'13　姉妹でスリランカ旅‐６～聖地キャンディ、仏歯寺など～

2013/09/09 - 2013/09/16

キャンディ観光の旅行記です。
バティック工場見学、セントラルマーケット見学、仏歯寺、キャンディアンダンス、盛りだくさん。

「聖地キャンディ」は15～19世紀までシンハラ王朝最後の都として栄えました。歴史ある建物が立ち並び、街全体が世界遺産として登録されています。街のシンボルは仏陀の犬歯が安置されている仏歯寺です。

エリア キャンディ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 4.0

キャンディを見渡せる高台にやって来ました。

キャンディ湖。

この後、うかがう仏歯寺も。

雨降っているので、露天のお土産屋さんも大変です。

バティック工場見学。
車酔いしていた姉は、このバティック工場のもぁ～っとした空気と臭いで、更に具合が悪くなり、早々に、退散。
私一人で見学です。

ろうけつ染めですね。蝋は防染だけではなく、蝋自体にも色がついています。
布を手で持って、作業しています。

細かい作業です。
溶かした蝋を使っているので、熱くはないのかな？と心配しちゃったけれど、もう、慣れですよね。

当然、見学コースの最後にお土産屋さんがあって、私一人、買わなくてはいけない雰囲気だったので、柘榴の絵が描かれたバティックを一枚、購入しました。
日本だと売り物にならない感じの失敗したものも製品になっていて、まぁ、そこはスリランカっぽくておおらかさを感じました。

もうちょっと、センスの良いものがあると良いのだが…。石窟寺院の壁画とかをアレンジした柄なんかあったら、素敵なのに。

中学生かな？真っ白の制服がかわいいです。

この後、ガイドさんに、宝石の博物館に行きませんか？と言われたので、いいですよ、と連れて行ってもらったら、ただのジュエリーショップでした…。
一応、採掘してから製品になるまでのビデオを見たりしましたけどね…。何だかなぁ。
まだ、始めから、宝石店と言ってくれれば、ね。まぁ、そしたら行かなかっただろうけど。
博物館って言い方は無いよね。そう言えば、行くでしょ？的な。
連れて行かないといけないんだったら、始めからツアーに組み込んじゃえばいいのにね。ツアーに組んだら、ガイドさんの懐には入らないってことかな？

きれいなお手洗いに行けたので、それで良しとしましょう。
さっさと出たので、ガイドさん、驚いてましたけど。

気を取り直して、セントラルマーケットへ。

キャンディ セントラル マーケット 市場

スパイスは、さっき、スパイスガーデンで買っちゃったのでね。

穀物類いっぱい。

山盛りの乾物。

2階に、素敵なバティック屋さんがあったので、そこでもバティックを購入しました。

車に乗って移動。
雨じゃなく、歩いて移動できたら、面白かったでしょうね。

これは、クイーンズホテルですね。
宿泊は、ここにしようか悩みましたけど、朝方うるさいというう口コミを読んでやめました。

セキュリティチェックを受けます。

何気なく、ペラヘラ祭りの様子が描かれていました。

仏歯寺(ダラダー マーリガーワ寺院)は、その名の通り、仏陀の歯が祀られているお寺。
スリランカに渡ってきた仏歯は当時シンハラ朝の都であったアヌラーダプラの寺院に祀られ、その後、遷都される度に仏歯も新しい都へと移されていきました。
そして、キャンディがシンハラ朝の最後の都となって以来、仏歯はキャンディのこの仏歯寺に祀られており、スリランカ各地から多くの人たちがこの仏歯寺に参拝に訪れるとのことです。

仏歯寺 寺院・教会

「八角堂」
真っ白な八角形をしたシンハラ建築の建物で、もともとは王の休憩所として建てられ、王様がテラスから挨拶をされたそうです。
イギリスに支配されていた時期には留置所にされてしまいましたが、今では図書室となっており、葉っぱに記された経典が保存されています。

もちろん、こちらも裸足です。
雨で濡れているため、ちょいと気持ちが悪い…。

ここの壁にも、ペラヘラ祭り(仏舎利を乗せた象が街の中を練り歩く祭事)の様子が描かれていました。

柱の彫刻も素晴らしいです。

こちらにも、立派な彫刻が施されています。

この下では…。

お兄さん、何やらツボにはまったらしく、楽しそうです。結構、ずっと笑っていました。

とても煌びやかなトンネルを通ります。

トンネルを抜けると、仏歯寺の中で一番古いお堂に。
この本堂は2階建てになっていて、こちらは1階の参拝場所です。
2階まで上がれない参拝者のために造られました。

こちらも、とっても細かです。

本堂をぐるりと。

屋根の天井部分。

扉の周りの彫刻も素晴らしいです。

この扉も、凄いですね。

素晴らしいです。

こちらは新堂。

各国から納められた仏像が並んでいます。
もちろん、日本からの仏像もあります。

市松模様の床がモダンです。
ダンブッラ石窟寺院の壁画にも、市松模様が多く使われていましたね。

つるんとして美しいですね。

金ぴか象さん。
その下には、仏陀の誕生から仏歯寺ができるまでの歴史を描いた絵が展示されています。

ペラヘラ祭りで使われる、仏歯を入れる入れ物だったような…。

本堂の2階。この奥には仏歯が祀られています。
1日3回あるプージャという礼拝の儀式の時に仏歯が納められた金の容器が拝められます。

仏歯寺に奉納されている仏歯は、荼毘に付された仏陀の犬歯を4世紀にインドのオリッサ州カリンガの王子が頭髪の中に隠して持ち込んだものです。

テーブルの脚がライオン。

こちらも、プージャの時間のみに開けられるそうです。

キャンディ王国時代の王の集会所。

噴水かな？手水っぽいですね。

梵鐘もありました。

さきほど、全体像を撮れなかったので、帰り際に再び。
超、笑っていたお兄さんはさすがにもう、いない。

お堀。

時間があまりなかったのか、ゆっくり見学できず、ちょっと駆け足気味の観光でした。残念。
あの宝石店の時間が無ければ…。ってか、購入していたら、もっと時間無かったんじゃない？

金の屋根の下に、仏歯が納められている本堂があります。

キャンディ湖 滝・河川・湖

続いては、キャンディアンダンス。
仏歯寺から歩いてすぐです。日本語で書かれた演目の説明書をもらいました。

キャンディ芸術協会 劇場・ホール・ショー

いろいろな演目があります。

こちらはクジャクだったかな？

一人、他のダンサーに比べて、レベルの高いダンサーがいました。
基礎が違うというか、バレエをやっているような。

皿回しなどの曲芸のようなものも。

結構、楽しめました。

何やら、前の方に移動するので、皆にならって。

祠に火が灯されました。

火を食べるパフォーマンス。

熱々。

熱々の炭火の上を歩きます。

ダンスよりも、こっちの方が盛り上がってました。

キャンディアンダンスが終わり、ホテルにチェックイン。
キャンディ湖の仏歯寺の対岸にあるので、車で5分位の楽ちん移動です。

この旅行の宿泊ホテルの中では、ランクが下がりますが、そこそこのランクのホテルは高台にあるようだし、夜到着で朝出発の、あまり滞在時間もないということもあり、まあ、第一は、高台までのくねくね道で、絶対、姉は酔うだろうと見越して、希望してこのホテルにしました。
大正解！特にこの日は、かなり車酔いしてたので。

ここのフロントのスタッフさんが、ガイドさんの幼馴染だったようで、二人とも、久々の再会に、とてもうれしそうでした。この日は、宝石店の事で、ガイドさんにちょっとイラっとしましたが、その姿を見て、まぁ、いっかと、なりました。

部屋も広くて天井高くて、とても良い感じです。
写真を撮り忘れましたが、こちらも、バスタブ付きです！
バスルームは改装されており、きれいで尚更良かったです。

ホテル スージー ホテル

コロニアルホテルです！とても素敵なホテルです。

夕食までにまだ時間があったのでホテル内を散策。
散策中に、欧米の女の子2人組に、こんばんわ、と日本語であいさつされました。
びっくりして、普通に、今晩は、と返してしまった…。何かもっと上手く切り返したかった！

夕食時のテーブルセッティング。
ムーディーです。

まだ、あまり人がいなかったので、撮らせていただきました。

いつも取り過ぎてしまう。ははは。
ここのカレーは、ここまでのどのカレーよりも辛かったですが、大分、舌が慣れてきていたのでおいしくいただきました。

各テーブルをバンドマンたちが回ってきます。
私たちのところに来ないうちに、そそくさと退散。
欧米の方は、踊りだしたりで、ノリノリ。流石です。

部屋に戻り、姉が先にお風呂に入り、次の私の番の時に、途中でお湯が水に変わりました…。バスタブからお湯を抜くと、床がびしょびしょになったり…。
それぐらいの事は覚悟の上でしたので、まぁ、しょうがないか、と。スリランカだしってことで。
(3年後の'16年に、再びこちらに宿泊しましたが、改善されていました！)