2016年夏（15）ウィーン滞在 ナッシュマルクト～ホイリゲの街～あっちこっちの街歩き

2016/09/01 - 2016/09/01

2016年 8/18から9/3の17日間，夫婦二人でオーストリアを旅行しました．

6月中旬にオーストリア航空のチケット(往路ビジネスクラス，復路エコノミークラス)が取れたので，そこから急遽，旅程を計画しました．実はこの時，オーストリア航空が9月4日を最後に日本撤退が決まっていたので，オーストリアへ直行便で行ける最後の機会になります．

今回は，以前からぜひ行きたいと思っていたチロル地方ツィラタールの「あるホテル」に泊まり，石採りツアーへ参加することにしました．そこで旅行のキーワードは，石採り，トレッキング，ハイキング，博物館です．

滞在先はチロル地方ツィラタールにあるFugen，ザルツカンマーグートのSt.ギルゲン，ウィーンの三つに絞り，ゆっくりのんびり腰を据えて楽しむことにします．また滞在先では天候に左右されるトレッキングやハイキングを楽しむので，当日の予定は固定せず，お天気次第で変えられるよう柔軟性を持たせました．なおホテルや鉄道の予約は全てネット（Booking.com，oebb.at）による個人手配です．

この旅行記では，登山・下山等のちょっときつめのコースを歩く場合は「トレッキング」，ほぼ平坦なコースを歩く場合は「ハイキング」，ぶらぶらとのんびり歩く場合は「散策」または「街歩き」と使い分けることにします．

また地名は原則カタカナ表記，カタカナ表記が難しいあるいは怪しい場合はアルファベットで表記，さらにドイツ語のウムラウトはこのサイトでは表示できないので，ウムラウトなしで表記します．

　----------　旅行スケジュール　----------
　
◇8月18日（１）オーストリアへ 成田→Wien
◇8月19日（２）チロルへ Wien→Jenbach→Fugen
◇8月20日（３）チロルFugen滞在　Spieljochトレッキング
◇8月21日（４）チロルFugen滞在　Mayrhofen街歩きとPenkenalm周辺の散策
◇8月22日（５）チロルFugen滞在　OlpererHutteコースの下見
◇8月23日（６）チロルFugen滞在　石採りハイキング
◇8月24日（７）チロルFugen滞在　OlpererHutteトレッキング
◇8月25日（８）ザルツカンマーグートへ Fugen→Jenbach→Salzburg→St.Gilgen
◇8月26日（９）St.Gilgen滞在　Zwölferhornトレッキング
◇8月27日（10）St.Gilgen滞在　Schafberg下山トレッキング
◇8月28日（11）St.Gilgen滞在　Wolfgangsee湖畔ハイキングとSt.ギルゲン街歩き
◇8月29日（12）ウィーンへ St.Gilgen→Salzburg→Wien
◇8月30日（13）ウィーン滞在　軍事史博物館
◇8月31日（14）ウィーン滞在　(a)自然史博物館NHM，(b)美術史博物館KHM
■9月01日（15）ウィーン滞在　Naschmarkt→Grinzing→Mariahilfer通りの街歩き
◇9月02日（16）帰国 Wien→（機中泊）?9月03日　→成田(OS51)
　以上

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブティックホテル シュタッドハレ滞在4日目，この日もビッフェで美味しい朝食を頂きます．
さて本日はウィーン滞在最終日(実質)なので，ナッシュマルクト～ホイリゲの街(Grinzing)～お土産調達しながらマリアヒルヒャー通りを歩きます．

ホテルから歩いて数分の所にあるシュトラーセンバーンの停留所です．この通りの構図の景色が気に入って，ホテル滞在期間中，何枚も写真を撮ってしまいました．

Linie9(ウィーン西駅行)とLinie49(Dr.Karl-Renner Ring行き)のシュトラーセンバーンが行き来しています．

シュトラーセンバーン電車内の様子です．

リング通り，遠目に議会の建物が見えます．

リングのシュトラーセンバーンに乗り換えます．

ナッシュマルクトに到着しました．丁度，マルクトのメイン通りはこの長屋の内側にありますので，見えている道路は裏通りということになるのかな．

ナッシュマルクトの裏通り(反対方向)です．

ナッシュマルクトのメイン通りです．両脇に店舗が並んでいます．嫁さんと2人で歩いているとお店の人に声をかけられます．

ウィーンの街の台所という感じで，とうもろこし，インゲン豆，サヤエンドウ，きのこ，唐辛子，ネギ，なす，カボチャ，人参などの他に，見たこともない野菜もありますね．
向こう側の男性が手に持っているのはアスパラのようです．

店頭にラフランスのような西洋なし，パパイヤ，ぶどう，桃系果物がところ狭しといっぱい並べられています．
上段にはバナナやスイカも見えますネ．

ぶどう，バナナ，マンゴ，マンダリン，ピタヤ，イチジク，ライチ，タマリンド（豆），グアヴァ，スグリを始めベリー系等，多種多様な果物が並んでいます．値段は安いのか高いのか分かりませんけどね．

何だ？このJackfruchtは？って調べたらメロンの一種だそうです．今まで見たことがないですよ．
右側のDRINCKCOCOSって，てっぺんに穴を開けて飲むココナッツwaterってことなのかしら？

マルクとは食料品だけでなく，しばらく歩くと衣料品のお店が並んでいるところに来ました．

ナッッシュマルクトの両サイドにはビルが立ち並んでいます．ビルの間の大通りに2列に屋台のようなお店が並んでいる...という感じです．

mohnはケシの実のペーストですね．このmohnはアイスクリームで食べましたが，意外と美味しいです．

カラフルなお皿を並べている店舗もありました．お土産にと思いましたが，無事に持ち帰る自信がありませんでしたので購入は諦めました．

様々な香辛料を並べている店舗もありました．それにしてもたくさんあります．

このあたりはオープンカフェになっています．まだお昼前(朝10時半過ぎ)なので混雑していません．

これ，お魚料理店に貼ってあったポスターなんですが，この構図がとても印象的でした．魚ガール強し！という感じです(^^)

ガイドブックにも掲載しているとても有名な醸造酢店で，ウィーン市内の料理店御用達と聞きました．某国営放送の語学番組でも出てきました．

豚さんの丸焼き...向こう側に見える方は美味しそうに試食しておりました．私は...この手の姿形が見えるのはだめです．食べられません....
この後，ナッシュマルクトと離れ，ホイリゲのある街へ向かいます．

シュトラーセンバーンに乗り移動中，国会議事堂前です．

シュトラーセンバーンの乗り場は地下にありますので，地上からエスカレータで降ります．

ここからシュトラーセンバーンのLinie38に乗り，Grinzingへ向かいます．そう，ホイリゲのある街です．

Linie38のシュトラーセンバーンの電車はこの駅でぐるっと周り，折り返して目的地Grinzingへ向かいます．

シュトラーセンバーンの車内です．間違いなくGrinzing行の電車に乗りました．行くときに気がついたのですが，途中，道筋にシューベルトの生家がありました．今回は時間がないので，行きも帰りも立ち寄りませんでした．

終点のGrinzingです．ここでも電車はぐるっと建物を周回する感じで折り返して運行していました．電車を降りたところで，ベビーカーに子ども連れの若いイスラエル出身の男性とタイ出身の女性の夫婦に話しかけられ，しばし歓談しました（英語です）．

先発電車です．

シュトラーセンバーンの運転手さんも発車時刻まで休憩のようです．

このあたり一帯のホイリゲの案内図です．確かにホイリゲのお店がたくさん点在していいます．私たちはとりあえず街の北の外れまで歩いてみることにしました．

後発の電車です．

先発が出発したので前に詰めているようです．

こんな感じで，反時計回りにぐるっと周回して折り返し運転をしています．

街中の様子，お昼時は過ぎていますが，そんなに人は多くありませんね．

歴史を感じるホイリゲですね．

小さな街ですが教会がありました．

ホイリゲが立ち並んでいます．ワインのシーズンになると観光客で賑わうんでしょうね．

入口の右側に飾ってある重厚なプレートから察すると由緒ありそうなホイリゲ店です．木の枝がぶら下がっているので，自家製ホイリゲ酒があるんでしょうね．

北の町外れにある公園の水ポンプです．左側にあるハンドルをくるくる回すと，お水が出てきます．ちなみにこの公園の隣にナミビア共和国の大使館？みたいな建物がありました．

公園の木陰にあるベンチで一休みします．

これは何か歴史的な建物？なのかな？

ここもホイリゲ？個人宅？

街の小さな教会です．帰国してからガイドブックを見たら，ここに作曲家マーラーのお墓があるって書いてありました．

シュトラーセンバーンの駅前通りです．人もまばら...暑いしね．

シュトラーセンバーン乗り場の近くにあるカフェでひと息入れました．冷たいビールで....と言っても，きんきんに冷えてはいませんが．嫁さんはオレンジジュースを飲んだようです．

すごいシンプルなレシートでした．ビールは2.90ユーロです．

Linie38のシュトラーセンバーンの経路図です．ウィーンの街を走るシュトラーセンバーンの全経路図をまとめて書いてあるドキュメントって，探し方が悪いのかないのですよね．

シュトラーセンバーンの車内から見かけたビルケシュトック専門店に立ち寄ったり，良い感じの雑貨店に立ち寄ったりしながらマリアヒルヒャー通りまで歩きました．
新しくマリアヒルヒャー通りに出店したEisGrislierでアイスクリームを頂きました．

EisGrislierは人気があるようで人が並んでいました．

マリアヒルファー通りからちょっと入った所にある中古レコード店です．ゆっくりと眺めて見たかったのですが，時間の都合，店には入りませんでした．でも割とお値段高めな設定だったように見えました．
この後，マリアヒルファー通りでお土産等の買い物をして，一度，ホテルに戻りました．休憩下の後，オペラ座の裏手にあるヴィルストスタンドへ行きます．

反対側へ電車が立ち去りました．ウィーンは日本と上り線/下り線の左右が逆なので，とっさのときは未だに迷います．

夕暮れ時のホテル近所にあるシュトラーセンバーンの停留所です．あちらから電車がやってきました．これからオペラ座へ向かいます．

電車内にあるチケット販売機です．先に大人または小人のボタンを押し，コインで運賃を投入し，チケットを受け取ります．その後は打刻機でチケットにタイムスタンプを押します．

Linie49の経路図です．終点のDr.Karl-Renner-Ringでリングのシュトラーセンバーンに乗り換えます．

さあ，オペラ座にやってきました．

目的地はオペラ座の裏にある有名なヴィルストスタンドです．

ここ，Bitringerのヴィルストスタンドです．

あの無愛想なおじさんはいるかなぁ～あ～いるいる！あれ，今日は2人体制なの？

前々回2012年にここを訪ねたとき，バケット（パン）の中央をくりぬき，そこへソーセージを入れたものがとても美味かったので，再度，それを食べようと思い，注文したつもりが，あれあれ，違うのが出てきちゃいました....(^^;)
ドイツ語って難しいです．

次回のためにメニューをしっかり押さえておきましょう．

メイン料理のヴィルスト，添え物（ゼンメルとかカレーソースとか），ビール，他アルコール類の飲み物のメニューです．

ワイン，アルコールフリーの飲み物のメニューです．

いつもお客さんがいっぱいのこの状態です．

人，人，人...

夜のオペラ座建物の裏側の様子です．

周囲をぐるっと見渡すと，ホテルザッハーです．

すぐ近くにあるアルベルティーナの噴水です．そういえばここへ入ったことがないなぁ....

夜の街でも散歩しましょうか....ということでケルントナー通りを歩いて，夜のシュテファン大聖堂です．

こちらはペーター教会，ここで時々行われる演奏会も聴いてみたいですネ．

夜のペスト記念柱です．

夜9時過ぎにホテルに戻りました．ウィーン滞在最後の夜なので，まだ飲んでいないメーカのビールを堪能します．

こちらのビールもまだでした(^^;)
さてビールを飲んだ後，帰国にあたりパッケージング作業に取りかかりました．
今回は何分，チロルで拾ってきた石ころがたくさんあるので，二つのスーツケースに分散して収納しないといけません．衣服用にこちらで調達したバッグも上手に使わないと．
ちょっと重さが気になります．