南仏をのんびり？ドライブ《１４》～ニース・シャガール美術館と初めてのＡｉｒｂｎｂ利用

2016/06/05 - 2016/06/23

長い旅もやっと終盤に近づいてきました。イエールからコート・ダジュール方面へ移動。

宿探しに関しては、車があるので駐車場の問題があります。なので、ニースから外れた街に宿泊しようか？景色が良いホテルにも泊まりたいし、最終日前日はニース付近に居たいし．．．。公共の交通機関を活用して、出来るだけ便利な所にしようかと思っていましたが、結局決めたのはＡｉｒｂｎｂに載っていたニースのアパートでした。無料の駐車場付きと言うのが決定打で、民泊という事でかなり不安もありましたが泊まった人のレビューを見ながら決定！

いざ、ニースへ(^o^)

写真は、シャガール美術館のグランドピアノ。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.0

イエール出発日。ホストのご主人が近くの公園に行こうと誘ってくださったので、こちらに寄ってから出発することにしました。オルビユ・リキエ公園　Parc Olbius Riquierと言うところで、かなり広大な公園です。

植物園があったり、動物が沢山居たり。お休みの日にのんびり過ごすのに良さそう。

ちょうどポニーが連れてこられていました。子供達を乗せて園内をかっ歩するんだそうな。

エミュー？とかも。

クジャクも沢山居ました。

もちろん鴨は当たり前。なんか、ウズラみたいなのもウロウロ．．．。

後はもう、名前も解んない植物だらけです。

亜熱帯植物用の温室もありました。

２時間くらい遊んで、お昼前にニースへ出発！！

アパートのホストとの約束は５時なので、最初にシャガール美術館へ行きました。結構山の上にあるので、皆さんバスを待っています。

シャガール美術館 博物館・美術館・ギャラリー

実は、５台しか停められませんが（向こうの人なら８台くらい停めそうだけど）、駐車場があるのです。正面入り口を右手に進み、次の角を左折して６０ｍ程行くと写真の駐車場が見えます。

駐車場奥に看板は立ってます。

チケットを買って、既に２時を過ぎてお腹ぺこぺこだったので、美術館のお向かいにあるテラスカフェで軽食を頂きました。

私は甘いクレープ。

これは．．．ガレットじゃないな？食事系のパンケーキみたいなのだったような。

ガイドフォンを借りて、ゆっくりと観ていきます。

シャガール展は昔日本で行ったことがあるけれど、その当時はまだオーディオガイドなどと言う物が無くて、ただ綺麗だなぁと思っただけ。小さな作品が多かったし。

今回のガイドでは、興味深い説明が色々と聞けました。

美術館を出る時点で、ホストのKatherineからメールが。少し遅れるそうで、時間が余っちゃったので車で行けそうな展望台に行ってみました。Fort du Mont Alban－モン・ボラン公園の中を通り過ぎ、突き当たりにモンタルバン要塞がありました。

公園の中では沢山の人がピクニックをしていたようですが、私達が着く直前から雨が降り始めたので皆さん急いで撤収していました。

モンタルバン城塞 史跡・遺跡

要塞からはヴィルフラン シュ=シュル= メールが一望出来ます。しかし、既にかなり雨が強くなっていて、綺麗な写真は撮れませんでした。残念。

そしてですね．．．この要塞の直ぐ下に、こんなに沢山の赤い実が成っている木があったのですが、なんでしょう？姫林檎のようなプラムのような。アセロラかもしれませんが、とっても美味しそうでした(^^;)

ちょっと時間が早いけど、アパートに行ってみることに。袋小路になっていて、一方通行で通りに戻れます。住人とホテルの車しか入ってこないので、通路に車を停めて待っていると、写真左手の生け垣向こうから手を振る女性が。

ホストのKatherineが、なんとなんと、日本式ママチャリに乗って現れました（爆）こちらではほとんど見かけない、チャイルドシートを前と後ろに装備した自転車だったので、思わず吹き出してしまいました。

挨拶して、自己紹介。それからまず、駐車場の場所を教えて貰いました。アパートお向かいの建物の地下駐車場です。Katherineの車を出して、私達の車と入れ替えたのですが、壁に横付けする場所だったけど、狭い！！説明にコンパクトカーしかだめって書いてあったけど、私達のルノーキャプチャー（日産のジュークみたいなやつ）のミラーを倒してぎりぎり壁付けして、反対側のタイヤがラインに乗ってました。普通車だっら絶対はみ出る(>_<)

ゲートのリモコンを預けてくれたので、出入り自由で便利でした。

アパートはこの建物の日本式で言うと３階。年期は入ってそうだけど、きちんと手入れされた建物でした。

荷物が散乱しちゃってますが、ダブルベッドの寝室スペースとリビング。寝室の方にはクローゼットやタンスもあります。室内は土足禁止。

鍵の説明と、最終日の出て行き方（掃除とか洗濯物とかの処理）の説明、後は近隣の観光地、レストラン、スーパー等のお勧めを教えて貰いました。

ご家族が以前仕事で日本に住んでいらしたそうです。それを聞いた時、あのママチャリは日本から．．．？？？と思ってしまったのだけど、どうなんだろ？どこで買ったのか聞いてみたら良かった。

彼女はとても解りやすい英語で喋ってくれたので、私達でもなんとか意思疎通出来たようです。朗らかでとても気さくな女性でした。

こちらはキッチン。広々として、電子レンジ、食洗機、洗濯機、ガスオーブン、大きな冷蔵庫なんでも揃っていました。ガスレンジが、マッチで着火式と言うのがなんとも楽しい(^^)/

テラス。左手はもう少し広いです。オーニングが付いているので便利でした。

ここで良かったのが、バスとトイレが別々だったこと。日本人には嬉しい。バスタブもあったけど、栓が見当たらないし結局お湯は貯めなかったな。

ボディソープやシャンプーもありました。

調理道具はこれだけじゃなくて、他の棚に深鍋とか色々あった。

これは、ここに泊まった人々が置いていった食料。Katherineが、ある物なんでも使って良いし食べてねと言ってくれたので、この後夕食にパスタを頂いちゃいました(^o^)

油とかも、まだ新しいオリーブオイルがあったりで、普通にお料理するには全く困らない。塩胡椒もあるし。おまけを言えば、冷凍庫にアイスクリームまであった。でも、個食じゃなくてすくって食べる大箱タイプだったので、美味しそうだったけど食べませんでした。

私達は個食のアイスとか置いて来ちゃったけど、誰か食べたかな？笑

スプーンとかも豊富にあるし

パンナイフから道具も色々と揃ってます。

布巾が沢山なのは助かります。食洗機があっても、やっぱり食器や鍋拭いたりしますからね。

ちゃんと食洗機用の洗剤もあるし、洗濯用洗剤もありました。ワイン農家のコンドミニアムとは雲泥の差だわ(-_-)

本当に、ここにある物だけで普通に暮らせてました(^^)/

珍しく、エアコンが付いてます。ゲストから要望があって、近年設置したらしいです。このポイントは大きい。って、使わなかったけど。

これは、アパートからプロムナード・デ・ザングレへの出口です。どんな景色かはまた次回。

近くに日曜でも空いていて、それも遅くまでやっているスーパー、カジノがあったんだけど、行くのが遅すぎてあんまり良い物が買えませんでした。

と言うことで、サラダと生ハム、パスタソースなどを買ってきて、簡単な夕食となりました。

明日は月曜日。またまた楽しみにしていたニースのアンティーク市に行く為、今日は早く寝なくっちゃね～、ふふふふふ(^o^)