2016/12/02 - 2016/12/09
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旅の4日目は、ザルツブルクとハルシュタットの観光を終えた後、夜のウィーンに到着してホイリゲで夕食。
5日目は、午前中がウィーンの観光、午後はフリータイム。
ウィーンは今回で3回目・・・これまで殆どのヨーロッパの国々に行きましたが、歴史と文化を感じさせるウィーンは一番好きな街です。
フリータイムはプラハの時と同じく、Tさん姉妹と4人で楽しみました。
教会に入ったり、市庁舎のクリスマス・マーケットを見て回ったり、コンサートに行ったり、楽しい1日でした。
写真は、ウィーン市庁舎の賑やかな夜のクリスマス・マーケット。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 日本旅行
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夜の8時過ぎにウィーンに到着し、ホイリゲの店で夕食・・・ウィーンの郊外「グリンツィング」には、その年に採れたブドウからつくられた新酒のワインを飲める店が集まっている所で、沢山のホイリゲ酒場が軒を連ねています。
ドライバーさんの労働時間に厳しいヨーロッパです・・・今朝は8時半に出発して、もう夜の8時過ぎなので、バスから速やかに降りるようバスの中で話がありました。
そうは言っても、一番後ろに座っていた私達と若い女性二人組の4人は、バスから降りるのに少々手間取り、降りるのが最後になりました。
” あれ? ” 降りたと同時にバスは発車、でもツアーのお仲間は一人もいません・・・もう皆、レストランに入ってしまった後でした。
辺りは暗く、歩いている人など誰もおらず、静寂に包まれています。
近くのお店に入り、 ” 日本人のグループいますか? ” と聞いてみましたが ” ナイン ” ・・・ウソー! どこに行ったの~? 私達を置いて!・・・アーア、取り残されてしまいました。
そこへ ” ここですよ~ ” ・・・聞きなれた日本語で、添乗員さんが迎えに来て下さいました・・・” 心配しましたよ ” ・・・私達もです! -
ワイン居酒屋といっても店内は良い雰囲気で、夕食にありつけて一安心です・・・先に到着していた人達から、一斉に ” どうしてたの~? ”
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白ワインのサービスが1杯あり、料理はソーセージにフライドポテト・・・ワインは美味しかったのですが、料理はマアマアかな。
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アコーディオンとバイオリンの生演奏もあり、楽しい雰囲気でした。
ホイリゲの音楽・シュランメル音楽は、19世紀半ばにウィーンで活躍していたシュランメル兄弟がホイリゲで演奏を始め、評判になったのが始まり・・・添乗員さんの帽子が回って来て、皆でチップを少々。
演奏曲は「エーデルワイス」「スキヤキ・ソング」など、最後はお決まりの「ラデツキー行進曲」でした。 -
今日のホテルは、ウィーンの中心街に近い「オーストリア トレンド ホテル アナナス」。
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348部屋に今日から2連泊・・・部屋は広くて快適でした。
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<5日目<>
朝食の種類はそれほど多くはありませんが、ハムやパンが美味しいのが私には何よりです。 -
出発前に近くを散策。
ホテルの目の前に、地下鉄の「ピルグラムガッセ駅」があります。
ここから2駅先がオペラ座のある「カールスプラッツ駅」なので、中心街へのアクセスは良いですね。 -
プラハの地下鉄もそうでしたが、ウィーンも日本と違って改札口がありません・・・切符を買って、この刻印機で打刻して電車に乗る方法です。
電車を降りた時も、改札口がないのでそのまま外に出ます・・・つまり、切符がなくても乗り降り自由ということですが、抜き打ち検査で無賃乗車が見つかった時の罰金は100ユーロ・・・気をつけましょう。 -
電車に乗らなければ問題ないので、ホームへ下りてみました。
ちょうど来た電車は、ハイリゲンシュタット行。 -
駅を出たところにレンタサイクルが並んでいます。
ウィーンの街は、自転車専用道路・専用レーンが整備されていて、公共レンタサイクルの貸し出しステーションは、100ヵ所以上あります。
登録料1ユーロで、レンタル料は一時間以内は無料・・・つまり、同じステーションで借りたり返したりを繰り返せば、もちろん無料! -
これは郵便局・・・朝8時過ぎなのに、もう開いています。
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中に入ると、コンビニのような雰囲気・・・絵葉書や飲み物なども売っています。
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地下鉄に向かう子供たち・・・日本と違って、ヨーロッパなどでは小学生の登下校は親が付き添っています。
子供の安全には最善のシステムですが、裏を返すと、それだけ危険が多いということでしょうか? -
ホテルを9時に出発し、最初の観光は「シェーンブルン宮殿」。
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1565年に、神聖ローマ皇帝・マクシミリアン2世が、この地にキジの繁殖場を造り、1569年にハプスブルク家の所有となりました。
1693年にレオポルト1世が狩猟用の別荘を建てた後、マリア・テレジア(在位:1740~1780年)の時代に完成したハプスブルク王朝の離宮がシェーンブルン宮殿です。 -
1996年にユネスコの世界遺産に登録されたシェーンブルン宮殿は、年間に150万人の観光客が訪れます。
この時期、ウィーンの夜は氷点下なので、建物の左右にある噴水には、氷が浮いています。 -
建物中央にある入り口から入館。
宮殿内に1441の部屋があり、そのうち45の部屋が一般公開されています。(館内は撮影禁止なので、以下の写真はHPより) -
フランツ・ヨーゼフ皇帝が謁見で使った「胡桃の間」。
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「フランツ・ヨーゼフ1世と皇后エリザベートの寝室」・・・1854年の婚礼に際して用意された行程夫妻の寝室。
紫檀の家具で統一された重厚な雰囲気ですが、16歳のシシィの好みではなかったようです。 -
「マリー・アントワネットの部屋」・・・皇帝一家の食事室で、当時のテーブルセットを再現しています。
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豪華なロココ式の「大ギャラリー」・・・『会議は踊る』と揶揄された1814年の「ウィーン会議」や、1961年のケネディとフルシチョフによる東西首脳会談の舞台にもなりました。
ロウソクに代わって付けられた電球の数は1104個。 -
北京の工房で作られた黒漆の「漆の間」・・・中央の肖像画はフランツ1世。
マリア・テレジアは最愛の夫を亡くしてからは、肖像画の前で思い出に耽り、喪服で生涯を過ごしました。 -
建物入り口の反対側(南側)には、広大なフランス式庭園が広がっています。
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宮殿に向かい合う丘の上にある「グロリエッテ」は修復中・・・グロリエッテはプロイセンとの戦争の勝利と戦没者の慰霊の為に立てたギリシャ建築の記念碑で、その上にある巨大な鷲が印象的です。
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シェーンブルン宮殿は、観光客に公開されている2階を除いて、何と賃貸住宅になっています・・・2LDKで120㎡、家賃は日本円で約4万円。
18世紀の宮殿に住むなんて、ちょっとワクワクしますが、あまり人気はないようです。 -
10時を過ぎているので、宮殿前広場にあるクリスマス・マーケットの人が増えてきました。
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お揃いのサンタ帽で楽しそう・・・
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キャンドルのお店や、ハム・チーズ・お酒なども売っているお店・・・見るだけでも楽しいひと時です。
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宮殿広場から見た正門。
この後は、バスでウィーン市内に戻ります。 -
カールスプラッツ駅の近くにある免税店「WALTZ」でお買い物・・・日本人スタッフが多く、日本語で買い物や相談が出来るので安心。
買い物中、何だか聞き慣れた方言での会話が、別のツアーのグループから聞こえてきました。
” H県の方ですか? ” と聞いてみると、何とH県H市・・・私と同郷の人達で、町の名前も確認し合って盛り上がり、懐かしさ一杯でした。
結婚して関東に住み、なかなか同郷の方に会うことはないのですが、ここウイーンで会うなんて、楽しいひと時でした。 -
「WALTZ」の近くを散策。
この建物は、バスからもよく目立つ「分離派会館」・・・1897年、グスタフ・クリムトは他の芸術家たちとともに保守的な美術家協会を脱退し、セセッシォン(分離派)の名前で新たな芸術家団体を結成しました。
そして1898年には、この建物も完成しました。
建物の上にある月桂樹のドームは、その姿から、別名が「金のキャベツ」。
建物入り口上部には、セセッシォンのモットー『時代には芸術を、芸術には自由を』の言葉が掲げられています。 -
アーサー・ストラッサーが1899年に制作した「マーク・アントン像」。
後ろの建物は分離派会館です。 -
ウィーンの庶民的な市場「ナッシュマルクト」・・・レストランやパブなど飲食店が多く並んでいて、奥に行くと食料品を中心とした店があり、野菜・果物・肉・スパイス等いろんなものが売られていて、とても活気のある市場です。
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「カールス教会」は、マリア・テレジアの父・カールス6世がペストの鎮静化を祈願して建設させ、23年を要して1739年に完成。
72mのバロック風ドームと2つの円柱が調和した教会です。 -
「WALTZ」から中心街を見ると、シュテファン大聖堂がすぐ近くに。
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ショッピングの後は、バスでリング通りをグルっと回ります。
ウィーンの街が好きな理由の一つは、リング通りのお蔭で、トラムやバスでウィーン市街を1周出来る事・・・1857年以降リング通り沿いには、美術史博物館・自然史博物館・オペラ座・新王宮・ブルク劇場などや、国会・市庁舎・大学といった「人民のための建物」が次々と建設され、1865年に完成したリング通りは2015年に開通150周年を迎えました。
もともとは、ハプスブルク家を守るための壁や堀が、環状道路に生まれ変わった訳です。 -
これは市庁舎のクリスマス・マーケット・・・まだ12時過ぎですが、結構、人が来ています。
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これは、ウィーン大学。
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グルっと回った東側にある市立公園の中を流れるウィーン川・・・ウィーン川は、ドナウ運河から流れる支流として開発された人工的な川です。
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シュテファン大聖堂の近くのレストランで昼食。
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メインは、ウィーン料理定番の仔牛のカツレツ「ウィンナーシュニッツェル」・・・お皿からはみ出しそうなサイズですが、カリッとして美味しい。
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昼食後は、お待ちかねのフリータイム。
Tさん姉妹と4人で、一番の繁華街・ケルントナー通りを歩いて・・・ -
先ずは「シュテファン大聖堂」へ。
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ウィーンのシンボル・シュテファン大聖堂は、ハプスブルク家の歴代君主の墓所であり、モーツァルトとコンスタンツェの結婚式が行われ、彼の葬儀も行われたゴシック様式の大聖堂です。
ルドルフ4世の命によって建造されたこの聖堂は、1359年に65年がかりで107mの南塔が完成・・・教会の塔としては、世界で3番目の高さです。 -
バロック様式の荘厳な大聖堂の中に入ると、その美しさと大きさに圧倒されます。
ステンドグラスが輝いて、数々のシャンデリアと宗教画・・・しかし、第2次世界大戦で建築当時のガラス窓は焼け落ちてしまい、中世の頃のステンドグラスは、この主祭壇の裏側のものだけです。 -
ステンドグラスの殆どは戦後に寄付されたものですが、寺院の荘厳な雰囲気に溶け込んでいます。
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パイプオルガン。
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2006年に来た時は、右側の北塔をエレベータで登り、モザイク屋根を見たことを思い出します。(次の写真)
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10色のタイルで彩られたカラフルなデザインが特徴的なシュテファン大聖堂の屋根。
屋根の一部には、オーストリアの国章(奥側)とウィーンの紋章(手前)が描かれ、紋章の下には『1950』という数字が・・・この数字は第二次世界大戦の被害で、火災によって消失した屋根を修復した際にその年を刻んだ数字です。 -
シュテファン大聖堂の裏側で、観光客を待つ馬車。
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シュテファン広場には、いつもコンサートのチケット売りの人が沢山いますが、ここで、チョットしたエピソード。
私達は出発前に夜のコンサートのチケットをネットで予約していましたが、Tさん姉妹もチケットが手に入れば行きたい様子でした。
赤いマントのお兄さんに、いろんなコンサートのチケットを勧められましたが、私達の行くコンサートのチケットは持っていません・・・黒コートの同僚が持って来てくれました。
ところが、Tさんはユーロの持ち合わせがあまりなく、 ” カードでもOK ” ということでしたが、Tさんは ” カードはリスクがあるので、ここでカード出すのはいやよ ” ということで、一旦は話が消えてシュテファン大聖堂の見学に行ったわけです。
しかし、Tさんは心残りだったようで、大聖堂を出た後、両替店を探し、ユーロをゲット・・・目出度く、コンサートにご一緒出来ることとなりました・・・そして、最後に記念撮影。
やれやれ、ウィーンでのコンサート・チケットは手に入り、お兄さんも商売出来て、これが本当の『ウィン ウィン』です。 -
続いて、シュテファン大聖堂から近い「ペーター教会」へ・・・ペーター教会は9世紀の創建で、ウィーンでは2番目に古い教会。
現在の建物は、18世紀に改築されたものです。 -
シンプルな建物外観と違い、中に入ってみると豪華絢爛な造りで目を奪われます。
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左側の主祭壇をはじめ、天使やフレスコ画、彫像の柱など見事な装飾。
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オルガンコンサートが有名な教会で、毎日、無料のコンサートが開かれています。
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教会の天井には、ロットマイヤーが描いた『聖母マリアの被昇天』・・・圧倒される素晴らしさでした。
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ペーター教会を出て、旧市街の中心的な通り「グラーベン通り」へ。
1679年に、ウィーンでもペストが大流行して、10万人の死者が出ましたが、当時の皇帝・レオポルド1世は、その恐ろしいペストが終結したことを記念し、また神のご加護に感謝の意を込めて献じた塔が、左側にある「ペスト記念柱」です。 -
2頭立ての馬車・フィアカーは、ウィーンの観光に欠かせません。
ショートコース(旧市街を回る約20分)は55ユーロ、ロングコース(リング通りと旧市街を回る約40分)は80ユーロだそうです。 -
ペーター教会から「王宮へ」。
ホーフブルク宮殿(王宮)が最初に造られたのは13世紀頃と言われ、その後、ハプスブルク家の王宮になり、1918年まで650年の間、居城として使われました。
王宮は、何回も増改築が行われ、2500室以上の部屋と18棟からなる巨大な建築物となりましたが、現在、宮殿の一部はオーストリア連邦大統領の公邸として使用されており、一般開放している部分は博物館、美術館、国立図書館などです。 -
ミヒャエル広場に面した、1893年完成の旧王宮ファサード・・・ここから入ります。
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旧王宮は、多くの皇帝が住居とした建物で、現在は1階には銀器コレクションの博物館、2階にはシシィの愛称で親しまれているエリザベート王妃のシシィ博物館があります。
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旧王宮中庭の真ん中にある「フランツ2世像」・・・フランツ2世はナポレオンと戦った神聖ローマ帝国最後の皇帝で、1804年にナポレオンがフランス皇帝に即位すると、オーストリア皇帝フランツ1世を名乗りました。
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新宮殿は、1881年から1913年にかけて造られました。
しかし、その内装工事が完了したのは1923年・・・1918年にハプスブルク帝国が終焉を迎えてしまった後です。
現在は、中世武器博物館など5つの博物館として利用されています。 -
1865年に建てられた「オイゲン公の騎馬像」・・・17世紀にトルコを撃退したフランス出身の英雄で、新王宮前の英雄広場にあります。
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英雄広場にある2体の騎馬像は、彫刻家アントン・ドミニク・フォン・フェルンコルンの設計によるもので、こちらは「カール大公の騎馬像」・・・フランツ2世の弟で、この像は世界で唯一、馬を後足2本で立たせた騎馬像です。
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「ブルク門」を出て、美術史美術館に向かいます。
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美術史美術館と自然史博物館の間にあるのが「マリア・テレジア広場」・・・その中心に建つのはマリア・テレジアの像。
マリア・テレジアは、23歳の若さでハプスブルク家の当主となり、その後、オーストリア継承戦争や七年戦争などを経て、オーストリアの近代化に大きく貢献しました。
税制改革、司法制度の見直し、医療制度の改善に取り組み、また義務教育の制度を創って小学校を新設したり、奨学金制度を導入したのもマリア・テレジアです。
また、16人の子供を産み、婚姻政策により、娘のマリー・アントワネットをフランスのルイ16世に嫁がせた母親でもあります。 -
マリア・テレジア像の台座をよく見ると、自然史博物館に面した部分にある彫刻像には、右端にハイドンが立っており、そのハイドンが肩に手を添えてるのが少年時代のモーツァルトだそうです。
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規模はあまり大きくありませんが、マリア・テレジア広場でもクリスマス・マーケットが開かれています。
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人混みをかき分けて、美術史美術館に向かいます。
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大理石の床や柱など宮殿のようなエントランスは、まさに圧巻の一言!
しかし館内は相当混雑しており、前回の旅行で作品は鑑賞していたので、入館はパス・・・でも2階のカフェでお茶をしたかったのですが、カフェだけの利用は出来なかったので諦めました。(以下の写真は、前回撮ったもの) -
(左上)ブリューゲル「農家の婚礼」 (右上)ブリューゲル「バベルの塔」
(左下)ベラスケス「マルガリータ王女」 (右下)ブリューゲル「雪中の狩人」 -
(左)ラファエロ「草原の聖母」 (右)フェルメール「絵画芸術」
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マリア・テレジア広場からリング通りを歩いて国会議事堂へ向かいます。
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歴史的建造物が多いウィーンの街の中でも、ひと際目立つ、ギリシャ神殿のような建物がオーストリアの「国会議事堂」です。
民主主義の象徴として、ギリシャのアクロポリスをモデルとして、1883年に皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の時代に建てられました。 -
議事堂の前に立つ、英知の女神アテナ像。
正面入り口の上部には、ギリシャ・ローマの学者と政治家たちの像が並び、屋根にはギリシャの戦車が飾られています。
ここまで結構歩いたので建物の中に入り、美術史美術館の代わりに喫茶コーナーで休憩。
トイレは、勿論、無料で広くて綺麗・・・おススメの休憩スポットです。 -
イルミネーションが美しいリング通りを歩いて市庁舎へ向かいます。
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市庁舎の一角にスケートリンクが・・・1996年にオープンして以来、市民の冬の楽しみになっています。
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クリスマス・マーケットが終わった1月からは、市庁舎の前庭全てがスケートリンクになります。
” ママ~、何とかしてよ~ ” -
1872~1883年にかけて建てられ、5つの尖塔が美しい市庁舎。
市庁舎のクリスマス・マーケットは、後からゆっくり見ることとし、ヴォティーフ教会へ向かって更にリング通りを歩きます。 -
これは、昼間バスの車窓から見たウィーン大学。
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ウィーン旧市街を囲むように走るリング通りの外側に、高さ99mの2本の塔を持つ美しい教会が立っています。
1879年に完成したこの「ヴォティーフ教会」は、フランツ・ヨゼフ帝の弟マキシミリアン3世が、フランツ帝の暗殺計画が未遂に終わった事を感謝し、その事件現場に建てられた教会です。
以前、夜のウィーンをトラムで回った時、白く輝く2つの尖塔がとても印象的だったので、一度来てみたいと思っていた教会です。 -
第2次大戦でかなり破壊され、また外壁の石の痛みも進んだため、修復作業が今も続いています。
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中へ入ると、圧倒されるほど巨大な空間!
重厚な柱が幾つも立ち並び、祭壇がはるか遠くに見えます。
ヴォティーフ教会は、ウィーンで2番目に大きい教会なんだとか。 -
中央にあるのが「アントワープの聖壇」。
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ヴォティーフ教会はステンドグラスが有名ですが、外が暗くなっているため、残念ながらはっきりと見えませんでした。
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市庁舎に戻り、クリスマス・マーケットを楽しみます。
ウィーンのクリスマス・マーケットは何カ所かで開かれていますが、ウィーン最大の規模で最も華やかなのが、市庁舎前のクリスマス・マーケット。 -
市庁舎から先ほどのヴォティーフ教会が見えます。
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平日なのに大勢の人で賑わっています。
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市庁舎の右側地下にある「ラートハウスケラー」・・・最初にウィーンを訪れた時に、ここで夕食を頂いたことがあります。
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今回も此処で夕食を、と思っていたのですが、オープンは18時からなのでクリスマス・マーケットで何か食べようとスキップ。
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ここは市庁舎1階のカフェテリア・・・満員で空席なし。
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屋台から美味しそうな匂いがしてきました。
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大きなホットドッグとビール・・・これが今日の夕食。
プラハに続き、またまたベンチでのディナー!
クリスマス・マーケットを眺めながらの心豊かな(?)ディナーでした・・・でも、寒かった~ -
市庁舎の向かいにある「ブルク劇場」・・・マリア・テレジアの命によって 1741 年に完成したブルク劇場は、当初は、舞踏会を催すホールの1つでした。
1955年に再建された現在の劇場は、チェーホフやシェークスピアなどの演劇が上演されています。 -
Tさん達がやっと手にしたチケットを持って、アウエルスぺルク宮殿のコンサートへ。
1710年に建てられたアウエルスぺルグ宮殿は、まだ6歳の子供だったモーツァルトがマリア・テレジアの膝に飛び乗った場所として有名です。 -
シャンデリアなど内部の装飾も見ごたえがあります。
今夜、演奏するのは「ウィーン レジデンツ オーケストラ」・・・オーケストラとは言っても、演奏者は8名で、他には歌手2人(ソプラノとバリトン)と男女のダンサー。
主な演目は、モーツアルトのオペラ『フィガロの結婚』序曲、オペラ『魔笛』よりパパゲーノとパパゲーナのデュエットなどに、ヨハン・シュトラウスのワルツ『皇帝円舞曲』『美しき青きドナウ』など、どれも馴染のある曲です。
そして最後は定番の『ラデッキー行進曲』。 -
VIP席のチケットを持って早目に会場に来たので、案内されたのは一番前で中央の席・・・演奏者達の息遣いまで聞こえてきそうな場所です。
周りは殆ど外人(?)ですが、開演間際にステージの右側に中国人の団体が駆け込んで来ました。
その中には、上下ジャージの人もいます。いくら何でもジャージはねえ・・・ -
20時に開演したコンサートは、オーケストラや歌唱、ダンスとプログラムが進みます。
勿論、写真やビデオはダメでしたが、後半に入るとショウタイム(?)があり、写真OKとのこと。
観客席から担ぎ出された女性が、ステージでトライアングルを渡されて、オーケストラと共演(?)・・・なかなか上手で、終わったら拍手喝采! -
楽しかったコンサートは、21時半に終了。
左の男性はバリトン歌手、右の女性はダンサー。 -
コンサートの後は、リング通りを歩いてカールスプラッツ駅へ。
王宮庭園にある「モーツアルト像」・・・以前に見たのは昼間でしたが、初めてのライトアップされたモーツアルトは何か感動的でした。 -
イルミネーションで美しく輝くリング通りは、とてもファンタスティック。
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通りに面したホテル「ル メリディアン ウィーン」もクリスマスのイルミネーション。
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夜の「オペラ座」・・・15年前に館内ガイドツアーで舞台裏まで見学し、10年前はヴェルディのオペラ『ナブッコ』を鑑賞したことが思い出されます。
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カールスプラッツ駅近くの夜景・・・ウィーンの街は、昼も夜も美しいですね。
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もう夜10時を過ぎていますが、カールスプラッツ駅に無事到着し、2.2ユーロの切符を購入。
券売機の右側一番上は『1回乗車券、半額(子供、犬用)』・・・犬は繋いで口輪をすれば、そのまま地下鉄に乗せられるんですね・・・これは、チョッと驚きでした。
明日は、ハンガリーのブダペストに向かいます。
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