -
重そうなレンガを運ぶお爺さんを若者が手伝っていました。長い直線の坂道ですれ違ったので、2人が何やら話した後に一緒に歩いていく一部始終を見ていましたが、もしかしたら元々の知り合いじゃないのかも。
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カロル1世大通りまで戻ってきました。
歩道脇のベンチに杖をついて座っていたお婆ちゃんが、何故かキラキラした笑顔で手を振ってくれました。理由は分からないけど好意を感じる。ルーマニアの人は人懐っこくて優しい、癒される~。
右の緑屋根の建物の1階は昨日行ったスーパーで、土産物屋や軽食屋が入った山小屋のような建物が手前の広場を囲んでいます。公衆トイレ(1Lei≒28円)もあって、街中の何でもない所なのに観光地の休憩所みたい。
ちなみに左の建物の右端が、昨日行ったパティスリー。 -
賑やかなカロル1世大通り沿いにも売家がありました。ちょっとお化け屋敷みたい。
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今度はちゃんとMAPS.MEを見ながらゴンドラ乗り場を目指す。カロル1世大通り沿いのニューモンタナホテルとホテルアンダの間の坂を上って、右手に廻り込んだ所にありました。目印の2ホテルから徒歩5分といったところ。
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しかし私が入ったドア(上の写真右の方の白いドア)は裏口だったらしい。入った所からガラス張りの正面玄関が見えました。おかしいな、他に道あったか?
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チケット売り場と乗り場は2階。
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時刻表。8:30~16:00の30分に1本出ているんですね。
ゴンドラの目的地はCOTA1400とCOTA2000(数字は標高を表している)がありますが、2000への直行は無く、1400で乗り換えになります。 -
私は1400でいいや。往復で25Lei(684円)。ちなみにCOTA2000は倍額、子供料金はそれぞれおよそ半額。
私がチケットを買った直後に、12:30発のゴンドラがもう出るようで係員が乗り場から顔を出していました。私は次のでいいやとのんびりしていたら、私の後にチケットを買ったカップルが走りだしたので思わず私も走って飛び乗る。 -
立ち乗りのゴンドラにぎゅうぎゅうに乗り込んで出発。結構な高さをスイスイ進みます。
ロープウエイのお約束で支柱を通る時はゴンドラがふわっと揺れ、ヒャア~と悲鳴のような歓声、いや悲鳴が上がりました。 -
イチオシ
眼下に広がるのは素晴らしすぎるこの絶景!シナイアの町が一望できます。
標高1400mまで行くと町が遠すぎるし、そもそも障害物があって碌に見えないので、ゴンドラに乗っている間が必見。町側(往きはゴンドラの扉側、帰りは逆)の窓際を確保して下さい。たまたま最後に乗り込んでラッキーだった。
ペレシュ城が見えましたが、復路の方が良い感じの角度で撮れたので写真は後で。 -
5km先の隣の町、Busteniまで見えます。
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ほんの8分程でCOTA1400に着きました。
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COTA1400→地上の時刻表。ロープウエイは上下の籠が対称の動きをするので、出発時刻は往路と同じ。最終で上ってきた人のために、より遅い時間のものが2便あります。
上りの始発と同じ8:30の便に乗る人がいるのか?と思われるかもしれませんが、COTA1400にはなんと大型ホテルがあるのです。 -
乗り場の建物の外に出ると、ちょうどCOTA2000へ向かうゴンドラが上っていくところでした。
この辺りは冬はスキー場になるそうです。標高800mのシナイア市街より多少ひんやりしている感じでしたが、気温計の表示が見る度に17→16→15℃と1℃ずつ着実に下がっていっていました。昼時の短い時間しか滞在してないのに! 日暮れ以降は相当冷えそう。 -
私が乗って来た交通手段としてのゴンドラの他に、景色を見るアクティビティとしてのゴンドラもありました。こういうのに乗るかトレッキングでもしないと、COTA1400から下界の景色は見えません。
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ホテルはその名もCOTA1400。駐車場に車が停まってる、道があるんだ~とちょっと考えれば当たり前の事なのに驚く。
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COTA1400には2つのレストランがありましたが、混んでいたり高級そうな雰囲気だったりしたので入るのは止めとく。
ゴンドラ乗り場の近くには焼きトウモロコシやクルトゥーシ・カラーチ、ヌガー等のお菓子を売る出店もありました。 -
アクティビティにあまり興味のない私は、COTA1400でする事が特にない。13:00のゴンドラで下りたら13:48発の列車でブラショフに向かえるじゃんと直前に思い付き、乗り場に急ぎましたがタッチの差でゴンドラが出発してしまったので、もう一周その辺をうろうろしてから次のゴンドラで下りました。先頭部分に人が集中しているので混んでいるように見えるかもしれませんが、今度は空いていて良かった。
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ペレシュ城。
COTA1400で何をするでなくても、往復のゴンドラからの眺めだけで十分行く価値があります。 -
ゴンドラの中には緊急用らしい電話がありました。
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地上の乗り場にもCOTA1400にも無料のトイレがあります。綺麗ですが、どちらも個室の扉に鍵がありませんでした。閉まらないとか壊れてるなら分かるけど、そもそも無いって! 紙は手洗い場にあり、巻き取って個室に入ります。イスラム式。
帰りは正面玄関から出ましたが、コンクリート製の階段は途中で途切れ、何故かあぜ道のような道なき道を通るはめに。謎だ…工事中なのかな。
途中民家の庭先にいたマルチーズのような犬に猛然と吠えられる。って繋がれてないやんけ! 家の人が苦笑いする中(いや犬を止めてくれよ、それともたまたま庭にいただけで野良犬なの?)慌てず騒がず歩いているだけの私に、付かず離れずの距離で吠え続けながらどこまでも付いてくるマルチーズ。番犬としては優秀なのかもと一瞬思いましたが、ニューモンタナホテルの駐車場を歩いている時に私を追い越してカロル1世大通りに駆け出していき、駐車場のガードマンに苦笑されていました。ダメだこりゃ。
結局ゴンドラ乗り場の正面玄関から入ろうと思ったら、ニューモンタナホテルの駐車場を抜けて住宅街を通ってあぜ道を歩かないと辿り着けないようだ。おかしいな…。 -
カロル1世大通り沿いのラウンドアバウトの前にある、アイリッシュハウスというレストランに入りました。凄く広いお店で、入口周辺に溜まっているウェイターが席に案内してくれないので恐る恐る勝手に座ったら、それで正解だったようですぐにメニューを持って来てくれました。
ドリンクはカフェラテ(10Lei)。一口飲んでホッとする温かさ。日陰の席は結構寒いので、着席時に脱いだダウンをすぐまた着ました。 -
メインで注文したのはビーフベジタブルスープ(12Lei)。トマト味でパプリカ、キャベツ、ニンジンなど野菜たっぷり、角切りの牛肉もたっぷりで超うま!熱々ではなかったけど温まる。
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スープにパンが付いてこないそうなので、どうせならとトマトソースとチーズのみのシンプルなピッツァ(13Lei)を注文しました。伸びないチーズが味わい深くてとても美味しい。
3品で計35Lei(約1,033円)。1,000円超えの食事って今旅初じゃない? こんな大きなレストランなのにカード払い不可で焦るも、なんとか現金が足りました。 -
という訳で速攻両替屋へ行って10EUR両替。空港のレートよりだいぶ良かったです。
それからカルフール(スーパー)に寄ってジュースとチョコを買う。時間に余裕があると思っての寄り道でしたが、店を出たらもう15時!急いで宿に戻って荷物をピックアップ。受付のお姉さんは私の顔を見るなり荷物引き取りだと分かってくれて話が早い。このホテル本当最高! 急いで駅へ。 -
駅はすぐ近くだけど、チケット売り場に列が出来ていて焦る。しかし自動券売機を操作してみたらタッチパネルで分かりやすく、日付・時間・等級を指定してあっさり買えました。やるな私!いやCFR(ルーマニア国鉄)!
シナイア→ブラショフのIR(インテルレジオ、急行)2等チケットは16.90Lei(462円)、カード可。
15:26発、昨日ブカレストから乗ったのと同じ列車。なんと車両番号も同じで、コンパートメントが1つ隣なだけで座席位置も同じでした。 -
カルフールで買ったクランベリージュースと、ルーマニアのメジャーなチョコレートのROM、合わせて3.85Lei(約105円)。
ジュースは粒状のクランベリー果肉が入っていてとても美味しい。ROMはおやつに買ったもののこの時は結局食べず、帰国してから食べたら歯に沁みる甘さでした。歩き方の情報通りだ! -
イチオシ
シナイアを発ったばかりの車窓からはブチェジ山のゴンドラも見えました。晴れ間が出てきて景色がとても綺麗。カルパチア山脈らしき急峻な岩山がずっと見えていました。
ブラショフ近郊に来ると、原っぱでピクニックをしている家族連れが大勢寛いでていてとても長閑な雰囲気。良いね~!
何故か検札が無いまま、16:25にブラショフに到着しました。 -
ブラショフ駅の出口にはなんと本の自販機が! これは初めて見た。
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駅を出るとブラショフは都会で、スペインのグラナダを思い出しました。今旅は何かを見る度に過去に行った場所を思い出してばかり。まさか私は深夜特急に書かれている「旅の壮年期」に差し掛かっているんだろうか? いやーまだ早いでしょう。
目の前が市バス乗り場だったので、目の前のバスの運転手さんにシティセンターに行くか尋ねると、4番のバスだよと教えてくれました。歩き方の情報通りなんだけど、これだけ沢山路線があるなら他にも中心部に行くバスがあるかと思った。車窓から見た印象でもブラショフの街は大きくて、観光客が集まる旧市街はその中のほんの一部なんだと思いました。
間もなくやって来た4番バス乗り込みましたが、運転手に運賃を受け渡し出来るような窓がない。運転手にお金を差し出してみると、困った様子で駅舎の方を指差したので、「チケット(が必要なの)?」と言って荷物を持ちバスを降りようとしたら、いいよいいよと引き留めて席に座らせてくれました。えっ良いんですか? なんと無料で乗せて貰えました。優しい…!
車窓からブラショフ新市街を観察すると、バス停の横にチケット売り場のブースがあるのが見えました。なるほど、乗る前に買って車内の改札機に通すんだな。 -
エロイロル大通りの西端、中央公園の前でバスを降りました。ここは市バスの停留所が集中したターミナルのようになっていて、私が予約している宿からほんの1ブロックの位置。旧市街の中心スファトゥルイ広場までは250m程。
親切な運転手さんに感謝の気持ちを込めて手を振る。ルーマニア大好きだ。 -
これが市バスのチケット売り場。ソフィアのと違ってちゃんと中に売り子がいるし、買う人が沢山いて活気があるし、あちこちにある。
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エロイロル大通りのラウンドアバウトの花壇と、ブラショフ要塞。
あんな目立つ立地なのに歩き方でも4トラでも完全にスルーされているブラショフ要塞。13世紀から15世紀にかけて造られたものだそう。 -
予約している宿があるのは、エロイロル大通りとスファトゥルイ広場を繋ぐムレシェニロル通りに入ってすぐのこちらの路地。
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ペンションノエミ。Hotels.comで予約して、バストイレ付き朝食なし2泊で5,746円。階段を上がってドアを開けた所にレセプションがありました。
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ペンションという名前ですがちゃんとしたホテルで、チェックイン時に領収書を発行してくれました。シナイアでもくれたしルーマニアの宿ってそうなのかな?ブラショフのホテルはどこも、予約時に定型文メールをくれるようでしたし。
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第一印象最高の素敵な部屋でしたが、滞在するうちに色々不具合が。クローゼットの中にある冷蔵庫は暫く電源を入れていないような感じで臭くて汚くて使えず、シャワーブースのガラス戸はレールから外れてちゃんと閉まらなくなった。コンセントが少なく、バスタオルを掛ける所が椅子の背くらいしか無く、暖房は一括管理しているらしく操作できない、ハンガーは針金のやつが3本のみ。
しかし立地は最高でスタッフも感じが良く、シャワーはすぐお湯が出るしテレビのチャンネルが豊富、裏通りだから窓に洗濯物が干せるなど良い所も沢山ありました。 -
鼻水は出るけど体調はまあまあ、早速観光に出掛けます。
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イチオシ
ムレシェニロル通りを真っ直ぐ進み、ブラショフ旧市街の中心スファトゥルイ広場へ。
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イチオシ
ブラショフ旧市街の街並みは、今旅ではお目にかかったことのない優雅なものでした。12世紀からの都市建設にはドイツから植民されたザクセン人が大きく関わっており、クローンシュタットというドイツ語の都市名もあるそうです。
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この日(5/1月)の広場にはお店が出ていました。
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ステージも設置されています。イベントはもう終わったのかこれからなのか、夜になっても特に何も始まらず、翌日の夕方にまた来た時には撤去されていました。
奥に見えているのは黒の教会。 -
スファトゥルイ広場の中央に建っている旧市庁舎。現在は歴史博物館です。
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スファトゥルイ広場から延びる歩行者天国、レプブリチ通りの入口。
人が多くて凄い賑わい! こんなに観光地らしい観光地は今旅初。楽しい! -
イチオシ
レプブリチ通りに近い広場の北側には、オープンテラスのレストラン席が並んでいました。
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天気も良くて気分爽快、アイス日和だ!広場に2か所あったアイスの屋台(ソフトクリーム専門とジェラート専門)にはどちらも長蛇の列が出来ていましたが、ジェラートの方に並んでピスタチオアイス(4Lei≒109円)をゲット。既に売り切れ状態のフレーバーも多かったです。
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アイスを食べながらブラブラ歩いて黒の教会へ。
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大きすぎて全体が撮影できません。高さ65mのトランシルバニア最大の後期ゴシック教会で、14~15世紀の約80年をかけて建立されました。黒の教会という名は、1689年のハプスブルク軍の攻撃によって外壁が黒焦げになったことから。
内部も素晴らしいらしいけど月曜休業。ルーマニア最大級のパイプオルガンがあって、時期によってはコンサートも行われているそうです。 -
文字盤のペイントが色鮮やか。
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黒の教会から1ブロック トゥンパ山側にあるスフォリー通り。ヨーロッパで3番目に狭い通りだそうですが、思ったより広くてすれ違うのも余裕。
昨日今日と乗ったCFR(鉄道)車内の通路の方がよっぽど狭かった。バックパックを背負った状態では縦になっても横になってもすれ違えず、コンパートメント内に避けるしかなかったですもん。
通りに入る時に先を譲った観光客グループが、狭い通りならではの写真撮影をしていました。待っている間手持無沙汰なのでさり気なく写真を撮ったらバレてうけ、その後自撮りに写り込まされてしまう(笑) -
トゥンパ山の頂にはBRASOVの文字が。
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通りの先、遠~くに見えたスケイ門。結局近くまで行くことはありませんでした。
ブラショフ滞在は2泊でも短かったな。元の予定では1泊しかしないつもりだったけど、それでブラン城にも行くのはハードスケジュール過ぎた。ブカレスト→キシニョウの夜行列車に乗る日の午前中に、ブラン城に行くつもりでした。
スケイ門は、かつてドイツ人居住区とルーマニア人居住区を分けていた境界線。ドイツの植民地であったクローンシュタットにおいて、市民と認められていなかったルーマニア人はあの向こうにしか住めず、こちら側へ来るには通行証が必要だったそうです。 -
ブラショフには素敵な通りやお店が沢山。
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スファトゥルイ広場に戻り、レプブリチ通りへ。道の真ん中に、通り沿いのレストランのテラス席が並んでいて賑やかでした。
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放っておいても体調が良くなる気がしなかったので、意を決してその辺の薬局へ。こういう薬局はヨーロッパのあちこちで見るけど、入るのは初めて。その国の保険証とか持ってなくても買えるんだろうか?そこから分からない。
カウンターの女性スタッフは2人とも英語を話せて一安心。身振り手振りを交えて症状を説明しながら、強くない薬を出して貰いました。 -
熱と鼻に効くのと、喉に効くのの2種類を購入。全部に効く薬は無いらしい。18Lei(熱と鼻)と43.08Lei(喉)で計61.08Lei(1,670円)もして、高っ!だから買いたくなかったんだけど仕方ない。
親切にも箱に飲み方を書き込んでくれました。熱と鼻は毎食後に2錠、喉は1回1錠で日に6錠。
喉の方は食事関係なしにいつ飲んでもいいそうなので早速開けると、粒でかっ!…あっタブレットか、喉だもんな。うっかり丸呑みしたら意味ない所だった。苦手なミントと土っぽい味でかなり不味いけど、微かに蜂蜜味なのでなんとかいける。少しずつ噛んでゆっくり溶かしたら、1粒食べ終わる頃には確かに喉が良くなっている感じがしました。良いなこれ。
海外の薬局初体験はなかなか面白い経験でした。あっ、今旅は初めてチャレンジすること(陸路で国境越え、現地で国内線移動など)が特にないと思ってたけどこれがあったか。 -
路上のパフォーマー。
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イチオシ
日が傾いてきた19時のレプブリチ通り。
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なんとMIKADO(帝?)という電器屋?が。その手前のクレープのようなピッツァも気になる。
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突き当たりのエロイロル大通りに出ました。
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立派な建物の中央郵便局。入り口横のポストに投函したポストカードは2週間後に届きました。
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エロイロル大通り沿いは緑が多く、花壇が整備されていて綺麗でした。
タイルで描かれている根っこのようなものはブラショフの市章。 -
この立派な建物はブラショフ市役所らしい。
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建物の前には歴史の教科書で見たことがある像が。狼に育てられるロームルスとレムス(ローマの建国神話に登場する兄弟)像。ローマのカピトリーノ美術館にあるという有名な像のレプリカかな。
ルーマニアはローマ人の国という意味で、入植したローマ人と先住のダキア人が混血し現在のルーマニア人の祖先となったとされているそうです。 -
なんて可愛い花壇! ブラショフの街歩きはとても楽しい。
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中央公園の前にはお店が並んでいました。
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中央公園とブラショフ要塞。
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可愛い滑り台!子供が実際滑っているのを見なかったら、それと気付かなかったと思う。
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イチオシ
花と緑が豊かな中央公園は、地元の人の憩いの場でした。白い教会は受胎告知教会。
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公園の前を歩いていると、何やら見たことのないゲームをしているおじさんの1人がニコニコと微笑みかけてくれました。歓迎の気持ちが伝わる温かい目! ルーマニアの人は本当に優しい。
チキンなのでこちらを見ていない時にこっそり撮る。5人でプレイ出来るんだ、どういうゲームなんだろう。札に数字が書かれていて麻雀みたい。 -
正面がムレシェニロル通りの入口。
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イチオシ
エロイロル大通り沿いの建物はどれも立派で見応えがありました。
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日が暮れかけると風が強くなり、寒くなってきたのでダウンを取りに宿に戻りました。
宿がある路地の向こうにあった教会。ここを真っ直ぐ進むとレプブリチ通りに出ます。 -
夕食を摂ろうと、再びスファトゥルイ広場へ。
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レプブリチ通り沿いのレストランのメニューを眺めて、MADO CAFEというお店に入りました。
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ドリンクはラテマキアート(11Lei)。
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メインはチキンスープ、チョルバ・デ・プイ(10Lei)。あっこれ昼飲んだのと同じ味付けだ!(爆)日に2度同じ料理を頼むのってなんかデジャビュだなと思ったら、旅行記②のアルバニアでやってたんだった。
昼食べたスープとは具材がちょっと違って鶏肉、マカロニ、ジャガイモ、パプリカ、ニンジンが入っていました。同じ味だけど美味しいので、むしろこれこれ!という感じ。 -
チキンスープを頼んだ時に店員さんに「パンは付ける?」と聞かれ、「Noブレッド、(メニューを指しながら)パパナシ」と注文したら「それは良いわね」という感じでニッと笑ってくれました。パパナシはブラショフの名物デザートです。
スープを飲み終わって少し経ってから運ばれてきた、揚げたてホカホカのパパナシ(12.50Lei)。凄いボリューム!ふんわりしたドーナツで、サワークリームとブルーベリーソースが掛かっていてとても美味しい。2個は多いけどなんとか完食しました。
3品で計33.50Lei(916円)。カードが使えて一安心。
パパナシを食べ終わる頃に、カウンターでアイスを注文した後に空席がないと気付いたらしい2人連れの女性に相席を頼まれました。勿論OK。観光客かと思ったら久しぶりに帰郷した地元の人だそうで、1人はインドルーツのルーマニア人(つまりロマ?それともそれより後の印僑?派手な感じでロマっぽくはなかった)。色々話をしてくれたけど半分しか分からん…私の英語力では、話好きな人相手だと相槌しか打てない。日本のお寺や千手観音が好きなんだそう。連れのルーマニア人女性は英語が話せないようで話に入らず、若干気まずげにニコニコしていました。私も同じ表情をしていたと思う。
日本語のこんにちはを訊かれたので教え、ダンニャワードと別れました。話してくれるのは嬉しいんだけど、気疲れが。もっと英語頑張ろう。
この2人組は翌日もMADO CAFEの前で見かけ、ルーマニア人女性のみ私に気付いてくれたので手を振って挨拶しました。 -
食事をしているうちに日が暮れ、明かりが灯り始めました。
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ライトアップを期待してスファトゥルイ広場に行ったけど、まだみたい。
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噴水の前に座って日記を書きながら、暗くなるのを待つ。
初めは噴水の外周に座っていましたが、風で水飛沫が飛んできたので周りの人共々一斉に非難。一回り外側のベンチに落ち着きました。
ブラショフは夜でも小さい子(連れのファミリー)が沢山。風船を持っている子が多かったです。 -
街歩きしていてスーパーを全く見かけなかったので、MAPS.MEで探してみると、ブラショフ旧市街にはスーパーが極端に無いらしい! 辛うじて徒歩圏にあるのは新市街の方にあるショッピングモールと、スファトゥルイ広場の西に面したこの建物だけ。外装工事中だから存在に全く気づきませんでした。正面の、男性が立っているのが入口。
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個人店らしく品揃えはそこそこで、定価のままで売っているっぽかったので必要な飲み物だけを購入、6.60Lei(180円)。2.25lもあるボトルなんて初めて買った気がする、重い。
紫色のボトルのヨーグルトドリンクは、炭酸のように舌がビリビリする不思議な食感でした。他にも水色やピンクなど色々種類があったけど、表記が読めないので紫を選んだのは適当。 -
これ以上はライトアップされなさそうかな。
現在時刻は21時。この10日で800kmくらい北上して、だいぶ日が長くなりました。 -
石畳が光って綺麗なスファトゥルイ広場。
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重いエコバックを担ぎ、レプブリチ通りを歩いて宿に帰ります。
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宿がある路地は人気が少ない。
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塔のライトアップが素敵な近所の教会。
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いつ通っても混雑していたベーカリーがあって気になっていたので、宿を通り過ぎてムレシェニロル通りに行ってみましたが、流石に閉まっていました。21時過ぎだもんな。
宿に帰ってくると、建物の入口の扉の鍵が閉まっていました。なんかそんな事をチェックインの時に言ってたな。鍵を見せながら何か説明してくれていたので、部屋の鍵でこの扉も開くのかと思ったけど、鍵穴が合わない。インターホンはタッチパネル?で押せないし…そうだ、鍵に付いてるキーホルダーを指差して何か言っていたと思い出し、キーホルダーをインターホンに押し当てると建物の中からピンポーン…と間延びした音が響き渡り、鍵が開く音が。なるほど、そういう仕組みねー!安全ですね!
私の部屋はロビーのすぐ隣で、部屋で寛いでいる時にこのピンポーン…が何度か聞こえてきました。入口の鍵が閉まっていた時はヤバい遅くなりすぎちゃったかと焦りましたが、自分より遅い人が普通にいてよかった。
明後日はブカレストに何時の列車で向かおう。12時台着の次が16時台って、1日21本もあるくせに極端すぎだよなあ。早い方で行ったら夜行列車に乗るまで時間が余りそう、遅い方だと慌ただしそう。夜行でシャワー浴びれないからあんまり観光しまくって汚れたくないし…。
テレビはカートゥーンネットワークがつまらない時は料理番組や通販番組を見ていましたが、通販番組で紹介されていたハンドルを回すと野菜がスパイラル状に切れるキッチン用品が結構欲しかったです。そのままサラダにしたりスープに入れたり、パスタの代わりに野菜でヘルシー!みたいな。
そんな感じで、洗濯したり計画を立てたりテレビを見たりしていたら夜更かししてしまい、1時過ぎに耳栓とアイマスクを付けて就寝しました。
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