2017/04/30 - 2017/04/30
36位(同エリア147件中)
susuさん
GW欧州旅行3年目はバルカン半島へ。アルバニア、コソボ、マケドニア、ブルガリア、ルーマニア、モルドバ、そしてトルコの計7か国を廻る15日間の日程です。いつものように行き先を欲張ったら、ソフィア以外では連泊無しのとんでもなく移動ばかりの旅程が出来上がりました。前年のバルト周辺旅行では連泊の方が疲れたので、移動ばかりの方が逆に楽かもしれないと思ったけどどうだろう。
出発9ヶ月前の7月半ばに予約をしてその日のうちに旅程を組み上げたら、その翌朝にトルコでクーデター(未遂)という衝撃のニュースが飛び込んできてぶったまげました。
また何年も前から、このエリアに行くならソフィア・ブカレスト間の移動は夜行列車でと密かに夢見ていましたが、改めて調べてみるとついここ1~2年のうちに夜行が廃止されていたと分かって大ショック。渋々飛行機を予約して宿を手配し直しました。結果的にブラショフでも連泊できることになったからまあいいか。
ターキッシュエアラインズ ティラナINキシニョウOUT…102,050円
タロム航空 ソフィア→ブカレスト…123.69EUR(15,375円)
4/22(土)成田→イスタンブールへ
4/23(日)イスタンブール→ティラナ→ベラット
4/24(月)ベラット→ティラナ
4/25(火)ティラナ→プリズレン
4/26(水)プリズレン→スコピエ→オフリド
4/27(木)オフリド→スコピエ
4/28(金)スコピエ→ソフィア
4/29(土)ソフィア→リラの僧院→ソフィア
4/30(日)ソフィア→ブカレスト→シナイア
5/01(月)シナイア→ブラショフ
5/02(火)ブラショフ→ブラン城→ブラショフ
5/03(水)ブラショフ→ブカレスト→キシニョウへ
5/04(木)キシニョウ
5/05(金)キシニョウ→イスタンブール
5/06(土)イスタンブール→成田
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- タロム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6時に起きたら外は雨!うわーマジか、まあ地下鉄駅まで移動できれば後は大丈夫。
7時にチェックアウトして外に出たら幸運にも止んでいましたが、寒かったので雨除けのダウンを着ていて正解でした。
今旅は結局、傘を差すほど雨に降られることは一度も無くてラッキーでした。 -
地下鉄の券売機でビレトを購入。こちらはトラムの券売機と違って1Lvコインも使え、ボタンとかは無くて投入金額が1.60Lv(約102円)を超えると勝手に切符が落ちてきます。
セルディカ駅で乗り換えてソフィア空港へ。残った150円程度の小銭をセルディカ駅中のお店で使い切るつもりでしたが、改札内にはお店が全くありませんでした。誤算だった…こんな小銭で買えるものは空港には無いだろうな。
ソフィア地下鉄にはM1とM2の2路線があり、M3は建設中。M1とM2はなぜか13駅ほどルートが被っています。M2はセルディカ駅で交わり両端がはみ出た環状で、東の終点はソフィア空港。これを書いていて初めて気が付いたけど、宿の最寄りラヴォフ・モスト駅から空港までは乗り換え無しで行けたんだな。まあ空港方向と反対隣のセルディカ駅で乗り換えると、12駅分時間短縮できます。
という訳で、セルディカ駅でM2からM2に乗り換えというよく分からない状況に。同じ路線でも向きが逆だからなのか、乗り換えでそこそこ歩いた(構内にお店が無いと分かる程度には)記憶があります。
しかし上に書いたような事をこの時は知らず、ただセルディカ駅で乗り換えて空港に行くという事しか頭に無かった私。1つの線路にM1・M2両方来るというのがよく分からず、ソフィア空港行きの車両が本当にここへ来るのか待っている間不安でした。まさか違うホームの出発情報をこんな位置のモニターに表示してないよな…? -
ソフィア地下鉄は、町の中心部以外は地上を走るようだ。地上に出た頃に車掌が検札に来ました。トラムならともかく、地下鉄は改札があるのに? まあトラムで検札に会うことは結局無かったけど。
マケドニア→ブルガリアの係官と同じく、車掌は「ドブロウートロ」と挨拶から始めてくれて礼儀正しかったです。いや、態度が普通でも挨拶があると礼儀正しく感じるものなんだな。
地下鉄の車内には空港に行きそうなスーツケースを持った乗客が全くいなくて不安が加速しましたが、セルディカ駅から30分弱でソフィア空港駅に無事到着。
空港までメトロが開通して間もないので、とても綺麗で明るい。 -
地下鉄の改札を出た所にキオスクがあって、街中と同じ値段でお菓子が買えました。やった! ウエハース4つで2.30Lv(約147円)。お店のお姉さんがニコニコしていて感じが良かったです。
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地下鉄ソフィア空港駅は空港の建物の外にありました。寒い。
地下鉄駅があるのはターミナル2で、大手航空会社はこちら。格安航空会社が発着しているターミナル1へは無料シャトルバスで行くようです。 -
空港は目と鼻の先だけど屋根が繋がっていないので、土砂降りだったら多少濡れるかも。
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そんなに待ち客がいないのに一向に列が進まず、タロム航空のチェックインに時間がかかりました。ペットボトルの水を持っているのでチェックインカウンターで荷物を預ける。7.3kg。
この空港のトイレはヨーロッパと思えないくらい便座が低く、座る時コケそうに。もしかしたら日本より低いかも。
出発ロビーと隣り合っている到着ロビーには、安さを強調したスーパーがありました。あちこちに案内看板があります。入口から見える範囲を見た限りでは、1Lv以下の駄菓子的な商品は無さそう。
到着ロビーと出発ロビーの間に、市民の手作りイコンのような展示がありました。明るい雰囲気で良いねえ。イミグレは右に見切れているエスカレーターの上。イミグレも混んでいて時間がかかり、やっとのことでゲートへ。 -
10:20発のタロム航空でブカレストへ。小さなプロペラ機でした。
外めっちゃ寒いのに、乗り込むのにやたら時間がかかる。喉と鼻水が…。 -
チケット購入時の座席指定画面で、私が予約一番乗りだということは分かっていました。最前列の窓側!プロペラの真横。
最前列といっても3Aで、私の席の前は離陸後にカーテンで仕切られCAさんがギャレーのように使っていました。 -
機内食はトマト、レタス、ツナのサンドイッチ。空腹だったので嬉しい、美味しい。それとピーチティー、ミルクティー、ピーナッツ。
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ブカレスト上空も霞んでいましたが、菜の花畑が綺麗でした。
10:55アンリ・コアンダ国際空港着。イミグレでは珍しく質問があり、滞在日数と行き先を訊かれました。3日間と言ったら少し驚かれる。えっ少ない?っていうか4日間の間違いだったな。 -
バゲージクレーム前にあった両替所に寄り、到着ロビーの下の階(1階)にあるバス乗り場へ。チケット売り場は空港の建物を出て右手にあります。
空港~ノルド駅の往復で7.80レイ(以下Lei≒254円。現行の新ルーマニアレイはRON表記だと歩き方には書いてあるけど、実際はほぼLei表記でした)。ルーマニアの公共交通機関の切符は、何故か大抵が2回券でした。往復用?私はもう空港に戻らないから復路分が無駄になるんだけど。 -
既に待機していたノルド駅行きの780番バス(右)に乗り込むと、すぐに発車。
バスチケットのお釣りを確認すると0.10Lei足りない。早速やられた? -
35分程でノルド駅に到着。道中アウレル・ヴライク空港の前を通り、凱旋門の近くは通りませんでした。3日後のブカレスト観光で凱旋門を外す代わりにここで見ておきたかったんだけど、残念だった。
怖いイメージのあるブカレストの中でも特に治安が悪いと言われるノルド駅。入口のすぐ前にバスが停まったので、速やかに中へ。 -
中は意外に人が少なくガランとしていました。後から知ったけど、駅のメインコンコースはもっと先。
左手にあるチケット売り場でキシニョウ行きの列車のチケットについて尋ねると、国際線専用ののチケット売り場の場所を教えてくれました。おお、普通に英語が通じる。 -
そこに向かう途中で郵便局を発見。鉄道チケットを買った後に行くと、日曜は昼までの営業なのかドアが半開きの状態で、1人しかいないスタッフが片付けをしているようでしたが、切手は普通に売ってくれました。4Lei(約119円)。
10Lei札で払ったら、何故かお釣りを全部0.50Leiコインで寄越される。使い勝手が良いから良いけど。 -
国際線のチケット売り場は1番と2番。
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出発日や行き先を書いたメモを用意していたお陰もあって、3日後のキシニョウ行き寝台列車のチケットをあっさりゲット。133.15Lei(3,645円)、勿論カード払い可。
それから国内線の窓口に行って、今日これからのシナイア行きのチケット(39.50Lei=1,081円)も購入。14時発か、2時間近くあるから駅でお昼にしよう。 -
真っ直ぐ進むとホーム、右の部屋が国際線・国内線のチケット売り場。有料のトイレとコインロッカーも同じ部屋にあります。
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その部屋の向かいには、発着が全て書かれている時刻表。
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イチオシ
ホーム(左手)周辺はお店が沢山あって賑やか。
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ホームに向かって左端にあった、ルーマニア料理が食べられそうなファストフード店でお昼にします。
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料理が並んだショーケースを指差して、ベーコンのシチューらしき料理を注文。勧められるままにパン(でっかい!)も。合わせて12Lei(約355円)。
ソーセージやポテト、サラダといった定番の料理の他に、意外なことに小魚のフライや焼き魚もありました。
皿によそってレンジで温め直してくれたシチューを食べてびっくり、しょっぱい!!!そのままじゃ食べられないくらいしょっぱいのでパンあって正解、でもパンに挟んでもしょっぱい。助けてくれ~。
日本人は海外に比べて塩分摂り過ぎなんて聞くけど、別にそんな事ないと思うんですよね。旅先の料理の味が薄くて塩足したことなんて無いし。 -
6分の1くらい残して終了、甘いものが欲しい。コーヒーを飲もうと構内をうろうろしていたら、コーヒーの自販機が凄く沢山あることに気が付きました。あちこちに2台ずつ並んでいて、それぞれ1Lei均一2Lei均一と安い!価格差はインスタント(右)かそうでない(左)かの違いらしく、エスプレッソでもラテマキアートでも同じ値段でした。
どうせならと安い1Lei(約28円)の方を買おうとしたら、なんと自販機に既に0.50Lei入っている状態で、運良く0.50Leiでラテをゲット。こういう自販機を使い慣れていないので砂糖を入れられなかったけど、これまでのカフェで使わなかった砂糖を持ってるから問題なし。マドラーはカップに入って(沈んで)います。
元いたファストフード店のテラス席に戻ってコーヒーを飲み、日記を書く。鼻水が止まらず、飲み終わった紙コップにティッシュが山盛りになりました。 -
ミネラルウォーターを買いにホーム近くのスーパーBILLAへ。構内にはキオスクが沢山あるけどスーパーの方が安い、混んでるけど。1.80Lei(約50円)の500mlペットボトルを購入。これまで暫くは1.5~2lの大きなペットボトルを買って、ベラットで買った500mlペット(間違えて買ったスパークリングレモン)に移し替えていましたが、ここで捨てよう。長い付き合いだったな、もう1週間も前か。
駅構内のトイレは1.50Lei(約42円)。係の人に料金を払うと、レシートと1人分のトイレットペーパー(日本人の感覚ではやっぱり少ない)をくれます。ここのトイレはまあ綺麗。
14時近くなり、始発なのでとっくに入線している列車に乗り込む。一番手前の2等車に乗り込み、チケットに書かれた座席番号に座っていたら、その席に他の乗客がやって来ました。どうやら車両番号も指定されていたらしい。すいません! -
初めに乗り込んだ車両は新幹線のような2-2の座席でしたが、私の席は6人掛けのコンパートメントでした。同じ2等車でも違うんだなあ。席が合ってるか不安だったので、向かいの席の少年にチケットを見せて確認して貰いました。
この列車の終点はウィーン。本当?!と思いましたが、ブカレストからは中欧への国際路線が結構出ているようで、ブダペストが始発や終点の列車を何度か見かけました。 -
車窓の景色を眺めていると、あ~ルーマニア良いな~…としみじみ。1人客しかいないコンパートメントは静かで、遠くの先頭車両からたまに(いや頻繁に)警笛が聞こえてくるだけ。ノルド駅も結構居心地が良かった。スーパーで水だけ買うのに高額紙幣を出しても嫌な顔されなかったり。
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15:24、穏やかな気持ちとドキドキする気持ちの両方がある感じでシナイア駅に到着。
明日のチケットを今買うと予約料金が取られるような気がしたので、窓口で時刻表はあるかと尋ねると、外にある(ホーム側?)という。あったっけ?まあ日本でもCFR(ルーマニア鉄道)のHPで調べていたし、とりあえず良いかとホテルへ向かう。 -
駅を出て目の前に階段があります。スロープも。
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階段をちょっと上った所からのシナイア駅。
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イチオシ
上り切った先にカロル1世大通りがあり、道沿いを左に歩くとすぐにホテルを発見。駅にやたら広告看板があったインド料理レストラン、同じ建物内だ!ラーマヤナカフェ、歩き方にも載っています。
にこやかな男性スタッフがチェックインしてくれましたが、英語が流暢すぎてよく分からない所も。宿泊費をカード払いするも、レシートに印字された金額がやたら安いので、チェックアウトの時に改めて全額支払うのかと理解する。 -
ホテルリナセルブル、Booking.comで予約してバストイレ付きで28.32EUR(130.84Lei=3,581円)。
部屋に入ってびっくり、滅茶苦茶豪華!ベッドはこのダブルの他にシングルまであるし、広いし、窓からの眺めはカロル1世大通り!多分上の写真の右の三角屋根2階が私の部屋。大通りを歩く人や横断歩道を渡る人と思いっきり目が合いそうな距離なので、窓に近付く時はコソコソと中腰に。
バスルームは広くないけど、アメニティが籠に山盛り!ベッドの定員からして3人分ある様子。 -
その上なんとウェルカムワインが!えっこれ無料ですか??
まあ私は飲まないからそのままにして去ったけど、今思うと持ち帰って人にあげれば良かったかな…。でもボトル背負って移動するの重いし。
ちゃんと冷える冷蔵庫もあり、テレビも見られて(今旅はつけ方が分からないテレビが結構あった)完璧でした。
階段を上ってきたせいなのか部屋の気温が高いのか、暑くて汗が垂れる。くしゃみ連発、鼻水が凄い。暑いのか熱なのか分からん。頭痛とか気分の悪さは無いから元気だけど。
今日は観光やめようかと思いましたが、改めて天気予報を見たら明日の天気が今日より良いとも限らない感じだったので、とりあえず出掛けることにしました。 -
とりあえずお城を見に行こう。カロル1世大通りを北に進むと、広い公園がありました。
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看板はホットケーキだけどクレープのお店らしい。
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小規模な移動遊園地のようなスペースがあり、子供が跳ねるアトラクションがありました。
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イチオシ
何これ~綺麗!
シナイアは元々王侯貴族の別荘地で、18世紀に建てられたそういった建物が現在はホテル等として使われているそうです。私が泊まっているリナセルブルもそうだと思う、見るからに。 -
もう少し季節が進んだら、荷台が花で一杯になるのかな。
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何やら切り株をペイントした芸術作品が。
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イチオシ
一際立派なこの建物はカジノ。
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シナイアの町章。
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お墓と戦争記念碑のようなものがありました。1916-1919…第1次世界大戦?
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あちこちにこういう案内板があって親切ですが、これに従うと物凄く遠回りになったりすることに翌日じわじわ気付きました。地図アプリを参考にした方が賢明です。
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坂を上っていると観光列車が追い越していきました。結構な頻度で走っているようで、わりと頻繁に見かけました。車両は何台かあるようです。
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シナイア一豪華だというホテルパレス。それでも50EUR前後で泊まれるらしいですよ!
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メルヘンチックな公園。
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FOR SALE、幾らするんだろう。
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次々と視界に現れる建物全てが凝ったデザインで、歩いていて飽きません。
シナイアは日数の関係で行くか行かないか迷っていましたが、最終的に他の町で見られなさそうな景色が見られそうだと思って行くことにしたのでした。来て良かった。 -
カロル1世大通りからゆっくり歩いて20分くらいで、シナイア僧院に着きました。
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17世紀にワラキア公カンタクジノがこの地を訪れたことを記念して造られた僧院で、シナイアの語源になっているそうです。ちなみにシナイア僧院の語源は、聖書に登場するシナイ山。
入場有料の筈ですが、チケットオフィスが閉まっていて無料で入れました。 -
あちこちのディティールが可愛い。
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自家用車で見学に来ている人が多かったです。
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鐘楼。
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ペレシュ城への道が二又に分かれてる。上り坂と下り坂、どっちに行ったらいいんだろう…。
折角ここまで上ってきたのに下るのは嫌だなと思い、左の上り坂を選びましたがこれが失敗でした。 -
可愛い建物!シナイアはこういう尖った屋根の建物が多かったです。冬はかなり雪が積もるらしい。
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シナイアの市バスルート。シナイアに市バスがあることは来てみて初めて知りました。運賃は2Lei、いくつか路線があるけどT1とT2は1時間に1本走っているようです。
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山の斜面に家が建っているので、道の右手の家々は道路より高い所に、左手の家々は地面より低い所に建っていました。
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1911年に建てられたらしいこの建物も売家かな?屋根の下に年号が書いてある。
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見晴らしのいい所に出ました。
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どこまで上ればいいんだろう?
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シナイアに来てから教会を全く見ていないことに気が付きました。屋根の尖った家が多いので、あっあれ教会かな?と一瞬思うんだけど、十字架が見当たらない。
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THE MOLOMOT CROSSというモニュメントがありました。
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道中全く見なかった商店をここで発見。シナイアの山の上は静かな住宅街で、お店はほぼ無いです。
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さらに上るとレンタバギーが。
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黄緑の屋根が素敵。
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シナイア僧院から上ること20分。案内看板に従い坂を下ると、何やら観光を終えて駐車場に引き返す風の人達と次々すれ違いました。嫌な予感がするぞ。
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イチオシ
観光地っぽい豪華な土産物屋 兼 ヴィラが。
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イチオシ
レストランの建物も凄い!
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何故かスゲー邪魔な所でバドミントンをしている観光客。
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可愛い建物だなあ。
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その右手に見えているのはお目当ての建物の1つでは?
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イチオシ
ペリショル城!ルーマニア王カロル1世の狩猟用の城。1902年完成の、中世ドイツ風のお城。
普通は坂の下にあるペレシュ城から先に見る筈なのに、坂の上からアクセスしたから逆になってしまった。 -
なんだこれ、白鳥に天使が群がってる。
このペリショル城脇の小道の先にチャウシェスクの別荘、フォイショール城があるそうですが、小道の入口にはロープが張られて立入禁止になっていました。 -
一帯は観光客が一杯。本来のルートならこうやって正面からお城が見えてくる感じだったのにな。
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順路を逆行しているので次々観光客とすれ違います。凄い数の観光客ですがここにも東アジア人はおらず、おじさんに「チャイナー!」とハイタッチを求められる。チャイナじゃねーんだよ、まあいいけど。
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もうすぐそこがペレシュ城なんだけど、城の下を通る道は一方通行で通れませんでした。
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最初に見たヴィラの裏側。
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当初の予定と違う角度で、シナイア最大の見所・ペレシュ城が見えてきました。
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ペレシュ城は、カロル1世がルーマニア王室の夏の離宮として1875年に建てたドイツ・ルネッサンス様式の宮殿。ルーマニアで最も壮麗なお城と言われているそうです。
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お城を見上げる位置に遊歩道が延びています。
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内部の見学はツアー形式で、16:15までなので既に終了しています。だから正面の道を通れなかったんだな。
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本来の入口から出る。
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イチオシ
本来はこの角度で最初に目に入るんでしょう。ああ綺麗だなあ、晴れてれば良かったのに。
ちょっと前の地球の歩き方ブルガリア・ルーマニア版の表紙がこのお城で、それで存在を初めて知って一目惚れしたのでした。 -
入口近辺には土産物屋が並んでいました。ポストカード(1.50Lei≒42円)を購入。
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ペレシュ城と土産物屋が入るアングルで写真を撮ろうとカメラを構えたら、その様子を見た30代くらいの男が私の目線を辿り、ここからの眺めが良いことに気付いて、私の目の前に立ち塞がってカメラを構え数枚の写真を撮りだしました。こいつのことは何も知らないけど、「お前はそういう所がダメなんだよ」と言いたくなる。
男がどくのを待って写真を撮ったら、その前を横切ろうとしていたおじいさんが手前で立ち止まり、ニコッと笑ってくれました。ありがとう!貴方は素敵な人です。 -
イチオシ
小川に架かる石橋を渡ると、その先には沢山の土産物屋が並ぶ楽しいエリアが。
売られているのは民族衣装やお菓子、玩具など。 -
お菓子のお店で手作りヌガー(5Lei≒138円)を購入。
白くてアーモンドが入っていて柔らかいこのヌガーは、ルーマニアでは定番のお菓子のようで、スーパーで既製品も売られていました。 -
本来はこの土産物屋を抜けた先にペレシュ城が見えてくるんですね。
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他の観光客と同じように遊歩道を下っていきます。道沿いには大きくて立派な木が等間隔に生えていました。シナイアは自然保護にとても拘っていて、植物を切ったり採取したりすることに制限が掛けられているそうです。
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坂を下りきるとシナイア僧院が目の前でした。あー、ここだったのかー!最初の分岐で下りの道を選べば良かったんだな。もし明日リベンジするとしたらここを通ろう。
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南に下っていくと、前方からトーマスがやって来ました(笑)
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カロル1世大通りに出ると、通りの奥に教会が見えました。シナイア僧院以外で今日唯一見つけたシナイアの教会。かといって勿論モスクがある訳でもないんですけどね。ルーマニアは国民の99%がキリスト教徒(宗派は色々)です。
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イチオシ
一見教会に見える建物は沢山あるんですけどね。
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それからシナイア駅に寄って、インフォメーションで明日のブラショフ行きの列車の時刻について尋ねました。私がポンコツ過ぎてなかなか伝わりませんでしたが、自作の旅程表のシナイア-ブラショフの時刻の部分を見せるとなんとか伝わり、紙の切れ端にいくつか時刻を書いてくれました。これこれ!ありがとうございます!
乗るとしたら13:48発か15:26発だな。明日の状況で決めよう。
それから宿に戻ると、ホテルのスタッフが宿泊料支払い済みの書類をくれました。実はチェックイン時の手続きで支払いは済んでいたらしい。どうやら料金の一部以外は決済に15分程度時間がかかるらしく、レシートが2枚に分かれるようだ。実はチェックイン時の説明もそう聞こえてたんだけど、未知の状況過ぎて内容が理解出来ていなかったのでした。 -
温かいスープでも飲みたかったけど、体調的に外食は諦めてスーパーへ。
いつ見ても行列があった、カロル1世大通り沿いのクルトゥーシ・カラーチのお店。バームクーヘンの原型とも言われる、チェコ辺りでもよく見たパンのようなお菓子です。 -
甘いものが食べたくなり、スーパーの帰りにたまたま見かけたパティスリーへ。下段中央のORA12(3.50Lei≒97円)というケーキを持ち帰りで注文すると、紙でピラミッドのように包んでくれたので、掌に乗せてホテルに帰りました。
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左下のヌガーと上のピラミッドの他がスーパーで買った物で、9.96Lei(271円)。
左のコーンスナックは0.59Lei(約16円)と激安で、塩が全く効いておらずムギュムギュした食感で口の中の水分が全て奪われる感じでした。この体調で食べるものじゃなかったな…。
ヨーグルトドリンクはまたしても砂糖なし。美味しいけど、砂糖ありのヨーグルトはモルドバに入るまでお目にかかりませんでした。偶然かな。 -
パティスリーで買ったORA12。うま!見た目通りの味。チョコレートの掛かったスポンジの中身はビショビショと言ってもいいくらい濡れていました。酒じゃないな、シロップ?たっぷりの生クリームは程よい甘さで美味しかったです。
これもルーマニアの定番スイーツらしい。 -
体調はいよいよヤバく、くしゃみ・鼻水が止まるところを知らない。ついに熱も出たようで顔も赤い…まずい、東アジア人が赤ら顔だと思われてしまう…。鼻かみ過ぎてヒリヒリしてるし。日本から結構沢山持ってきたつもりの総合感冒薬はとっくに尽き、もう頭痛薬しか持ってない。頭は痛くないんだよ。薬局に行きたいけど度胸が…っていうか今日はもう閉まってるっぽかった。明日も治ってなかったら行こうかな。
部屋に暖房があって本当に良かった。布団を跳ね除けても寒くなく眠れそう。風邪でいうとこれまでの旅行中で最悪のレベルで、耳が詰まって音が聞こえづらい。全身熱を持ってフラフラ、平日なら仕事を休んでるかも。
喉を労わるべくマスクをして、12時くらいには寝ました。
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