2017/04/25 - 2017/04/25
30位(同エリア51件中)
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susuさん
GW欧州旅行3年目はバルカン半島へ。アルバニア、コソボ、マケドニア、ブルガリア、ルーマニア、モルドバ、そしてトルコの計7か国を廻る15日間の日程です。いつものように行き先を欲張ったら、ソフィア以外では連泊無しのとんでもなく移動ばかりの旅程が出来上がりました。前年のバルト周辺旅行では連泊の方が疲れたので、移動ばかりの方が逆に楽かもしれないと思ったけどどうだろう。
出発9ヶ月前の7月半ばに予約をしてその日のうちに旅程を組み上げたら、その翌朝にトルコでクーデター(未遂)という衝撃のニュースが飛び込んできてぶったまげました。
また何年も前から、このエリアに行くならソフィア・ブカレスト間の移動は夜行列車でと密かに夢見ていましたが、改めて調べてみるとついここ1~2年のうちに夜行が廃止されていたと分かって大ショック。渋々飛行機を予約して宿を手配し直しました。結果的にブラショフでも連泊できることになったからまあいいか。
ターキッシュエアラインズ ティラナINキシニョウOUT…102,050円
タロム航空 ソフィア→ブカレスト…123.69EUR(15,375円)
4/22(土)成田→イスタンブールへ
4/23(日)イスタンブール→ティラナ→ベラット
4/24(月)ベラット→ティラナ
4/25(火)ティラナ→プリズレン
4/26(水)プリズレン→スコピエ→オフリド
4/27(木)オフリド→スコピエ
4/28(金)スコピエ→ソフィア
4/29(土)ソフィア→リラの僧院→ソフィア
4/30(日)ソフィア→ブカレスト→シナイア
5/01(月)シナイア→ブラショフ
5/02(火)ブラショフ→ブラン城→ブラショフ
5/03(水)ブラショフ→ブカレスト→キシニョウへ
5/04(木)キシニョウ
5/05(金)キシニョウ→イスタンブール
5/06(土)イスタンブール→成田
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8時間くらいぐっすり眠って4時過ぎに目が覚め、ネットをして寛いでから支度して5:45頃にチェックアウト。レセプションにいたおじさんに「ジュースやビールは飲んだ?」的なことを聞かれましたが、私の部屋の冷蔵庫は元々空だったと思う。設備は部屋によるようだ。
外に出ると、既にティラナ・メトロポルの前にバスが停まっていました。荷物入れの前にいた男性に「プリズレン?」と尋ねると頷いてチケットをもぎり、荷物にネームタグを付けてくれました。ネームタグとペンを構える男性に名前を聞かれたので「書けるのかな?」と思いつつ答えましたが、聞くなり速攻苦笑して自分で書いてと渡されました。ですよね。男性は私の書類入れを後ろに添えて、書きやすいように手伝ってくれました。書いているうちにバスのエンジンがかかる。
6:00発プリシュティナ行きのバスで出発。乗客は座席数の半分くらいかな。今旅で乗ったバスは、リラの僧院とブラン城行きのバス以外は全て同じくらいの乗車率でした。
バスの側面の窓はなぜか結露ではなく真っ白に曇っていて、外が殆ど見えませんでした。景色が見えないのは残念ですが、そのために起きている必要が無いのでぐっすり眠る。 -
8時頃に国境近くのBar Shopという建物の前で停まり休憩。無料のトイレに行き、残った小銭でチョコレートを買いました。ボスニア・ヘルツェゴビナ製。
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湖があってとても綺麗な眺めでした。今日も雲一つない晴天。
8:40くらいに国境に到着。高速の料金所のようなアルバニア国境は停車すらせずスルー、全く同じような見た目のコソボ国境では停まり、係官が乗り込んできてパスポートを回収していきました。係員が降りた後バスは10m程進み、荷物入れのチェック。暫くして普通に走り出したのであれ?パスポートは?と思いましたが、いつの間に受け取っていたのか車掌が配ってくれました。スタンプが押されて嬉しいけど、空きページが十分あるのに追記欄に押されてる…。 -
プリシュティナ行きのバスがプリズレンに寄るとなると、一旦ハイウェイを下りて遠回りすることになります。どうするのかな~と思っていたら、なんとその分岐点で停まって、プリズレン行きの乗客だけ待機していたミニバスに乗り換え。やるね~!プリズレン行きの乗客はこのバスに収まる程度にいました。
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ミニバスは途中でガソリンスタンドに寄ったものの、きっちりプリズレンのバスターミナルまで行ってくれました。時刻は9:30頃。
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明日のスコピエ行きのバスを確保しておかねば。バスターミナルのチケット売り場がどこだか分からずうろうろ。漸く建物の中に窓口を発見しましたが、中に誰もいない。
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うわーしかも、スコピエ行きのバスはどれだ~…?この中でなんとか私に読める地名はプリシュティナとペヤくらいだ。ラテン文字表記でも綴りが全然違うみたい。そもそもプリズレン~スコピエのバスは本当にあるのか?事前に調べた情報ではあるはずだけど、万が一無かった場合はプリシュティナ経由になる。
チケット売り場前のベンチで日記を書いていたら窓口にスタッフが来たので、声を掛けたらわざわざこちらに出てきてくれました。やった、英語通じる!明日スコピエに行きたいと伝えると、時刻表を指して丁寧に説明してくれました。この時刻表の左端下から3番目がスコピエ行きだそう。コソボでのスコピエの綴りはShkupなんだ!これは分からん。
スコピエ行きは5:30発と9:00発の2本(事前情報通り!)、チケットは車内で購入、9EUR、乗り場は6番とのこと。やったー、助かりました! -
意気揚々と建物を出ると、郵便局がありました。これ幸いと切手を購入。0.50EUR(約61円)と激安ですが、帰国したら既に届いていました。
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バスターミナルはプリズレン中心部から見て北西の外れにあります。周辺は商店街で、ショッピングモールもありました。
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Tシャツの裾が思いっきり地べたに付いてるよ~。気にしないのか?
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ローカル向けのお店が並んでいます。飲食店の煙突から立ち上る煙と土埃で、一帯はちょっと煙い。
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突き当たりを左に曲がって少し進むと、橋があってビストリカ川沿いに出られました。
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ああこの光景、モスタルでも見た。ペットボトルが水流に嵌って一か所に留まり続けているという。
プリズレンの写真を見た時に、川の向こうに丘が見える光景がサラエボに似ていると思い、地図を見て町の構造はモスタルに似ているのかなと思いました。実際行ってみるとそこまで共通点は感じず、まあそれぞれ2%ずつくらいなら似てるかなという感じ。 -
川沿いを歩いていたら、2人でベンチに座っていた若い女性が微笑みかけてくれました。そこから遠くに見える次の橋まではちゃんとした道が無く、細い石の出っ張りがあるだけのようだったので、女性達に「ここ通れる?」と尋ねると、「ジャンプしないと無理だわ」と英語で教えてくれました。ありがとう!
川沿いの道を諦めて1本北の道へ。予約してるホステルの看板があった。 -
それからまた橋を渡り、川の南側へ。アルバニアの国旗を沢山並べている土産物屋が開店準備をしていました。コソボではセルビア語とアルバニア語のどちらを使えばいいのかなと思っていましたが、プリズレンではアルバニアの国旗をよく見たので、挨拶にはセルビア語ではなくアルバニア語だけを使うことにしました。
これが正解で、帰国後に調べたらプリズレンは住民の殆ど全てがアルバニア人なんだそう。コソボにおけるセルビア人への悪感情は強く、コソボのセルビア人はまず例外なく決められた居住区に住んでいるようです。 -
私が予約しているホステルは、このモスクを中心としたY字路の右の道沿いにありました。
プリズレンはかなり交通量が多く、なかなか横断できないし、こんな路地でも行き交う車を避けながら進む感じ。 -
プリズレンシティホステル。Booking.comで予約して、バストイレ朝食付き(早朝チェックアウトのため食べられず)1泊で15.55EUR(約1,882円)。
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本来は11時からですがその前にチェックインさせてくれ、名乗る前に誰だか分かってくれ、宿代のお釣りを用意する間にストロベリーティーを出してくれました。さらにその場であちこち説明しながら書き込んでくれた地図をくれ、建物入口のパスコードも教えてくれました。あれ、宿代が予約した値段より0.20EUR安い。
明日は早朝にチェックアウトしたい旨を伝えると、中からの鍵の開け方と部屋の鍵の置き場を教えてくれました。 -
最上階の私の部屋はなんとベッドが3つ!テレビがあるけど付け方が分かりませんでした。窓に1本ヒビが入っているし、一々ベッドの間を縫って歩くのが面倒。あとエアコンが無いので夜は寒い。
でも窓からの眺めは素晴らしかったです。 -
バスルームは清潔感がいまいち。大きな蠅が1匹飛んでいるし(窓開けてたら逃げた)、洗面台の蛇口からずっとゴボゴボと異音がしているし、蛇口の下に茶色いドロッとした液体が数滴。
怪しいと思いつつ服を洗濯。案の定、ゴボッゴボッという感じで水が止まる。なんとか洗濯は終わってたけど、それからは蛇口を捻っても咳込むような音がするだけで全く水が出なくなってしまいました。
ちなみにトイレだけはいつでもちゃんと流れました。
1階で訊いてみると、水が出ないのはこの宿の問題ではなく町全体の問題らしい。なら仕方ないか~…ってもっと大きな問題だけど。お湯が出ないことはまああるけど、水が出ないのは初体験だぞ。川があるのに水不足なの?夜や朝には水が使えるようになっているのか一応確認してみましたが、大丈夫だと言われても全く信用できないのだった。
頭洗ってる時に水が止まったら最悪なので、ボトルの水を余分に買っておこうかな。 -
早速観光に出掛けました。
川沿いの木陰が気持ち良いけど、一歩日向に出ると強烈な直射日光。
オープンカフェで食事をしている観光客の前で音楽を演奏しているロマの子供達がいました。チップを稼ぐべく、観光客と見るや目の前で太鼓を叩いて歌いだします。旧市街から城壁の上まで色々な所で見かけて、いつも同じ2人組のような気がしたけどまさかなあ…。 -
何やら銀行に大行列が。数時間後に通った時も同じ状況でした。なんだろう、年金の受け取りとか?
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プリズレン最大のモスク、スィナン・パシャ・ジャミーアが見えてきました。
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その周辺にはレストランやカフェが並んでいますが、あちこち工事中。
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コソボの為に戦ったアルバニア人兵士の像。かなり若くして戦死されたようです。
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水飲み場。
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観光列車。
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規模の小さいサラエボのバシチャルシァのような感じで、平屋建てのナッツ屋さんや土産物屋さんが並んでいます。土産物屋は沢山ありますが、ポストカードを扱っているお店は結局1つしか見つけられませんでした。
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城壁に登る前に食事にします。旅行記を読んで行きたいと思っていたお店があったんですが見つからず、諦めて入ったお店がなんとそのお店でした。運ばれてきた料理を見て気が付いた。
Besimi Beskaという、かなり大きなお店。テラスも広いけど中が相当広かったです。 -
高級そうなお店だと思いましたが、メニューを見てびっくり、1.50EURの料理がいくつもある!殆ど4EUR以下で、一番高くても8EUR。
安いものは複数頼む前提なのかな?と思いましたが、普通に1つで注文できました。
ビーフスティックwithベジタブル(1.5EUR≒182円)とシュウェップス(1.00EUR≒121円)。フワッと膨らんだ白いナンのようなパンも付いてこの値段!
ビーフスティック~を頼む際に、どのような料理なのかウェイターさんに尋ねたところ、ちょっと迷って自分の人差し指の先から手首辺りまでを示す仕草をしたので骨付き肉なのかなと思いましたが、大きさを教えてくれていたようです。
しし唐、玉ねぎ、牛肉の串焼きと大量のサラダ。肉は3片だけなのでもう殆ど野菜!ビタミンが摂れて嬉しいけど全部は食べきれませんでした。
シュウェップスはビターレモン。初めて飲んだけど本当にビターで大人向けの味。
オープンテラスとはいえわりと奥の席に座っていましたが、席まで物乞いが来ました。 -
食後は早速城壁を目指して坂を上ります。
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途中の塀の中にお店が。
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イチオシ
奥に城壁が見えています。
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スィナン・パシャ・ジャミーアの敷地内でした。
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城壁への矢印が書かれた看板があちこちに。
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急坂を上っていたら、左手の方に中学校?があり、前方を歩いている2人が生徒だったようで校舎から石を投げられました。2人っつーか私を狙ってたな、当てるというより振り向かせる為っぽいけど。2人はヒヤヒヤしているような顔で私を見てきたので、「あいつら頭おかしいんじゃねーの」とジェスチャー付きで吐き捨てる。東洋人珍しいのかもしれないけどふざけんな。…でも2人に当たることはなかったな、反省。
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ちょっと上って振り返る。まだスィナン・パシャ・ジャミーアと同じくらいの目線。
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ベラットの城壁以上の急坂でしたが、こちらは滑らない石畳でした。
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草木に埋もれた廃墟。
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途中になんと冷蔵庫持参(?!)の物売りが。いや常設なのか?電気はどこから??
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上っているうちに、道の先からこちらへ向かってじわじわと水が流れてくるのに気が付きました。どこから出た水なんだろうと思って辿っていくと、山肌から染み出す湧き水のよう。突如現れた水を道ではなく斜面に逃がすために、溝を作ってくれている人がいました。
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頂上近くにもレストランがあります。
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入口は遠足の中学生?で混雑していました。
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プリズレンの城壁は入場無料。スィナン・パシャ・ジャミーアからここまでは10分少々。
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城壁の上はかなり広い。
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展望台に上るとこの絶景!
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イチオシ
プリズレンの町が一望できます。プリズレンも大きな町なんだなあ~。
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南部と
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北部。
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スィナン・パシャ・ジャミーアと旧市街の辺り。左上の辺りにプリズレンシティホステルも写っています。
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この景色をこれ以上ない天気で見られてとても嬉しい。
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遠くの雪山まで綺麗に見えます。
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展望台が広いのも素晴らしい。
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お約束の大砲がありました。
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イチオシ
時刻はまさに正午、日差しがヤバい。大砲の前の僅かな日陰に座って景色を眺めました。
時間帯的に日差しが強いのは分かっていたけど、城壁は町の東にあるので早く行かないと逆光になると思って。 -
遠くに見えた、レヴィシケの生神女教会(聖母リェヴィシャ修道院)。後で行くつもり。
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スィナン・パシャ・ジャミーアと聖ゲオルゲ教会。
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上から見た登山道。この通り日陰が無いんですよね。午前中なら城壁が影になるかな。
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東に広がるのは険しい山々。広い城壁の上にはあちこちに展望台があり、ほぼ360度が見渡せます。
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真っ白で綺麗な雪山!
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東側にはあまり建物はありませんが、城壁の真下に小さな遊園地があって、ここまで軽快な音楽が聴こえてきました。
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僅かな日陰を見つけては休憩。
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城壁の上は岩が多く、あちこちにトカゲがいました。体長10~20cm、くすんだ黄緑地に白と黒の斑点の、尻尾が切れるタイプのトカゲ。近付くとチョロチョロ逃げていきます。
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イチオシ
向こう側から歩いてきたらこの段差に行く手を阻まれました。左の部分は高さ1mもない段差ですが、その向こうは断崖絶壁なので飛び降りるのは止めて回り道。
私は旅先で「高所に関する恐怖心が麻痺してる」と感じることがよくあるので、ここに関しては我ながらナイス判断。 -
のんびり過ごして40分で見学終了。行きは人が一杯で気が付かなかったけど、入口にも冷蔵庫持参の売り子がいました。
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イチオシ
景色を眺めながらゆっくり下山。建物によっては、城壁のてっぺんから見る以上にいい感じの角度で見えます。その1つが、登山道のすぐ脇にあるこちらの教会。天井が無い…?
聖救世主教会。14世紀に建てられたセルビア正教会で、2004年コソボ暴動の時にかなり酷く破壊されたようです。 -
湧き水は往き以上に増えていて、坂が川のようになっていました。
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本当眺めが最高ですね~。
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軽快に坂を下り、最後の最後に砂でズルッと滑る。「どわー!」と声を上げたまたまあった建物の壁に手をついたので転倒は免れましたが、近くにいた女性グループが咄嗟に「Are you OK?」と声を掛けてくれました。
実はこの女性グループをよける為に道の端を歩いていて、そのお陰ですぐ近くに壁があったのでした。助かりました。 -
坂の下の方に映画館が。
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改めて下から見ると、展望台広いなあ~!一度に数百人単位で景色を眺められると思います。
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イチオシ
隣の橋を観光列車が渡っていきました。
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ちなみにこの写真は歴史ある石橋の上から。石橋自体の写真はこの時なぜか撮らなかったので後ほど。
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最初はプリズレンシティホステルではなく、この写真中央のEphesusというホテルを予約していました。このホテルは朝食が豪華らしかったので、プリズレンを早朝に発つことになりそうだと分かってから変更したのです。折角の朝食が食べられないのは勿体ないですからね~。まあプリズレンは朝食付きのホテルばかりだったのでどっちにしろ食べ損ねるんだけど、プリズレンシティホステルの方が10EURくらい安かったから。
こっちのホテルだったらちゃんと水が出たかな。 -
カフェに入りたくてうろうろしていましたがなかなか入れず、宿の方まで戻ってきてしまいました。ついでなのでレヴィシケの生神女教会を目指して路地へ。
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思いがけない所(旅行会社か?)に狐の剥製があったので思わず撮影したら、丁度出てきたこのおじさんに爆笑されてお店の人にまで報告されました。いやー撮るでしょうこれは!(笑)
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12世紀に建てられた歴史あるレヴィシケの生神女教会は、やたら美容院の多い住宅街の一角にありました。なんとなく建物自体が周囲から遠巻きにされているというか、この教会とそれをわざわざ見に来ている私に対する地元の人の目が冷たく感じる。
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それもそのはず、この教会は2004年に反セルビア人暴動が起こった際に、アルバニア系住民の過激派によって焼き討ちに遭っているのです。さらなる破壊を防ぐためか、正面に警察官詰所が常設されていてパトカーも停まっていました。Wikipediaによると略奪が日常茶飯事で、鉛製の高価な屋根は何度も盗難に遭っているとのこと。
裏にも廻ってみましたが、フェンスに鉄条網があるしまるで廃墟。中には入れそうにありませんでした。 -
帰り道にあった気温計、25℃ですって。意外に低い。まあ日陰は涼しいから日差しが強烈すぎるだけか。
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初めに予約していたホテルの1階には立派なレストランが併設されていました。その店頭の人形!!笑える。
よく見ると地面に固定されていて、明け方の人気のない町でこれを見た時は力が抜けました。 -
ビストリカ川には幾つも橋がかかっています。この橋はカップルが鍵を掛ける専用の橋らしく、橋の上で南京錠を売っていました。
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あれが歴史ある石橋。左右対称じゃない所がGoodデザイン。
なぜか石橋の昼間の写真はこれしか撮っていませんでした。 -
イチオシ
あちこちでポストカードを探して回る。ただポストカードが無いだけで、お店もいい感じの土産物の種類も豊富です。
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カフェには結局入れず、通りすがりに発見したブレクのお店へ。商品はブレクとジュースとアイランしかありません。メニューも無いそうで、店員さんが店頭で商品を見せながら説明してくれました。
ミートブレク(0.80EUR≒97円)とファンタエキゾチック(1.00EUR≒121円)を選択。やっす!
ブレクは他にチーズがありました。店頭に並んでいたブレクは長~い棒状でしたが、細かく切られた予想外の姿で運ばれてきました。凄い量!味はミートパイで、温められたパイは一部サクサク一部ムギュムギュしています。絶対食べ切れないと思いましたが、親切な店員さんをがっかりさせたくないし味も美味しいので地道に食べて完食しました。
ファンタエキゾチックは、パッケージによるとマンゴーとかパッションフルーツ等の味らしい。ネットで調べると、コカ・コーラ社が出しているファンタエキゾチックとはドリンクの色が違う(そっちは真っ赤)。どうやらコカ・コーラ・ヘレニック・コソボという子会社?の商品のようです。 -
ブレクのお店の前は、観光用の馬車の発着地点。ニコニコ楽しそうにしている乗客を私もニコニコしながら見ていたら、ヘーイ!と手を振ってくれました。
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右のお店だったかな?唯一ポストカードを見つけて1枚購入、0.50EUR(約61円)。
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時刻はまだ14時過ぎですが、一通り観光できたので部屋で休もう。宿がある路地の入口のミニマーケットでアイス(0.70EUR≒85円)を買って帰りました。下のチョコレート(60Lek≒56円)はアルバニア側の国境手前で買ったもの。
わりと高級なアイスを買ったら、中にキャラメルソースまで入っている豪華なものでした。アイスもとても滑らかでその分溶けるのがめっちゃ早く、急いで食べる。
ちなみに下に敷かれているのは、部屋のテーブルの上にあったものです。日本土産?逆さまに置かれていたので、正しい向きに直しておきました。
少し眠ろうと思ったら19時まで寝てしまいました。夜景を見るには丁度いいけど寝すぎ。 -
お腹空いてないけど夕食に出掛けよう。これがアイスを買ったミニマーケット。
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19時過ぎではまだ明るい。昼間は行かなかった東の方に行ってみましたが、あまり見所は無さそうだったので少し行って戻りました。
城壁の下あたりの川沿いの街並み、ちょっとだけベラットっぽい。 -
イチオシ
建物の明かりが目立ち始めました。
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なぜか路上パンチングマシーンが何軒も。
川沿いの太い木にはポスターが貼られたりしていますが、なんとホチキスで留めているらしく、幹に針がびっしり残っていてドン引きしました。 -
歩き方にも載っている、テ・スラというレストランに入りました。メニューを見るとここも全体的に安い!ラムステーキとビーフステーキがどちらも気になり選べなかったので、ミックスドミート(6.00EUR≒726円)というメニューを注文。凄い量が出てきそうだな。それとピーチジュース(1.00EUR≒121円)とマキアート(0.50EUR≒61円)。
ここにもチップ目当てのロマの子供達がいて、背後から聞こえる音楽うるさいな~と思った直後に私のテーブルにやって来て、太鼓叩きながら「コニチワ!コニチワ!」とうるさい。「コニチワ!バイバイ!」と返したらやたらうけていました。
子供の1人は私が書いていたポストカードを指差し、腕を出して「書いて!」と言ってきました。えっ何を書けばいいんだ?!日本語を書いてほしいのは分かるけど、何て書けば?!と戸惑っていると、ロマ!と言う。ロマって自称もロマなんだ?!しかしロマってカタカナじゃん、あなたはきっと漢字を書いてほしいんでしょう?ロマって漢字(中国語)もあるかもしれないけど分からん…。結局カタカナで書いたら、あまりに簡単すぎる文字だからかキョトンとして腕を眺めていました。それについてお互い何か言う前に、店員さんに追い立てられて行ってしまいました。
そして運ばれてきたミックスドミートは、あーやっぱこれか~!!メニューにプレスカビッツァとかチェバブチチもあったから嫌な予感してたんだ!ミックスドミートじゃなくて、同じ値段のローステッドミートが正解だったのか~?!現地語でしか書いてなかったピーチジュースはちゃんと確認して注文したんだから、こっちも横着せずにちゃんと訊けばよかった。(プレスカビッツァ、2年前に食べてもういい十分だと思ったバルカン半島のハンバーグ。チェバブチチも形が違うだけで味は同じ)
よく見たら中央上部に乗っている一片だけはビーフステーキだったので地獄に仏(そこまで言うか)、だけど硬いな!只でさえ空腹じゃないので全く食べきれず、エキメキ(パン)にぎゅうぎゅうに挟んでお持ち帰り。 -
テ・スラの外観。日が落ちると急激に寒くなったので、テラス席では長居出来ませんでした。
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やっと近くで撮影した石橋。あれ、反対側から見た時と形が違う。
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城壁のライトアップ凄いな!宇宙船みたい。
この近くの郵便局にハガキを出しに行きました。大きな郵便局ですが外にポストが無かったので、窓口に直接。遅い時間まで営業しているようで助かった。 -
イチオシ
歩いているとたまに「チャイナ?ジャパン?」と声を掛けられます。つくづく思いましたが、顔だけで3ヶ国くらい(似てる国実際はもっとあるけど、名前が出るのはそのくらいでしょう)に特定できる地域が他にあるか?他はせいぜい南アジアくらいじゃないですかね。私なんて西欧人と東欧人の区別もつかないのに。東アジア人の顔って本当特徴的なんだなあ。よく考えると、地球人口の1/5はこの顔な訳だし。
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近くで見るとかなり大きいスィナン・パシャ・ジャミーア。
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最後に、宿がある路地の突き当たりにあるスーパーへ。外から見た印象以上に大きなスーパーで、今旅初めてクレジットカードも使えました。尤も出発時の両替よりレートが悪くなったので、現金使った方が得なんだけど。
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上のお土産に良さそうなプラリネ、いくらだと思います?なんと0.60EUR(約73円)!!しかもこの倍の大きさの奴が0.80EURとさらにバカ安でしたが、まだ旅の序盤なので渋々諦めました。これから行くマケドニア製だし。コソボはユーロ圏(厳密には違うけど)で物価最安だと思います。
真ん中右のキャンディはコソボ製!純露のような透明感のあるキャンディでした。
他の2つはセルビア製で、チェリー味は2年前に買って凄く美味しかったのでまた買えて嬉しい。
そして非常シャワー用に水を買って、全部で1.70EUR(210円)。もうコソボに住みたい…いや水出ないならやっぱり嫌だ。
この水を氷枕のようにして寝れば少しは温くなるだろうから、明日朝のシャワーが途中で止まったらこれで流そう。夜に洗顔した時には普通に水が出たし、蛇口から異音ももうしないけど、水がお湯になるまで出てくれる気がしない。はあ、既に風邪気味なんだけど…。喉痛い。
部屋は寒いのでクローゼットから厚い布団を出して被りましたが、ペットボトル枕は寒すぎて眠れず、結局脇に除けて寝ました。もうどうにでもなれ。
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